遊戯王GX 転生者、都市伝説に挑む   作:Mr.後困る

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でゅえるきんぐを変換して決闘王となるのは吃驚した


学園と教師と生徒の今後(*´з`)

クロノスを校長室に呼び出した鮫島。

 

「クロノス先生・・・申し訳無いのですが

武藤遊戯のデッキの公開イベントを貴方にお任せしても良いでしょうか?」

「ど、 如何したノーネ・・・

校長顔色が悪いノーネ・・・」

「実はサイバー流デュエル部対抗のデュエル動画が流出しまして

その対応に追われているのです・・・」

「対応? ですノーネ? でも特に問題は無いのデーワ?

確かにレベル差は有りましたノーネ

それでも問題行動は無かった筈ナノーネ」

「いえ・・・レベルが低いデュエルを行った事が問題なのです・・・

サイバー流関係者からは

『サイバー流の名を冠す部活ならもっとレベルの高いサイバー流の

デュエリストを講師にするべき』や

『サイバー流と言うだけで講師を決めて

サイバー流の名を貶めている』とか・・・」

「・・・・・」

 

それはサイバー流の問題で学校とは関係無いのでは?

と思ったが言うのは止めた。

 

「任せるノーネ!! 無事武藤遊戯のデッキを公開するノーネ!!」

「お任せします・・・」

「「校長!!」」

 

慌てて校長室に入って来た才眠と最愛。

 

「ど、 如何しました二人共?」

「債務が居ません!!」

「債務先生が? 一体何処に・・・」

 

 

 

 

 

 

サイバー流関係の部活動のゴタゴタによる影響で

ストップしていた授業が再開した。

これで漸く元通り、 と言う訳にも行かない

債務は『探さないで下さい』と言う書置きを残して行方不明になり

解体されたサイバー流部活動の部員達の身の振り方の問題

遅れを取り戻す為に急ピッチで授業が行われ宿題も山と出された。

そんな中で急遽決まった武藤遊戯のデッキの公開イベント。

生徒としては悩ましいが見る価値が有るとして

デッキの公開には大勢の生徒が参加した。

 

「・・・・・」

 

青くなって職員室で舌を出して瀕死になっているクロノス。

 

「クロノス先生、 大丈夫ですか?」

「佐藤先生・・・だ、 大丈夫ナノーネ・・・

栄養ドリンクとか色々飲んでいるノーネ・・・」

 

クロノスの疲労は限界を超えているので、 限界を超えて

栄養ドリンクやら栄養剤やらエナジードリンクを飲んでいるのだった。

 

「クロノス先生が今回の決闘王のデッキ公開を任された時は

クロノス先生が教頭の座に近付いた、 と思ったが・・・

任されなくて良かったな」

「行方不明になった債務とかサイバー流の連中の後始末とか・・・

考えるだけでぞっとするね」

 

ランニングマンと最愛が談話していた。

 

「最愛は何かしなくて大丈夫なのか?」

「問題無い、 寧ろ才眠の方が問題が有るかな」

「才眠が? 何で? 第二サイバーを併合したんだがら

寧ろウハウハじゃあ?」

「1つの部活動の上限は60人って決まっているのよ」

「あぁ・・・第二サイバーって何人だっけ?」

「51人、 第三サイバー流デュエル部が

32人だから23人が部活に入れないわね」

「そりゃあ気の毒だなぁ・・・何事も無ければ良いんだが・・・」

 

 

 

 

 

何事も無い訳が無かった。

 

「三沢く~ん、 ちょっと良いかな?」

 

ラー・イエロー寮で寮長の樺山が三沢を呼び出した。

 

「如何したんですか?」

「面倒な事になっちゃって」

「面倒?」

「食堂に立てこもりをしてる子がいる・・・」

「立てこもり?」

 

三沢が食堂に行くと机と椅子でバリケードを作って立てこもりをしている

ラー・イエローの生徒が何人か居た。

野次馬も何人か集まっていた。

 

「本当だ・・・何しているんだ、 こいつ等・・・」

「お前等一体何してるんだ!!」

 

武藤遊戯のデッキのゴタゴタで

十代に感化されて十代の恰好をしている神楽坂が叫ぶ。

 

「俺達は元第二サイバー流デュエル部で

新制サイバー流デュエル部に入部出来なかった!!」

「・・・それとこの立てこもりが何の関係が有る!?」

「俺達は不当な理由で入部出来なかった!!」

「不当な理由?」

「そうだ!! 俺達イエローよりも格下のレッドが

第三サイバー流デュエル部には居た!!

