佐藤くんの大嫌い家族   作:痲歌論

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__牛丼牛丼…私は牛丼が食べたいにゃ。


おぎゅうの日常

私は__化け猫(ばけねこ)のおぎゅう。

現在、(ぬし)の上で寝ている。

「すぅ…すぅ……」

「おーい、おぎゅう。起きろー。寝るなら俺のベットでいいから、俺の上で寝ないでくれ、動けないよ。」

「主が動けなくても私には問題ない…」

「俺に問題があるんだよ。」

「仕方ない……私は主の部屋で寝るとする…。」

目を擦り、眠いという意識もありながら、主の部屋の2階へと向かう。

主の扉を開けると、主の妹、砂亜菜(さあな)がいた。

「…魚……?」

「砂亜菜よ!猫だからって許してもらえると思ってんの!?」

「だが…似てる…。それに……眠いからあまり大きな声を出さないでくれ…。」

フラフラとしながらベットへ向かい、倒れ込む。

「あんたねぇ…休日だからよかったけど、平日だったらアタシたち3人とも学校行ってるんだからね?ご飯とか出来るの?」

「なんだか……母上(ははうえ)みたいだな…。」

母上…今頃どうしているの…。私は主を見つけたことを母上に報告したい。どこで、なにをしているんだろう母上…。

「誰があんたの母親なんてするもんか!」

「砂亜菜は…厳しいな。」

砂亜菜は何も言わず、ドアを静かに閉めて部屋から出ていった。

静かになったせいか、睡魔が襲ってくる。そのまま私は主のベットで寝てしまった。

 

☆ ☆ ☆

 

目を覚ますと、外はまだ明るかった。主によって早寝させられたから昼寝もそこまで長くならなかったのだろう。人間の体になったせいで、人間のような生活を送ることになってしまうのか…。猫は楽だな…。

「ふぁ〜…んにゃ、やばい……また猫耳としっぽが…。見られるのは…恥ずかしいから集中しないと…。」

妖力で人間に変化(へんげ)しているため

妖力の効果が弱まると猫化が進んでしまう。

それに、あまり人間の姿で猫耳と尾が生えてるのは色々とめんどうなことになるからな。

以前、主の部屋で見つけた擬人化とやらの本を見てみたらなにかと大変なことになっていたので嫌なのだ。

耳と尾をしまう為、妖力を溜めているとノックの音もせず、いきなり部屋の扉が開いた。

「おーい、おぎゅう。起きろー。さすがにもう起きたよな___」

「はにゃ!?ぬ…主…?こ、この姿は忘れろにゃー!!!!!」

「えっ!?っつか、猫耳……って引っ掻くな痛い痛い!わかった、わかった!今すぐ出て忘れるからー!!!」

バタンと大きくドアが閉じる音が部屋に響く。

もう一度妖力を溜める。

溜める中、私は主にあの姿を見られたことを考えていた。

正直言って、私も一応乙女だ。恥ずかしいものは恥ずかしい。いくら同じ人間の姿だとしても、猫耳と尾が生えているし、きっと人間界じゃ、ああいうものは醜い大人に襲われてしまうものだろう。

まったく…特別に主と2人きりの時だけは見せてやるか。

妖力を溜め終わり、主に声をかけると、ゆっくりとドアが開き、隙間から主の顔が出てきた。

「そんな警戒しなくていいぞ。もう終わった。」

「はぁ、良かった。でも、初めて会った時にはあんな風な姿はしてなかったのに、なんで?」

「あぁ、あれは妖力の問題だ。あの時は牛丼を食べてなんとかなったが、昼寝をして気が抜けてしまっていたのだろう。ついああなってしまった。」

「ほぉ…天使とか妖怪とか俺の身の回りには色々多すぎるよ。でも、楽しいからいいけど。」

主の笑った……。兄上(あにうえ)の笑顔のようだ。

「ど、どうしたの?そんなぽかんとした顔して…。やべ、なんか俺変なこと言ったか?」

「ふふ、なんでもないぞ。ただ主は優しいんだなと思っただけだ。」

「ま、家の飼い猫だし、一緒に住んでるんだからな。」

 

