遊戯王GX 転生者、都市伝説に挑む   作:Mr.後困る

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まことに申し訳ありません


月一テスト 万丈目編 (´・ω・`メ)

機内で優雅にくつろぐ極彩。

 

「・・・・・第一サイバー流デュエル部は今の所全勝ですね」

「当然よ」

 

亮の言葉も大して意に介していない。

 

「副部長と部長のデュエル、 相手は万丈目とメグですよ」

「大丈夫でしょ、 天野の試合だけ見れば良い」

「天野・・・つまり部長の試合を見ると?」

「うん」

「何故副部長の木野のデュエルは見ないのです?」

「彼は負けない、 第一サイバー流デュエル部で最強なのは彼よ」

「!?」

 

驚く亮。

 

「何で驚くの?」

「いや・・・なら何故彼は部長では無いのです?」

「天野の方が応用力が利く

そも最強のデュエリストが部長になると言う決めも無いしね

アカデミア最強のカイザーとて生徒会長では無い」

「ふむ・・・ですが万丈目は強くなっていますよ」

「どうだかね」

 

 

 

 

 

雲の上でそんな会話が行われているとはつゆ知らず

木野と万丈目がデュエルリングに上がった。

 

「先行後攻だが・・・どうする?」

「コイントスだな」

「良いだろう・・・」

 

コイントスの結果、 木野が先行になった。

 

「よし、 行くぞ」

「!!」

『アニキィ!!』

『万丈目・・・!!』

「あぁ・・・」

 

木野の空気が明らかに変わった。

万丈目は喉元に、 いや体の正面から無数に突き付けられた抜き身の刀を見た。

 

「デュエル始まる前からこのプレッシャー・・・間違いなく強い・・・!!」

「それでは始めるぞ」

「あぁ・・・来い・・・!!」

 

万丈目は固唾を飲み込み絶叫する。

 

「デュ「デュエル!!!!!!!!!!!!!」

 

万丈目のデュエルの掛け声を、 否、 デュエルリングに居る全ての生き物の

心音を掻き消すかの様な声が木野から発せられた。

 

「俺のターン!! ドロー!!」

 

木野手札:5→6

 

「サイバー・ドラゴン・コアを召喚!!」

「・・・コア?」

「このモンスターはサイバー・ドラゴンとして扱い

更に召喚に成功した場合にデッキから「サイバー」魔法・罠カード

または「サイバネティック」魔法・罠カード1枚を手札に加える!!

俺はサイバネティック・レボリューションを手札に加える!!」

「サイバネティック・レボリューション・・・

サイバー・ドラゴンを生贄にして

サイバー・ドラゴンの融合モンスターを出す罠か・・・」

「まだまだぁ!! 俺は機械複製術を発動!!

サイバー・ドラゴン・コアは攻撃力400のサイバー・ドラゴン扱いになっているので

デッキから2体のサイバー・ドラゴンを特殊召喚!!」

「3体のサイバー・ドラゴン・・・!!」

「融合を発動!! コアとサイバー・ドラゴンを素材にして

サイバー・ツイン・ドラゴンを融合召喚!!」

 

木野手札:6→4

 

「いきなりサイバー・ツイン・・・飛ばし過ぎだろ・・・」

「まだまだ!! 融合回収を発動!!

融合と融合素材のサイバー・ドラゴンを回収して

手札のサイバー・ドラゴン2体で2体目のサイバー・ツインを融合召喚!!」

「なっ・・・!?」

「カードをセットしてターンエンド!!」

 

木野手札:4→1

 

「俺のターン、 ドロー!!」

 

万丈目手札:5→6

 

「いきなり飛ばし過ぎじゃないか?」

「そうでもない!! 光と闇の竜の反則染みた制圧能力!!

それを考えるのならば使えるカードは直ぐに使うべきだ!!」

「なるほど、 警戒して貰っていたと言う事か?

だがしかし俺はライダーだけの男と思って貰っては困るな」

「ふん!! アームド・ドラゴンでもABCでもWVXYZでも何でも来い!!」

「木野 断裁!!!!!!!!!!!!」

 

会場を振るわせるような大声を出す万丈目。

木野に負けるとも劣らない。

 

「敗れたり!!!!!」

「何だと!?」

「俺は魔の試着部屋を発動!!

800ライフポイントを払い!!

自分のデッキの上からカードを4枚めくり!!

その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する!!」

 

万丈目LP:4000→3200

 

「こ、 これは!!」

「行くぞ!!」

 

めくったカード

おジャマ・グリーン

おジャマ・イエロー

おジャマ・ブラック

仮面竜

 

「良し!! おジャマ三兄弟を守備表示で特殊召喚!!」

『す、 凄いプレッシャー・・・』

『あ・・・あ・・・』

『皆・・・!! 行くよ!!』

「そしておジャマ・デルタハリケーン!!

