遊戯王GX 転生者、都市伝説に挑む   作:Mr.後困る

22 / 55
アカデミア対抗戦:開幕!!(>▽<)カイザー亮VSはらぺこあおむし!!

デュエルアカデミア対抗戦に先駆けてテレビクルーがやって来た。

デュエルアカデミア対抗戦を放映する事になったのでその準備に来たらしい。

対抗戦が始まる前に十代、 亮、 メグ、 ひはつ、 クレバーは

インタビューを受ける事になったのだった。 

視聴覚室でインタビューを受ける4人+a、 付き添いで最愛と鮫島。

 

「さぁ!! デュエルアカデミア対抗戦が始まる前に

参加選手の意気込みを聞きたいと思います!!

インタビュアーは宝鐘マリンですぅぅぅ!!」

 

きゃぴきゃぴとしているピチピチの17歳の海賊系アイドル。

宝鐘マリンがインタビュアーを務める。

 

「さて鮫島校長、 インタビューの前に

今回の対抗戦は6つの学校がそれぞれ5人のデュエリストを出して

戦うと言うちょっとしたリーグ戦の規模を思わせますが

一体如何言う形式で行われるんでしょうか」

「説明しましょう

まず一番手から五番手までデュエルする順序をそれぞれ決めます

まず最初は六つの学校の一番手がそれぞれデュエルを行います

当然ながら三つの学校が負けて三つの学校が勝利します

勝利した学校同士、 敗北した学校同士で次のデュエルを行います」

「ん-、 3つずつだと勝ち負け1つずつあぶれるのでは?」

「その場合は余った者同士でのデュエルになりますね

こうやって負けたデュエリストが抜けて最後に残った学校が最終的な勝者です」

「なるほどー、 それでは代表デュエリスト達の意気込みを聞いて見ましょう

十代君からどうぞ!!」

「はい!! 思いっきり楽しもうと思います!!」

「元気が良くて良いねー、 次に亮君!!」

「・・・・・全力でぶつかりたいと思います」

「おぉークール!! 次にメグちゃん!!」

「何だか大事になってワクワクしますね!!」

「確かにこういうイベントはワクワクする!! ひはつ君!!」

「特に無いです!!」

「素直でよろしい!! じゃあクレバー君!!」

「AIでありながら学園代表に選ばれた事を嬉しく思います」

「おぉー!! 凄い!! ちゃんと喋れてる!!

それでは対抗戦は明日から始まります!!

乞うご期待!!」

「はい、 カット―」

「御疲れ様でしたー」

 

監督からのカットの合図と共に一息吐くマリン。

 

「それじゃあ鮫島校長、 明日からよろしくお願いしますね」

「明日から? どういう事ですか宝鐘さん?」

「私、 対抗戦の実況をやる事になったって聞いてませんか?」

「初耳ですね」

「あれ? じゃあ解説も知らない?」

「解説?」

「解説はサイバー亜流の宮迫さんがやるんですよ」

「何ですと!?」

 

驚く鮫島。

 

「知らなかったんですか?」

「えぇ・・・彼とは没交渉でして・・・」

「そうですかー・・・」

「マリンさーん、 アークティックの校長先生がお見えですー」

「あ、 そうですかー、 じゃあ私は失礼しますー」

 

去って行くマリンだった。

 

「あの、 校長先生

僕達一番手とか順番をまだ聞いていないんですが・・・」

「え? 亮、 どういう事ですか?」

「・・・・・はい?」

「いや対抗戦の順番は貴方が決めるんですよ?」

「・・・・・そうだったんですか、 分かりました」

 

少し呆れて立ち上がる亮。

 

「じゃあ、 皆、 これから話し合うから付いて来てくれ」

「「「はーい」」」

 

 

 

そして翌日デュエルアカデミアに

ノース校の全校生徒、 アークティック校の代表

ウェスト校の校長と引率と代表、 サウス校の校長と代表

イースト校の校長と代表がやって来た。

 

「何でノース校だけ全校生徒来ているの?」

「応援」

 

