【悲報】ワイ、ワーム。竜やけどモテない   作:オリーブそうめん

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晴れ空に降る雨に滲む聖女の祈り/勇気の光は寒天を照らせるか

◆聖勇者エウラリア◆

 

 私は神の善意を信じない。

 私は人類に希望しない。

 私は私を誇りにしない。

 ただ、母に恥じぬように生きるだけ。

 

 それが、私の全てだから。

 

 

 私は強者に媚びたくない。

 私は弱者に縋られたくない。

 

 それでも、私はこの何処までも愚かな人類の剣であり、盾である。

 そうあることで、あの地獄の中で私を護り尽くした母の偉業に辿り着けるはずだから。

 

 あの地獄の中で母は私に笑顔でいてくれた。

 私が食べる姿を、私が走る姿を笑顔で見守ってくれた。

 その凄惨な裏側を必死に隠しながら。

 

 私がその裏側の地獄を見せられたのは、ある悪意だった。

 最後まで知りたくなかった。

 最初から助けたかった。

 怖気のする自己愛と、正義感に駆られて私は焦燥した。

 

 聡明な母は、私が悪意により覗かされたベールの裏側を見た事を知りながら、それについては何も言わなかった。

 

 

 私は特別だった。

 母もまた特別だったが、私はそれ以上に他の人間とは枠組み自体が違った。

 私に牙が伸び始めるのが遅かったのは、一つは母の守りがあったこと。

 もう一つは、単に私が優れていたという事だった。

 

 学びにおいても、運動においても、私は明らかに集落の同世代より、いや全ての人間より優れていた。

 優れているという基準で済ませる程のものではなかったが、私はそれを極力隠した。

 それでも、その上で私は明らかに優秀だった。

 間違いや失敗をわざとする必要を感じなかったせいでもあるが、それにより人々は劣等感から私に引け目を感じたそうだ。

 

 しかし私は優越感など感じはしなかった。

 何故なら私は母を救えないという時点で、絶対的な敗北者であったからだ。

 それが一番の理由である。

 勿論、勝てて当たり前の相手に勝っても、優越感など感じられないという理由もあったが。

 

 

 私の愚かだったことは、成長と共に私に降りかかる視線の火の粉は何時でも振り払えると思っていた事。

 その火の粉が少なかったのは、母のお陰という自覚が薄かったこと。

 もっと早く母を救い出せたハズなのに、賢しいつもりで時期を待ち過ぎた事。

 もっと愚かであればタイミングなど考えなかった。

 もっと醜ければ火の粉などかからなかった。

 ああ、これが優れるという呪いなのかと理解した。

 

 

 

 

 

 結局あの日、私を逃がす為に母は死んだ。

 私というより美しく若い娘の前には、あの男たちには母は無価値に感じたのでしょう。

 だからあんなに簡単に母を殺せた。

 

 私が逃げる際にあの集落に火を放っていればきっと逃げれると主張した時、母は強く私を叱った。

 そうすれば確実に逃げられただろう。

 そうしなかったから失敗したのだろう。

 けれども、そうしなかった母の遺志を継ぐことこそ、母がこの世界に生きた証になるはずだから。

 娘である私だけでも、この世界で唯一輝く意思を継がなければ、母が生きた証がいなくなってしまう。

 

 人類全てを滅ぼす、昏い虹の様な凍える意思を覆い隠して、思い出に残る母の笑顔がくれる温かな遺志をこの胸に宿そう。

 母の死と共に決めざるを得なかった誓いは、私の血を覚醒させた。

 

 私はそれから旅をしながら多くの国を巡った。

 勇者と呼ばれ、聖女と呼ばれ、多くの民は、力無い己の代わりにと、私に多くの自分勝手な願いを押し付けた。

 

 もう投げ出して全部滅ぼしたい。全てを救わないと。私の父であろう母の血がそう言っているから。

 私自身の意思がそう願っているから。

 

 

