遊戯王GX 転生者、都市伝説に挑む   作:Mr.後困る

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対抗戦にまつわるトライアングル('ω')ノ(*´Д`)

「な、 何ですと!? そんな馬鹿な!!」

 

校長室で思わず立ち上がる鮫島。

 

「こ、 こんな馬鹿な事が・・・これは・・・これは・・・」

 

ガタガタと震える鮫島、 送られて来たメールの内容に戦慄している。

 

「一体如何しました?」

 

無常が鮫島に尋ねる。

 

「対抗戦の代表を5人にすると・・・」

「どういう事ですか?」

 

デュエルアカデミアの5つの分校。

ノース校、 アークティック校、 ウェスト校、 サウス校、 イースト校

彼等が連盟で海馬コーポレーションに出した嘆願の内容はシンプルな物である。

『強いデュエリストを輩出するのがデュエルアカデミアの目的であるが

昨今の対抗戦を見ると本校は丸藤 亮が代表として2年連続で出ている

これは強いデュエリストに乗っかっているだけでデュエリストの育成という観点で

学校としての優劣を決める事には繋がらないと判断し

各校5人の代表を選出する事で学園全体の実力を見る事になる』

と言う嘆願が通り、 対抗戦は5人の代表を選出する事になったのだった。

 

「代表を5人出せば良いじゃ無いですか

強いと評判の第一サイバー流デュエル部も居るんですし」

「・・・・・」

 

頭を抱える鮫島。

 

「一体何が問題なんですか?」

「第一サイバー流デュエル部の顧問に借りを作りたくない・・・」

「下らない、 この対抗戦の勝敗でデュエルアカデミアに優劣が付くんですよ?

そんな事を気にして如何しますか?」

「・・・・・」

 

第一サイバー流デュエル部部長、 天野 才覚を校長室に呼び出し

事情を説明した。

 

「なるほど、 事情は分かりましたが

代表は我々じゃない方が良いでしょう」

「な、 何を言っているんですか!?

サイバー流の中でも貴方程の実力を持つ者は少ない!!」

「カイザーが居るのだから同門が出る幕は無いでしょう

サイバー流以外から選出するのが得策かと」

「・・・・・」

 

亮が居るのだから亮より実力が劣るサイバー流を

代表者に入れるメリットは低い、 と言いくるめた天野。

天野の本音は対抗戦で無様を晒して

将来の就職に悪影響を与えたくないのが本音である。

負けるかもしれない大事な局面のデュエルは受けないに限る。

 

「分かりました・・・それでは選出を考えましょう・・・」

「では失礼しますー」

 

 

 

 

 

 

天野が去った後、 亮以外の代表者4人を決める為に

職員達と会議を始める鮫島。

 

「クロノス先生に勝った、 遊戯、 青文字、 友愛の3人は入れたい」

「いやいやイエローの三沢も捨て難い」

「ブルーを差し置いてレッドとイエローから出すのは如何かと思います」

「それならば災防 図は如何でしょうか?

同じサイバー流ですし優秀かと」

「すみません、 災防は来週から長期インターンに入りますので

長い間デュエルアカデミアから居なくなります」

「ならもけ夫君は如何ですか?」

「やる気の無い者にやらせる訳には行かない」

 

会議は踊るが進まなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「そこで俺ですか?」

「そう言う事ナノーネ」

 

職員室に呼び出された亮。

 

「先生方で決められないから俺に決めて欲しいと?」

「そうでは無い、 生徒側の意見も聞いておきたいと思った迄だ」

「・・・・・まずは十代とひはつ、 そしてメグ

この三人は鉄板だと思います、 クロノス先生に勝ち

そしてひはつとメグは童実野町のデュエリストにも勝った

この功績は大きいでしょう」

「しかしレッド寮の生徒ですよ? 少々問題では?」

「実力が有れば問題では無いでしょう

そして残る一人はAIのクレバーを推薦します」

「「「クレバー!?」」」

「く、 クレバーを代表に出す? ですって?」

 

最愛が震えた。

自分の技術力を知らしめるチャンス。

しかし何故代表に?

