うん。やっぱりそうなりますわよね。ユリウス顔だけは破壊級の美形ですもの・・・。
そして
そんな瞳で睨まれても困るんだけど。
今のところ
なんなら、あなた方の誰でもいいから婚約者代わって下さると大喜びしてユリウスを差し出しますわよ
「カレン嬢だ。相変わらず可愛いな❤お近づきになりたい」と男子達がひそひそと呟いていたのを、まったく聞いていないカレンだった・・・。
はいもちろんユリウスにはバッチリ聞こえてました!
「ちっ!カレン私の前以外で笑うな」
はい?いきなり怒ってユリウスったらどうしたのかしら?
「ユリウスの前以外で笑わないなど無理でしてよ?おかしなこと言わないでくれます?」
「っ!無防備すぎてカレンが怖い・・・」
「え?」
「嫌なんでもない・・・」
ユリウスったら、さっきからどうしたのかしら?
何か変な物食べたり飲んだりしたのかしら?と違う方向に心配するカレンだった・・・。
「カレンおはよう。ユリウス様もおはようございます。相変わらず仲が宜しくて微笑ましい限りですわ」と微笑むキャサリン
「キャサリンおはよう。でもなに仰っているのかわかりませんわ。ユリウス様とはそんなに仲良くありませんし・・・」
「キャサリンおはよう。ふふっカレン照れてるんだ?可愛い❤」
とこれまた王子スマイルなユリウス
はい?照れてなんかいませんけど?
「
!!」
「うん。今日のカレンも最高に可愛いな」
あのー
絶対聞いてないよね?ユリウス・・・。
「じゃあ私はそろそろ行かないといけないからキャサリン、カレンをよろしく頼むよ」
「ええ。ユリウス様おまかせを」
そして笑顔のままユリウスは去っていった。
ユリウスが新入生代表で挨拶するんだって。
そう思うと王子様も大変そうね・・・。
「やっぱりカレンってユリウス様に愛されてるわよね」
「いきなりどうしたのよ?」
「いや子供の頃からユリウス様ってばカレンに一筋じゃない?本当に羨ましいわ」
「
カレン・・・前々から鈍いとは思ってたけど、ここまで鈍いとユリウス様が可哀想だわ・・・。
もっと積極的にならないとこの子は気づきませんよユリウス様!
それにうかうかしてると他の狼さん達に奪われちゃいますよ?
今だってカレンのことを熱い眼差しで見ている男子達もいますのよ?
頑張って下さいねユリウス様。
私応援していますから♪
「ふぅ・・・前途多難ね・・・」
「キャサリンなにか言った?」
「いえなにも。そろそろ入学式始まるから私達も行きましょう」
「? ええ」
そして入学式が始まりユリウスの挨拶が始まった・・・。
「ユリウス・オーディンです。皆学園に入学おめでとう。私も皆と同じこの学園の生徒の一員だ。この学園にいる間は身分は関係なく皆仲良く共に学んで行こう。素敵な3年間を共に過ごしましょう。私からは以上です」と言い今日一最高のユリウススマイルで去って行った。
「きゃー!ユリウス様かっこいいですわーー♪♪」とまたもや女子達の悲鳴が聞こえた。
うん。確かにユリウスはかっこいいわね。
性格だけが難だけど・・・。
でも身分に関係なくって言ってたけど本当に大丈夫なのかしら?
貴族の中には平気で平民を見下してる人もいると言うし・・・。