 私は私に願う人々の願いを叶える為に奔走した。

 人々の脅威には、私の魔王()の血に共鳴するモンスターも多かった。

 そう言った時は、母の血が力を貸してくれた。

 

 私は、それらモンスターの全てを打ち破った。

 

 

 

 

 

 そして、私は遂にモンスター達の親玉である魔王の前に届いた。

 直感的に分かった。

 今までのモンスター達と引き合う感覚とはまるで違った。

 私の大元だとすぐに理解できた。

 

 目の前の巨大な引力には、私の小さな引力は知覚できなかったかもしれない。

 けれど小さな私には目の前の巨大な引力を知覚できたのだ。

 

 

 あなたがお母さんを不幸にした。

 あなたがお母さんを守ってくれなかった。

 あなたがわたしたちを見捨てた。

 あなたがわたしたちを置いていった。

 あなたがわたしたち以外を滅ぼしてくれなかった。

 

 私は言葉の通じぬ魔王に八つ当たりするように何度も刃を振るった。

 

 剣に垂れているのは私の血か、竜の返り血か、最早分からないほど互いに消耗していた。

 

 しかし遂にその刃は届いた。

 遂にその刃は竜の心臓の前まで(・・・・)届いた。

 

 そして、竜が少し身を前に進めた事で、決着が着いた。

 竜が私に分からない言語で吠える。

 そしてその血が私に降りかかった。

 

 血は地面に浸み込む事無く、服に染み込む事無く、私の肌に吸い込まれた。

 私は、竜を倒してとてつもない焦燥感と虚無感に襲われた。

 だって身内が全ていなくなったから。

 理由はわかないけど、きっと全てを終えて燃え尽きたのだろう。

 

 

 私の生きた証は、これで十分だ。

 そう思っていた時、彼女はやってきた。

 

 私の『天の法衣』に似た姿をしている以上、ただものではない。

 母に連なる者かと思った。

 若しくは天使のような存在かと。

 私は最近は乾燥肉しか食べていなかったが、どういう事だろうか。

 今まさに消え去ろうとする竜の遺骸で焼き肉を作れと神は命じているのだろうか。

 いや、違うだろう。

 

 

 その『天の法衣』らしき何かは、寧ろ魔王が纏っていた力に近いものを感じる。

 擬態しているつもりであろうが、恐らく竜だ。

 先程の竜とは比較にならない程の力の奔流を感じる。

 先程の竜は下級だったのか、それとも何かしらの要因で大きく弱っていたと思わせる程に。

 

 人型の人間でないそれは、口を開いた。

 さて、何を言う。

 態々人に化けてまで接触する以上、すぐに攻撃する意図はないだろう。

 とはいえ、油断を誘う可能性は捨てきれない。

 一体、何が目的だ

 

「ごきげんよう。(わたくし)、よくいる何の変哲もない近所の宮殿に住む高貴な人間の村娘ですの。後始末と見届けに参りましたわ」

 

 …状況が追い付かない。

 ……この子、自分が言っている無理に気が付いていないのか。

 近所に宮殿は無いし、よくいる村娘は其処には住まないし、そもそも人間は光らない。

 天の法衣で光っている私が言うのも何だが、この子世間知らずかな?

 

 

「先ずは身内の介錯に感謝を。

それと一応の敵討ちをさせていただきますわ。

安心してくださって構いませんわ。全力は出しません。

──だって、必要ありませんもの」

 

 言ってくれる。

 別に全力でも構わないぞ、と言いかけて止めた。

 そう言ったが最後、本気でムキになりそうな直感がしたからだ。

 

 

 連戦というのに、先程よりも遥かに動きが軽く、攻撃が重く放てる。

 先程の竜の血か。

 この力の大元が、あの程度であったはずなどないが、そこは今は考えずにと剣を振るった。

 

 暫く打ち合うと、彼女の方から止めてくれた。

 

「人間って中々面白いですわ。あっ、今私人間ですわ」

 

 

