紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです 作:ライドウ
転生1日(月曜日・新月。ハレ)
ついさっき。うん、ついさっきだ。
ついさっき、コンクリートブロックに押しつぶされて死んだと思ったら、背中に羽の生えた女の子になっていた。
しかも服は何となくロリータ調のふわふわドレスになっている。
・・・なぜ?いやまあ前世は男だったから今世の性別と姿と衣服に違和感はある。
そういえばこの姿って、東方projectに出てくる妖精に似てるなぁ・・・と思ったら、生まれてた洞窟にとある女の子が入ってきた。
そして一目見て理解した、レミリアたそ!!レミリアたそじゃないか!!れみりあうー☆!!!
だけどそんなこと口にはできずに、思わず誰?と声をかけたところ。
何か感動したらしく抱き着かれて運ばれてしまった。
そして連れていかれたのは何と紅魔館。しかも、レミリアの父親と思わしき吸血鬼の目の前にだ。
・・・うん、そういうことだ。普通の妖精と全く違う私を見てレミリアが私の事を気に入ったらしい。
この子を専属のメイドにしてくれとその父親に頼み込んでいた。
・・・いや、話が跳躍しすぎじゃないですか?しかも一発オッケーだったのが腹立つ。
人手が足りないから仕方ないとはいえ、私はすぐに妖精メイド用の服を投げつけられたので・・・
腹が立ったので一時間で紅魔館全てをピカピカに磨いてやった。
転生2日目(火曜日・三日月。ハレ)
転生二日目だ。
昨日一時間で紅魔館全てを掃除したことで、えらくクソ当主に気に入られてしまった。なぜだ。
そのせいで私は、妖精メイドでありながらメイド長補佐の役職に就けさせられてしまった。クソが。
メイド長は人間だけど昔レミリアの母親に救われてその恩義でこの屋敷にメイドとして働いているらしい。
ちなみに自分もレミリアの母親と昨日対面したが・・・レミリアのカリスマと可愛さってレミリアの母親からの遺伝だったのね・・・じゃあ父親の遺伝って言うのは・・・?(ボブは訝しんだ)
ま、まあ翼とかよく似ていたし・・・・・・うん、それだけなのか。
話を戻すといきなりメイド長補佐となった私だが・・・この紅魔館にメイドというのはほとんどいない。
さっき言ったメイド長、メイド長補佐の私と人間のメイドが3人いる程度だ。
てかそもそもこの紅魔館は別荘でそんなに長くいることはないらしい。
くっそwwwじゃあ私はどうなるんだwww
・・・はい、どうやら私もここ勤務となるみたいです。
クソが。でもいいことがあった。まず、レミリアお嬢様はこの別荘に暮らしているらしい。
不夜城と呼ばれるレミリアの父親の住居に用事がある時だけその不夜城へと行くらしい。
何とも難儀な家庭環境だ。しかも、レミリアの母親も妊娠中であるためにこの紅魔館にいるらしい。
いやもしかしなくともフランの事じゃねぇか。どうしよう・・・そういえば私自身の能力もまだ確認しておらんかった・・・まあそれは全部明日に回して今日は寝よう。
転生3日目(水曜日・半月。クモリ)
さて、まず私の能力だが。自分だけの空間を持つ程度の能力というものだった。
・・・いやこれがね。またチートだったのよ。
まず、収納能力に関しては無限大、だからスカートの端を持ってひらひらさせて収納させた武器を取り出すこともできるし。某A〇Oみたいな感じで発射するとも可能なのだ。
しかもその空間は自分で入ることや人を隠すことが可能。しかも一回メイド長と一緒に入ってみたら、中は本当に高級スイートホテルみたいな感じで、しばらく二人でお茶して休憩していた。
私も一緒に入って、入り口を閉じ・・・また開いたところどうやら私が入った際は、私が最後に入ったところにドアができ、私が外にいるなら任意の場所にドアを開くことができるようだ。
そう思ったので、一回旅に出ることにしたのだ。もちろんメイド長にもレミリアお嬢様にも許可は得ている。
旅に出る理由もこの能力を完全に把握し、もっとお嬢様の為に働きたいといったからだ。
・・・まあクソ当主に却下されて旅に出ることはなかったんだけどね。
畜生クソ当主め・・・レミリアお嬢様は今日も可愛いなぁ~(*´Д`)
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転生429年と4日目(木曜日・満月。アメ)
割と時間が流れるのが早いように感じた。
最初にレミリアお嬢様に拾われてこの紅魔館勤務となった際はクソ当主のせいでとんでもなく広い紅魔館の清掃が面倒くさかったが・・・暇なときは掃除しているのが一番平和だと感じてからは、時間の流れる時間がとても短く感じた。
さて、あれから何が起きたかと言うと・・・まずレミリアお嬢様の妹、フランドール様がお生まれになった。
フランドール様がお生まれになったときは、レミリアお嬢様の笑顔ときたらこれまた素晴らしいものだった。
こっそりと自身の能力を利用して未来に行ってカメラを盗んできた甲斐があった。
写真は焼き増しして、レミリアの母親にも渡した。クソ当主にはやらないがな!!
そして私は紅魔館メイド長補佐から昇格し、年齢と健康の都合上引退することになった先代メイド長からその座を引き継ぎ紅魔館統括メイド長となった。もちろん、先代メイド長の最期を看取った・・・最後は、私の頬に触れながら、安らかに眠っていった。悲しかったけど・・・これが妖精として生まれた私と、人間として生まれた彼女の寿命の違いだ・・・だからこそ、しっかりと受け止めて私はメイド長としての責務を果たすこととした。
先代メイド長と同じで、私の下についているメイドたちもとっかえひっかえで変わり続けている。
先月でやめちゃった子はいつの間にか不死をひっさげて戻ってきたし、逆に持ちそうだなって言う子ほど人間であり続けて死んでいってしまっていた。
一番驚いたのが不死をひっさげて戻ってきた子が今や私と同等の実力を持つんだから驚きだよなぁ。
転生429年と5日目(金曜日・半月。アメ)
お嬢様がまた新しい子を拾ってきた・・・