アインクラッドany%攻略RTA 【暗黒剣】チャート 作:塩なめこ
さて、ガイくんのレベルが13くらいになると、アルゴたち情報屋を介した召集がかかります。第一層迷宮区攻略会議です。
もちろんガイくんも参加するので、一度アルゴとは別れて指定された《トールバーナ》に向けてデッパツじゃ!
あ、そうそう。アルゴちゃん最新版の攻略本いくつかくれない? あっちで売ってくるからさ!
「構わないガ……。今回は初期版と違って無料配布はしナイ。こっちもカツカツだからナ。駄賃はちゃんともらって来るんだゾ?」
大丈夫だって安心しろよ~。500コルも払えないやつがフロントランナーなはず無いダルルォ? まぁ攻略本も持ってないフロントランナーなんてのもいたら困るんですけど……(小声)
でも実際に最新版の存在を知らないやつは多いです。
アルゴに協力したおかげで情報の正確性や更新速度が上がりましたが、それに伴って最新情報の伝達速度が幾分か下がりました。
キリトのようなガチ勢プレイヤーは情報の重要性を理解しているので、更新される度にガイドブックを貰いに来てくれます。
しかし、ガイドブックの存在すら知らずにレベル上げばかりしていた攻略組なんていう人がいないわけではありません。
RTAに限らずアルゴに協力するとこの現象は起こりやすいですね。特に後々中層プレイヤーに甘んじてしまう人によく見られます。
フロントメンバーの強化スピードが上がって攻略会議は原作よりも数日はやく開催されたのでRTA的にはうま味ですが、最新情報の共有不足というデメリットは大きいです。
わざわざ買いに《始まりの街》に戻られてもロスになりますし、面倒くさがってガイドブックを買わずに事故るなんてことがあっても困るので、アルゴに協力するルートに入った人は攻略会議に売り込みに行くことを忘れないでおきましょう。
なお、この時のコルは横領してはいけません。イイネ? (1敗)
では今度こそ転移門を使って《トールバーナ》に向かいましょう。
♦♦♦
「今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう! 俺の名前はディアベル! 職業は……気持ち的にナイトやってます!」
はい、みんな大好きディアベルはんのご登場です。かっこいいぞヒューヒュー!
第一層ボス攻略で欲張って死んでしまう彼ですが、今回は救出ルートで行きます。
彼が生き残ると25層で《軍》が壊滅せずに、50層まで攻略組の強化に貢献してくれます。
その後イベントで《軍》が50層で壊滅するのですが、そこまでディアベルが生きていれば、確率で《軍》を再編して60層からまた攻略に加わってもくれます。主人公がちょっと無茶するだけで助けられるプレイヤーにしてはうま味が大きいです。
今回はオレンジになる関係上、序盤以外でキャライベントが起こせないので、ディアベルのような生存することで攻略組の強化につながる人は積極的に助けていきます。
生存if関係は助けたあと特にキャライベントを起こす必要がなく、放置するだけでいいのでロスも少ないです。RTA的にもやっぱディアベルはんは聖人やなって……。
ディアベルはんに限らず、実はもう既に精神よわよわなプレイヤーを何人か助けていまして、数人多くの人がこの攻略班に加わっています。なおフレンドにはなってはいけません。今回のRTAで必要なフレはアルゴだけです(鋼の意思)
「それじゃあまず、6人パーティーを組んでくれ!」
と、ここでディアベルからパーティーを組むように言われるので、あぶられているKRTとASNのパーティーに入れてもらいましょう。俺も仲間に入れてくれよ~。
彼らは強い上、確定であぶられてパーティーにも入りやすいので安定のためにも必ずこの二人と組みましょう。ずっとオロオロしてると微ロスです。まぁキャライベントコンプリートプレイでもしてなきゃ彼らと組まない人なんてそうそういませんがね。シナリオ数の多さからまだ誰も全コンなんてできてねーよバーカ!
「ちょお、待ってんかぁ?」
軽く自己紹介していると頭とんがりコーンなキバオウさんが登場します。お前リアルでその頭なのか……(困惑)
「わいはキバオウっていうもんや。ボスと戦う前に言わせてもらいたいことがある──」
キバオウの言うことは適当に聞き流しましょう。要するに「ベータテスターは謝罪しろ謝罪」ってことです。となりのKRT兄貴が動揺し始めてますね。
その次に出てくるエギルがベータテスターの弁護をしながらアルゴたち情報屋が作ったガイドブックについて簡単に説明してくれますので、それが終わったタイミングで切り出しましょう。
あーすいません。ちょっとここにぃ、最新版のガイドブックがあるんですけどぉ~。ちょっと、買ってかない?
