悪くねえ 大したもんだ ハルウララ   作:黒チョコボ

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夢繋がりで思い付いたものを書きました。
夢の中なら何やっても許される……多分。


明晰夢 番外編

刺激的なタンデム

 

良くも悪くもない微妙な天気が続く中、体調不良で保健室へやってきたウオッカ。何故そうなったのかは知らないが、寝不足と疲労の十字砲火を食らったようだ。

 

そして、保健室の先生に流れるようにベッドへと案内されて横になる。クッタクタになった体に柔らかな感触が染み渡り、抗う間も無く夢の中へと旅立った。

 

偶然にも、彼女の寝たベッドは一番窓側。色々な憶測が飛び交う噂のベッドであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ? ここどこだ?」

 

パチリと目を開けて目覚めるウオッカ。夢の中で目覚めるなどおかしな話ではあるが、実際に起こっているのだから仕方がない。

 

辺りを見回すが、そこは彼女の知るような世界では無かった。

 

「えっ!? ホントにどこだここ!? そもそも、オレは……保健室で寝てたはずじゃ!」

 

高層ビルが立ち並ぶとてつもない大都会。だが、彼女以外誰もいない交差点、見覚えのないロゴや看板、知らない名前の店。その全てが、ここが東京などでは無いと語っていた。

 

携帯か何かで調べようと懐を探る。そして、明らかな違和感を感じる。

 

「あれ!? なんでオレ勝負服着てんだ!?」

 

レース前や一部のイベントでないとあまり着ない筈の勝負服。そもそも、今日は一度も袖を通していない筈のそれが、彼女の身を格好良く覆っていた。

 

そして勿論、携帯どころか財布すらそのポケットには無かった。

 

そうして、彼女は半ば確信する。

 

「もしかして夢……なのか?」

 

確かめるように自らの頬っぺたをつねるが、何も感じないという事もなく、ちゃんと痛かった。

 

「だあああ! くっそー! とにかく動くしかねえ! 多分なんか目印っぽいの見つかんだろ!」

 

何もかもが理解出来ない今の状況を打破すべく、とりあえず走り出そうとしたその時だった。

 

 

 

「ワンッ!」

 

 

 

少し離れた前方。道端に停まる車の影からそれはぬるりと姿を見せる。

 

「……犬?」

 

全身を覆う黒っぽい体毛、凛々しいシルエット。犬にあまり詳しくない者でも名前は聞いた事あるだろう。その犬種は、警察犬などの印象の強いドーベルマンだった。

 

人が居ないこの場所で犬がポツリと一匹。なんだか不気味なシチュエーションである。

 

「なんだよワンコロ、お前も迷子か?」

 

その場にしゃがみ、朗らかな笑みを浮かべて犬の警戒を解きほぐそうとするウオッカ。だが、犬の態度はどんどん凶暴さを増しているような気がする。

 

そして、ゆっくりと近づいてくるそれが、ビルの影から出てきた時、彼女の表情は真っ青に染まる。

 

「……っ!? な、なんだよコイツ……!」

 

明かりに照らされたその姿は、彼女の知る犬とは遠くかけ離れていた。

 

腐り落ちて剥き出しになった頬。

 

見え隠れする肋骨。

 

狂気を孕む白目。

 

彼女がこの前観た映画でも似たようなものが出ていたが、ここまで恐ろしさを感じるものでは無かった。当然、彼女の足はもう逃げる気満々だ。

 

獲物の逃亡を本能的に察知したのか、そのゾンビ犬は駆け出した。全ては彼女を喰らう為。

 

「クソ、追いかけて来やがった! なら……このまま振り切ってやるぜ!」

 

幸運にも、今着ている服は走りに適した構造である。それ故に、ウオッカはウマ娘らしい速度を以ってアスファルトの上を駆けることが出来た。

 

数分程の疾走。常人であれば耐えられないその行為を彼女は平気で行える。そもそも、犬如きに速度で負ける気はこれっぽっちも無い。

 

末脚を残したまま彼女はチラリと後方を見やる。

 

「嘘だろ!? ついてきてやがる!」

 

確かに速度は負けてはいなかった。だが、圧倒的差を生み出す程勝ってもいなかった。今度こそ、完全に撒くべく温存していた脚を彼女は解放する。

 

「これで……ブチ抜く!」

 

一歩一歩踏み締める事に加速する体。激しくなびく尻尾と衣装がバイクにも匹敵するスピードだと物語る。

 

離れていく両者の距離。この状態を維持出来れば、勝機は確かに彼女にある。

 

"維持出来ればの話だが"

 

「はあっ、はあっ、はあっ! まだ、撒けないのかよ!」

 

既に走行距離はウマ娘で言うところの長距離を大きく超えている。それにも関わらず、後ろの存在は一定の速度で延々と追い続けてくるのだ。まるで、呼吸を必要としていないかのようなスタミナ。

