ウマ娘の強靭さに惹かれた人間達がいた。
そこに名誉を見いだし、強さを感じ、そしてその脚を、のびのび振るえるようにしたいと思った人々。


ただただ弱かった頃の人類は何処にもいない。ウマ娘は強く、またそれと同種族の非ウマ娘人類ももちろん強かになってきた。
武器を産み、そして法を産んだ。
今はもう平和の時代だ。武器は切ることも、撃つこともなく、ただ法の飾りとして世界中に放棄されている。

そんななかで、嘗ていきるため、そして戦うためだけ、ひいては走るだけに使われただろう脚力を、踊るためにも使うもの達がいる。

誰が何故、なんのためにこの二足をもたらしたのか。
誇り、笑顔のために、何を犠牲にしてきたのか。

それを知らしめるときが来た。目覚めの時だ。
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