 後ろからはみ出ている尻尾を振りながらそう言っちゃう女の子は、もう人間でないと認めてしまえばいいのに、意地でも隠す気のようだ。

 恐らく指摘したら怒り出す気がするので黙っておく。

 

 何だか妹が出来たような気がした。

 

 

「何だか姉妹が出来た気分ですわ。

あっ、勿論私が姉ですわよ。

人間の分際でこのグラシャレースに可愛がってもらえることを光栄に思うがいいですわ」

 

 うん、私が姉であるつもりであることは、私の中だけで黙っておこう。

 この子は、人類の敵なのだろう。

 だけれども、この子は私にとって最後の許しである気がした。

 

 この後も色々と意にそぐわない頼まれ事が待っているけど、意地っ張りなこの子の笑顔を思い出せば、この後も生きていていい気がした。

 だって、生者としてこの世界に私を繋ぎとめる楔なのだから。

 

 私の血がそう言っている。

 屍となった聖者などより、今を生きる生者の方がよほど今を生きる人の救いになれるんだからって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 別の宗教のお偉い様から 世界樹の奪還頼まれているけど、強奪の間違いだろう。

 ああ、やりたくもない仕事だけど頑張るしかないか。

 

 私が残りの人生で願うことは二つ。

 意地っ張りな彼女が願いを叶えられることと、もし死ぬのなら出来れば彼女の手にかかって死にたい。

 

 

 

 でもきっと、無理だろうな。

 脆弱な人間が生きていく為には、卑怯で悪辣で狡猾に生きていかないといけない。

 何処までも正々堂々と生きていくなんてのは、彼女の様に恵まれた者にしか許されないのだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何でなのっ!! どうしてっ!!

人間達如きの為に貴女が人工世界樹に組み込まれる必要なんてありませんでしたのにっ!!」

 

 半狂乱になる姫さんを見てると、ワイは何も声はかけられんわ。

 

 人類の礎となるために、劣化の劣化も良いところの世界樹の疑似的な何かを、種を核に自分を生贄にして世界樹になったか。

 樹の根元で微笑む、人型の木像。

 あれが勇者ちゃんの末路なんて悲惨やで。

 自分では悲惨やとは思うてないかもしれんけどな

 

 原初の竜から抽出された世界樹と、最新の竜から抽出された勇者の相克。

 考えた奴は悪魔か。

 どうやったらそんなことやれるんや。

 小さい小さい劣化世界樹でまだ良かったわ。

 

 これが一番最初の世界樹でやっとったら、龍の端末が顕現しとったで。

 星に寄生して動く(星にバスパワー供給される)龍の端末(オカンと同格)とか勘弁してや。

 免疫機構に対する免疫機構なんて出てきたら、逸脱した免疫機構どころか全部ぶっ飛ぶやん。

 

 

 しゃーない。破壊するで。

 英雄と竜のハイブリッド勇者が世界樹と同化やなんて洒落にもならない。

 コレを産んだのは人間の悪意や。

 危険な銀竜草(シルバードラゴンプラント)を安全に制御させる手段として、散々自分らを助けてくれた勇者ちゃんに犠牲を強いたんか。

 人間はコレを使って、更に酷い事するで。

 せやから破壊しようや。

 

 

「やらせませんわ。あの子は私が護ります」

 

 ……。

 本気か姫さん。

 後悔するで。

 人間の手元にこんなもの遺したら。

 いっそのこと姫さんの手で枯らしてやるのがええ。

 例え、勇者ちゃんが自発的に犠牲になる道を受け入れたとしても、な。

 

「あの子の意志は、今も此処にある。

姉としてその在り方を誇らないわけにはいきませんわ」

 

 

 誇るときたかぁ。

 許すでなく、誇るか~。

 明らかに竜にとって無視できない害悪やで。

 明らかに誉る功績やないんやで。

 

「いえ、誇りますわ」

 

 …分からずややなあ。

 ほら見てみ。

 いや、姫さんには視えんか(・・・・)

 バハムートとレヴィアタンの尖兵が動き始めたで。

 遠くの空と、遠くの海で動き始めてるのがワイにはもう視えとる。

 …当主クラス自ら動いては無いとはいえ、当主の意志に命じられて動いているのは間違いないで。

 セティスさんのとこはともかく、バハムートのところは当主の意志こそが軍団の意志や。

 

 やるなら今やで。

 バハムートとレヴィアタンを敵に回して勝てるのなら、否が応でも認めてくれるけど、流石にそれは不可────危なっ!!