普通に考えてレッドを追い出して上の実力の

ラー・イエローやオベリスク・ブルーを入れるべきだろ!?」

「オシリス・レッドにも強いデュエリストは居るぜ!!」

 

神楽坂が叫ぶ。

 

「俺達はこの待遇の扱いの悪さを講義する為にこうして

立てこもりを行っている!!」

「ふざけんな!!」

「飯の時間だぞ!!」

「こっちは腹減ってるんだ!!」

 

わーわーと騒ぐ寮生達。

 

「わかった、 寮長として大事にしたくない

ここはデュエルで解決しよう

こっちがデュエルで勝ったら立てこもりを止めて下さい」

「良いだろう!! 誰が相手になる!?」

「じゃあ三沢君、 頼めるかい?」

「分かりました、 第二サイバー流デュエル部の実力は

俺も気になっていた所だ!!」

「ではそちらの代表は?」

「この俺!! 佐伯 色男(さいき いろお)が相手をしよう!!」

 

前に出たのはやや濃い顔をした男子生徒だった。

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

「あ、 待て三沢、 デュエルをする前に一つ良いか?」

 

佐伯が静止した。

 

「何だ?」

「不公平じゃないか? このデュエル」

「何が?」

「こっちはサイバー流で戦う、 つまりデッキの中身が

ある程度絞れている、 と言う訳だ」

「それはそうだが・・・そのリスクを負ってサイバー流を

始めたんじゃないのか?」

「まぁ、 聞け、 この戦いは負けられないデュエルだ

こちらも相応のハンデが欲しい」

「と言うと?」

「三沢、 お前が6つの属性デッキを使う事は知っている

何属性のデッキを使うか教えてくれ」

「風属性だ」

「そうか、 分かった、 礼として先行は譲ろう」

「ありがたく頂こう、 俺のターン、 ドロー!!」

 

三沢手札:5→6

 

「何が『礼として』だ、 サイバー流は後攻有利の戦術じゃないか!!」

 

神楽坂が叫ぶ。

 

「神楽坂、 その心配には及ばない

俺は烈風の結界像を召喚する、 そしてデザートストームを発動し

カードを1枚セットしてターンエンドだ」

 

三沢手札:6→3

 

「俺のターン、 ドロー!!」

 

佐伯手札:5→6

 

「俺はサイバー・ドラゴンを特殊召喚!!」

「出来ないぞ」

「は?」

 

ぱし、 ぱし、 とデュエルディスクにサイバー・ドラゴンを置いても反応しない。

 

「な、 何故だ!?」

「烈風の結界像がフィールドにある限り

お互いは風属性モンスターしか特殊召喚できない」

「な、 何ィ!? ひ、 卑怯だぞ!!」

「何を言っているんだ、 さっき風属性デッキを使うと言っただろう

ならば対策は立てられた筈だ」

「あの数秒で対策立てられるか!!」

「ならばデッキを組み替えれば良かっただろう」

「貴様ぁ!!」

 

椅子を持ち上げる再起。

 

「再起君!! サイバー流のデュエリストは暴力を人に振るうのかい!?

違うだろう!?」

「ぐっ・・・ぐぐ・・・」

 

樺山の言葉に椅子を降ろす再起。

 

「・・・所詮デザート・ストーム込みで攻撃力が1500になっているモンスター

この程度・・・簡単に攻略出来る!!

サイバー・ドラゴン・ツヴァイを召喚!!

そして烈風の結界像に攻撃!! このカードが相手モンスターに攻撃する

ダメージステップの間、 このカードの攻撃力は300アップする!!」

 

三沢LP:4000→3700

 

「ぃよっし!! これで厄介なカードは消え去った!!」

「そう思うのはまだ早いぞ

自分フィールドの表側表示の風属性モンスターが

戦闘または相手の効果で破壊された場合に手札から

満天禍コルドーを特殊召喚する」

「な、 何だと・・・攻撃力2600・・・

いやデザート・ストームの効果で3100か・・・

しかしサイバー流の敵では無い!!

メインフェイズ2!! 俺は手札の融合を見せて

サイバー・ドラゴン・ツヴァイをサイバー・ドラゴン扱いにする!!

そして手札のサイバー・ドラゴンとフィールドのサイバー・ドラゴンを融合!!

サイバー・ツイン・ドラゴンを召喚!!

カードを1枚セットしてターンエンドだ!!」

「エンドフェイズにサイクロンを発動、 セットカードを破壊する」

「リミッター解除がああああああああああああああああああ!!!」

 

佐伯手札:6→2

 

「俺のターン、 ドロー!!」

 

三沢手札:3→4

 

「幻のグリフォンを召喚!!

コルドーでサイバー・ツイン・ドラゴンに攻撃!!

