それなりに良い関係のトレーナーとゴールドシップが遊戯王で遊ぶ話 作:黄金モルモット
原作:ウマ娘プリティーダービー
タグ:ウマ娘 ウマ娘プリティーダービー トレーナー ゴールドシップ オリカ ウマ娘✕遊戯王 魁!!男塾 晒し中
男爵ディーノの攻撃を顔面に受けたトレーナー。
果たして、この
今回は結構ネタデュエルですが、次回はもっと真面目にデュエルします。
雨の休日というのは苦手だ。
理由は簡単。ゴルシが俺の家に入り浸るから。
ふらっと不法侵入したゴルシが、俺のソファで寝転がって男塾を読む。そんな滅茶苦茶な日常。
「死ぬなー! ディーノ! 男爵ディーノー!」
想像してみろ。朝から晩まで、ずっとこれが近くにいるんだぞ? 気がおかしくなる。いや、既に俺の気はおかしくなりかけている。
「ディーノーー! ……アタシは絶対忘れないぜ。男爵ディーノという男の生き様を……!」
うるせえよ。暑苦しいんだよ。
あとな、ディーノに生き様とかあるか? こいつ死に様は良いけど、生き様は微妙だろ。ベルトコンベアの向こうでレバーを上げ下げする生き様のどこがいいんだ。キャラ設定変わりすぎだろ。
その後もゴルシは俺のソファを不法占拠し男塾を読み漁り続けていた。そして、突然キレた。
「なんでヤクザがラスボスなんだよー!」
「うるせえんだよ! 黙って読めよ!」
「あぁ!? だっておかしいだろ?
「それは皆思ったけど、とにかく静かにしろ!」
「……分かった」
おお、静かになった。言葉が通じたぞ。
耳が痛いくらいに静かだ。雨の音がはっきりと聞こえる。なんて、なんて落ち着く……。
落ち着かねえよ。不気味だよ。
ゴルシは黙ったら黙ったで怖いんだよ。
「なあ、トレーナー……話がある」
おお、急に来たな。声のトーンがマジだ。一体何を言うつもりなんだ。想定しろ、あらゆる状況を想定し、隙を見せる事無く答えるんだ。
パターン1「アタシ……有馬記念で勝ちたい」
1番理想的で1番ありえないパターンだな。
パターン2「カタツムリの王国作ろーぜ!」
ありそうだけど、俺はカタツムリが苦手だ。
パターン3「赤ちゃん……できちゃった♡」
おっと、どうした俺? かかり気味か? 疲れ気味か? いやこのパターンはおかしいだろ。大丈夫か? まだ結婚どころかプロポーズもしてねえだろ。いやそうじゃない、この台詞がなんで俺の中から出てくるんだ? HA☆HA☆HA! よお、俺の深層心理。元気か? お前かなり空気読めないよな。なあ、俺に忠実なのは良いけどよ。もう少し考えろよな? 深層心理。つまり、この想定は絶対にありえない。三女神に誓っていい。
「死 穿 鳥 拳!」
俺の思考を遮るゴルシの攻撃。棘付きの鞭と、くちばしに毒を塗り込んだ
「痛った! なんだよ急に!」
「オメーがダンマリしてるからだろ?」
「うるせーな。ちょっとした“考え事”だよ!」
「ほーう? その割には顔が赤いけどな」
「お前が顔に死穿鳥拳当てたからだろ。つーか、その
「ふん、Amazonで買ったんだぜ」
バカ野郎。そんなもの買うな。せめて
違う、そうじゃない。
「で、話ってなんだよ」
「んーと……忘れたわ」
「なんだよそれ」
「おっ、そーだ! 遊戯王しようぜ!」
遊戯王……。懐かしいな、昔はハマってたっけ。
「なんだお前、遊戯王知ってるのか」
「当たり前でしょ? このゴールドシップ様を甘く見るんじゃないわよ! エッチ! 変態!」
なんで俺は罵倒されてるんだよ。誰だよお前。
「でも俺が遊戯王やってたの昔だぞ。ルールとか全然覚えてねえよ。今はなんか凄いんだろ?」
「ああ、大丈夫だせ。オリカだから」
オリ……カ? なんだそれは。
すると、ゴルシが俺にカードを見せてきた。
| 光属性 | レベル4 | 戦士族 | 効果 | |
| 攻撃力1800 | 守備力1500 | |||
| このカードが相手モンスターを戦闘で破壊した時に発動する。このカードの攻撃力は200ポイント上昇する。 | ||||
得意満面なゴルシと違って、俺には何が何だか理解出来なかった。それは確かに遊戯王のカードだった。しかし、ゴルシという言葉とドラゴンに乗って鎧を身に纏ったゴルシのイラスト。そんなカードを俺は知らない。それは、まさに……。
「オリカって、オリジナルのカードって事か?」
「ピンポーン! ゴルシ様お手製のテーマデッキだぜ! 勿論、オメーの分もあるからな!」
良く分からねえが、コイツ何かと器用だよな。
ゴルシが描かれているから分かるが、そうで無ければ分からないほどのクオリティだ。
「いいじゃねえか、やってやるよ」
「へへっ、オメーもノリが良くなってきたな」
「じゃあ、俺のデッキをよこせ」
俺はあえて中を確認しなかった。直感的にその方が面白いような気がしたからだ。
「「いくぜ!
