【サイレントロード】2011日本ダービーPart6【オルフェーヴル】
1:出走登録名無しさん ID:EV9ST8TZa
語れ
221:出走登録名無しさん ID:jhkCeCRss
雨やまねぇな
223:出走登録名無しさん ID:HAubUyJiQ
まあ薄々察してたけどこれ不良馬場ダービーだな
229:出走登録名無しさん ID:H8QJzThx5
一昨年のロジユニヴァースも不良馬場だったけど、その前は40年前の69年とか見たな
233:出走登録名無しさん ID:Nb7K4FzGT
府中の皐月賞に不良馬場のダービー
なんや今年のクラシックは波乱が続くね
238:出走登録名無しさん ID:VUwGQznQ5
不良馬場ならますます内有利の前有利だな
切れ味勝負は無理無理の無理
241:出走登録名無しさん ID:TXVEmaBjF
サイレントロードは残念という他無い
248:出走登録名無しさん ID:gKQHFieFD
>>238
とおもーじゃん?
7Rでは外回った8枠の7番人気が2着、8Rは外回った10番人気がまくり勝ち
10Rの結果次第だけど、内の馬場ボロボロで外有利ってこともあり得るよ
249:出走登録名無しさん ID:GTYYKPuzj
正直オルフェーヴルも不安なんだよな
切れ味勝負の馬に不良馬場はかなりきついでしょ
256:出走登録名無しさん ID:TeEsZ9Mdu
ベルシャザール気になってる
瞬発力勝負はきつかったけどワンチャン前残りにならんかな
261:出走登録名無しさん ID:Q9WCMkWKg
本当に強い馬なら馬場がどうだろうが枠が悪かろうが勝つだろ
ここで勝てないならサイレントロードもオルフェーヴルも大した馬じゃないね
269:出走登録名無しさん ID:6iKijKkaK
つっても他に買う馬いなくね
275:出走登録名無しさん ID:NmZcxRgpX
ディーノ信じてデボネアに突っ込もうかしら
284:出走登録名無しさん ID:uK9K8xGPW
>>261
おっさん乙
285:出走登録名無しさん ID:5AJy58ZVs
>>261
いつの時代の人間だよ
289:出走登録名無しさん ID:Ddtx3kBZW
>>269
それはある、それくらい皐月賞が圧倒的だった
297:出走登録名無しさん ID:j66wHWKQe
そろそろ10R始まる?
300:出走登録名無しさん ID:Vp7sD8RCg
うーん素直にサイレントロードでいいとは思うんだが
前評判通りSOダービーになるのか、不良馬場で一発あるのか
305:出走登録名無しさん ID:ML46GbWk5
トウカイテイオーって重馬場耐性あったっけ?
なんとなく軽い馬場での一気の脚がすごいイメージがあるんだけど
310:出走登録名無しさん ID:JNuTrQX2p
単勝1.6か1.5くらいで落ち着きそうか?
321:出走登録名無しさん ID:QDT3gRpxn
>>305
ジャパンカップ見てこい
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「お前……」
「どうしました笹木さん」
「……いや、ええわ」
約1ヶ月ぶりの東京競馬場。今回は来れるかわからなかったために特に連絡はせず一人で来たので、偶然会った笹木さんにすごい顔をされた。なんだと言うのか。
「次の登板いつや? 最近絶好調やし期待もかかっとるだろうに来てええんか」
「明々後日っすね。まあもう6勝してるし1敗くらいしてもいいでしょ」
「お前なぁ……そういうこと外で言うなや」
呆れた顔。いや流石にマスコミの前ではこんなこと言わないっすよ。
今日は来場した時間が遅かったので、馬主席での挨拶はそこそこ程度にして足早に下に向かう。
「お疲れ様です」
「ああお疲れ様です駒場さん」
「お疲れ様です、いやあ大外引いちゃいましたよ」
談笑に花を咲かせていた関騎手と池尾調教師に声をかける。付き合いは短いはずだしそう何度も会っているわけでは無いはずなのだが、もはや見慣れた顔だ。
「8枠18番でしたっけ、やっぱ厳しいですか?」
「心情的にはきついですけどなるようになりますよ。若駒Sで感覚も掴めてますし」
「まあ絶対勝ってくださいとか言わないんで、気楽に乗ってくださいよ」
「あはは! 剛毅だなぁ」
首を傾げると、胃が痛そうな顔をした池尾さんが説明してくれた。
「これがただのレースならまだしも、日本ダービーですからね。他のどんなレースで負けてもいいからこのレースだけでも勝ちたいと願う競馬関係者がほとんどですよ」
「そんなにですか?」
「ええ、私だってそうです。創作での話ですが、「ダービー馬を持つことは一国の宰相になるより難しい」とすら言われる程ですから。どうして?と言われると中々難しいですが、競馬に携わる者にとってダービーはそういうものなんです。
それに、皐月賞ダービー菊花賞の3つを制する三冠という勲章に挑戦出来る馬は年に1頭しかいませんから。尚更絶対に勝てと言うのが普通のことですよ」
「僕としても初めて勝つまでに10年くらいかかってその間はもうダービー勝ちたくて勝ちたくて仕方なかったですし、ありがたいことに都合四度勝たせてもらってるんですけど、それでも何度だってダービーに出られることは光栄ですし何度だって勝ちたいですね。
ダービーっていうのはそういうものです」
