遊戯王GX 転生者、都市伝説に挑む   作:Mr.後困る

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月一テスト サイバー流門下生編(꒪ཀ꒪)

月一テスト会場はどんどんカオスな状況になっていった。

負けて駄々を捏ねる生徒達が続出。

警備員達は全員投入される事態に陥った。

ひはつのデュエルでは対戦相手がひはつとのデュエルを拒んだ為

ひはつは不戦勝になったのだった。

 

「幾ら何でも民度悪過ぎだろ本校」

「うーん・・・ここまで酷くなるとは思わなかった・・・」

 

観戦席で十代と色彩が話す。

そこにひはつがやって来る。

 

「ひはつ、 大変だったな」

「そうだね・・・まさかこうなるとは思っていなかったよ」

「気の毒に・・・」

 

そうこうしている内に次にラー・イエロー同士の実技試験が始まった。

オシリス・レッドよりは民度が高いのか騒ぐ生徒は比較的少ない。

 

「やはりと言うか眺めているとデュエルのレベルが

レッド寮よりも高いわね」

「そうなのか?」

「コンボも考えられているし」

「いやいやコンボが優秀だからと言うのは

デュエルのレベルには関係無いんじゃないの?

コンボ無しと言うデッキも悪くないと思う」

「グッドスタッフ? 爆発力が無いよ」

「必要? 爆発力」

 

色彩とひはつが議論を繰り広げている間に

三沢は実技試験をクリア、 次々とラー・イエローのデュエルが終わる。

負けて駄々を捏ねる生徒の数はオシリス・レッドよりも少ない。

 

「次はオベリスク・ブルー・・・

ここからはマジで見ないといけないわね・・・」

 

真剣な、 それこそまるで視線で人を射殺す位の鋭い視線で

デュエル場を見る色彩。

 

「凄い真剣だな・・・」

「第一サイバー流デュエル部の

部長、天野 才覚

副部長、木野 断裁

梔 細目

砕刃 陽姫

砕刃 陰妃

甜菜・ハラショー

万歳 山椒

この七人のデュエルは一挙手一投足見逃す訳には行かない」

「早速一人目がデュエルするみたいだよ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「へっくし!! 如何やら誰かが俺の噂をしているみたいだな!!」

 

山椒がデュエルリングでくしゃみをする。

 

「俺の相手は・・・女子か、 楽勝だな」

「万歳 山椒・・・」

 

新制サイバー流デュエル部所属オベリスク・ブルー女子3年

三栖 雀が山椒の向かい側に立つ。

 

「私の事覚えてる?」

「誰?」

「・・・・・貴方と同じサイバー流の町道場に通っていたんだけど」

「知らんなぁ、 俺はこう見えてもサイバー流の格付けでは教士

雑魚の事は良く知らん」

「言うじゃない・・・」

「実際雑魚だろ? お前のサイバー流の格付けは?」

「・・・・・徒弟」

「雑魚じゃん」

「貴方も第一サイバー流デュエル部では最弱と聞いているけど?」

「それでもお前よりは上だ」

「言ってくれるじゃない・・・じゃあ行くわよ!!」

「おう」

 

「「デュエル!!」」

 

「先行後攻好きな方選べ」

「じゃあ後攻を貰うわ」

「マジで? じゃあ俺先行な、 俺のターン、 ドロー」

 

山椒手札:5→6

 

「ターンエンド」

「・・・は?」

 

困惑する雀。

 

「ターンエンドだ」

「正気?」

「あぁ、 まだ俺の動くときでは無い(キリッ」

「・・・私のターン、 ドロー」

 

雀手札:5→6

 

「・・・・・」

 

雀の手札

サイバー・ドラゴン

プロト・サイバー・ドラゴン

アーマード・サイバーン

シャインエンジェル

フォトン・ジェネレーター・ユニット

貪欲な壺

 

(相手が何も出さないからサイバー・ドラゴンは使えない

フォトン・ジェネレーター・ユニットも無理ね・・・

プロト・サイバー・ドラゴンは論外

ここはアーマード・サイバーンか

シャインエンジェルで防御を固めた方が良いかしら・・・

ならばシャインエンジェル、 サイバー・ヴァリーで回避も出来るし

2体目のプロト・サイバーで)

「おい」

「え?」

「何時まで考えている?」

「・・・モンスターをセットしてカードを2枚セットしてターンエンド」

 

雀手札:6→3

 

「さてと俺のターンドロー」

 

山椒手札:6→7

 

「サイバー・ドラゴンを特殊召喚

そしてサイバー・ドラゴンを生贄に偉大魔獣 ガーゼットを召喚!!

