対魔忍世界へ転移したが、私は一般人枠で人生を謳歌したい。   作:槍刀拳

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Episode178 『わかりやすい嘘はやめようね陽葵ちゃん』

 

「ぷはっ!引き上げてください!」

 

 オリンピック競技である〈水泳〉のアーティスティックスイミングの要領で、東京湾に深く潜り陽葵ちゃんの足先を海面側へと力強く押し、オークに引き上げてもらう形でバージ船に乗せる。

 

「よし来た!」

「え、え、えっ、オ、オークだよ!?オークがいるよ!?日葵ちゃん!?」

「大丈夫です!彼等はみかt……私が東京キングダム観光で雇った現地ガイドです!

 

 半分パニックな陽葵ちゃんを船に引き挙げれば、私だけが海上に取り残されることになるが、ここまでくれば1人でもなんとでもできる。バージ船側面へ〈改造した釘打ち機〉を未照準で手すりを打ち込み、釘をタイヤクッションを足掛かりにボルタリングのように〈登攀〉でよじ登りきる。

 

 結論から。

 埠頭に居たのはやはり陽葵ちゃんだった。

 

 あまりにも存在が目立ち過ぎるので、溺れたフリをして引き上げてくれようと近づいたところを、そのまま海中に引き込んだ。

 鮮やかなオレンジ色のパーソナルカラーを武装難民の服を被せてバージ船まで引っ張ってきたのがこれまでの顛末だ。

 風をも私の味方としてつけられたことで想定よりも早くバージ船に戻ってくることができた。

 

「あっ!現地のガイドさんかぁ! 初めまして!日葵ちゃんの新妻の日ノ出陽葵です! 日葵ちゃんがお世話になってます!」

「え、お、おう……?」

「て、丁寧に、ありがと……?」

 

 よじ登った先では海中のゴミを髪の毛に引っかけたままの陽葵ちゃんがオークと伝令に疑いを知らぬキラキラとした目を向けて固い握手と共に自己紹介をしている。

 新妻という単語のせいで、オークと伝令。それを側で聞いていた駒ちゃんまでもが目をパチクリさせながら私を見ているが……。もはや説明や修正する時間が惜しいので、ドブ臭い前髪を掻き挙げてさっさとバックホウの操縦席に戻り〈重機械操作〉で海を横断しに戻る。

 

「……」ソソクサ

「…………」

 

 なあ?伝令?

 お前、その顔を背けたのと右手で胸元を隠した理由を言ってみ?

 お前も私の性対象が女だと思ったんだろ?

 しょーじきに言ってみ? それは怒るから。

 

 

………

……

 

 さーて、無事にエドウィン・ブラックからは逃れることができたとは思いたい。

 

 朝日が千葉方面から朝日が差し込み、海面を照らし始め、ただでさえ濁り気味な東京湾の汚さが更に暴露された状態となっても四方八方のどの方角からも追手の姿は見えない。

 ただ少し妙な事に海上保安庁の船が巡回していないことにも、違和感を覚えるが……。こんな調子ならいくらでも本土に不法滞在者がはびこるわけだ。

 『警察仕事してくれ』とは思うが、おかげさまで私は検挙されずに済んでいる。汚職に命を救われたが、同時に本土での警察官の有様を見ている限りでは役に立たない。この世界線でも同一の国家権力程度だと考えても良いらしい。

 

 既にこの回想までの短い時間に小さなひと悶着として、陽葵ちゃんがプレゼントとして送った上着と革手袋をを駒水ちゃんに羽織らせていることに関し、不機嫌になってしまうというアクシデントに見舞われたが……。

 五車町に帰ったら元より渡すはずだった魔都 東京や東京キングダムで撮影した自撮り写真が保存されているフィルムカメラを交渉材料にうまく〈言いくるめ〉ることができた。

 

………

……

 

「それで聞いたところによると駒ちゃんは対魔忍なんですって? 具体的にどんなことができるんですか?」

 

 駒ちゃんは対魔忍として転校した身であることから本土に到着すれば離れ離れになることを見通して、雑談の合間にさりげなく蛇子ちゃんから伝えられた気になることをサラリと訪ねてみる。

 友達といえ対魔忍を助け出してしまった以上、対魔忍組織の上層部から様々な事情聴取の他に口止めも強要されることに違いない。

 ならば、探索者としての尽きぬ〈知識〉欲もこの際に満たしてしまおうと結論付けたことにある。

 

「忍法のこと……ですか? 私は水遁の術です。空気中の靄とか、霧とか使って水の幻影を作り出せます」

 

 こちらが想像しているよりも、割とあっさりと話してくれる。

 

「おお。それって条件が揃えば最強格じゃないですか。隠密作戦や陽動、奇襲攻撃とか色んなことができそう!」

「そうで……すかね?」

「そうですよ!特に今回みたいな海上のような場所なら無敗の強さを発揮しそうですね! こんなことなら早く忍法について聞いて、蜃気楼でも作ってもらって敵の注意を逸らすダミーでも作ってもらえばよかったなー」

「……いえ、それに関しては使わなくて良かったと思います」

 

 急に顔色が曇る。

 何か大きな代償を支払う必要がある忍法なのだろうか?

