開戦を告げたのは真依のリボルバー。
耳をつんざく火薬が炸裂する音を響かせ、呪力を込められた鉛玉が放たれる。
もっとも呪力の有無など関係なく当たってしまえば重傷は免れない高速の弾丸だ。
真希の対応を見定めるように目を細める真依と、一切怯む様子を見せない真希。
むしろ真希は余裕の笑みを浮かべながら、弾丸を斬って見せた。
大上段から刃を振り下ろし、弾丸が左右に割れて後ろの木に着弾。
二人は当然と言わんばかりにその結果を見届け、同時に次の行動を開始。
真依は後方に跳躍しながらホークガトリンガーによる弾幕を真希へと放ち、真希はそれを嫌がって木々の隙間を縫いながら彼女を追いかける。
ホークガトリンガーに込められた貴丈の呪力が純粋な暴力となって真希へと殺到し、身を隠した大木さえもあっという間に幹を抉られ、倒れていく。
「貴丈の野郎。なんてもん渡してんだ……っ」
森の中を疾走し、呪弾に紛れて放たれるリボルバーの弾丸を斬り払いながら悪態を吐く。
真依の呪力が少ないのは把握している。姉妹なのだからそれは当然だとして、問題は明らかに彼女の呪力以上の出力を発揮するホークガトリンガーの方。
貴丈の手製だろう──というか、完全にお揃いの呪具の性能と、それを生身で普通に使いこなしている妹の姿に何となく胸がほやっとする。
「私も何か──」
貰っておくべきだったかとぼやこうとするが、貴丈の創り出す呪具はどれもこれも玩具のような見た目をしているし、ものによってはフルボトルとの併用が前提だ。
前者はギリギリで、本当にギリギリで許容するにしても、それでもフルボトルなしではフルスペックを発揮できないのはいかがなものか。
貴丈は他人にフルボトルを使わせようとしないし、その理由も理解できる。
下手に使ってて
真希はため息混じりに木の影から飛び出すが、待ってましたと言わんばかりの弾幕が彼女を歓迎した。
木々がなぎ倒され、飛び散る木片が真希の頬に傷をつけた。
僅かな痛みに舌を弾きながら木を駆け上がり、地上だけでなく樹上も利用して真依の弾幕を避けていくが、
「そうやって逃げてばっかり!大口叩く割にはその程度なのね!」
真依から放たれた煽りに小さく鼻を鳴らし、枝の上に立つと幹に身を隠しながら息を整える。
真依もまた身を隠し、リボルバーを装填する。
「お前こそ、貴丈の
「別にいいじゃない。彼が私にくれた物なんだから」
時間稼ぎついでに煽ってやろうと声を張り上げると、真依からの反撃が放たれた。
ほんの一瞬思考が止まり、吐き出そうと思った言葉が喉に詰まる。
「そう。これは貴丈からのプレゼント。大事にしないとね」
そしてその隙にどこか勝ち誇るような声音で、そう告げてきた。
別に気にすることでもない。何なら笑い飛ばしてしまえばそれで終いのはずなのに、真希の口から声が出なかった。
ただ静かに息を吐き、何となくイラァ……とした感情を鎮める。
呪術師としては基本の技能たる感情の制御であるが、そもそも微量の呪力しか持たない彼女にとっては少々縁遠いもの。
それでも冷静さは武器になると己に言い聞かせ、なぜか苛立ちを覚えている自分を律しようとするが、やはりと言うべきかいまだ未熟な彼女では完全にそれができるとは言えない。
溢れる苛立ちに舌を弾き、胸のうちにあるものを言葉にした。
「下らねえ。あいつから物を渡されたくらいではしゃぎやがって」
「あら。そういうあんたはなにも貰ってないの?」
「ああ」
煽り半分に投げられた問いかけに真希は即答し、真依もまさかの返事に疑問符を浮かべた。