 

「ちょ、 ちょっと待て、 何故クレバーなんだ?」

「俺は今まで学園の代表としてアマチュアの大会に出た経験があります

その大会は年齢制限が無く大人とのデュエルも体験しました

今まで同年代の相手としかデュエルした事が無かったので

不慣れで実力の全てが発揮出来なかった

不慣れな事は恐ろしい」

「なるほど、 クレバーは高度なAI

AIとのデュエルに慣れていない者は多い筈・・・と言う事か」

「しかし所詮はAI、 人間より秀でているのか?」

「明日香を倒したんだ、 実力は充分かと」

「機械が代表と言うのは少々心許ない・・・

もう少し推敲しよう」

「・・・よ」

 

亮がぼそりと呟いた。

 

「ん? 何だって?」

「文句言うならなら初めから俺の意見なんて求めないで下さいよ!!」

 

スタスタと職員室から立ち去った亮。

 

「鮫島師範代、 カイザーってあんなんでしたっけ?」

「いや、 もっと落ち着きの有る子だった筈・・・」

 

 

 

 

 

 

対抗戦の代表がまだ決まっていないと言う情報はアカデミア中を駆け巡った。

話題は対抗戦の代表に誰が選ばれるか、 と言う事になっていった。

 

「でも、 ここはそういう話題とは縁遠いですね」

 

ぽりぽりとキュウリを食べながら園芸部の畑で休んでいるメグ。

 

「良い漬かり具合だろう? そのキュウリ」

 

斎苑がキュウリの出来具合を聞いて来る。

 

「ばっちり、 コンビニの一本漬けとはレベルが違いますね

でもタタキューとかも食べたい」

「幽霊部員なのに贅沢だなぁー」

 

文句を言いながらも自慢の作物を褒めて貰って嬉しい斎苑。

 

「所で今度の対抗戦、 出るのかい?」

「まぁ要望が有れば出ようかと思います」

「『要望が有れば出ようかと』? ちょっとやる気無いんじゃないのぉ?」

「良かったですわ

ならばわたくし達が出れるチャンスが有ると言う事ですわね」

「ん?」

 

現れた二人の美少女。

 

「どこかで見た様な・・・」

「私は藤原雪乃」

「わたくしは海野幸子ですわ」

 

タッグフォースに出ていたデュエリストである。

 

「えーっと・・・何の用?」

「私と海野ちゃんは代表戦に出たいのよぉ・・・

それで代表に近い貴女を降しに来たの」

「ふーん・・・おっけー」

 

ぽりぽりぽりと残ったキュウリを全て食べ終えるメグ。

 

「こうして畑で美味しい野菜を食べる青春も良いけど

同年代の女子高生と遊ぶのも青春よね」

「青春ねぇ」

「遊びのつもりでは無く本気で来ていますよ、 わたくしは」

 

キッ、 と睨む海野。

 

「私何か気に障る事した?」

「天上院さんが転学してからと言う物のブルー女子は

聊か精彩を欠いてしまいました」

「あの子はアイドルと言っても良かったわね、 癪だけど」

「ブルー女子が軽んじられていると思います」

「実際女子は全員ブルーだからね、 実力は疑問だと思うよ」

「だからその疑問を私達の力で解決しようと思います

圧倒的な力を見せつける」

「それだったら遊戯や青文字とデュエルしたら如何だ?」

 

若い男の声が聞こえる。

 

「誰!?」

「ここだ」

 

声のした方を見るとそこにはカボチャが

ご丁寧に顔の形に穴が空いている。

 

「カボチャ?」

「何故この季節に?」

「私はマフティー・エリンだ」

 

カボチャを被った全身タイツの男が現れた。

 

「な、 何者?」

「私はマフティー・エリンだ」

「いや、 誰・・・」

「私はマフティー・エリンだ」

「・・・・・」

「ブルー女子をの力を見せつけたいなら他の寮の奴に喧嘩を売れば良いと思う

態々同じブルー女子と戦っても仕方がない、 違うか?」

「見た目と違って正論を言いますわね・・・」

「でも私はメグちゃんにも興味が有るのよねぇ」

「私は別にデュエルしても良いけど?