 

「そういう青空ちゃんは、どういう忍法が使えるんですか? ずっと一緒に居ましたけど、どんな忍法を使っているのかサッパリわからなかったのですが……」

 

 されどすぐに明るい顔になって私について尋ねてくる。

 それを〈重機械操作〉で水を漕ぎながら、駒ちゃんの質問にケラケラと笑う。

 

「私は対魔忍じゃないので忍法なんか使えないですよ」

「えっ?」

「でも駒ちゃんみたいな特殊能力があれば、きっと今回の逃走劇ももっと選択肢の幅も広がっていたんでしょうねえ……。所詮は、持たざるものですよ。ですがその忍法とか対魔忍の素質は選ばれし人材が持つべきですよね!」

「えっと、それは……忍法が開花してないということでしょうか?」

「だから開花も何も……一般人だもん。もしかして、駒ちゃんは私が対魔忍だとでも思ってました?」

「は……あいえ、あ、えっと青空ちゃんは……。確かに対魔忍っぽくはないとは思っていたところもありますけど、あ、いえ、それが悪いと言いたいわけではなくて……。…………その、なんか……ごめんなさい」

「…………なんで私、謝られたんです?」

 

 ちょっとした知識欲を満たすための雑談のはずが、いつの間にかに気まずい会話になっている。

 対魔忍らしさを否定されて喜ばしいのに、駒ちゃんの表情で複雑な心境だ。

 これには思わず私も片目を瞑って後頭部を掻く。

 

 そもそも対魔忍の方が少数派な集団。

 対魔忍よりも魔族の方が多そうなこんなご時世に、私を同族——対魔忍だと思う方が難しいんじゃないかとは思うけど……?

 

「ねえねえ! 2人だけで、なんの話してるのー?!」

 

 ここでムードメーカーが割って入って来る。不穏な気配を察知して……というわけではないが陽葵ちゃんが乱入してくれたおかげで、意識が外部へと逸れる。

 

「忍法についてですね。青空ちゃんから、私の忍法について尋ねられたので私の水遁の術の詳細について説明していました」

 

 あれ?

 

 意外にもあっさりと一般人の陽葵ちゃんにも、駒水ちゃんは対魔忍の忍法と自身の忍法とやらの説明をしてしまう。

 ……もしかして私が厳密に注意を払っていただけで、対魔忍についての情報は広く一般的にも周知されているものなのだろうか?

 それとも失礼な物言いとはなってしまうが、これは純粋に駒水ちゃんの守秘義務、コンプライアンスの低さによる暴露?

 

 しかし16歳に守秘義務とコンプライアンスを守らせるのは難しいものがある。

 思い起こせば16歳ぐらいの年齢による2010s時代での代表問題行動と言えばコンビニのアイス売り場で冷凍睡眠!とか。しょうゆ差しを鼻に突っ込んで鼻うがい!とか。修学旅行の際にプロレスをして襖に穴を開けるようなお年頃なのだ。

 だがこの件に関しては対魔忍が大人ではなく、高校生ぐらいの年頃の人物を戦力として加えている組織的な問題のせいだ。

 

「ああ、そんな感じです。私も最近知ったのですけどね。駒水ちゃんってあの対魔忍らしいですよ! 対魔忍って一般人と違って忍法が使えるみたいで……。いやー。こんな身近なところにしかも五車学園に、かつ友達に対魔忍がいるなんてレアな経験なので陽葵ちゃんも色々聞いておいたほうが良いんじゃないですかね?」

 

 私に対すること以外であれば、会話が上手な陽葵ちゃんに話題を投げる。

 陽葵ちゃんならば一般人でもその陽キャ特有のコミュ力で、うまいこと、なんかうまくやってくれるだろう。

 私はもうだめだ。一晩中、エドウィン・ブラックから逃げ続けて、ブラックを目標とした事件に巻き込まれて、現状知りたい情報を収集し終わったせいで既に語彙力と機転がオシャカになっている。

 

「日葵ちゃん! 私も対魔忍だよ!」

「アッハイ」

 

 これで会話に関して一件落着だと思ったところに今度は陽葵ちゃんが渾身のキラキラとしたドヤ顔で私に対してぶっこんでくる。

 私としては、駒水ちゃんの方の会話を盛り上げてほしかったのにな……。なんでこっちに話題を持って来ちゃうかな……。

 