ゴールドシップVSトレーナー
ゴルシLP>>>4000
デッキ:40枚
EXデッキ:1枚
-----
トレーナーLP>>>4000
デッキ:40枚
TURN:1
ゴルシ:先行はアタシが頂くぜ! 手札から【
| 光属性 | レベル4 | 戦士族 | 通常 | |
| ATK1600 | DEF1200 | |||
| 黄金王国を取り囲む城壁を守る兵士。その労働条件は過酷で、ストレスを溜めた門衛達が良く拳で穴を空けている。 | ||||
ゴルシ:カードを1枚伏せてターンエンド!
ゴルシ:よっしゃ! かかってこーい!
≪ゴールドシップ≫
LP>>>4000
手札:3枚
フィールド:モンスター1体
伏せカード1枚
-----
≪トレーナー≫
LP>>>4000
手札:5枚
TURN:2
トレーナー:(よくよく考えたら、俺が使うカードも全てコイツが作ってるんだよな。それだと、俺はもの凄く不利になるんじゃなかろうか……)
トレーナー:俺のターン、ドロー。
トレーナー:(なっ……このカードって……!)
トレーナー:……俺は【トレセンズ
| トレセンズ | ||||
| 闇属性 | レベル4 | サイキック族 | 効果 | |
| ATK1500 | DEF1000 | |||
| 自分フィールドに【トレセンズ ハッピーミーク】がいる時、このカードの攻撃力は500ポイント上昇する。 | ||||
トレーナー:なんなんだよ、このカードは!?
ゴルシ:何って、桐生院葵だけど。
トレーナー:いや意味分かんねえよ。しかも、闇属性でサイキック族とかイメージ悪いだろ。
ゴルシ:まあまあ、気にすんなよ。
ゴルシ:で、どうする? 攻撃するか?
トレーナー:いや、攻撃力が足りねえから攻撃しても桐生院がゴルシにやられるだけだろ。俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ。
ゴルシ:おう、中々良いタクティクスだぞ。
≪ゴールドシップ≫
LP>>>4000
手札:3枚
フィールド:モンスター1体
伏せカード1枚
-----
≪トレーナー≫
LP>>>4000
手札:3枚
フィールド:モンスター1体
伏せカード2枚
TURN:3
ゴルシ:ゴルシちゃんのターン♡ ドロー♡
ゴルシ:よっしゃあ! ファイヤー!
トレーナー:うるせえよ。
ゴルシ:手札から
| 通常魔法 | ||||
| 自分フィールドに黄金王国モンスターがいる時に発動出来る。相手プレイヤーに500ポイントのダメージを与え、フィールドのモンスター1体の攻撃力を300ポイント下げる。 | ||||
ゴルシ:よーし! まずはオメーに500ポイントのダメージだ! くらえ! ファイヤー!
トレーナーLP>>>3500
ゴルシ:おいおい、トレーナー。オメーよ、何か大事な事を忘れてねえか?
トレーナー:なんだよ。なんかあったか?
ゴルシ:オメーのライフが削られたんだぞ? そしたらよう、こう、グウッゥ! みたいになるだろ普通。またはヌゥゥ! みたいなのとかさ。
トレーナー:はあ? それはアニメの世界だろ。
ゴルシ:つまんねえ奴。だからモテねえんだよ。
トレーナー:……なあゴルシ。
ゴルシ:どうした?
トレーナー:仮にだが、今の俺が他の女にモテたとしてどうなるんだよ? 俺がモテる必要はもう無いだろ。お前がいるんだし。
ゴルシ:お、おう。そうだな。そうだったよな。
ゴルシ:(コイツのこういう所が……)
ゴルシ:いいからよお、早く呻けよ。
トレーナー:仕方ねえな……ッウウ!