「そんなわけないでしょ」と煽り抜きで声を漏らす中、真希は「あるんだよ」と笑い飛ばす。
「たまに買い物に連れ出したり、訓練に付き合わせたりしてるけどな」
「自慢?」
「ああ。京都にいるお前じゃ、できねぇからな」
ふふんと自慢げに鼻を鳴らし、どこかに隠れている真依を探して視界を巡らせる。
こっちは何回かデートしているんだぞと言葉にせずともそう伝え、妹を煽る。
真依が息を呑む音が聞こえた。呪力はないが、その分五感が鋭いのだ。
「別に何か欲しいとか、別にねぇからな」
刀を握り直し、深く息を吐く。
休憩は済んだ。あとは突っ込むだけと強気に笑って見せた。
そして枝から飛び降りた彼女は木の影から歩み出て真依に姿を晒す。
真希の視線に気づいたのだろう。真依も姿を現し、ホークガトリンガーとリボルバーを真希へと向けた。
そんな彼女に、真希は会心の笑みを浮かべる。
「ただまあ、あいつが笑ってくれりゃそれでいい」
呪術師としてではなく、一人の友として。あるいは彼を大切に想う者の一人として。
彼が背負わされた運命を呪いながら、それでもそれに打ち勝つことを願い、支える者として。彼が笑っていられることを願う。
「……それは同意ね」
そんな姉の言葉に真依も苦笑混じりに頷き、遠くからこちらを心配そうに見つめる貴丈へと目を向けた。
真希もまた彼へと目を向け、瞳を細める。
できればこっちだけを心配して欲しかったが、あいつに限ってそれはねぇなと肩を竦める。
「お互い、面倒なことになってんな」
「それにも同意してあげる」
真依へと視線を戻して笑う彼女に、真依は笑みを返した。
何度か話し、なんなら宣戦布告までした仲だ。今更取り繕う必要もない。
この勝負に勝った方がなどと面倒なことは言うまい。彼が誰を選ぶのかは彼が決めることで、そこに横から口を出す権利は自分たちにはない。
ただ、まあ、なんだ。
カッコいいところを見せたくないかと問われれば、頷く他にない。
先手はやはり真依。ホークガトリンガーが火を噴き、数十の呪力弾が吐き出される。
銃という遠距離手段は、やはりと言うべきか強い。
真希は横への回避ではなく、前進を選ぶ。
それは勇敢ではなく蛮勇と言う他にない突撃に、真依は驚倒する。
回避は体を捻る程度の最低限。被弾する可能性が高いものだけを切り払い、一直線に。
それでも頬や肩に呪力弾が掠め、彼女の体に傷を刻んでいく。
鮮血が噴き出し、彼女を赤く染めていく中でも真希は止まらない。
真っ直ぐに真依だけを見つめ、妹と向き合う覚悟を示す。
「あんた、正気!?」
「正気だったら、呪術師なんかやらねえよ!」
真依の弾幕を突っ切り、一気に肉薄する真希。
血塗れのその姿に真依も、そして遠くの貴丈も驚愕する中で、真希の一閃が放たれる。
寸分の狂いなく首に向けて放たれたそれを咄嗟にしゃがんで避け、ホークガトリンガーを彼女に──ではなく、地面に放った。
吐き出された呪力弾が炸裂し、砂塵が舞い上がる。
砂煙による目眩し。この隙に再び距離を取ろうとする真依だが、その胸倉を真希が掴む。
「逃げんなよ、これからだろ」
がん!と額同士をぶつけ合い、至近距離で睨み合う二人。
血塗れの真希と無傷の真依。
姉の方はいっそ獰猛なまでの笑みを浮かべ、妹の方はそんな姉を忌々しそうに睨みつける。
そして真希の膝蹴りが真依の腹に打ち込まれ、彼女はかはっ!と肺の空気を吐き出した。
内臓を押し潰すあまりにも鋭く、重い一撃。
呼吸が止まり、脱力した膝が笑う。
だが、それでもとホークガトリンガーで真希の頭を殴打しようとするが、その一撃はあっさりと受け止められ、次の瞬間には浮遊感を共に視界が回った。
