遊戯王GX 転生者、都市伝説に挑む   作:Mr.後困る

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サイバー流部活生き残り対抗戦(-_-)zzz

「どおおおおおおおおおおおおおおいう事ですか!? 校長!!」

 

デュエルアカデミア本校のデュエルリングで叫ぶ最煉。

 

「俺が第二サイバー流デュエル部の代表として認められないって!!」

「当たり前でしょう!! 何ですか最煉君!! 君はふざけているんですか!?

何処の世界に部活動で指導員が出場するって馬鹿な話があるんですか!!」

 

叫ぶ鮫島。

 

「第二サイバー流デュエル部の皆さんも何で止めなかったんですか!?」

「いや、 だって・・・なぁ・・・」

「自分が行く、 自分が行くって・・・」

 

部員達も白けている。

 

「だってそうでしょう!! 彼等じゃあ力不足ですよ!?

後輩連中も雑魚揃い!! こんな連中に部の存続を任せられません!!」

「全く如何しようもないな、 お前は」

 

第三サイバー流デュエル部の面々が集まって来る。

 

「災防・・・? 何でここに? それにその制服・・・卒業したんじゃあ?」

「留年してる」

「ちょ、 おま・・・留年だとぉ!? それじゃあ実質四年生じゃないか!?

これはズルでは!?」

「就職浪人ですし問題は有りません」

「ふざけんな!! 同じ年齢なのにこの扱いは可笑しいだろう!!」

 

ぎゃーぎゃー騒ぐ最煉。

 

「いい加減にして下さい!!」

「ん?」

 

観客席から一人の眼鏡をかけた痩せた男が降りて来た。

 

「誰?」

「佐藤先生だろ、 元プロの」

「あぁ・・・悪いのですが部外者は引っ込んで居て貰っても良いですか?」

「私が勤める学校の問題です!! 部外者ではありません!!」

「はぁ・・・これは第二と第三サイバー流デュエル部

何方の主権になるかの大事な」

「そんな事は如何でも良い!!」

「はぁ!!? 何言ってんだガリガリ眼鏡!?」

 

佐藤の襟首を掴んで壁に叩きつける最煉。

 

「如何でも良いだと!? 栄光ある第二サイバー流デュエル部が

無くなるかもしれないのが如何でも良い!? ふざけるなよ!!

お前の勝手な考えで物を言うなぁ!!」

「か、 勝手で生徒や先生を巻き込んで授業がストップして

皆迷惑しているんです・・・それを黙って見過ごす訳には・・・」

「この」

 

災防に羽交い絞めにされ佐藤から離される最煉。

 

「こぉの、 離せ!!」

「落ち着けよ最煉、 サイバー流以外にとっては

これは内ゲバに過ぎん」

「ふざけ」

「鮫島校長」

 

笠井が第二サイバー流デュエル部の生徒達を引き連れてやって来た。

 

「俺達、 第二サイバー流デュエル部の負けで良いですよ」

「な、 何を言っているんだお前達!!」

「俺達の実力を低く見てまともに相手にしない

人の話を聞かない、 自分の無茶を通そうとする

暴力で解決しようとする、 そんな人の指導なんか受けたく無いですよ

才眠先生の下に付いた方が良い」

「となると第三の不戦勝って事で良いのか?」

「ふざけるなぁ!!」

 

最煉が暴れ始めたので警備員が押さえつけて別室に移動させる事になったのだった。

 

「それでは明日から他のサイバー関係部活とのデュエルを行います!!

デュエルの結果で残る部活が決まります!!」

 

鮫島が高らかに宣言した。

 

 

 

 

 

 

「・・・・・何これ」

「ぐっだぐだじゃん・・・」

「これは酷いな・・・」

 

観客席に居たメグとひはつと三沢が顛末を見て呆れていた。

 

「デュエルをするかと思って見に来れば・・・

ガラガラの観客席に教員が暴れて

生徒が見限って不戦勝って・・・」

「こんなん恥でしかないわよ・・・」

「ふわぁ・・・もう授業無いし寮に帰って寝よう・・・

十代ー、 一緒に寮に帰ろー」

「おーう」

 

十代と帰るひはつだった。

 

「・・・メグ、 君は如何思う?」

「如何って?」

「君はどのサイバー流の部活が残ると思う?」

「・・・・・・・知らない、 如何でも良い、 興味無い

暇潰しになるかと思って見に来たけどさぁ・・・」

「まぁまぁ・・・明日は流石にデュエルが行われるだろう」

「だと良いけど・・・」

 

メグと三沢も寮に帰ったのだった。

 

 

 

 

 

翌日、 生徒達が集まりサイバー流関係の部対抗戦が行われる事になった。

 

「それでは対抗デュエルを始めるノーネ!!」

 

司会はクロノスが勤める。

 

「その前に各部の代表を紹介するノーネ

新制サイバー流デュエル部、 災防 図!!