何なら3人でやる?」

「バトルロイヤル、 か」

 

3人以上で行うバトルロイヤルデュエル。

ルールとしては通常と変更が有る所は

①全員第一ターンは攻撃不可

②お互いに○○と言う効果が全員に適用される

である。

 

「じゃあ順番は私、 藤原、 海野の順番で良いね?」

「それで良いわ」

「構いませんわ」

「じゃ、 始めますか」

 

「「「デュエル!!」」」

 

 

 

 

 

「始まったな、 斎苑爺さん」

「そうだなマフティー」

 

斎苑とマフティーが脇で見守っている。

 

「雑に始まったが藤原と海野、 彼女達も実力者だ

並の相手ではない、 メグと言えども二人相手に勝てるとは思えない」

「これはバトルロイヤル、 立ち回りが肝心だ」

 

 

 

 

 

 

 

「私のターン、 ドロー」

 

メグ手札:5→6

 

「イービル・ソーンを召喚して効果発動

相手ライフに300ダメージを与えてデッキから同名モンスター2体を特殊召喚

藤原に300ダメージ」

 

藤原LP:4000→3700

 

「この程度なんて事無いわ」

「別にどうでも良いよイービル・ソーンを生贄に

超栄養太陽を発動、 デッキからイービル・ソーンの

レベル+3以下のレベルを持つ植物族モンスター1体を

手札・デッキから特殊召喚する

デッキからローンファイア・ブロッサムを召喚

そしてローンファイア・ブロッサムを生贄にして効果発動

デッキからギガプラントを特殊召喚

カードを2枚セットしてターンエンド」

 

メグ手札:6→2

 

「じゃあ次は私のターンね、 ドロー」

 

藤原手札:5→6

 

「黄泉ガエルを召喚、 生贄に捧げてモンスターゲートを発動

通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、

そのモンスターを特殊召喚する

残りのめくったカードは全て墓地送りね

じゃあ捲るわよ」

「捲らないで良いよ、 イービル・ソーンを生贄に

カウンター罠発動ポリノシス

モンスターゲートを無効にする」

「せっかちね・・・ターンエンド」

 

藤原手札:6→4

 

「わたくしのターン、 ドロー!!」

 

海野手札:5→6

 

「ライフを1500ポイント支払ってスター・ブラストを発動!!

手札の超古深海王シーラカンスをレベルを3下げて生贄無しで召喚!!」

 

海野LP:4000→2500

 

「そして手札を1枚捨ててシーラカンスの効果発動!!

デッキからレベル4以下の魚族モンスターを可能な限り特殊召喚する!!

わたくしはデッキからオイスターマスターと

3体のレインボー・フィッシュを全て守備表示で特殊召喚!!

そしてカードを3枚セットしてターンエンドですわ!!」

 

手札から捨てたカード

揺海魚デッドリーフ

 

海野手札:6→0

 

 

 

 

 

「ふむ、 三者三様の有様になったな・・・如何思う爺さん?」

「メグはモンスターの展開を妨害

そして海野はモンスターの大量展開

急き過ぎかもしれんがバトルロイヤルでは弱みを見せた者から

狩られるのがセオリー、 ならば急いても問題は無い

とは言えフィールドにカードが無い藤原

手札0枚の海野、 極端な場になったな・・・」

 

 

 

 

 

 

「ここからが本番ね、 ドロー」

 

メグ手札:2→3

 

「ギガプラントを再度召喚」

「オイスターマスターを生贄にフィッシャーチャージを発動ですわ!!

ギガプラントを破壊して1枚ドロー!!」

 

海野手札:0→1

 

「生贄になったオイスターマイスターの効果で

オイスタートークンを残します!!

そしてトークンを生贄に水霊術-「葵」を発動!!」

「それは駄目、 魔宮の賄賂で無効にする」

「む・・・」

 

海野手札:1→2

 

「死者蘇生を発動、 ローンファイア・ブロッサムを墓地から特殊召喚

そしてローンファイア・ブロッサムを生贄に

桜姫タレイアをデッキから特殊召喚

更に思い出のブランコを発動、 ギガプラントを墓地から特殊召喚」

「折角倒したのにもう出て来るとは・・・雑草みたいですわね」

「そうね、 じゃあ雑草のタレイアで雑魚のシーラカンスを殴り倒す」

「それは駄目ですわ、 皆既日蝕の書を発動

フィールドのモンスターは全て裏守備になりますわ」

「なるほど、 シーラカンスの効果で攻撃も効果も使えない魚達をこう捌くとは

良い料理人になれるよ」

「料理人には興味無いですわ」

「ふん、 手札を1枚セットしてターンエンド

エンドフェイズに裏守備になったギガプラントとタレイアは表守備になって

2枚ドロー」

 