なるほど。野球選手なら甲子園みたいに、所謂世代戦というか、一世一代の勝負みたいなのが価値が大きいのは理解できる。例えるなら甲子園が三冠戦、プロ野球が古馬重賞戦みたいな感じだろうか。もちろんそんな単純な話ではないんだが。
歴戦の騎手と調教師に言われているし、そこは別に否定する気は起きない。
「となると流石に気楽に、とは言えませんね。ただ……」
「ただ?」
「それでも僕からは絶対勝ってくれとは言いませんよ。野球で例えるなら騎手と馬が選手で調教師が監督とコーチ。そして馬主は球団の経営陣。
元々1勝しただけで既に元が取れている身、あとは頑張っているところを見れるだけで満足ですよ」
「無欲ですねぇ」
まあ幸運なことに初年度からこんなに活躍する馬を持てたお陰で、普通の馬主さんと比較して感覚がおかしいだけかもしれない。
というかもしこれでダービー勝っちゃったら、歴戦の馬主さん達に嫌われたりしないだろうか……うん、まあ、そういうのは勝ってしまったらその後で考えよう。
「まあ気楽に乗ってというのは取り消しますけど、負けても文句言うことは無いのでやれるだけやってくれればそれで構いませんよ」
「ははは、わかりました。やるだけやってきましょう」
では馬主との挨拶があるのでとその場を辞した駒場さんを見送って、改めて関に向き直る。
「で、実際どうする」
「外かな」
「だろうな」
午前中の第4R未勝利戦では関騎乗のファンフェアが逃げ切り勝ちを決めたが、その時点で関からは「馬場がかなりボロボロ」と告げられていた。そのレースも最終直線では最内を避けた走り。
それを裏付けるかのように午後のレースは外からの差し馬の成績が良好。ようするに、内側の荒れ果てた馬場を先行して走った馬の脚が残らなくなっているのだ。
「タフなレースになりそうだな」
「まあ頑張るし、なんとかしてもらうとするよ」
「池尾さん」
「ああ、健二。どうする?」
「外で行きます」
「それがいいだろう……だがそれが何を意味してるかはわかってて言ってるな?」
「はい」
「ならやれ」
「はい!」
誰かが言った。
「オルフェーヴルが世代王者を倒すところが見たい」
誰かが言った。
「サイレントロードの無敗二冠が見たい」
誰かが言った。
「人気下位馬の下剋上が見たい」
『さあそれでは現在の単勝オッズを見てみましょう。
皐月賞馬サイレントロードが最外枠ながら1.6倍の1番人気。2番人気にはオルフェーヴルが3.4倍で入ります。
3番人気には5.9倍のサダムパテック、そしてデボネア、ナカヤマナイトの5番人気までが単勝10倍以下となっています』
……誰かが言った。
「まだ走らないでくれ」
「結末をまだ見たくない」
『生涯ただ一度、世代の日本一を決める戦い、東京優駿改め日本ダービー。2008年生まれ7458頭の中から選ばれし18頭が、芝を叩く強い雨の中パドックを周回しております。まず馬体重の増減からお伝えします。
―――今日も馬主と和気藹々。ただ1頭のみに許された二冠への挑戦、当然の1番人気はサイレントロード。467㎏、皐月賞から+4㎏となっております』
それでも時間は刻々と流れる。
待ち受けるのは見る者全てを熱狂させる極上の2分半。
『平成23年5月29日。雨は降りやまず午前午後芝ダート全てのレースが不良。はたしてこれがどのような記録と記憶となって刻まれるのでしょうか。
第78回日本ダービー本馬場入場です!
―――ひとつひとつ積み上げた集大成がわずかクビの差届かなかった皐月賞。悔しさをバネに狙うは名君の首ひとつ。赤い帽子のオルフェーヴル、鞍上はずっと一緒の池澄健二!
―――さあそして、史上22頭目の二冠へ、そして父祖父と合わせて親子三代の無敗二冠へ挑みますは23年ぶりの府中の皐月賞馬、サイレントロードの鞍上にはピンクの帽子の関稔!』
「頼むぞー頑張れよサイレントロード……」
(オルフェーヴル、このレースの結果次第では……)
『東京競馬場に重く伸し掛かる雨雲を吹き飛ばすかのような大歓声が上がりました。いよいよ11レース、第78回東京優駿日本ダービーが発走を迎えようとしています。
激しい雨が降り続き、相当に水を含んだ芝コース。今年の二冠目は非常にタフさが求められそうな、過酷な舞台となりました。ダートコースはそこかしこに水溜りが浮かぶほど。
そんな中この7458頭の中の選ばれし18頭の男馬が、2400m先の世代の頂点という栄光のゴールを目指し続々とゲート入りしています。
さあオルフェーヴルと池澄健二、数少ない長き信頼で結ばれたコンビがゲートに入りました。
奇数番がこれで入りまして次は偶数番、フェイトフルウォーにサダムパテックにリベルタスなど。
そして最後は、17頭のゲート入りを悠然と見守ったサイレントロードが、ゆったりとした歩みで、大外18番へと進みます。
第78回日本ダービー、体勢整いまして!』
(絶対に勝つぞ)
(やるだけやってやろうじゃないか)
『ゲートが開いた!』
ダービーへ、ようこそ。
次話発走予定(嘘は言ってない)
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>もう6勝
この年は震災の影響で4月中旬開幕
ん?
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