ガーゼットは生け贄召喚時に生け贄に捧げた

モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になるから攻撃力4200!!」

「くっ・・・だが守備表示だからダメージは通らない!!」

「意味ねーよ、 流星の弓-シールをガーゼットに装備

これで攻撃力1000下がったがガーゼットはダイレクトアタッカーになった

そしてデーモンの斧をガーゼットに装備

これで攻撃力は元に戻った」

「セットカードが有るのに好き勝手して・・・」

「ハッ!! お前如きのセットカードにビビるかよ!!

ガーゼットでダイレクトアタック!!」

 

雀LP:4000→0

 

 

 

 

 

「豪腕、 と言う所ね

本来はサイバー・ドラゴン系統の融合体+シールでのダイレクトアタック

と言う感じかしら?」

 

観客席で呟く色彩。

 

「ガーゼットはオマケみたいな物かな」

「多分ね、 次の試合が始まるわ」

 

 

 

 

 

山椒の試合が終わった頃に

別のデュエルリングでもサイバー流同士のデュエルが始まった。

甜菜・ハラショーと新制サイバー流デュエル部の才倉杏子である。

 

「新制サイバーの一年か

即サレンダーしろ!! 時間の無駄だ!!」

 

甜菜のあまりの物言いに面食らう杏子。

 

「・・・ざけんな、 叩きのめしてやる

何が第一サイバーだ馬鹿野郎、 てめーの部活7人しかいねーじゃねーか」

「すげぇ強い奴だけが残っているッつー事だろうが」

「経験人数が違うんだよ、 馬鹿が」

「ふん、 御託は良い、 さっさとやろうぜ」

「おう」

 

「「デュエル!!」」

 

「先行は貰うぞ」

「勝手にしなよ」

「俺のターン、 ドロー!!」

 

甜菜手札:5→6

 

「ん-? この手札はぁ・・・あぁー・・・」

「黙ってデュエルしろ」

「はいはい、 分かった分かった

モンスターセットしてカードを2枚セットしてターンエンド」

 

甜菜手札:6→3

 

「私のターン、 ドロー!!」

 

杏子手札:5→6

 

「おっと、 ここで罠を発動するぞ」

「ここで? はたきおとしか?」

「マインドクラッシュ」

「は? カードの名前を指名して私の手札に有ったら墓地に落とすアレ?」

 

困惑する杏子。

 

「あぁ、 そのマインドクラッシュ」

「当たる訳ないじゃない、 何を馬鹿な・・・」

 

困惑が嘲笑に変わる。

 

「融合を宣言する」

「・・・・・」

 

嘲笑が戦慄に変わる。

 

杏子の手札

サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴン

サイバー・ドラゴン・ドライ

サイバー・ドラゴン・フィーア

融合

融合回収

 

杏子手札:6→5

 

「何で持っているのが分かった・・・!?」

 

何が何だかまるで分からない杏子は戦慄しながら尋ねた。

 

「俺の手札にパワー・ボンドが有ったから

俺よりも弱いお前ならば融合位は手札に有ると思ったからだ( ・´ー・`)ドヤァ」

 

何を言っているのかさっぱりわからない。

だが

 

「パワー・ボンドが手札に有・・・」

 

そこまで杏子は言って自制する。

本当にパワー・ボンドを抱えているのか?

口八丁で騙している可能性も・・・

 

「おい、 やる事が無いならさっさと終わらせろよ」

「・・・サイバー・ドラゴンを特殊召喚!!

サイバー・ドラゴンを特殊召喚成功時に効果により

手札のサイバー・ドラゴン・フィーアを守備表示で特殊召喚!!

更にサイバー・ドラゴン・ドライを召喚!!