おジャマ三兄弟がフィールドに存在する時に」

「一瞬で必要なモンスターを揃えるとは驚いたぞ!!」

「調査不足だったな!!」

「伏せカード発動!!!!!」

「血迷ったか!? おジャマ・デルタハリケーン!!は

全体破壊の魔法カード!!

サイバネティック・レボリューションでサクリファイスエスケープは出来ない!!」

 

 

 

 

 

 

 

「どういう事だ?」

 

観客席で十代が疑問を口にする。

 

「サクリファイスエスケープって言うのは簡単に言うと

魔法とかの効果で破壊されるモンスターを生贄にして

効果を躱すって事よ」

 

色彩が解説する。

 

「あぁ、 そう言う事か

でもそれが出来ないって・・・」

「全体破壊だからね、 出来ないのも当然よ

でもこのタイミングで何で・・・あ!!」

 

気が付く色彩。

 

 

 

 

 

 

 

「愚かなり万丈目!!!!!」

 

おジャマ・デルタハリケーン!!の暴風の中、 木野が叫ぶ。

 

「誰がサイバネティック・レボリューションを伏せたと言った!?」

「な、 まさか!! ・・・いやサイバー流はカウンター罠を使わない筈じゃあ」

「愚かなり!! このカードは見た事が有るだろう!!

ライフを1500支払い我が身を盾にを発動!!」

「!!」

「相手が発動した「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つ

カードの発動を無効にし破壊する!!

モンスターが居るのだから全体破壊もこの効果に含まれるぞ!!」

 

木野LP:4000→2500

万丈目手札:6→4

 

おジャマ・デルタハリケーン!!が掻き消される。

 

『あ、 あわわわわ、 ど、 どーするのよアニキィ・・・』

「・・・融合を発動

おジャマ三兄弟を融合素材にしておジャマ・キングを守備表示で融合召喚

効果でモンスターゾーン3つを使用不可にするが

2つしか空いていないから2つを使用不可にする」

「むっ・・・」

 

木野の表情が曇る。

 

「お前の手札はサイバネティック・レボリューション

次のターンに都合良く攻撃力増強のカードは引けるか?」

「・・・一つ忠告しておこうか」

「何だ?」

「サイバー流のデュエリストは

守備モンスターの一体で止まる様な柔な鍛え方はしていない

この状況で止められると高を括っている様だが甘いと言わざるを得ない

そもそも守るしか出来ない状況で偉そうに吠えるな!!」

「・・・ならば超えて見ろ!!

モンスターとカードをセットしてターンエンド!!」

 

万丈目手札:4→1

 

「俺のターン!! ドロー!!」

 

木野手札:1→2

 

「装備魔法ブレイク・ドローをサイバー・ツインに装備!!

装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時

自分のデッキからカードを1枚ドローする!!

ブレイク・ドローを装備したサイバー・ツインでセットモンスターに攻撃!!」

「セットモンスターはおジャマ・ブルー

このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に

デッキから「おジャマ」カード2枚を手札に加える

俺が手札に加えるのはおジャマ・カントリーとおジャマ改造!!」

 

木野手札:1→2

万丈目手札:1→3

 

「カントリー・・・攻守を入れ替えるカード、 だったか?

だがしかし!! ブルーを出したのは失敗だったな!!

今ドローしたカードはエネミーコントローラーだ!!

すぐさま発動しておジャマキングの表示形式を変える!!」

「チェーンして速攻魔法発動!! 融合解除!!

おジャマキングを元の三兄弟に戻して全て守備表示だ!!」

『うわああああああああああああああ!!』

『やられるうううううううううううう!!』

『アニキいいいいいいいいいいいいいい!!』

「ならばサイバー・ツイン2回目の攻撃とサイバー・ドラゴンと

もう一体のツインの攻撃で全滅だ!!

ブレイク・ドローの効果で更にドロー!!

残ったサイバー・ツインの攻撃でダイレクトアタック!!」

 

木野手札:1→2

万丈目LP:3200→400

 

「おジャマキングの邪魔が解消された事でモンスターを召喚出来る!!

俺はサイバー・ヴァリーを召喚しカードをセットしてターンエンド!!」

 

木野手札:2→0

 

 

 

 

 

 

「まだ2ターン目なのに・・・何というデュエルか・・・」

 

観客席で戦慄する才眠。

 

「大口を叩く事は有るって事ね」

 

最愛も冷や汗を流している。

サイバー流のデュエルは日本刀の立ち合いに例えられる。

圧倒的な高攻撃力のサイバー・ドラゴン融合モンスターで相手を焼き切る

1KILLデッキに近い趣が有るだろう。

サイバー流のデュエルは如何に有効札を引けるかと言う話になる

カイザー亮が初手でパワー・ボンドとサイバー・ドラゴン3枚を引けるのは

最早才能の領域である。

 

「万丈目君も負けてはいない、 まだまだこれからよ」

「いや、 厳しいだろう」

「おジャマ改造でABCでもXYZが出せる筈よ」

「サイバー流にはキメラティック・フォートレスが有るじゃないか」

「う・・・機械メタの・・・」

「そう、 安直に出しても・・・これはキツイ・・・」

 

 

 

 

 

「俺のターン、 ドロー!!」

 

万丈目手札:3→4

 

「おジャマ改造を発動!!