他の学校は大勢で押しかけると迷惑になるだろうと遠慮して少数で来たのだった。

鮫島は対抗戦を始める前に校長同士で集まって段取りを説明した。

 

「皆さん、 お久しぶりです」

「鮫島先生、 一つ良いかな?」

 

ウェスト校の校長、 ミハイルが挙手した。

 

「はい、 何でしょう」

「私、 いや他の分校の皆さんも思っているでしょうが・・・

アークティック校の矢島校長に一言言いたい」

「なんやぁ?」

 

トレンチコートの校長矢島がかったるそうに言う。

 

「貴方の所の代表、 なんですかアレは?」

「何ですかってなんやぁ?」

「恍けるな矢島」

 

イースト校の校長ノーマン・コチャノウスキが半ばキレながら言った。

 

「何の事やぁ?」

「ふざけているのか? お前が連れて来た代表

アレはプロデュエリストだ、 何を考えている」

「彼等は一週間の間、 ウチの学校に入学してるんやぁ

一時的とは言え生徒は生徒や、 問題無いやろ」

「貴様ッ!!」

 

立ち上がるノーマン。

矢島とノーマンの間に割って入るサウス校の校長ウォーリー。

 

「ウォーリー・・・退け!!」

「・・・・・」

「まただんまりか・・・何か怖いし今回は何も言わないでおこう」

「しかし矢島さん、 むしろそれで良いのかって思いますよ、 私は」

 

市ノ瀬が喋る。

 

「どういう事やぁ?」

「この対抗戦はテレビにも放映されます、 それなのに全員がプロと言うのは

教育機関として有るまじき事なのでは?」

「勝つ為には金をばら撒く、 分かり易い事じゃないか」

 

校長達の会合に割って入る万丈目 広大、 とその息子の長作と正司。

 

「これは広大・・・さん」

 

絶句する市ノ瀬。

広大は『マリンちゃんLOVE♡』と書いてある法被を着て

宝鐘マリングッズで武装していた。

 

「何か?」

「あー・・・いやー・・・そのー・・・」

「何やその恰好は・・・けったいな格好やなぁ・・・」

 

矢島が呆れながら言う。

 

「私は宝鐘マリンの大ファンでね

先程チェキとサインと握手をして来た所だ」

「はぁ・・・」

「歳を考えなさいよ・・・」

「ジジイがアイドルのファンで何が悪い!!」

 

激昂する広大。

 

「父上落ち着いて・・・」

「すみません父が・・・」

 

長作と正司がフォローする。

 

「まぁ兎も角今日から暫く楽しませて貰いますよ」

「楽しい対抗戦・・・になるかは怪しいですなぁ

こっちはプロやで? 一方的な展開になりますわぁ」

「言ってろばーか、 こっちにも優秀な人材が揃っている」

「・・・・・」

 

校長達が和気あいあいとしているのだった。

 

 

 

 

 

 

 

校内のデュエルリング。

テレビスタッフが既に待機して観客席は満員である。

 

「全デュエルアカデミア対抗戦!! 代表者入場!!」

 

マリンが宣言すると各デュエルアカデミアの代表達が入って来た。

本校の代表十代、 亮、 メグ、 ひはつ、 クレバー。

ノース校の代表、 万丈目、 七色、 ビショップ、 ルーク、 太陽。

アークティック校の代表、 トミー・カービン、 フリオ・ゼール・ケバス

霍嵩高(ホォー・チェンガォー)、 アーネスト・カーマン、 呂桐番外

ウェスト校の代表、 明日香、 オースチン・オブライエン、 ニナ・フォルトナ―

泉田塔一郎、 東堂葵。

サウス校の代表、  腹・ペコ・青虫、 若田 サン、 駒田 サン

寝無 子垂、 廣田吉右衛門。

イースト校の代表、 ツァンディレ、 ジャッカル岬、 アモン・ガラム、 印南

スウィーニー・トッド。

計30人のデュエリストが現れた。

 

「これは壮観ですねぇ!! 宮迫さん!!」

「そうですね」

 

マリンに話題を振られて相槌を打つサイバー亜流創始者、 宮迫 醍醐。

 

「実況は私、 宝鐘マリンと実況は宮迫 醍醐さんがお送りします!!