サイバー・ドラゴン・フィーアの効果で

このカードがモンスターゾーンに存在する限り

自分フィールドの全ての「サイバー・ドラゴン」の攻撃力・守備力は

500アップする!! フィーアもドライもサイバー・ドラゴンとして扱うから

攻守はアップする!!」

「へー」

「っ!! ドライでセットモンスターに攻撃!!」

「セットモンスターはシャインエンジェルだ

破壊されたから効果で2体目のシャインエンジェルをデッキから特殊召喚」

「・・・・・ターンエンド」

 

杏子手札:5→2

 

 

 

 

 

 

 

「どゆこと? 何言っているか分かる?」

「いや分かんねぇ・・・」

 

観客席で先程の甜菜の発言を考える十代とひはつ。

 

「・・・・・サイバー流同士のデュエル

ならばデッキに入っているカードも似通っている

自分の方が相手よりも強いから良いカードが入って来る筈

ならば相手は自分よりもグレードが低いカードが入っている

自分はパワー・ボンドを持っているから相手は融合を持っている

とか?」

 

色彩は推理してみた。

 

「うーん・・・確かに説明されてみれば分からなくもない

けども無茶だよ、 その推理」

「あの甜菜と言う奴はその推理に乗っかった

自分を信じる奴は強いよ」

「そうかなぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

「俺のターン、 ドロー」

 

甜菜手札:3→4

 

「パワー・ボンドを発動

サイバー・ドラゴン2体を融合素材にして

攻撃力5600のサイバー・ツイン・ドラゴンを融合召喚」

「うそ・・・本当にパワー・ボンドを・・・?」

「さっきそう言っただろうが

じゃあサイバー・ツインでサイバー・ドラゴンとドライに攻撃」

 

杏子LP:4000→700→0

 

 

 

 

 

 

「これで2連勝・・・実力は本物の様ね第一サイバー流デュエル部」

「いや色彩さん、 アレを・・・」

「うん?」

 

ひはつが指差した先には梔 細目と

新制サイバー流デュエル部の部長尾西・アルファがデュエルをしていた。

戦局は細目の防戦一方。

アルファのフィールドにはサイバー・ツイン・ドラゴンが3体。

魔法罠カードゾーンには宮廷のしきたり、 スピリットバリア

機甲部隊の最前線と充実した布陣。

対して細目のフィールドは伏せカード1枚。

 

「サイバー・ツイン・ドラゴンでダイレクトアタック!!」

「和睦の使者を発動、 このターンの戦闘ダメージをゼロにする」

「っ・・・!!」

 

圧倒的優位にも拘わらずさっきからライフを1ポイントも削れない。

攻撃を次から次へと無効化される。

 

「・・・ターンエンド・・・」

 

アルファ手札:0

 

「・・・・・」

 

細目手札:5→6

 

サイバー・ドラゴンを召喚する細目。

 

「!?」

 

このデュエル中初めてのモンスター召喚に身構えるアルファ。

 

「フィールドの全てのモンスターを墓地に送って

キメラテック・フォートレス・ドラゴンを特殊召喚」

「なっ・・・!?」

 

キメラテック・フォートレス・ドラゴン。

サイバー・ドラゴンと機械族モンスター1体以上を

自分・相手フィールドから墓地へ送った場合のみ

エクストラデッキから特殊召喚できるモンスター。

まさに機械族メタのカードである。

 

「馬鹿な・・・キメラテック・フォートレス・ドラゴンは

サイバー流門下生の中でも高位の段位の者にしか与えられないカード!!

与えられたとしても使用には制約が有る筈!!

同門対決で使って良いカードでは無い!!」

「ダイレクトアタック」

 

アルファLP:4000→0

 

「貴様ッ!! サイバー流デュエリストとしてのモラルは無いのか!!」

 

細目に詰め寄ろうとするアルファだったが警備員達に連れられるのだった。

 

 

 

 

 

 

「これで3連勝か・・・」

「・・・次は彼女か」

「・・・・・」

 

デュエルリングで相対するのは天上院 明日香と砕刃 陰妃。

果たして彼女達の何方が勝利するのだろうか・・・




万歳 山椒のデッキ
【装備軸サイバー】
サイバー・ドラゴン系統の高火力モンスターにシールでダイレクトアタックさせる
というコンボが主体のデッキ
兎に角火力を出す事を主軸にしている

甜菜・ハラショー
【直観サイバー】
マインドクラッシュやサイクロンで狙ったカードを叩き割ると言った
推理と言う名の直観に従ったデッキ

梔 細目
【耐久サイバー】
只管目的のカードが来るまで防御し続けるデッキ
目的のカードが来れば一気に仕掛ける

尾西・アルファ
【光属性機械軸サイバー】
サイバー・ドラゴンのみならず機甲部隊の最前線等
光属性や機械族のサポートカードも多用する
ひはつのデュエルを見てスピリット・バリアもデッキに入れている。
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