IS インフィニットストラトス 〜The beginning of the end〜 作:クローサー
P.S.
第三十九話にて、重要な所を描写し忘れるという馬鹿な事をやらかしました。
第四十三話
反IS組織ORCA本拠地、シークレットアイランド地下施設。
その一室にて、三人のORCAメンバーが集結していた。
「これより、ブリーフィングを行うわ。時間は刻一刻と迫っている。一度しか説明しないから、よく聞きなさい」
その時、三人の周囲に多数の空間ウィンドウが出現する。
「今から約40分前、カラードが全世界に宣戦布告と共に侵攻を開始。世界各地で大規模戦闘が現在でも続いているわ」
3つの空間ウィンドウが動き、三人の中央で止まる。
「現在、最も大規模な戦線となっているのはアメリカ、ヨーロッパ、そしてIS学園の三つ」
3つの空間ウィンドウには、アメリカ、ヨーロッパ、IS学園の様子が映し出されている。
「現状を説明するわ。まず、IS学園はカラードの艦隊と元日本自衛隊による連合艦隊が包囲し、量産型アーマードコアを確認。学園では戦力が足りず、籠城せざるを得ない状況よ。
ヨーロッパでは、カラードとヨーロッパ各国の裏切り者による連合軍と、ヨーロッパ各国と国連軍による大規模戦闘が行われているわ。更に、海上ではカラードの大規模艦隊が集結を始めている。恐らく、艦隊の一斉放火で焼け野原にでもする気でしょうね」
「そしてアメリカ。ここには厄介な奴が猛威を振るっているわ」
一つの空間ウィンドウの映像が切り替わる。
「超巨大六足移動要塞《スピリット・オブ・マザーウィル》。
全高600m、全長2.4kmの大きさを誇る、正真正銘の化け物よ。
主砲の超射程大口径レーザーキャノンの最大射程は200km。これのおかげで、アメリカ軍は一切近付く事は出来てない。しかも接近出来ても、今度は鉄壁の近接防御が迎撃を開始する。更に、これとは別に量産型アーマードコアが多数迎撃を開始するのは必須でしょうね。とりあえず、先に作戦を説明するわ」
IS学園を映す空間ウィンドウが一回り拡大される。
「私達はまず、IS学園を包囲するカラード及び元日本自衛隊を叩く。強力な戦力も確認出来ないし、ここは私1人でやるわ」
「私がIS学園で交戦している間、一夏と真改はVOB/PNでヨーロッパに向かって。到着した後の行動は2人に任せるわ。カラードをヨーロッパから追い払いなさい」
「…待て。って事は‼︎」
「…アメリカは私1人で行く。スピリット・オブ・マザーウィルは私に任せなさい」
「無茶だセレン!!分かってるだろ!?VOB/PNなら主砲の放火を突破出来る、けどその後の近接防御はどうすーーー」
「……待て……」
声を荒げる一夏を、真改が制する。
「……考えがあるんだろ……」
「…《ワタシ》を起こす。分が悪い賭けには変わりがないけど、これしかないわ」
「……そうか……」
「一夏。スピリット・オブ・マザーウィルに全員を向ける訳にはいかない。世界は、今もカラードの侵攻をギリギリで食い止めているけど、それも時間の問題よ。これ以上の侵攻を止めるには、戦力を分散させるしかない」
「…分かってる」
「悪いけど、これしかないわ。真改、VOB/PNは?」
「……いつでも……」
「なら、これでブリーフィングは終了!各自、最終チェックを終わり次第、10分後にVOB/PNに搭乗!!!」
ORCA戦力
ホワイト・グリント
ブラック・グリント
スプリットムーン
VOB/PN(機体数不明)
カラード戦力
ステイシス
アンビエント
レイテルパラッシュ
ブラット・ティアーズ
超巨大六足移動要塞 スピリット・オブ・マザーウィル
その他詳細不明