メグ手札:0→2

 

「私のターン、 ドロー」

 

藤原手札:4→5

 

「てっきり私に攻撃が来ると思ったけど無傷ね」

「貴女の推理ゲートでしょ? 流石に攻撃する気は無いよ

手札にゴーズでも抱えてるかもしれないし」

「・・・・・」

 

アタリである、 彼女の手札にはゴーズが有る。

 

「スタンバイフェイズに黄泉ガエルが復帰

黄泉ガエルを生贄に冥界の魔王 ハ・デスを召喚」

「あぁ、 なるほどね、 墓地からの特殊召喚は出来ないけど

デッキからは出来るから相性はそこそこ良いのか」

「ハ・デスでシーラカンスに攻撃」

「破壊されますわ、 でもこっちにはモンスターがたっぷりですわ」

「まるで魚市場ね・・・ターンエンド」

 

藤原手札:5→4

 

「わたくしのターン、 ドロー!!」

 

海野手札:2→3

 

「レインボー・フィッシュ達を攻撃表示に変更

そして団結の力を装備させます

団結の力を装備していないレインボー・フィッシュでタレイアに攻撃!!」

「残念、 ミラーフォースでモンスター全部破壊よ」

「うぐ・・・モンスターをセットしてターンエンドですわ・・・」

 

海野手札:3→1

 

 

 

 

 

「あっさりと全滅か・・・」

「だが蘇生カードが有ればシーラカンスは容易く蘇る

まだまだ分からないぞ」

 

斎苑の言葉に考えるマフティー。

 

「いや・・・普通に殴られて終わりだろう

罠も伏せてないし・・・」

「如何かな?」

 

 

 

 

「モンスターが居て手札3枚の状態で

伏せ無しライフ2500の状態で倒せない方が可笑しいでしょ

ドロー」

 

メグ手札:2→3

 

「それもそうですわね」

「そうねぇ」

「まぁ、 これはバトルロイヤル

直ぐに一人脱落させるのは得策じゃないわね」

「そうですわね」

「だねぇ」

「まぁ、 前のターンの礼をしてやらなきゃ気が済まないから落とすけどもね」

「「後悔するぞ」しますわよ」

 

藤原にも攻撃するのが定石手、 しかしメグ

これをスルー。

 

「タレイアとギガプラントを攻撃表示に変更

増草剤を発動、 墓地からローンファイア・ブロッサムを特殊召喚

ローンファイア・ブロッサムを生贄に姫葵マリーナを召喚

次にアームズ・ホールを発動、 デッキトップを墓地に送って

スーペルヴィスを手札に加え、 ギガプラントに装備させる」

 

墓地に送られたカード

キラー・トマト

 

「ギガプラントの効果でローンファイア・ブロッサムを墓地から特殊召喚

生贄に捧げてデッキから椿姫ティタニアルを召喚

ギガプラントで海野のセットモンスターに攻撃」

「セットモンスターは素早いマンボウですわ!!

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に

自分のデッキから魚族モンスター1体を墓地へ送り

その後、 自分のデッキから素早いマンボウ1体を特殊召喚する事ができます!!

私はデッキから素早いアンコウを墓地に送って

素早いアンコウの効果発動!!

このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合

デッキから素早いアンコウ以外のレベル3以下の

「素早い」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚できます!!

私は素早いマンタを2体と素早いマンボウ1体を守備表示で特殊召喚!!」

「一気に壁を展開したか・・・

なら仕方ない、 ここは素直に藤原さんを攻撃しますか

タレイアでハ・デスに攻撃」

「っ!!」

 

藤原LP:3700→2850

 

「ティタニアルでダイレクトアタック」

 

藤原LP:2850→50

 

「ダイレクトアタックを受けたこの時にゴーズを守備表示で特殊召喚!!

カイエントークンも守備表示!!」

 

藤原手札:4→3

 

「マリーナでゴーズを攻撃」

「くっ・・・」

「カードをセットしてターンエンド!!」

 

メグ手札:3→0

 

「私のターン、 ドロー!!」

 

藤原手札:3→4

 

「スタンバイフェイズに黄泉ガエルが墓地から復活して来る!!

