Twitter上に出回った
綾波のカルテの内容を見て書きました。
碇レイさんシリーズとは関係は一切ございません。
「……綾波……何だよこれ……」碇くんは私のカルテを握り締めたまま
俯きながら、私に聞いてくる。
「……ごめんなさい……碇……くん…」今の私はどう考えても、
この一言しか思い付かない。ごめんなさい、本当にごめんなさい。
碇くん、私は黙ってるつもりはなかったの。
碇くん、ただ私は、貴方に嫌われるのが怖かったの。
「どうして…どうして…僕にこんなにも…
大事な事を…黙ってたんだよ…」
その碇くんの声は、私が聞いた事の無い碇くんの声だった。
そして碇くんは私に続けて
「綾波、君が言ってくれれば、僕だって君を色んな場所に
連れて行ってあげられたんだ」とそこから少し間が空き碇くんは私に
「どうして…君は…自分の…事を…大事に…しないんだ…」と碇くんは、
大粒の涙を流しながら私に言ってくれる。
ごめんなさい、どうして貴方が、私の為に
泣いているのかが、少し分からないの。
碇くんが、私の事が好き…だからなの?
私も碇くんの事は好き。
現に私たちはお付き合いをしている。
でも、それでも、今の私には碇くんの考えている事が、少し分からないの。
「綾波、リツコさんの所に行こう、そうすれば、
リツコさんがどうにかしてくれる」と
私は碇くんに、連れられ赤木博士の所に向かった。
碇くん、今の私の体は赤木博士でも、治せないの。
そして私たちは、赤木博士の元に着いた。
碇くんは、赤木博士に私の事を全て聞いた。
全てを聞いた碇くんの顔は、とても見たくなかった。
そして碇くんは私に、
「綾波…リツコさんが言ってる事…嘘だよね…」
私は首を横に振る事しか出来なかった。
そして、赤木博士が私の事で絶望している碇くんに
「残念ながら、今話した事は全て事実よシンジ君」と一言。
その声は非常に冷淡で、その場に居た碇くんが、固まってしまった。
私は固まってしまった、碇くんを連れて私の部屋に戻った。
「綾波、今日は泊まらせてくれお願いだから」と
碇くんに懇願さらた。
私は、首を縦に振り、頷いた。
多分この体も、長くて明日の朝まで持つかどうか、
それなら最期は最愛の人が見守る中で死にたいわ。
私たちは、寝る用意をして沢山、お話をした。
でもそんな中、急に視界がぼやけて来た、それに足も自由に動かない。
私は悟った、この体もそろそろなのね。
そして私は、今出せる力で、碇くんに伝える。
「碇くん…ケホッ…ケホッ…私…そろそろ…」と伝えるが、
咳き込んだ事によって吐血してしまった。
私の口を抑えていた手は、綺麗な赤色をしていた。
碇くんが、必死に私に何かを伝えようとするが、
その言葉が全く聞こえない。
そして碇くんは、机から私が普段、飲んでいる薬を差し出すが、
私はその手を拒む。
ありがとう碇くん、でも薬はもう効かないの。
ここまで来てしまったら、あとは最期を待つだけなの。
碇くんは私の事を強く抱き締めてくれた。
私も抱き返そうとしたけど、腕に力が入らない。
ついに、腕もダメになったのね。
私の最期は、最愛の人の顔も、良く見れないで、
抱き締め返す事も、出来ないのね。
碇くんと…もっとお話…したかった…
もっと…お出かけ…したかった…
碇くんの…お弁当…もっと…食べたかった…
何より…碇司令と…仲良く…して欲しかった…
段々と…考える事が…出来なくなって…来ている。
私は…最後の力を振り絞って…碇くんに…
「…あい…してる…………」