 あーあーあーあー。

 駒水ちゃんは若干引き気味の表情で、私から最も離れた位置のバージ船の隅で釣りっぽいことをしている伝令に内緒話をしかけに行っちゃったし……。

 

「……あの」ヒソヒソ

「どうだった?」ヒソヒソ

「対魔忍じゃないって言ってました……」ヒソヒソ

「でしょ? で、どこかの外部委託の救助隊員とかだった?」ヒソヒソ

「いえ……。一般人だと……」ヒソヒソ

「……」

「……」

「あははー。面白い冗談だね」ケラケラ

「……」

「大将が一般人なら、私たち魔族は今ごろ地球から追いやられてるよ?」

「……はぐらかしてる感じでもなかったですけど」ヒソヒソ

「……」チラッ ジー

「……」ジー

 

 話題はこっちじゃなくて、あっち。あっちに話を持って行って欲しかったよ。

 あっちもあっちでなんだか微妙な空気になってるもん。

 ……そっちの2人はどうして私と陽葵ちゃんを見ているのかな?

 陽葵ちゃんは仕方ないんだよ。6月頃に雨降洋館で衝撃的な神話生物を見て、こうなっちゃったんだもん……。

 おそらく私に対する執着は12月ぐらいには晴れていると思うけど。

 

 陽葵ちゃんに関しては……陽葵ちゃんのことだ。対魔忍(自己申告)については、きっと『私の興味を引きたい』とかその辺の理由に違いない。

 対魔忍の友達がいることはレアな経験とか言わなきゃよかったかもしれないと後悔する。片目を瞑って後頭部を掻く。

 

「私の忍法は陽遁(ようとん)の術だよ!すごいでしょ!?」

 

 もうね。陽葵ちゃんの(つぶら)なお目目がキラッキラ。

 おめめがキラキラしながら暑苦しい視線が一直線に私へと刺さる。

 あと私も嘘つきなので嘘が悪いとはいわないし、嘘を自信満々に真実のように伝えられる技術は素晴らしいと思うが、そんな誰にでもわかるような嘘をつくのは良くないと思うんだ陽葵ちゃん。

 

 たしかに陽葵ちゃんの格好は対魔忍リスペクトかもしれないけど、何も形から入って本当に対魔忍になりたがらなくてもいいと思うんだよ。

 友達として職業:対魔忍はオススメできないんだって。今回だって駒水ちゃんは対魔忍として働いていたんだろうけど仕事のどこかでしくじって人質にされていたわけだしさ? いろんな意味で離職率や失踪者が絶えない職場は本当にやめたほうが良いって。ホント。

 

 陽葵ちゃんあたりはコミュ力高いしテーマパークのキャストの方が似合っている思うんだ。

 その堂々と嘘を真実のように伝えられる才能は、すさんだ日本国で幼気な少年少女の夢を破壊しない素敵な技術になるだろうからさ。考え直してよ。

 就職活動とか進学とか勉学とかも、ちゃんと最後まで私が面倒みるからさぁ……。

 

「むー!その目は信じてないなー?!」

「ソンナコトナイデスヨ」

「片言じゃん!!!!」

「では具体的にそのヨウトン(養豚?)の術では、何ができるんですか? 焼肉とか?」

「そうだよ! いまの私だと、光の球で目潰ししたり、火の玉で敵を焼いたりすることができるよ! ただ使うと倒れちゃう、最後の手段でもあるんだけどね!」

「アー。ナルホドー。ソウナンダー。それはスゴーイ。ならば必殺技みたいな扱いになるので、いざって時のために力を温存しておいてクダサイネー」

「うん!まかせて!」

 

 大任に目をキラキラさせる自称対魔忍の陽葵ちゃんをテキトーにあしらいながら舵をきる。

 今日の正午には本土につけるだろう。

 

「それでね!?それでね?!」

「はいはい」

 

 まったく、この爆裂級の元気っ娘は……。

 

………

……

 

「本当にここでいいんですか?」

 

 本土上陸のためにバックホウバージ船を海岸付近に接近させたところで、オークと伝令の指定ありきで排水施設近くにある巨大なパイプ付近に停泊させる。

 どうやら東京キングダムから奇妙な共闘関係を築いていた魔族2人はここで降りたいようだ。

 聞くところによれば、この巨大な排水パイプを遡っていくとヨミハラに繋がるらしい。

 意外な場所から、前世で私を高級娼婦として調教しようとしてきたあのヨミハラと繋がっていることは心底おどろいた。

 対魔忍側としても把握していなかったようで、駒水ちゃんもまじまじと排水処理施設を眺めている。

 

