転生した先は侯爵令嬢だったみたいです!   作:桜川椿

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婚約者様のご登場ですわ 【2】

 

「セレナ殿お気遣いありがとうございます。カレンになにかあったら、いつでも飛んで来ますので安心して下さいカレンは僕の大事な婚約者なのですから」とお母様に仰った。

 

はい?いつでも飛んでくる?

なぜ?

それより、いつから(わたくし)はユリウスの婚約者になったのよ?

(わたくし)聞いてなくてよ!!

 

「ユリウス様とカレンは仲が良くて私嬉しいですわ。結婚式を心待ちにしているわね」とお母様が笑顔で仰った。

 

 

あのー・・・お二人だけで話を進めるのは止めて下さいませんか?

それに結婚なんて、するとしてもだいぶー先ですよ?(わたくし)たちまだ7歳ですから・・・。

ちゃんとした説明を(わたくし)にして下さい・・・。

 

 

「あの・・・ユリウス(わたくし)はいつからあなたの婚約者になったのかしら?(わたくし)なにもお聞きしてませんが・・・」

 

 

「あら?カレンに言ってなかったのかしら?ユリウス様とカレンは5歳から婚約者よ」

 

 

「カレン知らなかったの?」と、うるうるした瞳でユリウスに睨まれた。

 

 

うっ!!そんな悲しそうな瞳で睨まないで下さい・・・。

 

 

 

それにしてもお母様・・・(わたくし)初耳ですわ!!

こんな大事なことはお忘れにならないで下さいませ・・・。

 

 

「うっ・・・ごめんなさい」

 

 

なぜ(わたくし)が謝らなきゃいけないの?こっちが泣きたいですわ!!

 

 

「カレン僕が婚約者だってこと忘れちゃダメだからね」と次は満面の笑顔で微笑んだ。

 

 

忘れたら(わたくし)どうなるのかしら?

ユリウスはカレン忘れたらどうなるかわかってるよね?的な顔をしていますわ。

怖い・・・ユリウスの笑顔が黒く見える・・・。

目の錯覚かしら?

ユリウスって怒らせたら怖い感じよね?

(わたくし)これから先大丈夫なのかしら?

ものすごく不安ですわ・・・。

 

 

「ええユリウス。よくわかりましたわ」と悔しいので私の中で1番の笑顔で言ってやりましたわ・・・。

 

 

「ユリウス様カレンをよろしくお願いしますね」

 

 

 

「はい。セレナ殿おまかせ下さい」

 

 

お母様は部屋を出ていった。

嫌・・・お母様出て行かないで下さい。

お母様何なぜユリウスと二人にするんですか!!

 

 

 

そしてユリウスと二人きりになった・・・。

 

 

誰か助けてくれる方いませんか?

なんか部屋の空気が、すごく重いです・・・。

 

 

 

「カレンは誰にも渡さないよ?カレンは僕の物だからね」とユリウスは笑顔で言いながら(わたくし)に近付いてくる・・・。

 

 

え?突然どうましたの?ユリウス!!

って言うか、いつから(わたくし)ユリウスの物になったのかしら?ユリウスの物になった覚えはありませんけど?

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