と言う事で代表の皆さんには一旦捌けて貰って

第1回戦の組み合わせ発表!!

組み合わせはイースト校のツァンディレVSウェスト校の天上院明日香!!

ノース校の取巻太陽VSアークティック校のトミー・カービン!!

サウス校の腹・ペコ・青虫VS本校の丸藤亮で行われます」

「えぇ!? 丸藤亮!?」

 

驚く宮迫。

 

「如何しました? 何かおかしい所でも?」

「丸藤亮はカイザーの異名を持つ本校最強のデュエリスト

そのカイザーが最初から出て来るとは・・・」

「変な所は無いんじゃないですか?

最強と言う事は手の内が知られているという事ですし

対策されたらあっさり倒せるかも」

「宝鐘さん、 過激な事を言いますねぇ・・・

亮君はサイバー流の免許皆伝、 対策しただけで勝てるとは思いませんが・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ど、 どういう事ですか!!」

 

観客席で見ている鮫島が驚く。

 

「如何したんですか? この采配は貴方が決めたのでは?」

「違いますよ市ノ瀬先生・・・亮に決めさせましたが

まさか初戦から出るとは・・・」

「驚くに値しない」

「そうだな、 サイバー流なんて対策すれば簡単に倒せるし」

 

ノーマンとミハエルが事も無げに言う。

 

「第一サイバー流なんて今更って感じだよなぁ

サイバー流は飽和しているし、 儂も生徒に勧めんわ」

 

矢島も言う。

 

「サウス校も本気ですし、 負ける可能性は充分ありますよ鮫島さん

あの面子、 全員童実野町出身者ですよ」

「・・・・・」

 

戦慄する鮫島。

 

「とか何とか言っている内に始まる様だな」

 

 

 

 

 

デュエルリングに上がる亮、 そして腹・ペコ・青虫。

 

「・・・本当に青虫なのか・・・」

 

腹・ペコ・青虫はまさに芋虫という風体だった。

 

「きぐるみだよ」

「何で着ぐるみを着ているんだ?」

「青虫の気持ちになれば虫を知れる、 って訳さ」

「全く意味が分からん」

「ルーティーンって奴さ、 常時ルーティーンの僕に勝てるかな?」

「やってみよう」

 

「「デュエル!!」」

 

「先行はあげるよ、 サイバー流に後攻渡したく無いしね」

「そうか、 では遠慮なく、 ドロー」

 

亮手札:5→6

 

「未来融合-フューチャー・フュージョンを発動

このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに

自分のEXデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し

そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを

自分のデッキから墓地へ送る」

「OK」

「モンスターとカードを1枚セットしてターンエンド」

 

亮手札:6→3

 

「僕のターン、 ドロー」

 

青虫手札:5→6

 

「サイクロン発動、 未来融合を破壊」

「マジック・ジャマーを発動、 手札を1枚捨ててサイクロンを無効にする」

「んあ?」

 

手札から捨てたカード

サイバー・ドラゴン

 

青虫手札:6→5

亮手札:3→2

 

「何だ、 何かチェーンでもあるのか?」

「あー・・・いや、 無いよ、 ちょっと面食らっただけ」

 

会場もどよめいているリスペクトデュエルで禁止されている

カウンター罠を使うとは・・・

 

「まぁ良いか、 巨大ネズミを召喚してセットモンスターに攻撃」

「セットモンスターはB-バスター・ドレイクだ反射ダメージを受けて貰う」

 

青虫LP:4000→3600

 

「ひゃあ・・・じゃあカードを3枚セットしてターンエンド」

 

青虫手札:5→1

 

 

 

 

 

 

 

「何をやっているんだ亮!!」

 

鮫島が叫ぶ。

 

「何をそんなに慌ててるんだ?」

「サイバー流ではカウンター罠は禁じ手なんですよ」

「何でそんな縛りプレイをしてるんだ?」

「さぁ・・・」

 