え? 金巻き上げる気じゃなかろうかって? いやいやそんなことないっすよ~(焦り)
こっちはほんとにカツカツなんす! 貴方たちからの貴重なコルがまだ弱いプレイヤーたちの力になるの! 寄付だと思ってさ、ね? 愛だよ愛! ラブアンドピース! だからお願いします何でもしますから!!
ちょろい(ゲス顔)
あ、そうだ。(唐突)
そのボス情報あくまでもベータ版のものだから過信しすぎないでね! これまでもベータ版との差異は見つかってるから、ね? 過信しすぎないでね?
とまぁこんだけ言ってもディアベルは突っ込みます。ディアベルを助けるには言葉ではなく行動で示す必要があります。しょうがねぇいっちょたたしてやるか!
しかし情報屋と攻略組との不和に繋がりますので必ず注意喚起しましょう。ガイドブックの配布とこれはどれだけ時間を割いてもいいです。そんくらい重要です。
どのみち攻略は明日ですし、会議イベントが発生してから一層クリアにかかる日数は殆ど変わりません。後々の進行に影響してロスになるので本当に忘れないでおきましょう(1敗)
あっ、売上分のコルは今日中にアルゴに渡しましょう。なぜかこの街にいるんですよね彼女。攻略に加わってはくれませんが。
「いいセールスだったゾ、ガイ。これからも販売はオマエに頼もうカナ?」
いやです……。そんなことしてる暇があるなら稼ぎにいかないとロスになるんで。
ちなみにここのアルゴのセリフで現在の好感度と信用度がわかります。ポジティブな反応でなおかつ仕事を頼むくらいになるともう彼女との縁が切れることはまずありません。通常プレイならね。(絶望)
あとどうやらアルゴにとって主人公は年上か同年代に見えてるようです。あだ名を使わないのがいい証拠で、年下と判断すると「○○坊」や「○○ちゃん」を使います。
実のところガイ君のリアル年齢は私にもわからん。(ワガママフェアリー)
あ、寝る前にキリトとは話しておきましょう。ラスボス戦でお世話になるので今のうちにできるだけ信頼を得ましょう。
アスナのはいらないです。うるさい俺はゲイだ。悪いが男以外は帰ってくれないか!
選択肢は上上下下上下下ァ! 会話はボタン連打でキャンセルだ。
実はここ、キリトやアスナの他にもにもキバオウさんやディアベルはん、エギルといった攻略メンバーと親睦を深めるキャライベントがあります。
まぁ、変にイベント踏んでもうま味は少ないですしロスになるのですぐに寝るんですけどね。
▼ ───気づけば外のどんちゃん騒ぎはなりを潜め、システム音声で再現された虫の声だけが響いていた。
あれなんかイベントシーン入りましたね。こんな所でイベントなんてあったっけ? (すっとぼけ)
こういうチャートにないイベントは、大抵主人公のリアルに関わるパーソナルイベントか好感度で発生するイベントのどちらかです。ロスになるので容赦なくスキップだ。あーめんどくせぇマジで。
なんで知らねぇんだよと怒らないでください。このゲーム発売から一年以上たってますけど攻略サイトでもまだ調査中の要項があるくらい複雑なシナリオしてるんで……。
まぁ誤差だよ誤差! 数秒のロスはあってもリセする程じゃないし続行!
一層攻略にかかるこの1ヶ月くらいは未知のイベントが発生する可能性がありますが、二層からは本当に孤立するのでこんなガバも少なくなります。大丈夫だって安心しろよ〜!
なんたってそれがこの【暗黒剣】チャートの唯一の利点なんですから!!