おジャマ三兄弟を除外してABC-ドラゴン・バスターの融合素材

A-アサルト・コア、 B-バスター・ドレイク

C-クラッシュ・ワイバーンの3体をデッキから特殊召喚!!

更に墓地のおジャマ改造を除外してさっき除外した

おジャマ三兄弟をデッキに戻し1枚ドロー!!」

「ABCか!! 相手にとって不足はない!! 来い!!」

「さっきも言ったがもう一度言おう」

「?」

「調査不足だ、 俺は融合準備を発動!!

XYZ-ドラゴン・キャノンを見せて

デッキから融合素材のX-ヘッド・キャノンと墓地の融合を手札に加える!!」

 

万丈目手札:4→5

 

「まさかAtoZを狙っている・・・?

いや、 だとしても」

「俺は融合を発動!! フィールドのB-バスター・ドレイク

C-クラッシュ・ワイバーンと手札のX-ヘッド・キャノンを融合素材にして

ガーディアン・キマイラを融合召喚!!」

「!?」

 

全く予想外のモンスターが現れて面食らう木野。

 

「このモンスターはカード名が異なるモンスター3体を

手札と自分フィールドのモンスターを

それぞれ1体以上素材とした融合召喚でのみ特殊召喚出来るモンスターだ」

「く・・・完全に想定外・・・」

「このカードが魔法カードの効果で融合召喚した場合に

手札で融合素材としたカードの数だけ自分はデッキからドローし

フィールドで融合素材としたカードの数だけ

相手フィールドのカードを選んで破壊する!!

サイバー・ツイン・ドラゴンとサイバー・ヴァリーを破壊し1枚ドロー!!」

 

万丈目手札:5→4

 

「ヴァリーの方を狙って来たか!! このターンで仕留める気だな!!」

「その通り!! 俺は墓地のおジャマ・ブルーを除外して

光の精霊 ディアーナを特殊召喚!!

そしてA-アサルト・コアとディアーナを生贄に捧げて光と闇の竜を召喚!!」

『いょし!! ここから一気に攻めるぞ!!』

「ここで・・・か・・・」

 

遠い目をする木野。

セットカードはサイバネティック・レボリューション。

攻撃を防ぐ事は出来ない。

 

「だがこのまま何もしなければ

700と500のダメージで計1200ダメージ

まだ1300残っている!!」

「それは如何かな」

「何!?」

「分かって居る筈だ

サイバー流のデッキは融合や魔法が無ければ必殺の一撃は出せない

光と闇の竜が居る現状では次ドローしても余裕で対処出来る」

「まだだ・・・まだ・・・最後まで諦めん!!」

「それならば攻撃だ

ガーディアン・キマイラでサイバー・ツインを

ライダーでサイバー・ドラゴンにそれぞれ攻撃」

 

木野LP:2500→1800→1300

 

「ターンエンド」

 

万丈目手札:4→2

 

「俺のターン!! ドロー!!」

 

木野手札:0→1

 

「パワー・ボンドッ・・・!! く・・・ここまで・・・か・・・」

「サレンダーするか?」

「・・・・・いや、 折角だ、 最後までやろう、 ターンエンド」

「・・・俺のターン、 ドロー」

 

万丈目手札:2→3

 

「ライダーでダイレクトアタック」

 

木野LP:1300→0

 

 

 

 

 

 

 

 

極彩の元に国際電話がかかる。

 

『もしもし極彩さん!!』

「天野か・・・何だ?」

『断裁が負けました!!』

「・・・そうか、 何が起こるか分からない世の中だな

君も気張らずに頑張れよ」

『は、 はい!! 分かりました』

「じゃあな」

 

電話を切る極彩。

 

「マジかー・・・」

「如何しました?」

「木野の奴が負けたそうだ、 全く持って予想外」

「侮り過ぎですよ、 相手を」

「そうだなぁ・・・天野のデュエルはちゃんと見ておこう」

 




木野断裁のデッキ
【ドロー重視サイバー】
オイルメンやサイバー・ヴァリー、ブレイクドローでドロー加速を狙ったデッキ
また機械複製術を効率よく使える様に
攻撃力500以下のモンスターが多めである
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