遊戯王GX 転生者、都市伝説に挑む   作:Mr.後困る

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月一テスト 砕刃姉妹偏 (´・ω・)人(・ω・`)

「陰妃さん、 ですよね? 二年の?」

「私を知ってる?」

 

自分を指差しながら尋ねる陰妃。

 

「えぇ・・・タッグデュエルのエキスパートの・・・」

 

陰妃は首を振る。

 

「違うの?」

「説明が難しい」

「どういう事?」

「喋るのが難しい」

「え?」

「一度に少ししか」

「?」

「喋れない」

 

そう言って赤い手帳を見せる陰妃。

 

「・・・・・」

「喋る事が難しいだけ」

「理解は出来るのね」

「うん」

「そう・・・じゃあ始めましょうか」

「うん」

 

「「デュエル!!」」

 

「先行は貰うわよ」

「サイバー流相手に?」

「えぇ」

「良いよ」

「では私のターン、 ドロー!!」

 

明日香手札:5→6

 

「シャインエンジェルを召喚!!

カードを1枚セットしてターンエンド!!」

 

 

明日香手札:6→4

 

「私のターン」

 

陰妃手札:5→6

 

「シャインエンジェル召喚」

「そちらも!?」

「攻撃」

「相打ちッ・・・!!」

「チェーン1で私」

「・・・・・そう言う事」

 

リクルーター同士の戦闘破壊で効果はターンプレイヤーが優先される

つまりチェーン1で陰妃

チェーン2で明日香のシャインエンジェルの効果が発動する。

チェーン2で明日香の効果処理が終わった後に

何を出したかを見てから陰妃はモンスターを召喚出来る。

 

「・・・2体目のシャインエンジェルを特殊召喚」

「こっちはオネストを」

「オネスト・・・?」

「メインフェイズ2で手札に戻す」

 

陰妃手札:5→6

 

「サイバー・ドラゴンを特殊召喚」

「ここでサイバー・ドラゴン・・・」

「セットターンエンド」

 

陰妃手札:6→4

 

 

 

 

 

「こう来たか・・・」

 

観客席で呟く色彩。

 

「手札にオネスト抱えられては攻撃出来ない

とは言え攻撃しなくてもサイバー・エンジェルならば除去も楽勝でしょ」

「如何かな・・・罠を仕掛けているしそれはないかも」

 

 

 

 

 

「私のターン、 ドロー!!」

 

明日香手札:4→5

 

 

「機械天使の儀式を発動!!

手札のサイバー・エンジェル-弁天-を生贄に

サイバー・エンジェル-韋駄天-を儀式召喚!!

弁天と韋駄天の効果でデッキから機械天使の儀式と

サイバー・エンジェル-荼吉尼-を手札に加える!!

そして永続魔法応身の機械天使を発動!!

韋駄天でダイレクトアタック!!」

 

ぱちぱちぱちとゆっくり拍手する陰妃。

 

「応身の機械天使で荼吉尼?」

「そうよ、 応身の機械天使の効果で戦闘ダメージを受けたら

韋駄天を生贄に捧げて荼吉尼を召喚してサイバー・ドラゴンを倒せる!!」

 

くくく、 と笑う陰妃。

 

「ダメージステップに入る」

「構わな」

「前に」

「前に?」

「セットカード発動」

「セットカードで攻撃を止める気!?」

「リミッター解除」

「え・・・」

 

戦慄する明日香。

 

「サイバー・ドラゴンとリミッター解除とオネスト」

「・・・・・」

 

サイバー・ドラゴンの攻撃力2100。

倍にして4200、 更にオネストで相手のモンスターの攻撃力分上昇。

4200のダメージが確実に与えられる。

 

「融合カード揃えるより楽」

「・・・・・」

「ダメージステップにオネスト」

 

明日香手札:4000→0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アカデミアのクイーンが聞いて呆れる」

 

別のデュエルリングでぽつりと呟く陽姫。

 

「随分と余裕そうだな?」

 

向かい合う太陽。

 

「余裕だよ」

「ふっ、 侮っていると負けるぞ?」

「こっちの台詞」

「良いだろう、 じゃあ来い!!」

 

「「デュエル!!」」

 

「先行は貰う」

「サイバー相手に?」

「あぁ、 俺のターン、 ドロー!!」

 

太陽手札:5→6

 

「ターンエンド!!」

「・・・私のターン」

 

陽姫手札:5→6

 

「シャインエンジェル召喚、 攻撃」

 

太陽LP:4000→2600

 

「ダメージを受けたこの時、 手札から冥府の使者ゴーズを特殊召喚!!