次世代サイバー流考察部、 浅井 隆二!!

サイバー・デュエル・テクノロジー・サークル、 クレバー!!

サイバー超流派交流会、 旦所 交際

サイバーパワークラブ・・・は対抗戦を辞退したノーネ」

 

第二サイバー流デュエル部に続きサイバーパワークラブも辞退した事に

ざわめく生徒達。

 

「気を取り直して今回のデュエルの形式を発表するノーネ!!

今言った4つの部で対抗総当たりのデュエルを行い

勝ち星が多い2つの部が存続となるノーネ!!

それでは最初の対戦カードは!!

新制サイバー流デュエル部VSサイバー超流派交流会!!

次世代サイバー流考察部VSサイバー・デュエル・テクノロジー・サークル!!」

 

デュエルリングに二組が入場する。

 

災防の相手の旦所は眼鏡をかけた活発そうな女子であった。

 

「貴方がだぶりの災防先輩?」

「いきなり失礼な奴だな・・・アンタは確か2年のホープか」

「へっへーん、 こう見えても強いんですよ、 私」

「あ、 っそ、 じゃあさっさと始めるか」

「えぇ!!」

 

「デュエル開始ナノーネ!!」

 

「「デュエル!!」」

 

「先行はやる」

「ありがたく貰います!! 私のターン、 ドロー!!」

 

旦所手札:5→6

 

「ライフを1000支払い簡易融合を発動!!」

 

旦所LP:4000→3000

 

「水陸両用バグロスをデッキから融合召喚します!!」

「バグロスぅ?」

「驚きましたか? 我がサイバー超流派交流会は

サイバー流と他の流派の融合にこそありです

そしてバグロスを生贄に偉大魔獣 ガーゼットを召喚します!!

ガーゼットは生贄に捧げたモンスターの攻撃力の2倍の攻撃力になります

つまりガーゼットの攻撃力はバグロスの倍の3700です!!」

「サイバー流の裏技のガーゼットか、 まぁそれ位してくれないと面白くないな」

「まだまだぁ!! 手札から融合を発動!!

サイバー・ドラゴン2体を融合素材にしてサイバー・ツイン・ドラゴンを召喚!!」

「中々の回りっぷりだな・・・」

「これでターンエンド!!」

 

旦所手札:6→1

 

「俺のターン、 ドロー」

 

災防手札:5→6

 

「セットカード無しか、 好きにやらせて貰おう

サイバー・ドラゴン特殊召喚、 エヴォリューション・バースト発動

ガーゼットを破壊する」

「うぐ・・・サイバー流で数少ない除去カードが来ましたか・・・

ついてない・・・」

「安心しろ、 まだまだこれからだ

プロト・サイバー・ドラゴンを召喚

サイバー・ドラゴン扱いのプロト・サイバーとサイバー・ドラゴンを生贄に

フォトン・ジェネレーター・ユニットを発動

デッキからサイバー・レーザー・ドラゴンを特殊召喚」

「う・・・そのカードは・・・」

「効果は知って居るな?

1ターンに1度、 このカードの攻撃力以上の

攻撃力か守備力を持つモンスター1体を破壊する事ができる

俺は当然サイバー・ツインを破壊」

「で、 でもこっちのライフは3000・・・まだ耐えられる・・・」

「オーバーロード・フュージョンを発動

墓地のサイバー・ドラゴンと名の付いたモンスター2体を素材に

キメラテック・ランページ・ドラゴンを融合召喚」

「そ、 そんな・・・」

「キメラテック・ランページ・ドラゴン

サイバー・レーザー・ドラゴンでダイレクトアタック」

 

旦所LP:3000→900→0

 

 

 

 

 

災防の1ターンキルに騒然とする会場。

 

「ば、 馬鹿な・・・」

 

祭新は膝から崩れ落ちた自分が顧問を務めるサイバー超流派交流会で

選抜したデュエリストがまさか1ターンキルされるとは・・・

 

「まぁ当然ね」

「そうだな」

「ですねー」

 

他の交流戦を行っている顧問達からは当然と言う目で見られる。

他の流派との融合と言うのは言い換えればサイバー流の純正を下げる行為である。

サイバー流こそ最強と信じる彼等にとっては愚行とすら見える。

そもそもサイバー流は高攻撃力で圧倒するデッキなのだから

他の流派のカードを入れれば展開が遅れる事は眼に見える筈である。

 