妖精伝姫-シラユキを召喚!! 召喚成功時に効果発動!!

タレイアを裏守備表示にする!!」

「ティタニアルの効果でギガプラントを生贄に捧げて効果を無効にして破壊する

スーペルウィズの効果でギガプラントを蘇生」

「ふ・・・でしょうね・・・

では一世一代の大博打としましょう

名推理を発動、 チェーンして連続魔法」

「連続魔法? ってどんなカードだったけ?」

「手札を全て捨ててチェーンした通常魔法の効果をコピーできるカードよ

つまり名推理2回発動って事ね」

 

手札から捨てたカード

サイバー・ドラゴン

 

藤原手札:3→0

 

 

「名推理の効果発動

相手は1~12までの任意のレベルを宣言すして

通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり

そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合

めくったカードを全て墓地へ送る

でも違った場合、 そのモンスターを特殊召喚し

残りのめくったカードは全て墓地へ送る

さぁ海野ちゃん、 レベルの宣言を」

「・・・4」

 

捲ったカード

天獄の王

 

「レベルは10、 天獄の王を攻撃表示で召喚するわ

じゃあ次はメグちゃん」

「8」

 

捲ったカード

クラッキング・ドラゴン

 

「うぐ・・・クラッキング・ドラゴン・・・レベル8・・・

墓地に送られる・・・でも仕方ない

ここでカイエンを攻撃表示に変更!!」

「伏せていた永続罠発動、 群雄割拠

このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り

お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか

表側表示で存在できない

お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が

2種類以上の場合には1種類になるように墓地へ送らなければならない」

「め、 メグぅ!!」

 

思わず叫ぶ藤原。

種族統一デッキじゃない藤原には相性最悪のカードである。

 

「・・・黄泉ガエルとカイエントークンを墓地に・・・

天獄の王でマリーナに攻撃」

 

メグLP:4000→3800

 

「これでターンエンド・・・」

「私のターン、 ドローですわ!!」

 

海野手札:1→2

 

「くぅ・・・・・モンスターをセットしてターンエンドですわ」

 

海野手札:2→1

 

 

 

 

 

 

「群雄割拠か・・・種族統一には最適なカードだな・・・

おっと、 サイバー流には禁じ手かな?」

「そんな事は無いぞマフティー、 鮫島が禁止しているだけだ」

 

観戦している二人が言う。

 

「だが面白くなって来たな

海野はモンスターが大量に居るからそう簡単にはやられない

藤原はこのターンでやられるが・・・」

「うむ、 そうなるだろうな・・・」

 

だが展開はこの二人の予想を飛び越えたのだった。

 

 

 

「私のターン、 ドロー」

 

メグ手札:0→1

 

「よし!! 手札からブラック・ホールを発動!!」

「「え?」」

 

ブラック・ホールはフィールドのモンスターを全て破壊するカード。

しかしメグのフィールドにはモンスターゾーンに存在する限り

自分以外のフィールドの植物族モンスターは効果では破壊されない効果の

タレイアが居る。

メグはタレイアのみを破壊してギガプラントとティタニアルをフィールドに残した。

 

「素早いマンタの効果でデッキから最後の素早いマンタを召喚しますわ・・・」

「ギガプラントを再度召喚して効果発動

墓地からタレイアを戻す、 ギガプラントでマンタに攻撃

そしてティタニアルとタレイアで海野と藤原にダイレクトアタック」

 

藤原LP:50→0

海野LP:2500→0

 

 

 

 

「ブラック・ホールとは・・・完全に盲点だったわね・・・」

「タレイアとのコンボを考えて入れてみたの

相手が大量展開しているこの状況では中々にマッチしていたわ」

「それならばメテオレインとかでも良いと思うが・・・」

「それは駄目ね」

 

マフティーの言葉を否定するメグ。

 

「何で?」

「貫通だとスピリットバリアを超えられない」

「あぁ、 確かにひはつが良く使っているからな・・・」

「ひはつ君を意識しているって事はメグちゃん

ひはつ君の事好きなんじゃないのぉ?」

「・・・・・いや? それは無いよ?」

 

少し考えて答えるメグ。

 

「でも恋愛か・・・恋愛も青春だよね・・・」

 

少し憧れるメグであった。

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