異世界転生殺し チートスレイヤー アナザーミッション(VSアナザーベストナイン) 作:3S曹長
ここで、皆様にまた一つお願いが出来ました。この作品を他所の掲示板等で宣伝することは控えていただきたいのです。
現在、コメント欄では賞賛の声が多く、大変嬉しく思っております。しかし、いくら配慮して書いているとは言え、他の作品のキャラクターを元ネタにして製作したキャラクターに悪事を働かせる内容であることに変わりはありません。
チートスレイヤーの原作について議論されている掲示板では「他所のキャラに悪事を働かせること」自体を嫌悪する声もございます。そのような場所でこの作品のことを紹介されると、この作品も炎上する可能性があります。そうなった場合にはこの作品を削除せざるを得なくなります。
この作品は「たまたま見つけた人が楽しめる隠れ家的レストラン」のような存在であるのが一番良いと私は考えています。そして合わなかった場合は黙って立ち去り、この物語のことを忘れてくれると幸いです。私はこの話の執筆でご飯を食べているわけではありません。
長くなってしまいましたが、どうかよろしくお願いいたします(物語のあらすじ部分にも追記しました)。
それまで彼は異性について意識したことは無かった。他の同年代の子供達と一緒に公園で遊ぶ普通の子供だった。
ある日、公園に落ちている一冊の本を見つけた。彼は興味津々に本の中身を覗いた。中は熟女の写真でいっぱいだった。本は熟女好きの男性向けアダルト雑誌だったのだ。
衝撃的だった。初めて見る母親以外の女性の裸体。母親の方がもっと綺麗な裸だったが、彼には何故かこっちの方が魅力的に感じた。その日から雑誌は彼の宝物になった。
時が経つにつれ、彼はコンビニのアダルト雑誌コーナーで立ち読みをするようになった。
彼が13歳の頃、教室で彼のことが噂になった。
「この間、あいつがコンビニでエロ本立ち読みしてるのを見たぜ」
「マジかよ」
「しかもただのエロ本じゃなくて熟女ばっかのやつだったぜ」
「はあ!?あいつ変態じゃね?」
その日から彼は変態扱いされ、いじめを受けるようになった。彼は学校に行こうとしなくなり、引きこもりになった。
引きこもりになってから彼の熟女好きに拍車がかかり始めた。アダルト雑誌を買える年齢では無かったため、万引きをくり返した。二、三度見つかり、両親が呼び出された。その度にこっぴどく叱られた。
同級生が高校生になっても彼は引きこもりを続けた。パソコンで熟女の女優が出演するエロ動画を見て過ごす日々。ある日彼は熟女の裸を生で見たいと思うようになり、銭湯の覗きを決行した。上手くいかず、見つかって警察署に連れて行かれた。
「どうしてだろう、何がいけないんだろう」
両親の叱責を受けながら彼は悩んだ。テレビでお笑い芸人が自分の熟女好きを打ち明け、人々の笑いを取っているのを見たことがあった。
「なぜ彼は受け入れられて、俺は受け入れられないのだろう」
銭湯の件以降彼は家から出ることすらしなくなった。しかし、熟女の裸を生で見たいという彼の望みは日に日に強くなった。
あるとき彼は思い至った。
「そうだ、母さんの裸を見ればいいんだ」
その日、彼は母親の風呂を覗いた。ドアを少し開けて見るという
「お前なんぞ、俺の子じゃない!」
父親の手には包丁が握られていた。
目が覚めると
「というわけで、お前さんは死んでしまった」
老人は神だった。
その後、
ルイ=ジュクシスキーが最後に思い出したのは、彼の転生前の出来事では無く、異世界に行こうとする彼に神が言った警告だった。
「ちなみに転生後に死んでも、二度目の転生はないから気を付けるんじゃぞ~」
終わった。復讐は終わった。
「復讐は済んだようだな」
魔女だった。彼女はリュートに話しかける。
「どうだ?私の言ったとおり、上手くいっただろう?」
確かに言うとおりだった。リュートは小屋での魔女との会話を思い返した。