真希に投げられたと理解するのに時間はいらず、背中から地面に叩きつけられる。
「っ〜〜!?」
受け身は最低限。だからこそ余計に体に響いてくる鈍痛に表情を歪め、真希を睨みつける。
対する真希は手のひらに納まるホークガトリンガーを見下ろし、それを適当に放り投げた。
真依はそんな見せつけるような一手のうちに彼女の足元を転がり、距離を取る。
リボルバーを向け、発砲。やはり真希は刀でそれを受け止め、弾く。
そのまま流れるような動作で右足を軸に回転しながら真依の懐に飛び込み、勢いのままに回し蹴りを脇腹へと叩き込む。
腹を駆け抜けた衝撃に苦悶の声が漏れ、鈍痛が彼女の体を鈍らせる。
接近戦になってしまえばやはり一方的かと、蹴り飛ばされ、地面を転がる真依は苦虫を噛み潰したような表情となる。
呪術至上主義の禪院家にとって、呪力をほとんど持たず、裸眼では呪霊すら見えない真希ははっきり言って落ちこぼれだ。
だが、それでも彼女には別の才能があった。
呪力の低下を代償にした身体能力の向上──
実際貴丈は真希を認め、禪院家に歯向かう彼女のあり方を尊敬もしているだろう。
自分はどうだ。呪力も呪術師を名乗れる最低限。真希のような上を目指すような意志も、貴丈のように誰かのために戦う優しさもない。
ただ死にたくないだけ。彼女の本音はそれだけだった。
夢のために命を賭けるのも、誰かのために命を賭けるのも、そんな訳のわからないことをするのは命知らずの馬鹿だけでいいと、心底そう思う。
だが、それでも──。
『このッ、この子の……こと、おねがい……っ』
あの日かけられた呪いがある。
誰かのためだと命を張るくせに、自分のこととなれば仮面の下で涙を流す彼を──自分なんかよりもよっぽど『普通の人生』を歩むべきだった男を放っておけるほど、性根は腐っていない。
「私は……っ!」
真依は吼え、リボルバーの引鉄を弾く。
火薬の炸裂する音が森に木霊し、放たれた礫はあっさりと避けられる。
これで六発目と、鋭い聴覚で弾幕の中でもリボルバーの発射音を数えていた真希は、一気に距離を詰める。
峰打ちでぶん殴って終わりと、妹との喧嘩を終わらせにかかる。
瞬間、真依のリボルバーに呪力の光が宿った。
「負けられないのよ……!」
そして、
「ッ!?」
真希の目が見開かれる。
真依な勝ち誇るように笑うが、その鼻からは鼻血が溢れていた。
真依の術式は『構築術式』。その名の如く呪力で物を作り出すという、貴丈の術式とは似て非なるもの。
一度生み出されたものは術式効果が終了しても消えることなく残り続ける大変強力な術式ではあるが、その効果故に燃費は最悪の部類であり、呪力的にも体力的にも相応の消耗を強いられる。
人より呪力が多いわけでもない真依にとって、小さな弾丸一発すらも構築するのは命懸け。
だが、その本来あり得ないはずの
空気を貫き、眉間に向けて迫る弾丸は──。
「づぅ……っ!!」
いっそ笑えてしまうほどの反応を示した真希の手のひらに捕らえられた。
高速で飛来し、空気を斬り裂くために回転する小さな礫を、鍛え向かれた彼女の右手が包み込み、純粋な握力でその全てを受け止める。
「素手でやるもんじゃねぇな」
そして僅かに手のひらに傷をつく程度の負傷で済んだ真希は弾丸を投げ捨てると、痛みを振り払うように手を振った。
その姿にやはり真希は違うと自虐の笑みをこぼす真依。
昔から不安などないように突き進む彼女とは違う。
禪院家には認められずとも
