嬉いなー
因みに私は脹相が一番好きです。何かもう全部カッコいい!
21:19
「おーいやるならさっさとしてくれ、ムサ苦しいうえ眺めも悪い」
獄門彊の術中にはまった五条は、何も出来ないことを確認し偽夏油との一時の間会話を自分が封印されることで終止符を打とうとしていた。
「こちらとしてはもう少し眺めてたいが、何かあってもいやだしね」
「閉「あと後ろに気を付けろよ、もう少しで増援がくるから」…門」
五条が封印される間際にはなった一言で、後ろから来る強烈な気配を感じ取った夏油達は手短かに今後の方針を決める。
「さて時間もないしさっさと決めようか。私はここで獄門疆を見張っているから好きにしておくれ」
後ろの気配を感じ取ると同時に、獄門疆が五条悟の情報を処理するために場所が固定されてしまい暫く動かせなくなってしまった偽夏油達は今後の予定を話し合い始めた。
「なら俺は虎杖悠仁と釘崎野薔薇を殺す、弟たちの仇だ。それが済み次第高専に保管されてる他の弟たちを回収する」
「釘崎とやらはいいが虎杖はダメだ、宿儺にする」
「知るか」
「あ〝ん?」
虎杖ぶっ殺したい派の脹相と、宿儺にする派の漏瑚の間に険悪な雰囲気が流れ始める。
「落ち着いて二人とも、やっぱ俺も虎杖は宿儺にした方がいいと思うよ」
「そうであろう」
脹相と漏瑚の間に入った真人も虎杖を宿儺にしようと提案する。
「五条悟を封印した、けど領域を展開してる術師のことを考えれば、俺達呪霊と術師たちの戦力差は明らかだ。
…でも宿儺が復活すればほぼ勝ち確ってことでしょ?」
「そうなるね」
「じゃあさ、━━━虎杖、宿儺にしよ。大丈夫…俺たちなら出来るさ」
五条悟が封印された術師側の戦力を考え、自分たちと明らかに差があると指摘した真人は宿儺を復活させる理由を述べる。
「でも脹相は納得しないでしょ?」
「当たり前だ」
「だからさゲームしよ。俺と漏瑚が先に虎杖と接触すれば宿儺に、脹相が先に接触すれば殺す、それでどう?」
「ふん、それでいい」
「じゃあ、スタート!!」
真人の提案によって脹相も納得し、若干ぶっ殺す派の有利なゲームが始まった。
漏瑚以外は一斉に走りだし、獄門疆を見張る夏油はメカ丸の監視を破壊し、先ほどから止まっている気配に警戒を強めていた。
「やられた…!今日はとことん運が悪いな」
■■■■
「そんな感じか…どうしよっかな~」
援護をしようとした矢先、突然現れた夏油と呼ばれる術師によって五条を封印されてしまい、援護する理由がなくなってしまった武比古は牛頭にストップを命じ、呪霊たちの会話を隠密特化の式神を介して聞いていた。
「牛頭だけであの前髪に特攻は駄目だろうな、嫌な気配がする。かと言って何もしないのもなぁ…うーん」
「あ、ゲームに参加してる呪霊の中で一番強いのは多分富士山だ。なら富士山の相手を牛頭にさせるか…それが一番安全だろうし他の術師たちに虎杖くんを援護してもえるしね」
富士山頭の呪霊を狙うことに決めた武比古は牛頭鬼に命じる。
『牛頭、聞こえるかい?』
『ブモォ』
『なら、今動いた中で一番呪力量の高い奴を倒してきて』
『ブモォ!』
ジッとして溜まった鬱憤を晴らすべく先程以上のスピードを出して目的に一直線に向かっていった。
「にしても獄門ね…」
■■■■
21:30
「まったく、五条悟を狙って獄門疆に集まってくるというのに…馬鹿どもが」
真人たちと離れ一人虎杖を探している漏瑚。歩いている場所がどこかもわからず彷徨っていた。
「それにしても此処はいったいどこだ?それにこちらに近づいてくるこの気配、来るならさっさと来るがいいィ!」
そう言った直後―左側の壁が破壊され、己に匹敵する呪力量を擁する式神が現れた。
その式神は真っ黒な身体に自分の三倍はあるかというほどの巨体、極めつけはその顔、完璧な牛である。
牛の呪霊と呼ばれても仕方がないほどの牛面であった。
「貴様か、先ほどから儂を追いかけていたのは」
「ブモォ」
「喋れぬか…式神だから仕方がないとも言えるが…まぁ関係のないことだ、これから起こる事においては、なッ!!」
牛頭鬼はデカイ二足歩行する真っ黒な牛です。
手足は人間と一緒だけどね。
ちゃんとパンツはいてます。
漏瑚は真人たちと別れてから、陀艮戦終了の登場まで一人で虎杖を探してたんだと勝手に解釈してます。