「祭新は教士の中での歴は長いけども上に上がれないから

目新しい物を取り入れたに過ぎない・・・勝てる訳が無いよね」

「それを言うなら最愛、 貴女もそうじゃないの?」

 

再読が最愛を見やる。

 

「? 如何言う意味?」

「貴女こそ、 自分の限界を感じてクレバーなんてAIに任せたんじゃないの?」

「ふっ、 馬鹿な事を

コンピューターは人間よりも素晴らしい可能性を秘めている

少なくとも私よりは賢い、 私はその可能性に賭けているだけよ」

「ふぅん・・・それは如何かなぁ・・・見て見なよ

こっちの代表とのデュエル」

「うん?」

 

 

 

 

浅井とクレバーのデュエル。

現在のターンプレイヤーは浅井。

 

 

浅井はこのターンにサイバー・ドラゴンを特殊召喚した後に

サイバー・ツイン・ドラゴンを融合召喚し

クレバーのフィールドにはモンスターが1体セットされ

カードが2枚セットされている。

 

「『守備』封じを発動、 セットモンスターを攻撃表示にして貰おう」

 

更に浅井は『守備』封じで守備すら封じて来た。

 

「ブロークン・ブロッカーが伏せて有ってもこれでは意味が無いな!!」

「セットモンスターはシャインエンジェルです」

「・・・シャインエンジェル、 か・・・」

 

浅井の表情が険しくなる。

シャインエンジェルならば戦闘破壊された場合

サイバー・ヴァリーを呼び出されてしまう。

 

「このターンには無理か、 ならば仕方がない

サイバー・ツイン・ドラゴンでシャインエンジェルを攻撃」

 

クレバーLP:4000→2600

 

「シャインエンジェルの効果発動

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、

デッキから攻撃力1500以下の光属性モンスター1体を

表側攻撃表示で特殊召喚できる

2体目のシャインエンジェルを召喚」

「2体目? サイバー・ヴァリーじゃなくて?」

「はい、 2体目のシャインエンジェルです」

 

事も無げに言うクレバーの考えに戸惑う浅井。

 

「・・・サイバー・ツインの2回目の攻撃でシャインエンジェルを破壊」

 

クレバーLP:2600→1200

 

「3体目のシャインエンジェルを召喚します」

「・・・サイバー・ドラゴンでシャインエンジェルに攻撃」

 

クレバーLP:1200→500

 

「プロト・サイバー・ドラゴンを召喚します」

「サイバー・ヴァリーはデッキに入っていないのか?

なら好きにさせて貰おうか、 融合解除を発動してサイバー・ツインを

2体のサイバー・ドラゴンにしてサイバー・ドラゴンで

プロト・サイバー・ドラゴンに攻撃」

「セットしていた皆既日蝕の書を発動します」

「皆既日蝕の書?」

「フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にします」

「面倒な効果だな・・・これでターンエンド」

「エンドフェイズに皆既日蝕の書の効果」

「ま、 まだ何か有るのか?」

「相手フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側守備表示にし、

その後この効果で表側守備表示にしたモンスターの数だけ

相手はデッキからドローする」

「え・・・」

 

つまり3枚ドローである。

 

「何なんだ・・・意図が分からん・・・」

 

浅井手札:0→3

 

「ドローしたこの瞬間、 永続罠便乗を発動します

これから貴方がドローフェイズ以外でカードをドローする度に、

自分のデッキからカードを2枚ドローします」

「分かった・・・」

「それでは私のターン、 ドロー」

 

クレバー手札:3→4

 

「カップ・オブ・エースを発動

コイントスをして表ならば私が裏なら貴方が2枚ドロー」

 

コイントス結果:裏

 

「2枚ドローして下さい、 便乗の効果で此方も2枚ドローします」

「っ・・・」

 

クレバー手札:3→5

浅井手札:3→5

 

「手札断殺、 暗黒界の取引、 墓穴の道連れ」

「うわあああああぁああああああああ」

 

 

 

 

 

 

 

「便乗決められた時点でもう終わってるわねぇ・・・」

 

観客席でつまらなさそうに見る最愛。

 

「便乗ターボ・・・」

「クレバーはドローが好きだからね」

「ま、 まだまだ・・・勝負はこれから・・・」

「いや、 多分無理だと思う

浅井君、 手札から発動出来る防御カード持ってる?