ゴルシ:お、いい感じいい感じ。
ゴルシ:んで、桐生院葵の攻撃力DOWN!
桐生院葵ATK>>>1200
ゴルシ:さらに、わたくしは手札から【
トレーナー:誰だよお前は。
| 光属性 | レベル4 | 戦士族 | 通常 | |
| ATK1600 | DEF1000 | |||
| 黄金王国城下の治安を守る兵士。好物はスルメ。 | ||||
ゴルシ:それでは、バトルを行います。
ゴルシ:門衛ゴルシで、桐生院葵を攻撃します。
トレーナー:だから、なんだよその口調は。
【門衛ゴルシ】→→→【桐生院葵】
ATK1600 ATK1200
トレーナー:なら、ここで
トレーナー:
| トレーニング開始 | ||||
| 通常罠 | ||||
| バトルフェイズ時に、手札を1枚捨てて発動出来る。デッキからレベル4以下の【トレセンズ】モンスターを1体特殊召喚する。 | ||||
トレーナー:あのカードは……よし、あるな。
トレーナー:【トレセンズ ハッピーミーク】をデッキから特殊召喚するぞ。
| トレセンズ ハッピーミーク | ||||
| 光属性 | レベル4 | 獣戦士族 | 効果 | |
| ATK1700 | DEF1500 | |||
| ①自分フィールドに【トレセンズ 桐生院葵】がいる時、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。 ②自分フィールドの【トレセンズ】モンスターを墓地に送って発動出来る。デッキからレベル5以上の【トレセンズ】モンスターを手札に加える。 | ||||
トレーナー:【ミーク】が俺の
【桐生院葵】ATK>>>1700
【ハッピーミーク】ATK>>>2200
ゴルシ:おー、やるじゃねえか。んじゃあ、これでアタシはターンエンド♪
トレーナー:一応聞くけどよ。
ゴルシ:なんだ? プロポーズか?
トレーナー:そんな事言ってねえだろ。
トレーナー:(慌てるな俺、これは俺をからかっているに違いない。ここで反応したら玩具にされるだけだ。第一、それにはまだ早いだろ。まだ、すぐそこまで行けるわけがねえ。まずはコイツが卒業して、それなりに将来の目処が立ってからじゃねえと……そもそもコイツは軽率にこういう事をいうから困るんだよ。俺の気持ちをだな……)
ゴルシ:大丈夫か? 死穿鳥拳いるか?
トレーナー:水を飲ますみたいに言うな。
トレーナー:だから俺が言いたいのは、ウマ娘は獣戦士族の扱いで良いのか? って事だよ。
ゴルシ:仕方ねーだろ? ウマ娘族がいねーんだからよ。もっと頭使えよ。
トレーナー:どうせオリジナルカードなんだし、作れば良いだろ。ウマ娘族。
ゴルシ:あーやだやだ、男ってすぐ論破しようとしてくるのよね。ホント、ペペロンチーノ。
トレーナー:(ここはツッコんだ方が負けだ)
≪ゴールドシップ≫
LP>>>4000
手札:2枚
フィールド:モンスター2体
伏せカード1枚
墓地:1枚
-----
≪トレーナー≫
LP>>>3500
手札:2枚
フィールド:モンスター2体
伏せカード1枚
墓地:1枚
TURN:4
トレーナー:俺のターン、ドロー。
トレーナー:(……これは強そうなカードだな)
トレーナー:俺は【ハッピーミーク】のもう1つの効果を発動。自分フィールドの【トレセンズ】モンスターを墓地に送り、デッキから上級【トレセンズ】モンスターを手札に加える。
トレーナー:そして【理事長の決断】を発動!
ゴルシ:げ! マジか! それ引いたのかよ!
| 理事長の決断 | ||||
| 通常 | ||||
| このカードは1ターンに1度しか使えない。ライフポイントを2000払って発動する。相手フィールドのモンスターを全て破壊する。 | ||||
トレーナーLP>>>1500
トレーナー:お前のフィールドがガラ空きだな。
ゴルシ:なんだよ、自信過剰だぞ。
トレーナー:ところがな、過剰じゃ無いんだよ。
トレーナー:自分の
トレーナー:俺は【ハッピーミーク】をリリースしてレベル8の【トレセンズ オグリキャップ】をアドバンス召喚する。
ゴルシ:ほーう。
| トレセンズ オグリキャップ | ||||
| 地属性 | レベル8 | 獣戦士族 | 効果 | |
| ATK2800 | DEF2400 | |||
| 自分の ①このカードの攻撃力は自分の墓地に存在する【トレセンズ】モンスターの数✕500ポイント上昇する。 ②自分のエンドフェイズ時に、自分の | ||||
トレーナー:俺の墓地にある【トレセンズ】モンスターの数は3体。よって、オグリキャップの攻撃力は1500ポイント上昇する。
ゴルシ:墓地に3体……なるほど、さっきアタシの攻撃を防いだ時に捨てたカードもって事か。
【オグリキャップ】ATK>>>4300
トレーナー:お前のフィールドにモンスターはいない。これで、お前の負けだな!
