ジュラの大森林 林道
「いやぁ、二人も助っ人が、現れてよかったですよ!なぁ姐さん」
「ええ!!スッゴく助かっちゃいました!」
「いえいえ」
「いや、私も、この森林には用があったのでね」
仮面を着けた女性と、灰色のボロいマフラーにコートを着、片手には本を持ち、腰には緑色のベルトを着けた男性が言った。
「シズさんと〝ウォズさん〟はなんで助っ人を承諾してくれたんですか?」
「あなた達と同じ。邪龍ヴェルドラが消失したって耳にして、その調査をするために」
「やっぱりそれっすか。一体この大森林に、何が起きてるんすかね?」
「わからない。だから調べに来たんでしょ?」
「それもそうっすね。それでウォズさんはなぜ助っ人に?」
「私は、この大森林の一角に、主の気配を感じてね」
「主?」
「ああ、その名も、ジオウ。過去と未来をしろしめす、時の王者と呼ばれるものだ」
「へー、それは大層ご立派な人なんですね」
その後、五人は大森林に入っていった。
ゴブリン村
今日も今日とて、釘を打つ音が鳴り響く復興中の村。俺がお料理教室をやっている間に、上下水道まで作られていた。しかし、家はまだ完全には建っておらず、空いた土地がちらほらとある。区画整理も順調なようで、スッキリとした十字型の大通りを設けている。リムルが言うには、攻められた場合は弱いらしい。でも、攻められることなんてないだろう。
お料理教室は順調で、ゴブリン達がホブゴブリンに進化したことで、すぐに調理法を覚えてくれるため、次の料理次の料理と教えることが出きる。だが、もうネタがつき始めた、その為、今日で料理教室は終了だ。
「ごめんね、もう教えられる料理は無いんだ」
「大丈夫ですよソウゴ様。ソウゴ様は村を守りながら様々な料理法を教えてくださいました。とても為になりましたよ!」
「そう?ならよかったよ!」
女性ボブゴブリン達の話を聞き、料理教室は解散となった。
すると、リムルがぴょんこぴょんこと、俺の方に向かってきた。
「ソウゴ!リグルドが、なんか不審な奴らを捕らえたって」
「へー、一体この森になんのようだろう?行ってみようか」
俺とリムルはリグルドの後に続いて、不審な人物達がいるテントに行くと、そこでは肉の取り合いをしている三人の男女と一人の女性、そして・・・。
「ウォズ・・・何でこの世界に・・・」
「おお!!やっと見つけましたよ、我が魔王!」
そこには、ジオウ本編で見覚えのあるソウゴの従者。仮面ライダーウォズこと、ウォズが跪いていた。