多分サイバー・ツイン3体出る迄、 手札交換とかでドローさせると思う」

「・・・・・」

 

頭を抱える再読であった。

 

 

 

 

 

 

最愛の宣言通り、 便乗による大量ドローで

10枚以上の手札を抱えたクレバーは融合や融合回収を駆使して

サイバー・ツインを3体召喚し

浅井のサイバー・ドラゴンを全て破壊し勝利したのだった。

 

「やっと終わったか・・・ふぁあ・・・」

 

災防はうんざりしながらクレバーと浅井のデュエルを見ていた。

と言っても途中からはクレバーがカードの効果処理で

カードをドローしているソリティアだったが。

 

「終わったようでスーノ、 では次の試合は」

「あ、 クロノス先生

次の試合の組み合わせは新制サイバー流デュエル部VS次世代サイバー流考察部

サイバー・デュエル・テクノロジー・サークルVSサイバー超流派交流会で

お願いします」

 

無常がクロノスに言った。

 

「え、 いや鮫島校長からは勝った者同士とデュエルさせる様にと・・・」

「いやいや、 だって無駄じゃ無いですか

さっきのデュエル見てたでしょう? 明らかに新制サイバー流デュエル部と

SDTCのデュエリストの実力は上じゃないですかぁ

総当たり戦だけどもここで2組が2勝上げてしまえば

上位二組は決まって後は省略出来ますよ」

「省略って・・・」

「観客席、 見て下さいよ」

「え?」

 

観客席はかなり白けている。

授業も無いので見に来たサイバー流とは無関係の生徒達はまばらに帰っている。

 

「こんな程度の低いデュエル、 さっさと切り上げて下さいよ

もう皆飽き飽きしているんです」

「あー・・・分かったノーネ・・・

新制サイバー流デュエル部VS次世代サイバー流考察部

サイバー・デュエル・テクノロジー・サークルVSサイバー超流派交流会ナノーネ」

 

最早消化試合と生徒の大半が帰って行った。

デュエルの勝敗も無常や大半の生徒達の想った通り

新制サイバー流デュエル部とサイバー・デュエル・テクノロジー・サークルの

勝利に終わり、 存続する部活もこの二つになったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

サイバー流の部対抗戦が終わり

ひはつは自室でデュエルモンスターズオンラインをプレイしようとしていた。

 

「ん? 何だコレ?」

 

メールが何故か大量に送られていた

内容はどれもチャットに来て欲しいとの事

デュエルをしたかったが仕方がないとチャットルームに入ったひはつだった。

 

 

 

 

ペッパー:R2700

こんばんはー

 

五行:R2212

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

カウントマン:R1030

待ってたぞ!!

 

クラスタ:R2050

ktkr!!

 

エリンギ:R2300

キタ――(゚∀゚)――!!

 

マシュマロ:R2600

キタ━━━━(>д<)━━━━!!

 

ペッパー:R2700

如何したのさ?

皆して集まって

 

五行:R2212

今日デュエルアカデミアのサイバー流のデュエリスト達が

デュエルする動画上がったんだよ。

そのデュエル内容があまりにも一方的でマジ?

って話になっているんだ。

 

エリンギ:R2300

サイバーにバグロス組み合わせるとか無いだろー

って話になっているんだよ

サイバー流の集まりでは

『あんなみじめなデュエルをするサイバー流は居ません!!

指導者は何をしているんだ!!』って言ってた

 

カウントマン:R1030

釣りだろって言われてるけど、 マジの話?

って事でデュエルアカデミアの生徒のペッパーを待っていたって言う事だ

 

ペッパー:R2700

あぁ・・・本当だよ

正直ボロ負けとボロ勝ちで別れていたよ

 

エリンギ:R2300

マジか、何でそんな実力差があるのにデュエルしたんだ?

 

ペッパー:R2700

サイバー流関係の部活が多過ぎるから

部の存亡を賭けてデュエルしてたんだよ

 

五行:R2212

なるほどなぁ・・・負けた連中は気の毒に・・・

顧問が雑魚だったのかぁ・・・

 




災防 図のデッキ
サイバー・レーザー・ドラゴンやレボリューション・バースト等
サイバー流で認められた除去カードを扱う
またサイバー・バリア・ドラゴンの扱いも上手い

旦所 交際のデッキ
バグロス流混合のサイバー流
バグロスは機械族サポートが共有出来ているが
態々共有させる意味は薄い

浅井 隆二のデッキ
次世代サイバー流考察部が考案した次世代サイバー流デッキ
相手が防御を防ぐ『守備』封じや太陽の書を搭載している。
またリスペクトデュエルギリギリの手として
カウンター罠を封じるカウンター・カウンターもデッキに入れているが
仕様出来るのは稀である。
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