二〇一八年六月。神奈川某所の私立高校に通っている二年生・成宮咲来(なりみやさくら)は、珍しい転校生だが、転校してきてから一年弱経ち、新たな生活になじんでいた。

そんな暑いある日、特殊な事情を持つ彼女は、放課後の校内パトロールを終えた直後、化け物に今にも襲われそうな、一人の男性を見つけた。



呪術師である七海建人は、任務のために神奈川某所の私立高校を訪れていた。そこで呪霊が襲おうとしてきたので、とりあえず祓おうとする。その瞬間、後ろから少女の叫び声が聞こえてくると同時に、目の前の呪霊が爆発して祓われた。

彼が正体を問いかけると、少女は言いにくそうに、「『元』呪術師」だと答えた。

これは成宮咲来と七海建人の、主人公・虎杖たちから離れた物語。




※一部残酷な描写がございますので、ご注意ください
※原作のネタバレを大きく含みますのでご了承ください