少年はそこで英雄と出会う。   作:やってやる!やぁ~ってやるぜ!

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ボーダー②

 

移動するために廊下を歩いていると突然話しかけられた。

遊真たちは木虎と話してるし...なんだ?

 

「私は弦巻こころよ!薫の隊の隊長をしているわ!!ところであなたはどうしてそんな目をしているの!?」

 

こいつ初手から心をえぐるような言葉を......つか......本当になんだ?

 

「うちのこころがすいません、私は奥沢美咲といってそこの薫さんと同じ隊に所属しているのですが...」

「薫?」

「はは、儚い!」

 

なにが儚いんだこの野郎。びっくりしすぎて俺の儚い命が尽きるところだったろうが。接近には気付けるけどさすがに話しかけて来るかどうかは集中しとかないと分かんねーよ。

 

「あっ!!千聖ちゃんの幼馴染って八幡君だったの?」

「八幡?」

「いや、別にクラスが同じで席が隣だっただけだし...」

 

ちっ、勘のいいガキは嫌いだよ......

すいません調子乗りました。だからその冷たい目、やめてもらっていいですか?

 

「あ、あなたがネイバーの世界の金属を持ち帰ってきたという比企谷さんですか!?」

「そうだが...なんか用か?」

「あ、ジブン千聖さんと同じ隊に所属させてもらっています。オペレーターの大和麻弥と申します」

「ああ同じクラスの」

 

そういや氷川がそんなこと言ってたっけな。

 

「ジブン、トリガーいじりが趣味でして、感謝してます!!」

「おお、俺以外にそんな奴がいたのか、わかんないことがあったら鬼怒田さん?づてで聞いてくれ」

 

まあトリガーいじり楽しいからな。 いろいろ回路とか工夫したり...

 

「ねぇねぇ!君がかーくんの幼馴染?」

 

次はなんかショートヘアのオレンジ色が話しかけてきた。

 

「おう、比企谷八幡だ。で?そっちは?」

「北沢はぐみだよ!八幡だから......はーくんだね!!」

 

と、きらめく笑顔で言ってきた。やめてぇ!!そんな純粋な表情を向けないでぇ!!浄化されるぅ!!!

と、まだ何人かいるな

 

「あと、三人か?出てこい」

「あ、ごめんなさい別に隠れるつもりはなくて...あっ!まんまるお山に彩りを!丸山彩です!」

 

......?な、なんだ?

 

「私たちも嵐山隊みたいに広報の仕事もやってるのよ...」

 

あ、ああ、だから芸能人風の自己紹介。なるほど。やばいやつだな。

 

「若宮イヴです!!あなたもコゲツ使ってるんですか?ブシドーですね!!」

 

が、外人か? まあそんなこと言ったら俺らが向こうで会ってきたやつ全部外人みたいなもんなんだけどさ...武士道?

 

「ふぇぇ......あ、まっ松原花音です!えと、薫さんと同じ隊でオペレーターをしてます。」

 

......かわいいかよ、ふぇぇ、っていつもなら確実にあざといって言うけど...なんだろうか?この浄化される感じは...っ!!寒気が...

 

「つ、着いたぞ」

 

あぶねぇ...ギリ到着

 

「後でじっくりお話しないとね」

 

白鷲千聖からは逃げられない...知らなかったのか?知りたくなかったよ......

 

「さあ到着だ。まず最初の訓練は対ネイバー戦闘訓練だ。仮想戦闘モードの部屋の中でボーダーの集積データから再現されたネイバーと戦ってもらう」

 

やっぱいきなりこれだよな。いきなり戦闘訓練と会場がざわめいている。

 

「私たちの時もいきなりこれだったのよ」

「私はセンスがなくて......時間ぎりぎりでした」

「安心しろ比企谷、僕は制限時間オーバーで失格だった。」

 

ああ、小町は確か戦闘のセンスがなくてオペレーターに転向したんだっけな、母さんも戦闘はからっきしらしいからな。

後、三雲。お前小町になれないしく話しかけすぎじゃないか?今は見逃すが......後で覚えとけよ?

 

「仮入隊の間に体験した者もいると思うが、仮想戦闘モードではトリオン切れはない、怪我もしないから思いっきり戦ってくれ。 今回戦ってもらうのはビギナーレベルの相手、君たちも見たことのある大型ネイバーだ。訓練用に少し小型化してある。攻撃力はないがその分装甲が厚いぞ!

制限時間は1人5分。早く倒すほど評価点は高くなる。自信のあるもの高得点を狙って欲しい!説明は以上!各部屋始めてくれ!!」

 

その掛け声で訓練が始まるが...やっぱパッとしない奴らが多いな。

あの残念三人組がいきるぞ。

お、遊真たちの番か...

 

「五号室用意、始め!」

 

次の瞬間、遊真は飛び上がってバムスターの目ごと背中をぶった切った。

遊真はスコーピオンだったよな。

まあ多分それが俺も1番あいつのスタイルに合っていると思う。

 

「れ、0.6秒......!!?」

 

ま、こんなもんか

よし遊真、今こそ異世界系(逆)無自覚主人公のあれ自分何かしましたか?のときだ!!

 

戸山は8秒、花園は...5秒か、こいつらの成長速度には末恐ろしいものを感じるな...

抜かれるつもりはないが。

すると、また三人組が

 

「まぐれだ!」

「計測器の故障だ!!」

「やり直せ!!!」

 

まさにデジャヴだな

 

「もう一回?いいよ」

 

『記録、0.4秒』

「ちぢんでる!!?」

 

ホントにこいつら学習しないな

 

「遊真、おつかれさん」

「ありがとな、兄さん」

 

「な、お前はC級の腐り目悪魔!!」

「関係者だったのか!?」

 

え、何それ?俺にそんなダサい異名ついてたの?

ま、俺は別の場所でやるか。

 

『次回、レプリカ①に、トリガー、起動(オン)

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