 

ここから先は、相手の土俵だった。

 

「やばい……! 追いつかれちまう……!」

 

先程とは逆に、縮んでいく両者の距離。なびく茶色い尻尾のすぐ先に、赤黒い化け物が追い縋る。

 

「あっぶね!」

 

遂に狂犬の牙が彼女へ襲いかかる。明確に頭を狙う飛び掛かり。最早、センスと言って過言でないほどの反射神経で上体を思い切り下げて回避する。

 

安堵するのも束の間、彼女を追い越した相手は明確な殺意を滾らせて前方から襲いかかった。

 

 

 

しかし、牙より先に辿り着いたのはイカしたバイクのエンジン音だった。

 

 

 

「掴まれ!」

 

彼女の後方からバイクに乗って現れた一人の男。彼の差し出した左手が彼女の右手を掴み、後部座席へと拾い上げる。そして、何の躊躇いもなくアクセルを捻り、前方から襲い来る牙を浮かせたフロントタイヤで迎え入れた。

 

地面を走る為のゴムはさぞかし舌触りが良いのだろう。文字通り頬が落ちる美味しさに、その狂犬は赤い涎を撒き散らして動かなくなった。

 

「はあっ、はあっ、はあっ! さ、サンキュー! 助かったぜ!」

 

「安心してるとこ悪いが、まだ助かってない!」

 

道路を走る男の視線はミラーに注がれている。ウオッカはそれが写すであろう後方へと振り向くと、驚愕の声を上げた。

 

「さっきのが二匹!? オッサンもアイツに追われてたのかよ!」

 

「ああそうさ! クソ……これから激しい相乗りになりそうだ!」

 

どうやら、彼も追われていたようだ。彼は皮肉を吐きつつアクセルを目一杯捻り上げる。けたたましい音と共に、車体は時速百キロ近くまで加速した。だが、後方の奴らはかなりのエリートのようだ。エンジンによってようやく辿り着ける領域に、腐った脚だけで踏み入ってくるのだから。

 

「撒けそうにないな……悪いが、運転できるか?」

 

きっと、このバイクの事だろう。バイク好きの彼女だが、まだ中等部である。原付ならともかく、こんな大型バイクの免許など持っている筈もない。

 

「えっ!? えっと、まだ免許持ってねえ!」

 

「……泣けるぜ」

 

なびく茶髪の端っこに苦い顔が映る。だが、そんな顔を浮かべているのは一瞬だけ。後方から迫り来るゾンビ犬に、彼の表情はすぐさま真剣なものへと戻る。

 

「っ!? 屈め!」

 

「うわっ!?」

 

高速で走るバイクに飛びかかって来る犬。彼は左手で咄嗟にウオッカの頭を下げさせる。

 

その牙は、彼女の髪を僅かに掠めた。

 

「最近の警察犬はよく訓練されてるな!」

 

「冗談言ってる暇ないぜオッサン! オレら挟まれちまったぞ!」

 

「分かってる! 悪いが少し騒がしくなるぞ!」

 

前を走る黒い影に狙いを定め、彼がアクセルから手を離して懐から取り出したのは、映画やアニメでしか見たことのない物だった。

 

「そ、それって!」

 

「弾の出るおもちゃだ!」

 

彼は軽口と同時に鳴り響く発砲音。おもちゃにしては大きすぎるその音、そして放たれる鉛玉。

 

しかし、よく訓練された犬は構えられたそれをしっかりと認識し、跳ねるように蛇行する。当然、放ったそれはアスファルトへと消えていく。

 

回転数が落ちていくエンジン音に混じって、爪とアスファルトが激しく擦れる音が後方から近づいて来る事にウオッカは気付いた。

 

「オッサン! 後ろから来てる!」

 

「ご報告どうも!」

 

ハンドルに左手を残したまま、彼は左側へ身を乗り出して後方へと右手が握る拳銃を向ける。一歩間違えれば体勢を崩し、地面と血塗れのキスをかますことになる状態のまま、後方から迫り来るそれに威嚇の意を込めて発砲する。

 

避ける為に足を鈍らせる後ろの犬。一瞬では縮められないほどの差が両者の間に生まれた。

 

そして、再び前方を駆ける犬へ男は狙いを定めた。

 

 

 

突然だが、ウオッカはバイクが好きだ。休みの日にカタログを漁る程には好きだ。それ故に、免許が無くとも普通の運転の仕方ぐらいは知っている。おふざけの混じったヤンチャな運転もネットで見たことがあるだろう。

 

だが、獲物を仕留める為に彼が起こした行動は、彼女の知る運転とかけ離れ過ぎていた。

 

「え……!? おい! おっさ……嘘だろ!?」

 