【オグリキャップ】→→→≪ゴールドシップ≫
ATK4300
ゴルシ:なら、ここで手札のモンスター効果を発動するぜ! 【
トレーナー:手札から……だと!?
トレーナー:(税務署の方が気になるが)
| 光属性 | レベル2 | 魔法使い族 | 効果 | |
| ATK500 | DEF300 | |||
| このカードを手札から墓地に送って発動出来る。相手モンスターの攻撃力を、ターン終了時まで400ポイント下げる。 | ||||
【オグリキャップ】ATK>>>3900
トレーナー:チッ……ギリギリ耐えやがるのか。
【オグリキャップ】→→→≪ゴールドシップ≫
ATK3900
ゴルシ:ぐっっうううああああああああああ!
トレーナー:うるせえ!
ゴルシLP>>>100
トレーナー:ターン、エンド
【オグリキャップ】ATK>>>4300
トレーナーLP>>>4000
≪ゴールドシップ≫
LP>>>100
手札:1枚
フィールド:伏せカード1枚
墓地:4枚
-----
≪トレーナー≫
LP>>>3500
手札:2枚
フィールド:モンスター1体
伏せカード1枚
墓地:4枚
TURN:5
ゴルシ:アタシのタァァァン! ドロォォォ!
ゴルシ:アレクサ! 不動遊星のテーマだ!
アレクサ:ワカリマシタ。サイセイシマス。
ゴルシ:オーバー・トップ・クリア・マインド!
トレーナー:(明鏡止水明鏡止水明鏡止水明鏡止水明鏡止水明鏡止水明鏡止水明鏡止水明鏡止水)
ゴルシ:罠カードオープン! 【
| 通常/フィールド | ||||
| このカードは発動後、カードの位置をフィールドゾーンに移す。このカードはルール上、フィールド魔法として扱う。このカードの②効果はデュエル中に1度しか発動出来ない。 ①このカードが自分フィールドに存在する限り、自分フィールドの【 ②デッキから【 | ||||
トレーナー:フィールド魔法として扱う罠カードだと? 自分ばっかりズルくねえか!?
ゴルシ:今更気づいても遅いんだぜ。効果発動! デッキから【
ゴルシ:C'mon! 【
| 光属性 | レベル10 | 天使族 | 効果 | |
| ATK5640 | DEF5640 | |||
| このカードは通常召喚出来ず【 ①自分フィールドに【 ②1ターンに1度発動出来る。フィールド上に存在する全ての魔法・罠カードを破壊する。 ③ライフポイントを半分にする事で発動出来る。相手プレイヤーのデッキ・手札・墓地のいずれかからモンスターを1体選び、召喚条件を無視して相手フィールドに特殊召喚する。この効果はデュエル中に1度だけ発動出来る。 | ||||
トレーナー:おいおいおいおい……
ゴルシ:まだまだこれからだぜ?
ゴルシ:【ゴルシ姫】の効果抜錨! オラッ! オメーの伏せカードにはバイバイしてもらうぜ!
トレーナー:(クッ……次のターンには……)
ゴルシ:なあオメーさ。もしかしてまだ、自分が負けないとか思ってるの?
トレーナー:ああ、勝つ気だよ。
ゴルシ:へへっ、そうこなくっちゃなあ! というわけで! 【サンライト・チャペル】をデッキから発動! バーニングッ!
トレーナー:チャペル……教会……か?
| 永続 | ||||
| このカードは自分フィールドに【 | ||||
トレーナー:滅茶苦茶なカード作りやがって。
ゴルシ:まあまあ、悪いようにはしないって。
ゴルシ:【ゴルシ姫】の効果!
ゴルシLP>>>50
ゴルシ:えーと……【トレセンズ トレーナー】をオメーのフィールドに特殊召喚!
| トレセンズ トレーナー | |||||
| 光属性 | レベル9 | 戦士族 | 効果 | ||
| ATK2500 | DF2000 | ||||
| このカードは通常召喚出来ず、カードの効果ので特殊召喚出来る。このカードは相手プレイヤーが発動したカードの効果を受けない。このカードの攻撃力は自分の手札✕800ポイント上昇する。 | |||||
トレーナー:げっ……俺のまであるのかよ。
ゴルシ:結構上手く描けただろ?