そして幻のグリフォンでダイレクトアタック!!」

 

佐伯LP:4000→3700→1200

 

「お、 俺のサイバー・ツインが・・・」

「カードをセットしてターンエンド!!」

 

三沢手札:4→2

 

「お、 俺のターン、 ドロー!!」

 

佐伯手札:2→3

 

「くっ・・・コルドーを倒せるカードが無い・・・」

 

俯く佐伯。

暫く黙って唐突に話し始めた。

 

「・・・如何やら俺の負けの様だ・・・」

「ちょ、 何言ってんだ佐伯!!」

 

立てこもっている生徒から罵声が飛ぶ。

 

「だがな・・・・・だが三沢よ

強いお前ならばレッドが幅を利かせる現状を見て如何思う?」

「レッドが幅を利かせている?

俺はそんな風に感じた事は無いな」

「何を言っている・・・・・イエローを差し置いてレッドが部に残るなんて

明らかに変だろうが・・・・・」

「そうかな、 前から部に残っていた者を残すのは変では無いと思う」

「贔屓では無いのか?」

「後から来た奴を贔屓する事も無いだろう」

「・・・・・百歩譲ってそうだとしよう

だが調子に乗っているレッドが居るのも事実だ

例えば遊戯十代や青文字ひはつ・・・・・奴等は・・・」

「十代は調子に乗っていない!!」

 

神楽坂が叫ぶ。

 

「奴は強い!! 正当な振舞だ!!」

「・・・更に百歩譲ってだ・・・・・レッドが幅を利かせるのは変だ

立場の差を明らかにしないと風紀が乱れるだろう」

「立場の差ねぇ・・・寮毎に待遇の差があるからそれで充分だろう

それにだ、 俺から見てお前はラー・イエローで有る事を疑うレベルだ」

「何だとぉ!!」

 

激昂する再起。

 

「デュエルで決着をつける筈なのにこんな口先で誤魔化そうとしているからね

さっさとデュエルを進めてくれ」

「モンスターをセットしてターンエンド」

 

佐伯手札:4→3

 

「・・・・・ん?」

「俺のターン、 ドロー」

 

三沢手札:2→3

 

「佐伯、 それで良いのか?」

「何がだ?」

「分かっているだろう?」

「・・・・・何がだ?」

「・・・・・」

 

三沢と佐伯が見つめ合う。

 

「・・・残念だよ、 佐伯」

「・・・そう言う事か・・・」

 

心底冷めた目になる三沢と神楽坂。

 

「・・・・・手札を1枚捨ててサンダー・ブレイクを発動

セット・モンスターを破壊、 そしてコルドーでダイレクトアタック」

「っ~~~!!」

 

佐伯LP:1200→0

 

 

 

 

 

佐伯が膝から崩れ落ち

セットしていたモンスターがデュエルディスクから零れ落ちた。

 

「!? 佐伯、 お前!! これ・・・ペンギン・ソルジャーじゃねぇか!!」

「あ・・・」

 

立てこもっている仲間から胸倉を捕まれる佐伯。

 

「お前!! リスペクト精神を忘れたか!?」

「勝たなきゃいけないデュエルだった!! すまない・・・」

 

涙ながらに訴える佐伯。

胸倉をつかんだ仲間は静かに手を離したのだった。

涙ながらに元第二サイバー流デュエル部の

生徒達は立てこもりを止めたのだった。

 

 

 

 

 

 

「三沢、 気が付いてたろ?」

「あぁ・・・」

 

こっそりと耳打ちする三沢と神楽坂。

 

「あのペンギン・ソルジャー

デッキの外から持って来てたな」

「最後のドローの後、 手札が1枚増えてた・・・」

「神楽坂、 言うなよ、 死体に鞭打つ真似だからな」

「分かってるよ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「と言う事がイエロー寮で有ってな」

「・・・・・」

「・・・・・あのー・・・何でレッド寮に居るんスか?

神楽坂さん」

 

レッド寮の十代と翔の部屋で愚痴っていた神楽坂。

 

「そりゃあ・・・今の俺は十代、 お前がフェイバリットだから!!」

「答えになってないぞ・・・

と言うかイエローのたてこもりが有ったから如何だって言うんだ?」

「僕が新制サイバー流デュエル部だから来たんスか?」

「いや、 そうじゃないよ・・・

俺のデュエルの源流は憧れだ」

「憧れ?」

「そう、 憧れているから真似をする

そして強くなる、 あらゆる物事って師匠の真似から始まるだろう?