「適当なこと言うなよ。第一もし連れて行けたとして何をするつもりなんだ?」
「私は魔女だと言っただろう?魔法を使うのさ」
リュートの質問に魔女が返す。リュートは再度質問する。
「魔法ってどんな魔法なんだよ?」
「いい質問だな。私が使う魔法は二つだ。一つは『
魔女は説明を始める。
「簡単な方から説明しよう。『
魔女はそういうと、「
「どうだ?口を開かずとも、頭の中だけで私と会話が出来るだろう?」
「本当だ。すごい…」
この一連の会話は互いに口を開かず行っていた。魔女は「
「ただし、『
魔女は説明を続ける。
「もう一つの魔法、『
「なるほど、だからお前の元に転生者を連れてくる必要があるわけか」
「そうだ。だがこの魔法には弱点がある。この魔法でチート能力を無効化するには、転生者の心が揺らいでいる必要がある」
「心が揺らぐ?」
「動揺、不安感、焦燥感などだ。簡単に言えば、平常心の転生者のチート能力は解除出来ない」
「じゃあどうするんだよ」
「さっきも言ったが、転生者の転生前はゴミみたいなものだ。そんな過去を、知らないはずのお前の口から言われたならば、相手は間違いなく動揺する。転生前の姿は転生者にとってトップシークレットだからな」
魔女は説明を終え、リュートに作戦を伝える。
「作戦はこうだ。『
魔女が続ける。
「私は木箱の一つに隠れている。お前はルイが部屋を物色する前に奴の過去について語り始めろ。あとはお前の思うがままに…、いや待てよ」
「なんだよ」
「もしもお前の剣とルイの剣がぶつかったなら、お前の剣は必ず折れる。奴の剣は神からの
「なんだそんなことか」
リュートが自信を持って言う。
「そうなれば相手は油断する。勝ちを確信した所に折れた剣を突き刺してやる」
その言葉を聞いて魔女は笑った。
「頼もしいな。お前が奴の剣を使う分には問題は無い。剣を奪って首をはねてやれ」
作戦会議は終了し、リュートはルイがいるであろう歓楽街へと向かった。
全てが終わった今、リュートは魔女にお礼を言う。
「ありがとう。お前のお陰でルイをこの手で殺すことが出来た。これでリディアも…村の皆も少しは浮かばれるだろう」
リュートの目から涙がこぼれる。安堵の涙か、亡くなった者を
「おいおい、泣くのは勝手だが感謝するのはまだ早い。
「え?」
リュートは
第一章 「神の間違い」殺し END
「ベストナイン」 残り8人
スゲーッ爽やかな気分だぜ。自由度の高いゲームの最初にやらなきゃ行けないチュートリアルを終えた時のよーによぉ~~~ッ
第一章終わりました。ルイの過去と前話の種明かしでした。
ルイの過去については神との会話も入れたかったのですが、思ったより長くなってしまったので省略しました。転生する際に神とどのような会話をするのかについてはまた今度。
後、念のために言いますが、ルイの過去は私の体験談ではございません(笑)。昔から小説を読んできた
種明かしについては「なぁーんだ」「つまんね」等の声があるかと思います。
仕方ないじゃ~ん。ネットでよく言われる「どうやって転生者を殺すんだよ」「なんで魔女の所に連れて行かなきゃならんのよ」「なんで転生者の前世が陰キャだったら転生者を殺せることになるんだよ」他多数の疑問に答えるにはこうするしかなかったんだもん。
でも個人的に、平常心の転生者はチート能力を封じれない、という設定は上手く出来たと思います。察しの良い方なら、今回と同じ方法でベストナイン全員は倒せないことが分かるでしょうし、何より、「どうして転生前が陰キャだと転生者を殺せることになるのか」の疑問について答えが出せましたからね。
え、まさか魔女の演説って
原作最大の問題児であるルイの始末も終わったし(え、最大の問題児は魔女だろって?)、ここからは私の自由に書ける範囲が更に広がります。物語ももっと面白くしていくつもりなので、皆様楽しみにしていてください!