 

「私に不可能などと、次に言ったらブレっちゃいますわよ」

 

 いや、言う前にブレるなよって言いたいけど、言えそうにないな。

 

 姫さん、あの吸血姫ちゃんに言ったこと有言実行しとるの凄いわ。

 ワイは勝てない相手に勝とうとか、最初から諦めてしまう。

 

 

 

 ほ~ら来たで。

 そろそろ姫さんの視界でいうと、地平線にバハムートが3体見えてくるはずやで。

 ほらな。

 

 何で分かるかって?

 龍脈がワイに囁いとるからや。

 

 姫さん、これが最後や。

 ブレスるなら好きにやればいい。

 それで諦めがつくんやったらな。

 

 グラシャレース、考えを改めろ。

 お前、本気で死ぬぞ。

 

 

 

「……そんな顔も出来るのですね。

ご心配有難うございますわ。貴方の力は必要ありませんから、せめて見守ってくださると嬉しいですね」

 

 

 いや、姫さんがそんな大人な対応できたのにこっちの方が驚きや──いや、ブレスはやめてーや。

 

 

 

 姫さん、バハムートを迎撃しようとしても無駄やで。

 龍脈が薄い姫さんのオーロラブレスでは、龍脈ブーストされたバハムートは倒し切れない。

 しかもそれが、三体ともなれば無茶や。

 

 なんや、何か降ってきたで。

 これ、花…か?

 痛ぇっ!?

 これ、花やない。

 この本質は、花の形を取っただけの『天の法衣』と『星の聖権』ッ!?

 ゾッとするわ。ワイらの天敵やんけ。

 

 まさか、いや、そういう事なんか。

 勇者ちゃん、いや勇者エウラリア()

 あんた、竜のオーロラ()に力を貸すのか。

 そんなことをしたら、残された自意識飛ぶで。

 根を張った地下の龍脈から、ワイのオトンみたいに毒呷って死ぬで。

 ()は裏切った者に容赦せんのや。

 オカンやって、それで…っ!!

 

 …しゃーないな。

 姫さんはそっちで頑張ってくれ。

 威嚇で十分やで。

 今姫さんが撃てるブレスは、姫さんにだけ効かない竜にとっての猛毒や。

 龍脈ごと剥ぎ取って、ただの脆弱な飛ぶ蜥蜴になったバハムートをバラバラにして余りある。

 えっ、やられたらやり返す?

 ああ、前にガッツリ旧世代の極光竜減らされたもんなあ。

 

 

 なあ、姫さん。

 ワイはこの世界樹(エウラリア)の根を護る事にするわ。

 他者にセキュリティ打ち込んで保護なんて考えてもやろうとは思えんかってけど、姫さんがバクチ打つならワイも乗るわ。

 

 この劣化も劣化で小さな世界樹やけど、ワイと姫さんが護るんや。

 レヴィアタンや一緒についてきた有象無象の竜は、世界樹に近づいたアルラウネの女王が止めてくれとる。

 その間にセティスさんが何とかしてくれたらええけど、希望的観測やな。

 

 まあええわ。

 バハムートでも何でもかかってこんかい。

 どうせ戦うのは姫さんやし、ワイ関係ないしな。

 

 それに、バハムートなんて当主でさえもう怖くないんや。

 どのみちもっと怖いオカンに怒られるのが確定やからな。

 

 あ~悪くない竜生やったで。




オーロラ アウラ オーラ エウラリア 語源は同じです。
ワイルドアームズのアウラちゃんは目が見えないけど、闇に生まれた青年の光になれたって話好きでした。
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