痛いのも、怖いのも、本当は嫌。こうやって武器を握って戦うのも嫌に決まっている。
だが、それでも──。
彼女は視界の端に貴丈を映し、鼻血を拭った。
自分なんかを守ってくれる人ができた。
泣き虫のくせに、泣き顔を仮面に隠して戦う馬鹿がいることを知った。
こんなこと絶対に言葉にはしないが、笑顔でいて欲しい人ができた。
そんな人に格好悪い姿を見せるわけにはいかない。
どんなに惨めで、情けなくとも、諦める姿だけは見せられない。
呪力は空。体は鉛のように重く、気を抜けば倒れてしまいそうだ。
「だから、なんだってのよ!!」
真依は咆哮と共にリボルバーを真希に向けてぶん投げた。
弾丸とは比べるまでもないそれを真希はあっさりと弾き飛ばすが、真依は次の行動に移っていた。
今持てる全力で真希へと肉薄し、雄叫びと共に殴りかかる。
体力も呪力も空っぽの、ふらつきながら放った拳など、真希からすれば恐れる必要などない。
拳を避け、ガラ空きの胴体に膝蹴りを一撃。
「……っ!」
体の芯まで響く衝撃と鈍痛に、吐き出した悲鳴は声にはならない。
それでも彼女は真希へと挑む。
彼女なりに必死になって、似合わないと自嘲しながら、それでも拳を振り回す。
避けられる。防がれる。捌かれる。赤子の手を捻るように、真依の攻撃は全て対処される。
そして放たれる反撃はあまりにも鋭く、重く、彼女の体を無慈悲に痛めつけてくる。
拙い防御など意味を持たず、その上から、あるいはその死角へと放たれる無慈悲な打撃が真依を追い詰めていく。
真希の蹴りが真依の腹を捉える。
彼女の体が宙を舞った。真依はほくそ笑み、手応えの軽さに真希は目を見開く。
打撃の瞬間に後ろに跳び、受け流されたと理解するのと、真依がゴロゴロと地面を転がって受け身を取ったのはほぼ同時。
真希は追撃せんと走り出し、真依を間合いに捉えたその瞬間、
『《10…20…30…40…50…60…70…80…90…100!Full Bullet!!ボルテック・ブレイク!!!》』
丸まった真依の下から、聞き馴染みのある陽気な声が響く。
彼女は笑い、右手を──呪力の輝きに満ちたホークガトリンガーを真希へと向ける。
「私の……勝ちよ……っ」
「っ!!」
真依が引鉄を引くのと、真希が刀を振り下ろすのはほぼ同時。
呪力の閃光と剣戟の一閃が放たれたその瞬間、
「そこまでだ!」
「「ッ!?」」
二人の間に貴丈が飛び込んだ。
右手でホークガトリンガーを掴んで銃口を上に向け、呪力を纏わせた左手で刀を掴んで止める。
標的を失ったホークガトリンガーはそのまま空に向けて呪力弾が吐き出し、刀は動かそうにもびくともしない。
「貴丈、テメェ……!」
「邪魔するつもり……!?」
「邪魔するだろ!?流石にやりすぎだっての!!」
二人から放たれる批難の声に語気を強め、二人を睨む。
「ちょっと激しい喧嘩なら止めねえけど、殺し合いは駄目だ!」
「それをお前が言うのかよ!」
「それをあんたが言うの!?」
そして吐き出した言葉に、姉妹が同時に吠えた。
日頃から家族を殺すべく奔走している男から、『家族で殺し合うな』と言われても納得はいかない。
なによりそんな常識を持つ男が、嫌っている行為を強制されていることも気に食わない。
「ああ、言わせてもらう!むしろ、俺だからこそ言わせてもらう」
だが貴丈は二人に向けてそう告げた。
家族を殺める苦しみも、痛みも、そして恨みも。
その全てを背負う彼は、だからこそ微笑みと共に二人に言う。
「お前らに何があったのかは知らねえけど、まだ何とかなるんじゃねえのか?」
だが、肝心なところを彼は知らない。