ハンドルの右手側にあるアクセル。常人ならば、それを握るのは右手だろう。

 

 

 

だが、彼はそんなアクセルを"左手"で握った。

 

 

 

バイク右側に大きく乗り出し、地面に掠るのではないかと思う程に体を下げ、彼は空いた右手で銃を取る。犬と同等までに姿勢を低くし、蛇行による影響を最小限にするその構え。

 

放たれた弾丸は否応なしに相手の体を貫いた。

 

「やべえ……すげえ!」

 

だが、イカれた運転はまだ終わらない。銃を仕舞い、一旦"普通"のバイクの乗り方に戻った彼は後方から追って来るもう一匹を確認すると……

 

 

 

"右足"でブレーキレバーを引き絞った。

 

 

 

右手で操作する筈のそのレバーは、足でも問題なく動作したようで、バイクのスピードは瞬く間に落ちていく。オーバースピードで前に躍り出てしまった哀れな犬へ、素早く構えられた銃口が向けられる。

 

数発分の連続射撃が相手の脚を見事に殺す。

 

だが、頭を潰していない以上まだ相手は死の中で生きている。そんな相手を終わらせるべく、彼はほぼ一瞬で交通案内の巨大な看板、その固定部を撃ち抜いた。

 

真っ直ぐ下に落ちていく文字の描かれた鉄板。

 

その行き先は、未だ死なぬその者の首だった。

 

そうして、追手のいなくなった道路にウオッカのハイテンション気味な大声が響く。

 

「かっ…………けええええええ! なあ! 今のどうやったんだ!? 後でもう一回見せてくれよ!!」

 

「悪いな、お嬢ちゃん。刺激的なデートはここまでだ」

 

「へっ? で、デートっ!?」

 

ジョークを真に受けてしまった彼女の顔は、みるみるうちに真っ赤に染まる。そんな恥ずかしげな記憶を最後にその夢は終わりを迎えたのだった。

 

 

 

 

 

 

「……っ!? あれ、オッサンは!? あっ、夢か……」

 

保健室のベッドで目を覚ますウオッカ。さっきまでの光景は、ただの現実味たっぷりな夢だったのだろう。だが、この胸に残る高揚だけは、夢の中と変わらない。

 

「かっけえ……かっけえええ! オレもあんな運転してみてえ!! よっしゃ! なんか色々とやる気出てきたぜ!」

 

最高の体験の残り火のお陰か、彼女の調子は超が付くほど絶好調。バッドステータスはさっきのイカした男が始末してくれたみたいだ。

 

「よし! 今のに負けてられねえ! 早速トレーニングだ!」

 

夢の中の名も知らぬ一人の男に、静かに想いを焦がしたウオッカであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筋トレ仲間

 

不調の時は寝るのが良い。だが、そうでない時もたまにはよく寝たほうが元気が出るだろう。メジロ家の筋肉自慢。メジロライアンも今日は偶然そういう日であった。

 

明日は朝のトレーニングはお休み。いつもならセットしているであろう目覚まし時計も、今回に限っては職務放棄をして貰う。

 

そうして、彼女は暖かいベッドに横になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付くと、彼女は学園のトレーニングルームに立っていた。だが、何かがおかしい。本来ならばウマ娘達がいる筈のその場所に居たのは一人の男。彼女以外誰もいないその部屋でただ一人黙々とトレーニングに励んでいる。

 

別に、男がいるからおかしいという訳では無い。トレーナーだってこの部屋を利用する時はあるのだ。ただ、彼女が違和感を感じた理由はその男を学園内で一切見たことがないからだった。

 

「もしかして、用務員さん? いやでも、あんなガタイの良い人一度も見た事ない……」

 

何となく気になって、男の隣にあるトレーニング器具を使う準備をしながら、その姿をもう一度チラリと確認する。

 

「……っ!? す、凄い……この人の負荷、私と同じぐらいだ!」

 

大胸筋と三角筋に一瞬目移りした後、彼が行なっているベンチプレスの負荷がいつも自分がやっている負荷と殆ど同じという事に気付く。

 

ハッキリ言って、自身と肩を並べるマッスルの持ち主はこの学園に殆どいない。それ故に、殆ど自身と同じぐらいの力量を持つ者に彼女は心を躍らせた。

 

そして何より、それがウマ娘でない事がその驚きとワクワクに拍車をかけた。

 

「こんにちは! その重さ……よく平然と出来ますね……」

 

「いや……そうでもない……! 無理して負荷を上げたからな。余裕なんて一切無い……!」

 

余裕が無いと言っておきながら、トレーニング中にお喋りする余裕はあるようだ。正直、同じ事が彼女に出来るかと言われたら少し怪しい部分があるかもしれない。なぜなら、もう少し上の負荷が彼女の限界ラインだからだ。

 

