IS インフィニットストラトス 〜The beginning of the end〜 作:クローサー
「ハハッ遅かったねルーキー‼︎」
「言葉は要らないって感じ?いいねぇ‼︎そういう奴も俺は嫌いじゃあない。ハハハハッ‼︎」
「さあ、来いよルーキー‼︎」
「ハハッ…まさか、ここまでなんてな」
「…こんなの、やるもんじゃないな。俺のキャラじゃないし」
「だが…だからこそ、面白いんだ…戦いって奴は!!!!」
「ククク…ハハハハッ‼︎アーッハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!」
「愛してるんだぁ‼︎君たちをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
主任アレサ 第一形態
両手にヒュージキャノン二門&背中にヒュージミサイル装備。移動中も攻撃可能。
第二形態
左腕+コア+ヒュージキャノン+ヒュージミサイル破損状態。
右手に即席の建築資材(マスブレード)装備。
ラストの主任はガチでかっこいい。
IS学園。クラス代表決定戦の後、セシリアがクラス代表候補から辞退。織斑真也がクラス代表となり、約一ヶ月が経過した1年1組の教室は、とある話題で盛り上がっていた。
「2組に転入生?こんな時期に?」
「うん。何でもその転入生、中国代表候補生らしいよ」
そう、1年2組に中国代表候補生が転入するという話題だ。来月にクラス対抗戦という事もあり、一学年全体にその話題が知れ渡っている。
他の女子と話しているのが妙に気に食わないのか、箒が話に割り込んできた。
「真也、他のクラスの事を気にしている余裕はあるのか?来月にはクラス対抗戦だぞ?」
「そうそう‼︎フリーパスがかかってるんだから、織斑君には頑張ってもらわないと‼︎」
そう、今回のクラス対抗戦に優勝したクラスには、食堂のデザートが半年間無料になるフリーパスが付いてくる為、殆どの女子達の目が獣の目と化している。
…だがデザートを食べ過ぎたら、その後が大変な事になるのに全く気付いていない。
「皆さんの言う通りですわ、真也さん。今日の放課後から本格的にクラス対抗戦に備えた訓練を始めていきます。しっかりついて来て下さい」
セシリアは、クラス対抗戦以降真也のISコーチとなり、真也にISの基礎を教えている最中である。箒がそれに反対していたが舌戦にて押し負けた。
「今の所専用機持ってるの1組と4組だけでしょ?それなら4組にだけ気を付ければ楽勝でしょ‼︎」
「悪いけど、2組の代表は専用機持ちに変わって貰ったから、そう簡単に勝たせないわよ。勝たせる気も無いけど」
突然教室の入り口から声が聞こえ、振り返るとツインテールの髪型に、改造された制服を着た少女がそこにいた。
「…鈴?もしかして、鈴か⁉︎」
「そ、中国代表候補生《
(((((えっ!!!?)))))
クラス全体に衝撃が走る。真也は幼馴染である鈴との再開に。他のクラスメイトは織斑真也と何かしらの関係を持っている事を示す様な言葉に。
「ああ、久しぶりだな」
(((((えええっ!!!!?)))))
そして真也の発言&二人の雰囲気により混乱に拍車を掛けていた。
「おい」
そして鈴の後方から聞こえる声。
「何…って千冬さん。すみません、すぐに戻ります」
「ああ、そうしろ。もうすぐHRの時間だ」
「はい。それじゃ、真也。また後でね」
そう言って去っていく鈴。その直後クラスが半パニック状態になったが、千冬の一喝によって収まった。
昼休み、食堂。
昼食を受け取り、空いている席を探している真也。
「真也、こっちこっち」
「ん…鈴」
真也の目に入ったのは、空いた円形テーブル席に座って真也に手を振っている鈴の姿。真也はそれに従い、鈴の横に座る。…すぐ近くに箒を筆頭とした1年1組のクラスメイト達が座っているが。
ちなみにセシリアは、別の席にて他のクラスメイト達と談笑しながら食事を取っている。
そして、二人は食事を取りつつ会話を始める。
「あんた、全く変わってないわよね。たまには怪我や病気して看病されなさいよ」
「いやいや、何でそんな事しなきゃなんないんだよ」
「冗談よ、冗談。けど、ホントに健康そのものよね〜、あんたは」
「健康には気を使ってるからな」
「ふ〜ん…にしても、なんでISを使えるのよ。ニュース見た時ビックリしたわよ、あんたの名前出てきたから」
「それには俺もビックリだよ…まさか使えるなんて思わなかったからな」
「ま、私としてはあんたにまた会えたから別にいいけどね」
二人が会話を進める中…
「「「「「「「…………………」」」」」」」
食堂全体からの視線が二人に集中していた。(等の二人は気付いていない)まあ、無理もないが。何せ…
(((((((……あの子、何者?)))))))
その事で頭が一杯だったのだから。織斑真也と極自然に会話を進め、甘い雰囲気を作り出して行く鳳 鈴音という少女の事が気になってならないのだから。そして、その雰囲気に耐え切れなくなった1年1組のクラスメイトが二人に話し掛ける。
「あ、あの〜…鳳さん?」
「ん、何かしら?あと、私は鈴って呼んでいいわよ」
「そ、それじゃ鈴さん。織斑君とどういう関係か気になって…何か良い雰囲気出しているし」
「…ああ、そういう事。先に言っとくと、あんたが思ってる事はハズレよ」
「え?」
「私と真也は”唯の幼馴染”。それ以上でもそれ以下の関係でも無いわ。小学校の時に知り合った仲なのよ」
「ああ、鈴の言う通り、俺と鈴は幼馴染だ」
(((((((幼馴…染⁇)))))))
いやそれはないだろ、と女子達の心が一致する。あんな彼氏と彼女がデートしてます的な雰囲気を出していて、幼馴染という関係だと言ったのだ。ほぼ無意識にそう思った。だが、本人達が否定している以上、それが事実なのだろう。
「そ、そうなんだ……」(あ、あんな雰囲気出してて…)
「他にも何か聞きたい事あるかしら?」
「ううん、ありがとう、鈴さん」
そう言ってクラスメイトは元の席に戻っていった。
「そういえば、あんたクラス代表らしいわね」
「ああ…色々あってな」
「まあ、なった以上は頑張りなさい。けど、私も手を抜くつもりはないけど。あんた、手加減されるの嫌でしょうからね。
見せてやるわよ、中国代表候補生の実力を」
「…おう。俺も素人の全力を見せてやるよ」
そう言って、二人は笑みを浮かべた。ただし、それは笑顔の時に見せる笑みでは無い。
その笑みは、まさに闘争の笑みだった。
その日以来、セシリアとの訓練がより一層熱が入っていたのは、言うまでも無い。
うーん…真也のキャラが安定しない。