二人の間に軋轢があるのも、それがまだ修復可能であることも、正解ではある。
問題は
それを知らない貴丈に無理やり止められ、はいわかりましたと手を止めるかと問われれば答えは否。
「「…………」」
二人は貴丈を挟んで睨み合い、それぞれの得物から手を離した。
貴丈の手には真依のホークガトリンガーと真希の──正確には三輪のもの──刀が残される。
「とりあえず、勝負はまたってことで──」
「「ふん!!」」
そして話を纏めようとした彼の頬に、姉妹の拳が突き刺さった。
右頬を真希が、左頬を真依が、それぞれぶん殴った形だ。
腕力の関係か、真希に飛ばされる形で左方向に吹き飛んだ貴丈は、左右の手の武器を落としながら顔から地面に墜落する。
「次の機会だ。何なら明日でもいいぜ」
「ええ、そうしましょう。興が削がれたわ」
「俺、悪いことした……?」
そんな彼の心配などするわけもなく、再戦を誓う二人。
地面に顔をめり込ませたまま涙声になる貴丈。
喧嘩を止めたのに当事者からぶん殴られる理不尽を嘆き、なぜ殴られたまで考えないのはご愛顧というものか。
「まあいいや。とにかく治療を──」
ため息混じり立ち上がり、煙の中から救急箱を取り出した。
血まみれの真希と痣だらけの真依。見ているだけでも痛々しい二人を治療しようと近づいたその瞬間、地面が微かに揺れた。
「ん……?」
真っ先に貴丈が気づき、真希が気づき、遅れて真依が「こんな時に地震?」と怪訝な顔を浮かべたその瞬間、三人の視線の先で巨大な根が地面を突き破り現れた。
「な……!?」
貴丈が驚愕の声を漏らし、真希と真依もまた驚愕を露にする。
そしてそんな三人が平静に戻ることを阻止するように『
「これって……」
真依が嫌な予感に冷や汗を流し、二人へと目を向ける。
「なんか来やがったな」と真希が貴丈から受け取った包帯を荒々しく巻きながら剣呑な顔を浮かべた。
「なんなのよ、もう……っ」
真依が苛立たしそうに頭を掻きながら吐き捨てる。
せっかくの交流会だというのに、なんでこう異常事態が起こるのかと悪態を吐き出す。
まあ、五条と貴丈という特級が二人いてくれるのは心強いが。
その貴丈は黙り込み、じっと左の方向を睨みつけていた。
真希と真依が彼の視線を追うと、
『ガ……ギギ……ッ』
『ヒヒャヒャ!』
二体の
金属を思わせる硬質な肉体に線路を思わせる直線模様が並び、その周りには黄緑色の模様が走っていた。
もう一体は骸骨を思わせる頭部に特徴的な三角帽子。
ボロボロのコートを纏い、右手には半ば手と一体化したカトラスと、左手には錆の目立つ
電車スマッシュと海賊スマッシュ。二体は三人に近づきながら、全身から呪力を激らせる。
「偶然、じゃなさそうだな」
「いいぜ。体が温まってきたところだ」
ベルトを巻きながら
「最悪……」とぼやきながらホークガトリンガーを構える真依。
「──変身」
『《鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!》』
そしてビルドへの変身を終えたその瞬間、
「うおおおおおおおおお!!!」
『ヒャハハ!!』
ビルドと海賊スマッシュが同時に走り出し、ドリルクラッシャーとカトラスを振りかぶり、打ち合わせた。
二人は競り合いながら森の中へと消えていき、取り残されるのは電車スマッシュと真希と真依の一体と二人。
「援護は任せたぜ、真依」
「あんたが私に合わせるのよ」
姉妹は不敵な笑みと共に目配せした。
突如として現れた
感想等ありましたら、よろしくお願いします。