ガイという男とは直接の面識がないキリトではあったが、どういう男かということについては知り合いのアルゴを介して聞き及んでいた。
(噂通りだな……)
実直。
キリトは、ボス部屋に向かう道中に行われた数回の戦闘と、昨夜の会話から彼の性格をそういう風に捉えていた。彼はMMORPGの基本をよく理解しているプレイヤーだと言えるだろう。
彼をカテゴライズするなら、一分一秒はやくリアルへの帰還を目指す純粋な生還希望者といった所だろう。となりの
しかし、彼女とガイのプレイスタイルは真逆だとキリトは感じていた。
感覚だよりの戦闘スタイルで、生き残ることに必死なアスナと比べて、ガイは理論的で自身の力を過信せず、いい意味で余裕を持っていた。
レベル上げばかりが強さに直結するのではない。それに気づいている彼は情報に重きを置いて情報屋の活動を支援した。自身を強くするためではない。攻略組の強化を効率的に進めるために。
アルゴは言っていた。彼は自ら情報屋にその身をタダで売り渡した。初対面の相手にだ。普通、PKで死ぬこのゲームでそんなことはできない。もしも相手の心の中に邪な考えがあったとしたら、最悪死ぬ。
彼は分かっているのだ。自分たちビギナーを助けてくれるアルゴたちのようなベータテスターの存在がどれだけ重要なのかを。彼の売り言葉は「攻略速度を上げるために、俺を道具のように扱って欲しい」だったそうだ。
全幅の信頼を寄せられて、アルゴがこころなしか少し嬉しそうに話していたのをキリトは覚えている。ガイもアルゴを疑ってはいない。凄まじい信頼関係を既に構築していた。
そんな彼だからこそ、情報屋と攻略組の不和を望まなかった。「ベータテスターだから助けてくれるのが当たり前だ」というビギナーの片寄った考え方に同調せず、どちらの助けも欠けてしまえば生き残れないことを説いた。
(「なんでベータテスターのはずの情報屋連中がここにいないか知っているか? キバオウさん」)
この最新版のガイドブックを50コルで売ると宣言した彼が、それに反発したキバオウに向けて放った言葉をキリトは思い出す。
(「
俺はそんな連中の力になってやりたい。そう思ってこれを売りに来た。この売上は全てアイツらのリソースに変わる。……寄付だと思って買ってくれないか?」)
彼は静かにそう言い放った。彼らを助けて欲しいと。彼らのことを信じて欲しいと。 彼の真っ直ぐな言葉は、直ぐにその場にいる人々の心を掴んだ。
彼にはキリトとは違い、ディアベルのような人を率いる力がある。いや、人を率いなければならないというような義務感を感じる。
見方によっては目的のために他者を道具のように扱えてしまう、そんな危うさがあるように見えるだろう。だがしかし、良くも悪くも人々を引っ張るカリスマ性を今のキリトは持ち合わせていない。
少し、羨ましいと感じてしまうのは己の罪悪感からだろうか。
己と違う道を行くディアベルという光に当てられて出てきた小さな傷が少し、しかしさらに深くなった気がした。
♦♦♦
気づけばもうボス部屋の前に来ていた。ディアベルはみんなの前に出て言う。
「勝とうぜ!」
応! という返事とともに扉が開かれた。部屋の奥の玉座に鎮座するのは、フロアボス《イルファング・ザ・コボルドロード》。
プレイヤーたちに気づいた奴は、雄叫びを上げて取り巻きを召喚する。《ルイン・コボルド・センチネル》だ。
「全隊、突撃!」
A〜Fまでの隊が突撃する。キリトたちF隊の役割は三体いる取り巻きのセンチネル一体を足止めし、倒すこと。
「行くぞアスナ、ガイ!」
キリトが切り込んでいく。多対一でのセオリーは一人が囮となって敵の攻撃を弾き、スイッチで他のプレイヤーがソードスキルを無防備な敵にぶち込む。
「スイッチ!」
「……ッ!」
掛け声とともにアスナが飛び出し【細剣】スキルの連撃がセンチネルを穴だらけにしていく。それはまさに神速で、センチネルはあっという間にポリゴン片へと変わった。
だが、これで終わりではない。センチネルは三体までしか湧かないが、ボスが倒されるまで無限に湧いてくる。
キリトとアスナはまだソードスキル発動後の硬直で動けない。そこでタゲ取りになるのが、このパーティー唯一の盾持ちであるガイだ。
「はぁぁ!」
キリトから見てガイの盾裁きは上級者を飛び越して達人のそれだった。センチネルの棍を盾で受け流した彼は、勢い余って背中を見せてしまったセンチネルに容赦なくソードスキルを叩き込む。
敵の行動パターンを完璧に把握したかのような盾裁きは、まるで一人でスイッチを行っている様に見えた。とてもビギナーができる動きではないとキリトは驚愕する。
(こいつ、ほんとにベータテスターじゃないのか!?)
