転生した先は侯爵令嬢だったみたいです!   作:桜川椿

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〘イケメン狼さんに求婚されましたわ!〙〘わたくし魔物討伐隊に入りますわ!〙

 

 

 

〘イケメン狼さんに求婚されましたわ!〙

 

 

『カレン我を助けてくれてありがとう感謝する。一生我の傍にいてくれ。我の花嫁(カレン)よ・・・』そう言ってジャガードは(わたくし)の唇にキスをした。

 

 

ん?なぜ(わたくし)は可愛い狼・・・じゃなかった、ジャガードにキスされてるのかしら?

 

 

その瞬間(わたくし)の目の前で狼耳の美形さんが微笑んでいました・・・。

 

 

 

金髪(長髪)で切れ長のセクシーな金色の瞳に口元にホクロがある美形さんです。

身長は190cmに近いんではないかと思うほどに高い・・・。

 

 

「まさかとは思いますけど、あなたジャガードなのかしら?」

 

『うむ。我はジャガードだが?どうかしたかカレン』

 

 

どうかしたか?ではありませんわ!!

ジャガード擬人化できるのね・・・。

驚きましたわ・・・。

それにしても美形すぎでしてよジャガード・・・。

(わたくし)完全に負けてますわ・・・。

 

 

『契約成立だ。これでカレンは我の花嫁になった』

 

 

はい?(わたくし)がジャガードの花嫁ですって?

 

 

「ジャガード・・・どう言うことですの?」

 

 

『先程しただろう?契約の証のキスを』

 

 

・・・それって(わたくし)の許可なしでやりましたわよね?

そんなの無効ですわ!!

 

 

「ちょっと待て!カレンはわたしと結婚するのが決まっているから、それは無理だな」

 

 

ユリウス・・・(わたくし)達まだ、ただの婚約者ですわよ?

結婚なんてしないですし・・・。

勝手に決めないでほしいわ・・・。

 

 

「ユリウス結婚じゃなくて婚約者ですわよ。結婚なんてまだ先だから分からないですわ・・・」

 

 

『ふっなら我にもまだチャンスがあると言うもの。実に楽しみだ・・・』

そう言って極上の笑顔で言った。

 

 

「なっ!カレンは絶対に渡さないからね!!」

 

 

誰かこの2人(でいいのかしら?)を止めて下さい・・・。

 

 

ジャガードの一件は無事に終わったけれど、その後も次々と魔物が現れいくつもの街を襲っていたのだった・・・。

 

 

 

〘わたくし魔物討伐隊に入りますわ!〙

 

 

「国王様が(わたくし)に会いたいと仰っているの?」

 

「ああ。父上は、この前のジャガードの呪いを解いた件でカレンと話しがしたいそうだ。だからカレン一週間後に王宮に来てくれ」

 

「ええ。わかりましたわ」

 

 

国王様(わたくし)になにを聞きたいのかしら?

あの時の(わたくし)が使った能力(ちから)は、あの時だけのもののはず・・・。

 

だって今まで(わたくし)は生活魔法しか使えなかった訳ですし。

いきなり使えるようになるなんて、おかしいですもの・・・。

 

もしあの能力(ちから)(わたくし)に、また使えるのなら魔物討伐隊に加わり協力したいですわ。

 

100年振りに魔物が頻繁に現れるようになり魔物討伐隊が結成された。

 

魔法が使える者や剣の腕が立つ者を中心に約50人いる。

魔物の数に対して討伐隊の人数は、まだまだ少なく苦戦していると聞いた。

 

 

でも(わたくし)が討伐隊に入ると言ったらユリウスは猛反対するわよね。確実に・・・。

 

 

 

そして時は過ぎ一週間後・・・。

 

 

「カレンよく来てくれた」

 

「国王様お久しぶりでございます」

 

「早速だがジャガードの件詳しく教えてくれないか?」

 

 

そして(わたくし)は国王様にあの日のことを伝えた。

 

 

「うむ・・・そうか。状況は理解した。カレンには魔物の呪いを解いた訳ではなく、魔物を浄化する能力(ちから)を持っているのやもしれんな」

 

 

「浄化ですか?」

 

「ああそうだカレン。それを確かめるためにも、魔物討伐隊に入り魔物と戦ってはくれないだろうか?」

 

「父上。私は反対です。魔物討伐隊にカレンを入れるなんて!危険すぎます」

 

「ユリウス・・・。そんなに心配ならばお前(ユリウス)もカレンと共に行くといい」

 

「っ!!わかりました父上、私もカレンと共に討伐隊に入ります」

 

「ああお前(ユリウス)にとってもいい経験になるだろう」

 

「国王様(わたくし)でよければ喜んで討伐隊に入りますわ。そして(わたくし)に魔物を浄化できる能力(ちから)があるのならば、こんなに嬉しいことはありません」

 

「カレンよろしく頼む」

 

「ええ。頑張ります国王様」

 

「父上、私がいる限り魔物であり何でありカレンには指1本触れさせませんから安心して下さい」

 

 

なぜこの王子様はこんなに自信満々なのかしらね?

 

 

「ユリウスお前はなんか履き違えてる気がするが、2人とも頑張ってくれ」

 

「はい国王様」

 

「はい父上」

 

 

そして(わたくし)とユリウスは魔物討伐隊に入ることとなった・・・。

 

 

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