立ち上がる鮫島。

 

「何処に行くんですか鮫島さん」

「テレビ放映を中止しなければ!!」

「そんな事出来る訳ないでしょう、 カウンター罠使っただけですよ」

「それが問題なんですよ!!」

 

サイバー流の免許皆伝がカウンター罠を使った事が知られれば

サイバー流の中で大問題になるのは必至。

鮫島にも責任が及ぶかもしれない、 いや確実に責任追及されるだろう。

 

「アンタの我儘で子供を如何こうしていい理由にはならんでしょうが」

 

ミハエルが言った。

 

「私には責任があるんです!!」

「この場に居る全員に責任は有るよ、 少なくともアンタがやっている事は

矢島と同レベルの事だよ」

「っ!!」

「座れや鮫島さん」

 

矢島が促す。

 

「しかし!!」

「アンタなぁ・・・

もうカウンター罠が発動しているのはテレビに流れてるんや

もう止められんよ」

「っ!!」

 

頭を抱える鮫島だった。

 

 

 

 

 

 

 

「カイザーがカウンター罠だと!?」

「戦略的にはアリでしょ」

 

クレバーの横で観戦している最愛が驚き。

ひはつが感想を言う。

 

「・・・・・これは・・・サイバー流が荒れるわね」

「そんな事より相手のデッキはまだ未知数・・・どうなるんだろうか・・・」

 

 

 

 

「俺のターン、 ドロー」

 

亮手札:2→3

 

「未来融合の効果発動、 俺はキメラテック・オーバー・ドラゴンを選択

以下のカードを融合素材としてデッキから墓地に送る」

 

デッキから墓地に送ったモンスター

サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴン

プロト・サイバー・ドラゴン

プロト・サイバー・ドラゴン

プロト・サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴン・ツヴァイ

サイバー・ドラゴン・ツヴァイ

サイバー・ドラゴン・ツヴァイ

サイバー・ヴァリー

サイバー・ヴァリー

サイバー・ヴァリー

サイバー・ウロボロス

アーマード・サイバーン

サイバー・フェニックス

サイバー・ジラフ

サイバー・ファロス

サイバー・ファロス

サイバー・ラーバァ

サイバー・ラーバァ

サイバー・ラーバァ

A-アサルト・コア

C-クラッシュ・ワイバーン

 

「以上22枚のカードを墓地に送る」

「え、 は? え?」

 

流石に面食らう青虫

 

「更に俺はオーバーロード・フュージョンを発動!!

墓地の以下のカードを除外して融合素材とし融合デッキから

キメラテック・オーバー・ドラゴンを特殊召喚する」

 

墓地から除外するカード

サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴン

プロト・サイバー・ドラゴン

プロト・サイバー・ドラゴン

プロト・サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴン・ツヴァイ

サイバー・ドラゴン・ツヴァイ

サイバー・ドラゴン・ツヴァイ

サイバー・ヴァリー

サイバー・ヴァリー

サイバー・ヴァリー

サイバー・ウロボロス

アーマード・サイバーン

サイバー・フェニックス

サイバー・ジラフ

サイバー・ファロス

サイバー・ファロス

サイバー・ラーバァ

サイバー・ラーバァ

サイバー・ラーバァ

 

「以上21枚を融合素材とした事により

キメラテック・オーバー・ドラゴンの攻撃力は16800!!

そして融合素材のカードだけ攻撃出来る!!

ついでに未来融合とB-バスター・ドレイクは墓地送り!!」

「16800の21回攻撃って何なの? キレてるの? 何か悪い事した?」

「いや、 そんな事は無いぞ

次に墓地のA-アサルト・コア、 B-バスター・ドレイク

C-クラッシュ・ワイバーンを除外しABC-ドラゴン・バスターを

融合召喚!! 手札を1枚捨ててABC-ドラゴン・バスターの効果発動!!

