IS インフィニットストラトス 〜The beginning of the end〜 作:クローサー
,;゙ ・ω・;, <いつももふもふ、あなたの側に這い寄るけもの。
,;゙ ・ω・;, ,;゙ ・ω・;, <首輪付きけものでーす‼︎
今だからこそ、ネタが出来る…‼︎
シリアス展開が続いてるとネタが出来ないから‼︎
日本、IS学園に近い場所に存在する超大型ショッピングモール《レゾナンス》。
ショッピングモールとは思えない、豪華な建物の内部にある地上部分は、幾多のブランドショップや量販店、有名レストランなどが数多く立ち並び、地下部分は近辺のありとあらゆる地下街や駅舎に直結し、交通の中心地の役目も担っている。
そんな場所に一つ。行き交いする人々の視線を集める所があった。
それを見た女性は羨む様に頬が自然に緩み、男性はその光景を見て嫉妬の感情が生じる。
人々の視線を集めているその正体は、一組の男女。
少女は長い金髪をストレートに下ろし、質素な服装の上からでも伺える、膨らみがある胸。そして醸し出す雰囲気は、正に淑女。
青年は女性と同じく質素な服装。だが露出した腕や肌は立派な肉体になっており、目付きは一般と比べて細くなっているが、それが逆に男性の雰囲気に適合していた。
そしてトドメに、少女は青年の左腕に自身の腕を絡ませている。
その一組のカップルに目線が集中するのも無理はないだろう。
そしてそのカップルは。
(…なあ、セレン。腕を絡ませるのやめるという選択肢は無いのか?視線が集まって恥ずかしいんだが…)
(いいじゃない、私こういう所初めてなんだから。しっかりエスコートしなさいよ?一夏♪)
(………分かったよ)
そんな事を話していた。
数分後、二人はとあるブランドショップにて、セレンの水着を選んでいた。(服装は既に決まっており、現在は水着を選んでいる)
「うーん…どれが良いかしら」
セレンの手にあるのは、白色の水着と水色の水着。
「その二つで悩んでんなら、試着して比べてみたらどうだ?丁度試着室が空いてるし」
そう言う一夏の手には、二つの紙袋が握られていた。(既に一夏の買い物は済ませている)
「…それもそうね。ちょっと待ってて」
そう言って、セレンは水着を持って試着室へ入っていき、カーテンを閉じた。一夏は試着室の近くで待機している。
(…にしても、セレンも女の子なんだな)
一夏の発言に語弊が生まれない様に言うと、セレンは普段、本来の女性としての欲求があまり無く、髪は傷付かない程度にしか手入れをせず(髪が長くなったら切っている)、服装も「着れれば基本的になんでも良い」という認識なのだ。
これらの事もあり、セレンにはあまり女性らしさというのがあまり無いのだ。 …とはいえ、セレンは元々”とある国”のプロジェクトにて生まれた実験体である為、そういう欲求が無いのは仕方ないといえば、仕方ないのだが。
(ここに来てから、すっかり女の子に様変わりだ)
だが、レゾナンスに来てからのセレンは年相応の女の子になり、他人から見れば恋する乙女に見えてもおかしくないだろう。というか、ここに着くまで既に幾つもの嫉妬の視線を一夏は受けている。
(…守らないとな)
そして不意に、試着室のカーテンが開く。振り向くと水着姿…ではなく、元の服装のままのセレンがいた。
「お待たせ」
「決まったか?」
「ええ、これに決めたわ」
そう言って、白色の水着を見せる。
「やっぱりそれか」
「分かってたの?」
「セレンなら、きっと
「…それもそうかもね。けど、もう一つ好きな色、あるわよ?」
「もう一つ…………何色だ?」
そう言った時、セレンの表情に笑みが浮かぶ。だが、その笑みには悲しみが混じった笑みだった。
「…春に咲く、桜色よ」
「…?」
買い物を済ませた二人は、シークレットアイランドに戻る為、レゾナンスから出ようとしていたが、不意に見覚えのある人影が視線に入った。
「一夏、離れるわよ」
「ああ」
二人は近くの店に入り、服を選んでいるフリをしながら外を見る。
そこには…
「…まさか、ここにお前が来るとはな」
「…片方はシャルロット・デュノアね」
織斑真也とシャルロット・デュノアが歩いていた。
「…全く、よくこのタイミングで現れたな」
「ここでやり過ごしましょう。彼等の尾行もね」
そう言ったセレンの目線の先には、三人の女子がいた。三人は真也とシャルロットを尾けるように移動している。
「…イギリス代表候補生セシリア・オルコット、ドイツ代表候補生ラウラ・ボーデヴイッヒ。そして…中国代表候補生 鳳 鈴音ね」
「…」
そして、五人は一夏とセレンに気付く事無く、そのまま歩いて行った。
「…行きましょう」
「そうだな」
そして二人は店を出て、反対方向へと歩いて行った。
(…あの男の人…)
その二人を、セシリア・オルコットが見ていた事に気付く事無く。
レゾナンス入り口付近まで辿り着いた2人は、そのままレゾナンスから出ようとする。
不意に、右前方にある店を見たセレンが、立ち止まる。
「どうした?」
「…」
一夏の問いかけに応える事も無く、セレンは全く視線を外さない。それが気になった一夏も、セレンと同じ方向を見る。
その時、店から1人の黒髮の青年、白髪の少女、金髪の女性の3人が出て来た。
青年と女性の右手には袋が握られている。青年は二つ、女性は一つだ。
会話をしながら店を出て来た3人だが、青年の目がセレンの目と合い、立ち止まる。それに釣られ、少女と女性もこちらを見た。
そして、3人はこちらの方向に歩き出し、真正面から向き合った。
「…まさか貴方達も此処に買い物しに来ていたなんてね…偶然って恐ろしいわね」
「ああ、全くだな。”セレン”」
(何っ…!?)
青年からセレンの名前が発せられた事に驚愕する一夏。
(いや、待て…この3人の顔…まさか)
「横にいるのが、お前のパートナーか」
「ええ」
「ふむ…では自己紹介くらいはしておこうか」
しかし、その驚愕は、別の驚愕によってかき消される。
まずは、少女が一夏と向き合った。
「リリウムです。”敵”同士ではありますが、今はよろしくお願いします」
次に、女性。
「私がウェンディーだ。”あの時”には世話になったな」
最後に、青年。
「私が、カラードのリーダーを務める、オッツダルヴァだ。まさかこんな形で顔合わせになるとはな、パートナー」
(カラードの…単体戦力三強だと…!?)
,;゙ ・ω・;, <マッハでもふもふにしてやるよ。
追記
話数増加します。