効果でカイエントークンを守備表示で特殊召喚!!」

「カード2枚セットターンエンド」

 

陽姫手札:6→3

 

 

 

 

 

 

 

「こっちもオネストかな?」

 

ひはつが観客席で色彩に尋ねる。

 

「無くはないと思う

陰妃と陽姫はタッグで実力を発揮するデュエリストだから」

「何でタッグだとオネスト確定なんだ?」

 

十代が尋ねる。

 

「タッグだとオネストをデッキに限界まで入れれば通常の倍の6枚になる」

「あ、 なるほど・・・じゃあサイバー系統の融合モンスターは無いのか?」

「いや、 オネストは連続攻撃と相性が良いし

サイバー・ツイン・ドラゴンが居る可能性がある」

「だとするとまだまだ分からない、 か?」

 

 

 

 

「俺のターン、 ドロー!!」

 

太陽手札:5→6

 

「ゴーズとカイエントークンを生贄にパンデミック・ドラゴンを召喚!!

そして効果発動!! 1ターンに1度このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ

フィールドのモンスター1体を破壊する!! シャインエンジェルを破壊!!」

「ライフを1000支払い魂の綱を発動」

「魂の綱・・・自分フィールドのモンスターが効果で破壊され

墓地へ送られた時に1000LPを払って

デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚するアレか・・・」

「ビクトリー・バイパー XX03を特殊召喚」

「ビクトリー・バイバーか・・・」

 

ビクトリー・バイバーは戦闘で相手モンスターを破壊した場合

複数の効果から1つを選択して発動するモンスター。

常にビクトリー・バイバーと同じ種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ

「オプショントークン」1体を自分フィールドに特殊召喚する効果は

オネストと物凄い相性のいいカードである。

 

陽姫LP:4000→3000

 

 

 

 

「ブラフでしょ」

「いや、 マジじゃない?」

 

観客席の色彩とひはつが話し合う。

 

「オネストの効果で攻撃力が上がるのは1ターンだけだし

だとしたら爆発力が無くなるんじゃない?」

「いや、 トークンを出して置いて攻撃力1000上げれば

2200の2回攻撃で終わるよ」

「ちょっと待ってくれ二人共

オネストはブラフで伏せカードで対処する可能性もあるぞ」

「うーむ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ如何する?」

 

陽姫はにこにこと笑っている。

 

「お前、 俺の事馬鹿にしてるだろ?」

「勿論」

「万丈目さんの取り巻きだと思っている?」

「当然」

「取り巻きね

だがしかしお前は何でその取り巻きに勝てると思っているんだ?」

「御託は良い」

「そうだな、 実力で捻じ伏せてやる

パンデミック・ドラゴンでビクトリー・バイバーに攻撃!!」

「ダメージステップ良いかな?」

「良いぜ、 でも此方が先だ」

「うん?」

「ダーク・オネストを手札から捨て効果発動!!

自分の闇属性モンスターが相手モンスターと戦闘を行う

ダメージステップ開始時からダメージ計算前までに

このカードを手札から墓地へ送る事で

その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで攻撃力分ダウンする!!」

「っ」

 

先のシャインエンジェル同士の効果発動でも述べた様に

カードの効果処理はターンプレイヤー優先される

チェーン1でダーク・オネストの効果を使えば

何をしても最終的な攻撃力は0である。

 

「・・・そのまま受ける」

 

陽姫LP:3000→1700

 

「カードを2枚セットしてターンエンド!!」

 

太陽手札:6→2

 

「私のターン」

 

陽姫手札:3→4

 