フィールドのカード1枚を除外する!! 俺は真ん中のカードを除外!!」

「ちぃ・・・ミラー・フォースが・・・」

 

手札から捨てたカード

パワー・ボンド

 

亮手札:2→1

 

「次にキメラテック・オーバー・ドラゴンで巨大ネズミを攻撃!!」

「スピリットバリア発動、 戦闘ダメージを0にする

巨大ネズミが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に

デッキから攻撃力1500以下の

地属性モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する

デッキから巨大ネズミを特殊召喚」

「ならばキメラテック・オーバー・ドラゴンで巨大ネズミを攻撃!!」2回目の攻撃

「巨大ネズミの効果でデッキから巨大ネズミを特殊召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンで巨大ネズミを攻撃!!」3回目の攻撃

「巨大ネズミの効果でデッキからピラミッド・タートルを特殊召喚」

「またリクルーターか!!

ならばキメラテック・オーバー・ドラゴンでピラミッド・タートルに攻撃!!」

4回目の攻撃

「ピラミッド・タートルの効果発動

戦闘で破壊され墓地へ送られた時にデッキから

守備力2000以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する

私はデッキからゾンビーナを特殊召喚!!」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでゾンビーナに攻撃!!」5回目の攻撃

「ゾンビーナの効果発動、 このカードが相手によって破壊された場合

ゾンビーナ以外の自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する

ピラミッド・タートルを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでピラミッド・タートルに攻撃!!」

6回目の攻撃

「ピラミッド・タートルの効果でゾンビーナを特殊召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでゾンビーナに攻撃!!」7回目の攻撃

「ゾンビーナの効果でピラミッド・タートルを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでピラミッド・タートルに攻撃!!」

7回目の攻撃

「ピラミッド・タートルの効果でピラミッド・タートルを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでピラミッド・タートルに攻撃!!」

8回目の攻撃

「ピラミッド・タートルの効果でピラミッド・タートルを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでピラミッド・タートルに攻撃!!」

9回目の攻撃

「ピラミッド・タートルの効果でゾンビーナを特殊召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでゾンビーナに攻撃!!」10回目の攻撃

「ゾンビーナの効果で巨大ネズミを特殊召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンで巨大ネズミを攻撃!!」11回目の攻撃

「巨大ネズミの効果で共鳴虫を召喚」

「まだリクルーターが居るのか!?」

「諦める?」

「まさか!! そちらこそ最後まで付き合えよ!! とことんやろうじゃないか!!」

 

良い笑顔で言う亮。

 

「キメラテック・オーバー・ドラゴンで共鳴虫を攻撃!!」12回目の攻撃

「共鳴虫が戦闘破壊された時に

デッキから攻撃力1500以下の昆虫族モンスター1体を

自分フィールド上に特殊召喚する事ができる、 共鳴虫召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンで共鳴虫を攻撃!!」13回目の攻撃

「効果で共鳴虫召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンで共鳴虫を攻撃!!」14回目の攻撃

「効果でドラゴンフライ召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでドラゴンフライを攻撃!!」15回目の攻撃

「ドラゴンフライは巨大ネズミの風属性版の効果を持つ

ドラゴンフライを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでドラゴンフライを攻撃!!」16回目の攻撃

「ドラゴンフライの効果でドラゴンフライを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでドラゴンフライを攻撃!!」17回目の攻撃

「ドラゴンフライの効果で機皇兵スキエル・アインを召喚」

「スキエル・アイン? 聞いた事無いモンスターだが・・・

キメラテック・オーバー・ドラゴンでスキエル・アインに攻撃!!」18回目の攻撃

「スキエル・アインが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時

自分のデッキから「機皇兵」と名のついたモンスター1体を

特殊召喚する事ができる、 スキエル・アインを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでスキエル・アインに攻撃!!」19回目の攻撃

「スキエル・アインの効果でスキエル・アインを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでスキエル・アインに攻撃!!」20回目の攻撃

「攻撃宣言時にセットしていた転生の予言を発動

2体のスキエル・アインをデッキに戻す、 そして効果でスキエル・アインを召喚」

「キメラテック・オーバー・ドラゴンでスキエル・アインに攻撃!!」21回目の攻撃

「スキエル・アインの効果でスキエル・アインを召喚

これでキメラテック・オーバー・ドラゴンをもう攻撃出来ない!!」

「耐え切るとはな・・・ABC-ドラゴン・バスターでスキエル・アインを攻撃」

「効果で機皇兵ワイゼル・アインを召喚」

「最初に巨大ネズミを除外するべきだったか?

