少年はそこで英雄と出会う。 作:やってやる!やぁ~ってやるぜ!
迅さんからの電話で、地図の場所に適当に飯を買っていって、インターホン押しても反応がなければ勝手に入ってもいいと言われていたので、勝手に入ったのだが......
(というか何なんだこの建物は、つーかこの中に遊真もいるじゃん)
謎の緊張感に包まれている建物に混乱していた。
とりあえず遊真がいるであろうこの奥の部屋に入るか。
そこに入ると、メガネの俺と同じぐらいの女子と三雲と雨取、遊真が戦闘態勢に入っていた。
メガネの女子が俺に聞いてきた。
「だ、誰?」
「いや、迅さんに言われて、飯買ってきたんだが」
「悪い、 俺の
どういう事?
どうやらメガネの女子は宇佐美というらしく、俺と同い年なんだとか、
「いや~、ごめんね八幡君だっけ?うちの迅さんが。ここは玉狛支部、スタッフも入れて11人しかいないけど、戦闘員は全員A級の少数精鋭部隊なんだよ~」
「なるほど、全員がA級。なかなか凄いな。あ、あと迅さんには俺も遊真も世話になってるからな、別にいいぞ」
こいつもいきなり名前で呼んでくる。玄界の人間はコミュニケーション能力が全員高いな。俺とか今キョどらないように全神経集中させてるぞ......
遊真は俺が買ってきたピザに夢中のようだ。チーズが顔にかかって熱いって言ってるな微笑ましい......
「遊真君が兄さんって呼んでたけど、君もネイバーなの?」
「生まれはこっちだな、でも小3の頃にさらわれたから向こうに行った期間の方が長い」
「へぇー」
俺と宇佐美も雑談をしていると
「遊真、メガネくん、ちかちゃん、八幡、ボスがお呼びだ。ちょっとこっちまで来てくれ」
ボス?
「はじめまして、お前が空閑さんの息子か?」
「どうも」
「お前の事は迅と三雲君から聞いてる、ウチはお前を捕まえる気はないよ ただ1つだけ教えてくれ お前、親父さんの知り合いに会いに来たんだろう?その相手の名前はわかるか?」
「モガミソウイチ、親父が言ってたのはこの人だよ」
すると、林道さんと迅さんはどこか憂うような表情となって、
「そうかやっぱり最上さんか...... 最上宗一はボーダー創立メンバーの1人でお前の親父さんのライバルだった。そして迅の師匠だった......」
過去形か......そして迅さんの様子からして最上さんは
「この迅のブラックトリガーが、最上さんだ」
やはりか だがこれでボーダーでもあれは無理だとわかってしまった。ならもう遊真は......
「最上さんは5年前にブラックトリガーを残して死んだ。最上さんが生きていたらきっと本部からお前のことをかばっただろう。俺は新人の頃空閑さんに世話になった恩もある。その恩を返したい。お前がうちに入れば俺もおおっぴらにお前をかばうことができる。 本部とも正面きってやりあえる。 どうだ? 玉狛支部に入んないか?」
「......それは」
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やっぱりな、 今の遊真に生きる上での目的は無い
「どうして、空閑は断ったんですかね、あいつにとっても悪い話じゃなかったのに」
そうだな
「三雲、 聞いてくれないか 俺と遊真の過去の話を」
『次回、空閑遊真②に、トリガー、