そう考えてサイバー流に師事してあぁなった連中を見るとな・・・」

 

視線を外す神楽坂。

自分もああなってしまうのかと。

 

「俺にはよくわからねぇよ、 ひはつに聞いて見たら?」

「ひはつかぁ・・・あのイマイチつかみどころのない奴か・・・

あんまり好きじゃないけどなぁ・・・」

「でもデュエル強いしな、 今ならまだ起きているんじゃないか?」

「そうか・・・じゃあ行って見るか」

 

ひはつの部屋に向かう神楽坂達。

デュエルモンスターズオンラインでのデュエルが一区切りしていたひはつが

話を聞いて一言。

 

「いや、 僕に聞かれてもわかんないよ」

 

そらそだな

 

「強くなりたければ只管デュエルすれば良いんじゃないの?」

「そこを何とか・・・」

「ん-、 じゃあ皆に聞いてみようか」

「皆?」

「ネット上のチャットで意見を求めよう」

「それが良いのかもなぁ・・・」

 

画してネットの猛者達に意見を聞く事になった。

 

 

 

 

ペッパー:R2700

デュエルに強くなるには如何したら良いかって相談された。

 

五行:R2212

相談した奴のスペックは?

 

ペッパー:R2700

ラー・イエロー、 人のデッキをコピーするのが得意で

戦術も大体真似られる。

 

カウントマン:R1030

コピーデッカーかよwww

 

クラスタ:R2050

人を真似るなら強い奴を真似れば良いんじゃないの?

 

 

 

「辛辣だな、 こいつ等」

「まぁ強くなるのに近道は」

 

 

 

モスマン:R6800

模倣するのなら最高の模倣元を求めよ

至高の模倣元を求めよ、 究極の模倣元を求めよ

史上最強のデュエリストを超えるデュエリストを想像せよ

その想像のデュエリストを超えるデュエリストを想像せよ

最強を求めよ、最強を求めよ、最強を求めよ

強さが欲しければ我が元に来たれ、歓迎しよう

 

カウントマン:R1030

ポエムノートに書け

 

 

 

 

「この人は?」

「偶に来るトップレートの人、 強いけど偶に変なポエムを書いて

自分のギルドに勧誘して来る」

「ふーん、 しかし最強のデュエリストを想像して模倣せよか・・・

やってみよう」

「絶対適当な事書いているだけだと思うけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、 デュエルアカデミアの特待生寮。

今は誰も使わなくなった部屋の一室。

一人の男が狼狽していた。

 

「やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい!!」

 

サイバーパワークラブ元顧問、 債務 片。

彼は顧問と言う立場を利用して部費の横領をしていたのだった。

サイバー流として芽が出なかった自分が

若く何も分かっていない生徒達を利用して

顧問と言う立場を築き上げ資産を溜めた

その金を勝負金としていたのに、 その金が溜まる前に

部が立ち消えそうになった。

部対抗で負けない為にサイバー流では御法度の除去カードを使う様に言ったら

棄権され、 横領がバレる前に逃げ出した。

 

「・・・・・」

 

逃げる際に持って来た荷物の中の横領した金を見る債務。

金を銀行で預けるのは逆に危険と判断した。

何故ならサイバー流にはサイバー流デュエリストに対し

高利の利息を付けるサイバー銀行と言う銀行系列がある。

サイバー銀行に預ければ何処から金を入手したと聞かれ

サイバー銀行に預けなければ何故他行に預けたと聞かれるからだ。

 

「何とか定期船に紛れてこの島から脱出しないと・・・」

「動くな」

「!?」

 

 

 

 

 

 

そんなサスペンスが行われている頃。

デュエルアカデミアノース校の校長室。

校長の市ノ瀬はテレビ電話で通話をしていた。

通話相手は万丈目グループの総帥にして万丈目の父親、 万丈目 広大。

 

『市ノ瀬校長、 ウチのせがれは如何ですかな?

デュエルだけが取り柄なのに勝手にそちらに転学したと聞いて

少し心配なんですが』

「息子さんはキング、 つまり此方で男子最強のデュエリストになりましたよ」

『ほほぅ!! それは凄い!!

つまり近日中に行われるという噂の本校との対抗戦に息子が出ると?』

「普段ならば本校と我がノース校だけでしたが今回は更に他の分校も

対抗戦に参加するとの事です」

『それは凄いですなぁ!! 実はその対抗戦をテレビ放映しないかと

テレビ業界から話が舞い込みまして』

「残念ですが厳しいと思います」

『厳しい? 何故?』

「実は私は前々から対抗戦についてある不満が有りまして

その不満を他の分校の校長と相談した結果

彼等も納得しましてね、 正式に書面に出してオーナーの

海馬コーポレーションに提出する予定です。

その結果対抗戦に関しては変わった形式になると思います

それ故、 テレビサイズに収まらないと思いますので・・・」

『その不満とは一体?』

「それはですね」

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