いや、 ミラーフォースだったな・・・ターンエンドだ」

 

 

 

 

 

 

「はへー・・・すっごい・・・」

 

呆然とするマリン。

 

「攻撃力1万越えで21回連続攻撃をする亮君も流石ですが

それを全部受けきるとは・・・最初から凄いデュエルですね・・・」

 

宮迫も手に汗握る。

 

「しかしキメラテック・オーバー・ドラゴン・・・

サイバー流では禁じ手の筈なのに使うとは・・・

鮫島さんも本気ってことですかね」

「と言うかコレどうなるんでしょうか?」

「このターンで倒さないとキツイでしょうね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「僕のターン、 ドロー」

 

青虫手札:1→2

 

「ワイゼル・アインを生贄に光帝クライスを召喚

効果発動、 フィールドのカードを2枚まで破壊し

破壊されたカードのコントローラーは

破壊された枚数分だけデッキからドローできる

僕が破壊するのはドラゴン・バスターとキメラテック・オーバー・ドラゴン」

「ABC-ドラゴン・バスターの効果を二つ発動!!

まずは手札を1枚捨てて除外する効果でクライスを除外!!

そしてもう一つの効果!!

自身を生贄にして除外されている

自分の機械族・光属性のユニオンモンスター3種類を1体ずつ召喚する!!

A-アサルト・コアを攻撃表示!!

B-バスター・ドレイク、 C-クラッシュ・ワイバーンを守備表示で召喚する!!」

 

手札から捨てたカード

エヴォリューション・バースト

 

亮手札:1→0→1

 

「クライスは除外されたけど

キメラテック・オーバー・ドラゴンが破壊されたから良しとしよう

それじゃあ墓地の共鳴虫3体を対象にして

手札から超装甲兵器ロボ ブラックアイアンGを特殊召喚

効果で対象にした共鳴虫3体を装備させる」

「まだ出来るというのか・・・!!」

「ブラックアイアンGの効果発動

装備している共鳴虫を墓地に送って墓地へ送ったカードの攻撃力以上の

攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する

共鳴虫の攻撃力は1200だから全部破壊だね・・・」

「な・・・・・」

「そしてダイレクトアタック」

 

亮LP:4000→1600

 

「・・・・・」

「これでターンエンド」

 

 

 

 

 

 

 

「何という凄まじいデュエルだ・・・」

 

三沢が呟きを漏らす。

 

「凄すぎて模倣すら出来ない・・・」

 

神楽坂も戦慄する。

 

「だがカイザーはカードの殆どを除外している・・・

巻き返せるか?」

「初戦から負けたくはないが・・・初戦でこのレベルか・・・

一体・・・一体この対抗戦はどうなるんだ!!」

 

汗を流す神楽坂だった。

 

 

 

 

 

 

「おいおい・・・学生なのにこのレベルかよ・・・」

「すげぇな」

 

アークティック校の代表として雇われたトミーとフリオは戦慄していた。

 

「確かに強いデュエル、 でも中国の歴史の前には大した事ないね」

 

霍が太った体を横にしながら言う。

 

「良く言うぜ・・・アンタ如何思う?」

 

アーネストが番外に尋ねる。

 

「・・・・・」

「・・・アンタに言ってもしょうがないか・・・」

「これは矢島さんにペイを上げて貰わないと割に合わないぜ」

「でも彼はここの最強の生徒だろう? ならば他はもっと弱いんじゃあ?」

「如何だろうな・・・」

 

 

 

 

 

「あぁ・・・最高だ・・・」

 

感極まる亮。

 

「サイバー流のリスペクトデュエルの枷を壊した先に

まだまだこんな相手が居るとは・・・」

「本校の最強は学生最強じゃない、 そして学生最強は全人類最強じゃない

まだまだ上には上が居るよ、 カイザー亮」

「そうだな!! まだまだ楽しめそうだ!! 俺のターン!! ドロー!!」

 

亮手札:1→2

 

「良し!! サイクロンでスピリットバリアを破壊!!

