ノリで始めてしまった。
後悔はしているが反省はしない。
遊愛 恤は唐突に神様みたいな奴と
精神世界みたいな所で二人きりになった。
「唐突ながらお前は死んだ、 冥府に行くか
我が世界に転生し世界最強のデュエリストを目指すか好きな方を選ぶが良い」
「は?」
唐突に神様みたいな奴から宣告を受けた。
「俗に言う神様転生って奴?」
「そうだ、 お前は選ばなければならない」
「・・・・・世界最強のデュエリストって言うのは何?」
「お前は転生するか否か、 選ばなければならない」
「いや・・・こういうのって男がやるもんじゃないの?」
「男なんぞ信用おけん!!」
「え・・・何それ・・・」
「同じ女同士だからこそ女のお前を選んだ」
「貴方女なの?」
「中性的とは良く言われる」
「あらそう・・・」
「悪いが、 早く決めてくれ、 残り10秒」
「え!?」
「9」
「ちょ!!」
「8」
「わ、 分かったわよ!! 転生する!!」
そう言って早十数年。
遊愛 恤 通称:メグはすくすくと育ちデュエルアカデミアの入学試験を受ける迄
成長したのでした。
「遊戯王GXの世界っぽいわね・・・神様っぽいのが用意したのか
前世の頃のカードコレクションは持ち越せたわね・・・
美少女になれたしプラマイゼロ?」
今のメグは高校生、 赤い髪に盛っている髪型である。
中々の美少女である、 遊戯王GXヒロインの天上院明日香にも負けない。
「でもなぁ・・・ここどこよぉ・・・」
そんなメグは絶賛迷子中である。
前世の頃はスマホ等で地図を調べる事も出来た。
しかしこの世界にはそんな便利な物は普及していない。
「あーもー・・・一体何処よここ・・・」
「あのー・・・すみません」
「ん?」
青髪の少年がメグに尋ねて来た。
「何?」
「えーっと・・・デュエリストの方、 ですよね?
実は今日、 デュエルアカデミアの入学試験が有りまして・・・
会場が何処か分からなくて困っているんですが」
「奇遇ね、 私もよ」
「そうですか・・・どうしよう」
「如何しましょうかね・・・」
「また来年受験しましょうか」
「それは嫌、 仕方ない・・・ここはコンビニで聞くか・・・」
現代日本ではありえないコンビニで道を尋ねると言う
アナクロな方法で海馬ドームに辿り着いた二人。
「ここがうみうまドーム・・・」
「かいばドームね、 君・・・名前は?」
「青文字ひはつです、 貴方は?」
「遊愛 恤、 漢字が面倒だからメグで良いわ」
「そうですか、 貴方のお陰で辿り着く事が出来ました
ありがとうございます」
ゴン、 とガラスの自動ドアに激突するひはつ。
「・・・こ、 このドーム見えない結界が張ってある!!」
「自動ドアよ」
そんなこんなで試験会場に辿り着いた二人。
試験会場は騒がしかった。
「嘘だろ!? あのクロノス先生が!?」
「デュエルアカデミア実技担当最高責任者が敗北なんて!!」
あぁ十代VSクロノス戦が終わったんだなと思うメグだった。
「あの、 すみませーん、 迷子になって遅れましたー」
ひはつがクロノスに空気を読まずに言う。
「え? あ、 そうナノーネ、 じゃあ私が実技の相手をするノーネ」
「じゃあ如何します? メグさん先に行きます?」
「じゃあ私から始めますか、 よろしくお願いします」
「よろしくナノーネ」
「「デュエル!!」」
デュエルリングでメグとクロノスが対峙する。
「シニョーラメグ、 貴女が先行ナノーネ」
「じゃあ遠慮なく行きます
ローンファイア・ブロッサムを召喚して
効果発動、 生贄に捧げてデッキから椿姫ティタニアルを特殊召喚」
メグのフィールドにあっという間に
最上級モンスターが現れた事により騒めく観衆達。
「カードを1枚伏せてターンエンド」
「いきなり最上級モンスターを出すとはすばらしいノーネ
でもこっちも負けてないノーネ、 ドロー」
クロノスがデッキからカードをドローする。
「手札からトロイホースを召喚!! 更に二重召喚を発動!!」
観衆達が騒めく、 ダブルコストモンスターと二重召喚。
これの意味する事は・・・
「古代の機械巨人を召喚!!」
「伏せていたサンダー・ブレイク発動します」
「え」
現れた古代の機械巨人が雷に打たれて破壊される。
「むむむ・・・カードを一枚伏せてターンエンドナノーネ」
「じゃあ私のターンドロー、 今ドローしたサイクロンで伏せカードを破壊」
「くっ、 ドレインシールドが・・・」
「手札のカードを1枚捨ててワン・フォー・ワンを発動
デッキからイービル・ソーンを特殊召喚
そしてイービル・ソーンの効果発動
イービル・ソーンを生贄に捧げて相手に300ポイントのダメージ」
クロノスLP4000→3700
「そして2体のイービルソーンを召喚
次に2体のイービルソーンを生贄に捧げて桜姫タレイアを召喚」
2体目の最上級モンスターの召喚に沸く生徒達。
「ふぅむ、 素晴らしいデュエルタクティスクナノーネ」
「いえいえ、 まだ勝っていない、 2体のモンスターでダイレクトアタック」
「負けナノーネ・・・」
クロノスLP3700→0
「見事なノーネ、 次は君、 名前は?」
「ひはつです、 青文字ひはつ」
「ではシニョールひはつ、 リングに上がって来るノーネ」
「はい」
ひはつがデュエルリングに立つ。
クロノスの隣に。
「・・・・・シニョールひはつ?」
「はい」
「あの・・・そっち側ナノーネ」
「あ、 そう言う事か・・・」
向こう側に行ったひはつだった。