「なんとか大将を無事に送り届けられたわけだしな。俺達の仕事はここまでだろうよ。あとは対魔忍のお嬢ちゃんが2人も大将のお(もり)についてくれんなら俺達の出る幕はないだろうさ」

 

 オークは東京キングダムでの泣き虫具合は何処へやら。へへっと人差し指で鼻の下を掻いて胸を張って男を演出している。

 お前が1番泣いていたくせにな。

 その理由もどうやら陽葵ちゃんに気があるのか、その視界はチラチラと彼女ばかりを見ている。

 

「…………」

 

 ザコメンタルオークの分際で陽葵ちゃんに色目を使ってんじゃねえ。

 〈改造した釘打ち機〉で眼球に釘を突き立てて、殺すぞ。

 どうせ陽葵ちゃんのデカパイが目当てだろ?

 殺すわ。

 視線でわかるんだよ。殺す。

 

ひっ……

「あーあ。オーク、大将を怒らせたー」

「わ、わるかった。大将の女に手を出そうとしたことは謝るから……」

 

 あ゛?

 お前も?

 お前も私がレズビアンと言い出すのか?

 陽葵ちゃんとはそういう関係じゃねえんだよ。

 船上で恋人匂わせや対魔忍自慢をし続ける陽葵ちゃんを、ずっとあしらい続けた私の反応を見てても分かんねえのか?

 

「じゃ、じゃ、俺は行くから……」

「それじゃ大将、元気でね! ヨミハラでも大将の武勇伝を広めて、大将の居場所が裏世界しかなくなっても顔が利くようにしとくね!」

 

 人の顔を見てそそくさと逃げるように去っていくオークの背後で、伝令も笑顔で大手を振りながら去っていく。こっちに余計なことをするなと伝える前に闇の中に消えていってしまう。

 こら、陽葵ちゃん。お前は一緒について行かなくていい。

 

 陽葵ちゃんの手前であることと、駒水ちゃんは伝令と親しい関係になっていた事から2匹を口封じせず見逃す。

 ついででオークから奪ったショットガンは海の中へ不法投棄する。

 

 それから本土の土を踏む。

 ……と言っても修繕のされていない穴ぼこだらけのコンクリート地面だが。

 

「こっからどうやって帰るかなぁ……」

 

 片目を瞑って後頭部を搔く。

 来るときはバスに乗ってきたから簡単に都心部から東京キングダムまで向かえたものだが……。帰り道にはバスはなく、最寄りにバス停らしいものもない。

 背後を振り返る。

 ……私を含めて酷い恰好だ。私達の周りにはコバエが飛んでいる。私は東京湾の異臭がするし、駒ちゃんは対魔忍の服ほどじゃないがそこそこ痴女に近い服装で髪の毛が潮風でバリバリ+生ごみ臭がするし、陽葵ちゃんは東京湾のドブ臭に加えて対魔忍といっても差し支えないほどの痴女服だ。

 

グゥゥゥ…………。

 

 危機的状況を脱したからか、誰かのお腹の音が〈聞き耳〉不要な音量で響く。

 きっと駒水ちゃんあたりのお腹の音だ。実際に顔も赤らめている。

 

「ひとまず低価格で風呂とお昼ご飯が賄えて、安心して腰を落ち着けそうな場所……。SPA温泉にでもいきましょうか? あと服も適当に見繕ってから帰りましょう」

 

 2人を連れて歩き出す。

 愛液と湾水でビタビタになったへそくりの1万円札を取り出して、炎天下に晒すことで乾燥を促す。

 1万円もあれば3人全員が魔都 東京から群馬県 五車町までギリギリ帰ることはできるだろうが、2人を不衛生な姿のまま五車町まで連れ戻すわけにはいかない。空腹は物事を悲観的にさせるし、判断力も鈍らせる。この格好で公共機関には乗らせたくない。ただ1万円札があれば、清潔保持とお腹は満たせる。

 お腹がいっぱいになってから色々考えれば、悲観的にならず何か別のいい案でも思いつくだろう。

 それに今回は対魔忍を1人救助したんだ。報奨金とか何か出てもいいはず。日本国民の義務としてちゃんと投資で得た資産で、家族の扶養から外れて税金も納めようと自営業者として確定申告の準備だって整えているし。

 国だって何か報いてくれたっていいだろう。

 

 まったく。散々な1日だった。

 

 




~あとがき~
 対魔忍達はツテがあるから、任務地に向かう際の足や帰還時の足に困らないけど、探索者はそういうのが基本的にないので地上でも脱出戦をすることになったらこうなる想定で執筆しました。
 この泥臭さクセになるんだ。

 ところでこの一年間かけて描いた長編、2日分の話でして……。
 長々とすまんな!

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