「サイバー・ドラゴン特殊召喚攻撃」

「ちょっと待て、 考える」

「どうぞー」

 

長考に入る太陽。

 

 

 

 

観客席で見ているひはつと色彩。

 

「突っ込んで来ると言う事は確実にオネストね

パンデミックドラゴンが居るんだから確実に片付けないと

次のターンに除去される」

「いや、 ブラフでセットカードを発動させようとしているんじゃないの?」

「それも有るかもしれない

でもよく考えて、 サイバー・ドラゴンとオネストで2100ダメージは確実

ここから更に突進とかの攻撃力増強のカードを使われたら敗北は必至」

「都合良く攻撃力強化のカードが引けるのか?

さっきのちょっと変な理論で相手に融合が有ると看破した・・・

えーっと名前なんだっけ」

「甜菜?」

「そうそう、 彼の言葉を引用するならば

通常召喚出来るモンスターを引けないのに何で攻撃力アップカードを引けるんだ?

って話になるよ」

「確かに・・・」

 

 

 

 

「・・・良し、 決まった

デストラクト・ポーションを発動、 パンデミック・ドラゴンを破壊して

攻撃力分のライフを回復する」

 

太陽LP:2600→5100

 

「さぁ、 如何する? オネスト無しに後攻撃力3000上げられるか?」

「じゃあダイレクトアタック」

 

太陽LP:5100→3000

 

「サンダー・ドラゴン捨てて効果発動」

「サンダー・ドラゴン・・・

自身を捨てる事でデッキから2体のサンダー・ドラゴンを手札に加えるカードか」

 

陽姫手札:3→4

 

「カードをセットターンエンド」

「エンドフェイズにセットしていた終焉の焔を発動

黒焔トークン2体を守備表示で特殊召喚」

「・・・・・」

 

陽姫手札:4→3

 

「俺のターン、 ドロー」

 

太陽手札:2→3

 

「トークン2体を生贄に捧げThe supremacy SUNを召喚!!」

「・・・・・」

 

未だに嗤っている陽姫。

 

「何が可笑しい?」

「手札にオネストが有るかもよ?」

「あー、 もしかして攻撃出来ないと思っているのか?

生憎だな、 ダーク・バーストだ

墓地からダーク・オネストを回収する」

「!?」

 

陽姫の笑みが消える。

 

太陽手札:3→2

 

「これでオネストは問題無い!! SUNでサイバー・ドラゴンに攻撃!!」

「宣言時セット発動」

「何をする気だ!?」

「手札断殺」

「あ・・・」

 

互いに手札2枚を墓地に送って2枚ドローするカードである。

 

太陽が墓地に送ったカード

ダブルコストン

ダーク・オネスト

 

陽姫が墓地に送ったカード

サンダー・ドラゴン

サンダー・ドラゴン

 

「そしてオネスト使う」

「っ・・・」

 

太陽LP:3000→900

 

「ま、 まだだ!! カードをセットしてターンエンド!!」

 

太陽手札:2→1

陽姫手札:3→2

 

「ターンドロー」

 

陽姫手札:2→3

 

「エヴォリューション・バースト」

「・・・・・」

 

目を閉じる太陽。

破壊される太陽がセットされたリビングデッドの呼び声。

 

「サイバー・ドラゴン・フィーア召喚ダイレクト」

 

太陽LP:900→0

 

 

 

 

 

「太陽が負けた、 か」

 

デュエルリングの脇でぽつりと呟く万丈目。

 

「砕刃姉妹はタッグデュエルの達人・・・

あまり侮って貰っては困るな・・・」

 

第一サイバー流デュエル副部長 木野 断裁が脇から現れる。

 

「俺の相手はお前か」

「ふっ、 そうなるな・・・デュエルリングが空いた、 やろうか」

「あぁ」




砕刃姉妹のデッキ
【オネスト軸光サイバー】
オネストでのワンキル狙いのデッキ
オネストを墓地から回収する為の死者転生、光の召集を発動する手札コストとして
サンダー・ドラゴンもデッキに入れている。
シャインエンジェルからサイバー・ドラゴン扱いになる下級モンスターを呼び出す等
応用も可能
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