少年はそこで英雄と出会う。   作:やってやる!やぁ~ってやるぜ!

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比企谷八幡④

 

今日は遊真を玉狛支部に送り届けてから、迅さんに連れられてボーダー本部に来たのだが

 

「随分と広いな」

 

思った以上に広い......っと何か始まるみたいだな。

 

「ボーダーの嵐山だ。君たちは特に適正があると判断されて仮入隊に来たと思う!その才能を存分に活かしてこれからのボーダーを引っ張っていける存在になることを願っている!以上だ!」

 

ステージに出て嵐山隊の面々がしゃべっている。その中にあれは確か木虎だったか見知った顔だな。イルガー騒ぎの時に三雲と一緒にいたんだっけか。

 

「とりあえず攻撃手志望のものは俺と一緒に来てくれ」

 

っと、行くか

 

 

 

 

 

 

 

 

少し進んでいくとトリオンの集中した部屋がいくつかあるかなり広い場所にたどり着いた。

きっとトリオンで拡張してんだよな。ネイバーはここまで大きくする必要が無かったからここまで広い建物って割と新鮮だな。

 

「君たちにはここでビギナークラスの相手、バムスターと対戦してもらう。」

 

うぉ、いきなり戦闘か。

まあでも有吾さんのあの地獄の特訓よりはマシか、生身でかなり鍛えさせられて、そして俺がトリガーを使った初戦闘がまさかのモールモッドっていうな。

 まあよっぽどのことがない限りトリガー使いがトリオン兵に負けるなんてことあっちゃダメなんだよ。

なんてことを俺が考えていると、

 

「いきなり戦闘訓練か、キラキラドキドキしますね!!」

「香澄、ウサギはどこにいる」

 

なんだこいつら?きらきら?どきどき?なんてこった、俺がいない間に日本語が変わってしまったのか。

まあ確かにバズるだのタピるだのわからない単語が増えたし、ぴえんってなんだ。

めちゃイケは終わったし、土曜夜はフジテレビで決定だったのに......

つか、ウサギ?そんなのそのへんにいんの?

ていうか、これ俺に話しかけてる?俺話しかけられてる?

 

「あー、色々と聞きたいことはあるが、まずお前ら誰だ?なんで話しかけてきた?」

「戸山香澄、高校一年生です!話しかけた理由は特にありません!」

「花園たえ、好きなものは肉とウサギ」

 

な、なんなんだこいつら?戸山に関しては、私のコミュ力は、530000です。状態だし、花園は本当に謎だ。まあ、一応名乗る...か?

 

「比企谷八幡、高2だ」

「八幡さんですね、覚えました!」

 

という風に交流(ほぼ一方通行)をしていると、

 

「そんな上の年になってから入隊では上に上がれませんよ?」

「ええ、適応能力というのは年々衰えていくもの」

「偉人たちは大抵幼少期から逸話を残している」

 

な、なんだこいつら?なんか残念な感じの三人だな、

っと、戸山たちの番か?

 

『戦闘訓練、開始』

 

戸山の武器は......スコーピオンか。迅さん曰く、ほとんど重さのないどこからでも出せてどんな形にも変形できるが、脆い、(迅さん)の作ったブレードトリガー......らしいが、

戸山はまず足を斬りつけ、バムスターが体勢を崩したところで目を切って沈黙させた。

なかなかいい動きだな

 

『訓練終了、記録18秒』

『おおぉぉぉぉ!!!』

 

会場から歓声が巻き起こる、まあ、さっきまでは一分切ったぐらいのが最高だったからな。

 

次の花園は......弧月か、俺も使う重めのブレードトリガーだな。

 

『戦闘訓練、開始』

 

すると洗練された動きで目を切ってバムスターを倒した。

 

『訓練終了、記録11秒』

『うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!』

 

また、一際大きな歓声が巻き起こる。ってかうるさ!!うるさいよ。

 

「次の方どうぞ」

『うわっ、なんだあいつ、目が腐ってるぞ』

『可哀想に、さっきの記録の後なんてね』

 

うわっ、ひっでぇ、なめられてんな。迅さんが言うにはいい記録を出したほうが早く給料の貰えるB級になれるとのことだったので、本気出すか。

力を抜いて左腕を垂らし、右腕を回して弧月を体の後ろに回す。

 

『戦闘訓練、開始』

 

その合図と同時に飛び上がり、弧月でバムスターの装甲ごと、目を切り裂いた。

 

『訓練終了、記録0.2秒』

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?????』

 

また息ぴったり、仲良いなお前ら、

すると、残念三人組が

 

「ま、まぐれだ!!」

「計測器の故障だ!!」

「やり直せ!!!」

 

と言った。えぇ、面倒。

 

「ああ、言ってるんですけどやり直せますか?」

「あ、ああ、構わないよ。」

 

ま、重さはあれで分かったし、いけるか?0.09以下、またさっきと同じように構える。

 

『戦闘訓練、開始』

 

また、飛び上がって切る、さて、記録は?

 

『訓練終了、記録0.08秒』

『0.1秒切った!!??』

 

『縮まってる!!??』

 

さて、こんなもんだ。

と、誰か三人が抱き着いてきた。

 

「おかえり、はちくん。」

「人を散々心配させて...あの時は何もできなくてごめんね」

「お兄ちゃん...おかえり!!」

 

え、まさか...

 

「かおちゃんと、ちーちゃんと、小町か!?」

 

 

 

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サイド小町

 

今日はお父さんたちの機嫌が珍しく良い。

どうしてそんなに機嫌がいいの、と聞いてみると、今日戦闘訓練ブースに行ってみたらわかるよ、と言われた。

どういうことだろう。今日は薫さんと千聖さんと会う約束をしていたので、カフェテリアに行かなきゃね。

 

「やあ、小町、千聖、待たせたね。」

 

防衛任務に行っていた薫さんがきたので、話を始める。因みに小町は今、B級ソロの人たちが防衛任務に就く時のオペレーターとして頑張っている。

 

「いえ、全然待ってないですよ。」

「遅いわよ、薫」

 

いやあ、相変わらず千聖さんは薫さんには厳しいですなあ。あ、そう言えば、

 

「戦闘訓練ブースに行ってみてもいいですか?」

「ああ、そう言えば今日は仮入隊の子たちが入ってくるんだってね」

 

すると戦闘訓練ブースは歓声が巻き起こっていた。

 

「へえ、あの花園って子やるわね、次は......っ!?」

「えっ......」

「比企谷...八幡...」

 

やっと、やっと...

 

「お兄ちゃん...おかえり!!」

 

 

また、会えた!!

 

 

 

 

『次回、比企谷八幡④に、トリガー、[[rb:起動 > オン]]』

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