トレーナー:まあ、確かに上手いけどよ。
ゴルシ:キャッ♡ 褒められちゃった♡
ゴルシ:これで仕上げだあ! 手札から速攻魔法を発動するぜ! 【
トレーナー:エンゲージ……ま、まさか!
ゴルシ:おっと、デュエルの途中で逃げるなよ? 結婚式は始まったばかりなんだからよ!
| 黄金王国《ゴールドキングダム》 エンゲージリング | ||||
| 速攻魔法 | ||||
| 【 | ||||
ゴルシ:【ゴルシ姫】と【トレーナー】を合体♡ イヤン♡ 合体だなんて、トレちゃん積極的♡
トレーナー:誰がトレちゃんだよ。
ゴルシ:オメーはトレちゃんで決まりなんだよ。
ゴルシ:現・わ・れ・ろ! 【ゴールドシップ&トレーナー The time of two people sharing love cannot be expressed even forever】!
| ゴールドシップ&トレーナー The time of two people sharing love cannot be expressed even forever | ||||
| 光属性 | レベル12 | 創造神族 | 効果 | 融合 |
| ATK56400 | DEF56400 | |||
| 【 このカードは上記の組合せ以外では融合召喚出来ず、融合召喚でのみ特殊召喚出来る。 このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。ゴールドシップのトレーナーは、以下の選択肢からどれか1つを選択しなければならない。 ●ゴールドシップにプロポーズする ●ゴールドシップと結婚する ●ゴールドシップと家庭を築く ●ゴールドシップにmarry me?と聞く ●ゴールドシップに愛を囁く ●ゴールドシップを抱きしめる ●ゴールドシップにキスする ●婚姻届のゴールドシップの隣にサインする ●ゴールドシップに指輪を送る | ||||
トレーナー:なあ、1ついいか?
ゴルシ:なんだよ。水を差すなよ。
トレーナー:俺、今凄く恥ずかしい。
ゴルシ:アタシも恥ずかしいから平気平気!
ゴルシ:因みに、これを選ばなかったらオメーはデュエルに敗北するからな。
トレーナー:じゃあ、それでいい。
ゴルシ:へ?
トレーナー:サレンダーだ。
WINNERゴールドシップ
雨の音がうるさい。
多分、部屋が静かだからだ。
「なあ、トレーナー……なんか、嫌な事でもあったのか? そんで、わざと負けたのか?」
違う、そうじゃない。そういうのじゃない。
「仕方、無いじゃん。アタシ、こういう回りくどいやり方しか知らないんだからさ。明るく、なんて出来ないんだからさ。いつもの調子が、オメーの前だといつもにならないんだよ」
部屋は静かなのに、心は騒がしい。
らしくもねえ。互いに、らしくもねえ。
「ゴールドシップ。俺にもさ、プライドがあるんだよ。それは、カードじゃ決められない」
今日の天気予報は午後から晴れだ。
虹が見えるかもしれない。
「何が、言いたいんだよ。いや、それはオメーの台詞だよな。アタシは何をしたいんだろうな」
「とりあえず、雨が止んだら出かけるぞ」
「どこに? どこに行けばいいのさ」
こういう時、一方は冷静でなくてはいけない。
「お前、ここから銀座までの電車賃あるか?」
「……銀座?」
大きな買い物をする時は、なおさらだ。
「お前が来ねーと、サイズを測れねーだろ」
「腰回りの?」
「指周りだろ。腰は、まあ……また今度だな」
でないと、将来への不安だとか高揚感だとかに押しつぶされてしまう。
そういう意味で、雨は苦手じゃない。気持ちを抑えてくれるからだ。この、跳ねる心を。
「夜ご飯は?」
「今からレストランを予約するのは無理だろ」
「じゃあ、オメーの作ったのが食べたい」
「お前は作らねえのか?」
「何言ってんだよ。これから“ずっと”オメーが作る役目だろ。アタシは食べる役」
「たまにはその役目を代われよな」
「まあ、たまにならな」
「じゃあダイヤに負けないくらい、とびきり化粧をして来い。晴れるまで、時間かけていいぞ」
アイツが部屋を出ていって、ようやく本当に静かになった。机に散乱したカードが揺らめく。
ああ、そうだ。
明日の降水確率も見ておかないとな。
skeb始めました。依頼受付中です。
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