凄い人も居るものだと、休憩中の彼に対し感心の表情を浮かべていたメジロライアン。だが、その表情は急に驚愕のそれへと変わった。それも仕方が無い事だろう、何せ先程まで休憩していた男が更に負荷を強めてトレーニングを再開したのだから。

 

ほぼ彼女の限界点と同じ負荷。なんだか、人かどうか怪しくなってくる領域だ。実は大掛かりな変装したウマ娘ではないかと疑いたくなる。

 

「うわわっ! す、凄い……私の自己ベストとほとんど同じ……私も負けてられない!」

 

やる気の出る光景を横目に、今日は脚を重点的に鍛えるつもりの彼女は軽めの負荷で脚のアップを始めた。

 

黙々と行われる両者のトレーニング。金属の棒が軋む音以外、その部屋には吐息の音しか響かない。

 

じっくりとアップを終えて、いよいよ本格的な負荷をかけ始めようと重りを調整するメジロライアン。そんな最中、チラリと向けた目に映ったものは、彼女の限界……いや、ウマ娘の限界点を超えた負荷を持ち上げる怪物の姿だった。

 

驚きで変貌する表情。一体何が、彼をここまで強くさせるのだろう。何を思えば、人のままウマ娘を越えられるのだろう。

 

「え……ええっ!? どうして、そんな恐ろしい負荷でトレーニングしてるんですか!? どうして、そんなに……強くなれるんですか……?」

 

力はあっても強くなりきれない自分。今の彼を見ていると、何故かそんな情けない自分自身が浮き彫りになって見えてしまう。

 

欲する強さの答えを求めるかのように、彼女の本音の問いがその口から小さく漏れ出た。

 

その言葉を聞いた彼はトレーニングの手を止める。

 

「強くなんてないさ。ただ、因縁を終わらせて甘ったれていた自分を叩き直してるだけだ」

 

男の目は過去を思い出すかのように己の右手に向けられる。そして、硬く、強く握り込まれる拳。

 

不思議な事に、彼女は拳が閉じるその瞬間、見た事もないワッペンを幻視した。

 

「それに……託されたからな。色々と重たいものを……英雄に」

 

どこか悲壮溢れる物言いに、彼女はかける言葉を失った。

 

「悪い、少し辛気臭くなってしまったな。さっきの質問の答えだが……俺は特別な事はしていない。ただ、やり続けただけだ。自分がやれる事を精一杯な」

 

「特別な事はしてない……ただやり続けただけ……」

 

彼女の胸にスッと浸透するその言葉は、確かに問いの答えとなった。

 

「それに、鍛えておいて損はない。もし、岩を持ち上げる時があればかなり役立つぞ?」

 

「ふふっ! そうですね! 確かに役に立ちそうです!」

 

重い空気を払拭する為か、少し不器用なジョークが男の口から飛び出した。あまりに違和感のある冗談に、思わず笑いが漏れるメジロライアン。

 

そうして、笑いが収まると同時に彼女の意識は覚醒した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、さっきのは……夢?」

 

凄まじくマッスルのある男性と一緒にトレーニングしていた部分は覚えているが、細部はあやふやになって覚えていない。もう、彼の声も顔も思い出せない。

 

だが、強くなる為にどうすれば良いか。その答えだけは確かに彼女の脳に刻まれていた。

 

「特別な事はしてない……ただ、やれる事を頑張るだけ……!」

 

あの出会いが嘘でなかった事を証明するかのように、頭に残ったその言葉を復唱する。

 

ただ言葉を発しただけにも関わらず、不思議とやる気がみなぎってくる。きっと、今トレーニングルームに行けば、最高の筋トレが出来るだろう。

 

「よし、しばらくの間はあの人の記録を越える事を目標にしよう!」

 

所詮は夢の中の出来事、目撃した事の大半は真実ではないだろう。だが、彼女の脳裏に浮かんだのは、どこぞの不機嫌な工場長が酷い呼び方をしていたどこかの誰かさん。なんだか、その人なら同じぐらいの凄さを持っていそうな気がするのだ。

 

きっと、全てが出鱈目ではない筈だ。

 

そうなれば、彼女の考えはただ一つ。今度は是非とも肩を並べてトレーニングをしたい。その為に、彼女は自分の出来ることをただひたすらにやるべく自室を飛び出すと、トレーニング器具の並ぶあの部屋へと意気揚々と向かったのだった。

 




男性A
ウオッカの夢に出てきた男。バイクと革ジャンが良く似合う。
何故か彼はウオッカの真っ直ぐな性格にどこかホッとしていた。何か安堵する事でもあったのだろうか?

男性B
メジロライアンの夢に出てきた男。かなりガタイが良い。
きっと、彼にとって本当に重い物は"英雄"から託された何かなのだろう。それと比べれば、岩やバーベルの重さなど可愛いものなのかもしれない。
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