紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです   作:ライドウ

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☆ 始まる陰謀

転生507年と7日目(日曜日、新月。ハレ)

 

今日で幻想郷に来て5日目。

着いてきたメイドたちの体調は全員がよくなり、すぐさま色々な調査をしてもらっている。

私はと言うと、その調査で出てきた報告書を一つ一つ精査し、纏めて集めておく。

 

そして今日で5日目という事だが、私たちの仮拠点の周りにはかなりの妖怪の密偵がこちらを監視・偵察している。

別に見せて困るようなものは一切置いていないし持ってきてない。範囲指定クリスタルも、パチュリーの魔法によって隠されているために放っておいて大丈夫のはずだ。

 

このまま、ことを荒らげる事無く無事に転移が終わればいいのだが・・・何やら随分と胡散臭い臭いがしてくる。

 

 

転生507年と8日目(月曜日、三日月。クモリ)

 

今日で幻想郷に来て6日目だが、どうやら本格的な妨害行為が始まったようだ。しかし、どの妨害行為も知らないと言われてしまえばこれ以上追求できないほどに姑息で巧妙な手段を用いてくる。

 

まあ本格的に攻撃してこない分だけマシかなと言う訳だが。

どうもやり口が違うのが一つだけある。

間違いなく言えることは、八雲紫は私たち紅魔館を使って自身と敵対、もしくは邪魔な組織を潰そうとしている。

 

もはやそれは確定とも言えるが、私たちが八雲紫を追求することが出来ない。

八雲紫が裏から手を回しているという確固たる証拠がないのだ。

そこだけを何とかすれば、八雲紫に利用されることもなくなるだろう。

 

・・・そして、私の部下たちには怪我のひとつもさせるものか。

 

 

転生507年と9日目(火曜日、半月。アメ)

 

さて、私の予測は見事的中。

幻想郷に来て7日目にして、妖怪組織が私たちの仮拠点を襲撃しに来た。人数は少なくともその練度は間違いなく脅威となった。

実際この襲撃により、数個のテントが破壊されて使用不能となり寝泊まりに困ったメイドが出てきた。

そういうメイドは、別のテントに移ってもらうことで何とか解決はしたのだが。

 

しかし、奴らにも困ったものだ。

敵対しなければこちらも中立を保ったというのに、意地だなんだと私たちと敵対する道を選んだのだ。

幸い来た襲撃はメイドたちの連携射撃と私により撃退が成功した。

 

さて、レミリアお嬢様にはなんとお伝えするべきだろうか。

 

 

転生507年と10日目(水曜日、満月。アメ)

 

幻想郷に来て8日目。

正直にいえば書くことといえば、また襲撃が来たということしか書くことがない。

 

しかも種族の違う妖怪が徒党を組んでやってきたのだ。

厄介なことにそれでメイドたちに怪我人が出てしまった。

軽い掠り傷で済んでいるのだが、それでも怪我は怪我だ。

次に襲撃に来るのなら私も全力で排除する必要が出てきた。

 

 

 

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