紅魔館に住み込みで働くことになりました。そして咲夜さんの先輩メイドです   作:ライドウ

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☆ 魔物の駆逐業者はいないので紅魔館メイド総動員で駆逐してやります。

 

転生429年と16日(火曜日、満月。ハレ)

 

今日は新人メイドの初勤務日!と行きたかったのだが。

まずは不夜城勤務のエリートメイド様たちが”紅魔館の”新人メイドをいじめたという報告が、古参の妖精メイドの一人からタレコミがあった。

そのため、不夜城勤務のエリートメイドたち全員にちょっとした悪夢(私の能力をちょっと使って、ね?)を見せて二度と紅魔館に近寄れないようにしてやった。

 

そしてさらに不幸なことに、地下室から無限に湧き出てきているスケルトンやゾンビとかを大急ぎで何とかしなくちゃいけない。

 

新人メイドたちには悪いことをしたのだが、初出勤にして早速戦わせられるのだ。

このときほどひどいことはなかったと思う。吸血鬼メイドの子たちは夜に備えて寝てもらったが、ほかの動けるメイド総動員で地下室ダンジョンへと突撃した。

新人メイドたちには、とりあえずそのライフルを敵に向かって撃って。と伝えて、前衛は私や副メイド長、古参の妖精たちで受け持った。副メイド長補佐には射撃の指揮を任せて、ここに第1次紅魔館地下室戦争が始まったのであった。(まだ続くぞよ)

 

こうして日記を書いているということは終わったと思うだろう。

これが残念、今も特別なタンスで入り口をふさいでスケルトンやゾンビが出てこないようにしてある。うん、正直に言うと叩いても叩いても次から次へとキリがないぐらいに出てくる。正直、スポナーか召喚陣があってもおかしくないと思った。

 

そして夜の間は、吸血鬼メイドたちの育成を兼ねてお嬢様方のお世話をする。

今日から私は何回徹夜ぶっ通しをすればいいのだろう。最低でも吸血鬼メイドたちが一人前になるぐらいには私が頑張るほかない。

 

 

転生429年と17日(水曜日、半月。アメ)

 

今日も今日とてパチュリーは眠ったままだ。

だけど副メイド長が言うに、魔力は半分までたまっているらしい。

さすがにパチュリーというだけあるのだろうか、たった数日でそこまで魔力が回復するなんて思わなかった。

それなら大急ぎで地下室を奪還しなければならないけど、今回の第2次紅魔館地下室戦争は、こちら側の大敗だった。被害もそれなりに出た。

うかつだった。まさか奴らが策を弄してくるだなんて・・・そのせいで副メイド長が剣山になったり、副メイド長が矢達磨になったり、副メイド長がはじけ飛んだりしていた。

・・・あれ、よく思い出してみるとあんまり被害がないな。

 

ちなみに大敗は大敗ではあったが、何回も殺された副メイド長が切れて軍師っぽいゾンビ・・・多分リッチーかな?それを浄化していた。

不老不死になったり、吸血鬼の主がいるのにロングソード二つもって「エ"イ"メ"エ"ェェェェェン!!」と叫ぶのはいかがなものかと思った。おまえどっちかって言うと、それやられる側だからな・・・?

そのせいで新人メイドたちが怯えてしまい、なだめるのが大変だった。

しかもそのせいで何人かが私に何かを見出してしまい、ことあるごとに甘えてきて大変だ。その割にはレミリアお嬢様の前ではおとなしくしてるからなおさら質が悪い。

 

ちなみにまだ一徹目だ。

疲労感は感じてはいないけど、ちょっとだけ眠い。

いつもやってる半分の業務を副メイド長補佐に任せて、少しだけ一息入れつつその日の業務をやっていたが・・・それでも眠い。こうして日記を書いていてもうつらうつらとしてしまう。

 

・・・さて、そろそろ夜の仕事の時間だ。

 

 

転生429年と18日(木曜日、三日月。ハレ)

 

2徹目になると目と頭がさえるというのは本当らしい。

実際今日の仕事は、いつも通りにできた。そのせいで逆に心配されたが新人メイドを雇ったのは私だから育てるのも私の役目である。

さて、今日の第3次紅魔館地下室戦争は何とこちら側が大勝した。

何とか地下室入り口、地下室廊下の制圧を完了し残すところ倉庫と地下牢獄(こんなんあったんか・・・)の二つだけとなった。

 

ここまでで死傷者は副メイド長だけで、怪我もなく新人メイドたちはやる気と自信に満ち溢れている。調子に乗ったメイドは私が軽くお説教しておとなしくさせたが、なんか昨日より甘えるのが酷くなった気がする。

副メイド長に「お熱いですね~」とからかわれたので、その頭に十字架状の杭を額にぶっ刺してやった。まあ死ななかったけど。

 

そこまで奪還したところで、美鈴側の新人育成が終わったらしくこちらの新人育成に注力してほしいとのことだ。

数日会っていないだけだが、美鈴側の狼女たちはすっかり武人のような顔つきになっておりそれぞれが得意武器をひっさげてやる気に満ち溢れている。

・・・本業は、庭の剪定と警備だから後者に限っては間違ってないな。うん。

 

 

転生429日と19年(金よう日、くろいの。もくもく)

 

しんじん、そだてた。

みんな、いいこ。

ねむい。ねる。

 

追記

この日は、新人育成に注力していたのだが度重なる疲労でこんなことを書いたらしい。

まあ実際、新人メイドたちの筋はよかったので上記に書かれていることはおおむね間違ってはいないのだが・・・いやまあ、徹夜した私が悪いんだが。

紅魔館地下室戦争について

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  • 気にならない。
  • 好きにしてくれ・・・
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