☆ ☆ ☆

 

日が暮れ、月が綺麗な頃。

私は主の姉__伊織(いおり)とお風呂に入っていた。

「伊織…胸大きいんだな。」

「わお、かなりストレートに言うんだね…。」

「私は……。ないに等しい…。」

自分の胸元を手で擦りながら、伊織の大きい胸を眺める。

感触はいかがなものか。

「伊織…触っていいか……?」

「へっ!?ま、まぁ…おぎゅうは女の子だし…い、いいよ……。」

差し出すように胸を張る伊織。目を閉じ、頬が赤いことから、恥ずかしがっていることがわかる。湯気で少し分かりずらいが…これが乳首か?

恐る恐る指で突くと、伊織の口から「ひゃん」という甘い声が漏れた。

「お、おぎゅう…そんな風に触んないで…。ちょっと恥ずかしい…。せめて触るなら思いっきり揉んで欲しい。」

思いっきり掴んで欲しい…。なるほど、伊織はMなのか。

「そうか、Mなら仕方ない。思い切り揉もう。」

大きな膨らみにいざ手を伸ばしてみる。それはとても柔らかく、マシュマロのようだった。

それに、指が埋まる。なんというデカさ…。

欲しい。

「あ、あの…おぎゅう?これ…いつまでやるの?」

「私の…気が済むまで…にゃ。」

「そう…。」

一体どうやったらここまでなるものか…。

そういえば、どこかで聞いたことがあるのだが、揉まれたら大きくなるという説を聞いたことがある。試しに今夜主に揉んでもらうか。

 

お風呂から上がり、パジャマに着替えて主の部屋に向かった。

主は椅子に座り、本を読んでいた。

私は焦っている訳では無いが、多少は欲しかったから、すぐに主に事情を話した。

「__ということで、揉んでほしいのだ。」

「ということで……じゃないよ!なんで男の俺なんだ!?」

「きっと伊織と砂亜菜じゃ、私を遊ぶ。だから、主でないと嫌なのだ。」

「そんな…俺は、恥ずかしいし、まずまず女の子のものなんて揉むほどの度胸は__」

パジャマの上着を脱ぎ、上裸になる。

「んなぁぁぁ!?なんで、ぬぬぬ脱いでんの!?ちょ、今すぐ着て!?」

「抵抗する主も…可愛い……。」

私は主を椅子ごと押し倒し、覆い被さるような形になった。

主の手を取り、自分の胸をへと運ばせる。

「ほら、揉むのだ。揉んで私の胸を大きくさせるのだ。」

主…抵抗しようと力を入れてる…。

「ちょ、おぎゅう、力強くない?」

「妖力で強くしてるだけ…早く揉んで。」

「だからって無理やり揉ませようとしないで!?」

むむ…主のモノが膨らんでいる…。もしや、貧乳好きか。

「主よ、私とヤるか?」

そう言うと、いきなり部屋のドアが破られ、主から剥がされる。

「お兄ちゃん!大丈夫?」

「さ、砂亜菜…助かった。」

く…主の妹、砂亜菜。どこまで私を妨害するのだ…。

「仕方ない、今日は出直すとする。だが、主、いつでもヤる準備をしておくのだ。では、おやすみ。」

「まったく…あの猫は…。お兄ちゃん!ちゃんとしっかりしてよね。じゃないと…私のお兄ちゃんじゃないわ。」

「あはは…以後気をつけます。」

 

その日を境に、毎日おぎゅうが寝込みを襲いに来るのだった。

 

 




ご読了ありがとうございます。
作者の塩ボウズです。
おぎゅうのように上で寝てくれる可愛い女の子がいてほしい(そんな人がいたら鼻血ブーで出血多量)
おぎゅうの家庭も後々出す予定なので、楽しみにしていて下さい!
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