驚きながらも硬直が解けたキリトは、ソードスキルによって吹き飛んだセンチネルに追撃の二連撃を浴びせる。
二体目のセンチネルもまたポリゴンと化して消えた。
そうやってキリト、ガイの二人が囮となりアスナが火力役となるローテーションを繰り返して、4体目のセンチネルを倒し終えた頃、コボルドロードは約20人のプレイヤーに叩きのめされていた。
最後のゲージはとうに赤ラインまで減少し、情報通りなら【曲剣】に持ち変える──はずだった。
「みんな下がれ! 俺が出る!」
(なに?)
そこで異変に気づいたのは、ディアベルの指示に疑問を持ってボスを捉えたキリトだけだった。
コボルドロードが【曲剣】ではなく、【刀】カテゴリの野太刀を手にしていたことに。
「ディアベル下がれ! 全力で後ろに飛べ!」
そのキリトの悲鳴のような叫び声に気づけたのは二人。
だが、その二人の中でも即座に動くことが出来たのは一人だけだった。
ガイは、手に持つ「アニールブレード」を構えて走り出した。そして投げる────。
なんだよ、結構あたんじゃねぇか……ヘヘッ
ダメージよし! 生存よし! 1週間オレンジになる権利、ゲットだぁ。
剣がソードスキル発動中のディアベルに当たったことでスイッチのような現象が発生し、彼は横に吹っ飛びます。
それによってコボルドロードの初撃を躱すことが出来るので、二撃目が来る前に間に割って入りましょう。もちろん盾は構えてな!
これに間に合わせるためにはセンチネルとの戦闘位置を少しずつボスに近づけなければなりません。だから、ポップしたセンチネルの囮になる必要があったんですね。
戦場を決めるのは囮の特権だってそれ一番言われてるから。
体力MAX状態で盾を構えれば、コボルドロードの一撃なぞイエローラインで耐え抜けます。コボルドロードがソードスキルの硬直中にキリトを呼べば万事安泰!
ディアベルが呆気に取られている間に、俺たち3人で暴力!暴力!暴力! って感じでコボルドロードを瞬殺しましょう。3人に勝てるわけないだろ!
この時、キリト主導で戦闘が行われたことを印象付けるため、キリトに指示を請うのを忘れないでおきましょう。あとはキリトがLAを取るように調整してやればOK。
チーン。
第一層クリアです……。意外と速く落ちたなぁ。
この後キバオウさんがキリトを責め立てたことで情報屋と攻略組の不和が発生しそうになりますが、ここはキリトくんの名演が光り無事解決!
キリトくんはみんなの悪者《ビーター》になったのでした。めでたしめでたし!
んなぁわけねぇだろ。(半ギレ)
ビーターイベントが終わったらディアベルの元へ向かい謝罪しましょう。結果オーライでしたが攻略組からのヘイト値は上がっています。
この誠意の謝罪によってヘイト値は一気に好感度へ変化するのでディアベルとはみんなの前で決着を付けましょう。もう君とは金輪際話すことないけどね。(無慈悲)
それを終えたら二層に向かいましょう。キバオウたちから「あんな奴についていく気か?」と問われるので、「攻略組なんだから上を目指すのは当たり前だルルォ!?」と言っていなし、第二層最初の街に一人で向かいます。
絶賛罪悪感感じちゃってるキリトと合流出来るので、そのまま街に向かいましょう。街に着くとオレンジになった弊害で衛兵に門前払いされます。
キリトに心配されますが、「ここでみんなを待つ」を選択してキリトが居なくなるまで待機。
彼がいなくなったら稼ぎタイム開始です。
原作での第二層は、5日足らずで迷宮区に到達し、10日後には攻略されます。
今回は情報屋連中のマッピング時間の短縮を図るため、この稼ぎタイムと並行して街マップと迷宮区などのダンジョンマップ以外を埋めに行きます。
次の日、攻略組の報告を聞いて上がってくるアルゴにマップデータをぶち込んでやりましょう。この時のアルゴの表情はかわいい。
すると直ぐにガイドブック作成にあたってくれるのでタイム的にうま味ってわけです。
まぁ長々と平凡な稼ぎシーンが続くため倍速でも動画的には無視できないまず味です。
上映会開催の宣言を行います
地獄に付き合ってもらおうか
戦闘描写のご指摘募集中。
ク〇キーの視聴は自己責任でお願いします。ちなみに僕は見ました。
感想と評価、お気に入りをよろしくお願いします。何卒。