そしてサイバーロード・フュージョンを発動!!

自分フィールド及び除外されている自分のモンスターの中から

融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを

持ち主のデッキに戻しサイバー・ドラゴンを

融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する!!」

「2体目のキメラティック!?」

「いや、 キメラテック・オーバー・ドラゴンは1枚しか持っていない

俺はサイバー・ドラゴン3体をデッキに戻し

サイバー・エンド・ドラゴン攻撃表示で融合召喚!!」

 

わああああああああああああああと歓声が響く。

 

「サイバー流の切り札・・・か」

「サイバー・エンド・ドラゴンでブラックアイアンGに攻撃!!」

 

青虫LP:3600→2000

 

「これでターンエンド!!」

 

亮手札:2→1

 

「面白いデュエルだったよ、 目まぐるしかったけどね」

 

青虫が呟いた。

 

「そちらが切り札を出すのならばこちらも切り札を出そう」

「何・・・?」

「次のドローで切り札を出す」

 

青虫の宣言にどよめく観客席。

 

「予告、 か」

「その通り」

「デッキを信じれば答えてくれる・・・か」

「いや? 違うよ?」

 

否定する青虫。

 

「リクルーターで圧縮されたデッキ、 この枚数ならば

好きなカードをドロー出来てしかるべし」

「なるほど・・・な・・・来い!!」

「ドロー!!」

 

青虫手札:0→1

 

「強欲で金満な壺を発動!!

融合デッキ6枚をランダムで裏側除外して2枚ドロー!!」

 

青虫手札:0→2

 

「カオス・ネクロマンサーを召喚!!」

 

カオス・ネクロマンサーの攻撃力は自分の墓地に存在する

モンスターカードの数×300ポイントの数値。

 

青虫の墓地のモンスター

巨大ネズミ

巨大ネズミ

巨大ネズミ

ピラミッド・タートル

ピラミッド・タートル

ピラミッド・タートル

ゾンビーナ

ゾンビーナ

ゾンビーナ

共鳴虫

共鳴虫

共鳴虫

ドラゴンフライ

ドラゴンフライ

ドラゴンフライ

機皇兵スキエル・アイン

機皇兵スキエル・アイン

機皇兵スキエル・アイン

機皇兵ワイゼル・アイン

超装甲兵器ロボ ブラックアイアンG

 

「以上の18体だから、 カオス・ネクロマンサーの攻撃力は5400

更にカオス・ネクロマンサーにジャンク・アタックを装備

ジャンク・アタックは装備モンスターが戦闘によって

モンスターを破壊し墓地へ送った時

破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える」

「・・・・・青虫」

「何?」

「楽しいデュエルだったぞ」

「それはどうも

カオス・ネクロマンサーでサイバー・エンド・ドラゴンに攻撃」

 

亮LP:1600→200→0

 

 

 

 

 

 

圧倒的な光景に観客席のボルテージは凄まじい事になっていた。

 

「凄い!! 最初から凄いデュエルです!!」

「プロ顔負けのデュエルでした!! 素晴らしい!!」

 

実況のマリンと解説の宮迫がスタンディングオペレーションだった。

 

「あれ・・・」

 

マリンは観客席がちらほら空いている事に気が付いたが

この熱狂に水を差すと思い黙った。

 

「・・・さぁ!! 皆さん!! 二人のデュエリストに惜しみない拍手を!!」

 

歓声の中、 亮と青虫がデュエルリングから降りて行った。




腹・ペコ・青虫
元ネタははらぺこあおむし。
デッキはリクル特攻ベースのデッキ。
虫のリクルーターも入っているので
超装甲兵器ロボ ブラックアイアンGも入れている。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。