少年はそこで英雄と出会う。 作:やってやる!やぁ~ってやるぜ!
「おう、遊真。今から学校行くぞ。」
「兄さんは心配性だな。」
遊真は羽丘学園の中等部に転入した。まあ同じ敷地内なので、 一緒に行くこともできる 昨日もそうすればよかったな。
「昨日遅刻した奴が何言ってる。ほらさっさと行くぞ。」
「分かったよ。」
はぁ、こいつ昨日どうやらブラックトリガーを使ってバムスターをやったらしいのだ。
しかも、同級生の前で。ボーダーが本当に有吾さんのいたころのままならば何の問題もなかったのだが、どうやらネイバーを敵視しているようで、ネイバーと分かれば攻撃されかねない。 そこは避けなければならない
「遊真、そのオサムって奴は信用していいんだよな。」
「ああ、オサムに噓はなかったしね。」
「そうか、ならいい。」
そんなこと言ってると学校に着いた。
「じゃあまたな。」
「みんな逃げて!!」
学校はパニックに陥っている。当然だ、突然ゲートが開き、そこからモールモッド3匹が入ってきたのだから。
しかも今日はよりにもよって、ボーダー組全員が任務やら風邪やらで休んでいる。こんなことあるか?俺が止めればいいだけの話なのだが......ブラックトリガーを使えば一瞬だが、トリオン反応がしっかり残る、俺のノーマルトリガーでも、撃破してしまうと、どうしても足がつく。そこは避けたい。なので足止めをする。
「トリガー、
俺は自らのトリガー、
「“拒絶”」
殺戮の天使には3つの機能がある。その一つが拒絶、簡単に言えばシールドを張り、変形させたり、移動させたりすることができる。 俺はシールドをピラミッド型に変形させてモールモッドを閉じ込めた。
「さて、中等部の方でも出てきてるのか?」
「ふう、終わりっと。」
(まさか本当に訓練用のトリガーで倒すなんて......⁉)
「遊真、そのトリガーはボーダーのものなのか?」
中等部のほうに行ってみると遊真がノーマルトリガーでモールモッドを倒していた。
だが、あいつがボーダーのトリガーを持っているはずはないので誰かに借りたのだろう。
つまり、隣にいるメガネが
「お前がオサムであってるか?」
「な、なんで僕の名前を。」
「オサム、警戒しなくても兄さんは悪人じゃないよ......目はあれだけど。」
「ああ、悪い比企谷八幡だ。一応、遊真の兄みたいなもんだ。後、目については触れるな。」
「ああ、空閑の知り合いだったんですね。三雲修です。よろしくお願いします。」
「おう、でも挨拶もほどほどにして、とりあえず高等部にもモールモッドが出た、今俺のトリガーで動けなくしている所だ。」
「 わかった、オサム、悪いがもうちょっとこれ借りるぞ。」
「あ、ああ、分かった。」
『スゲーよ三雲!!お前ヒーローみたいだな!!』
『三雲君すごい!ネイバーと戦って空閑君まで助けちゃうなんて』
「オサムはすごかったぞ、まず来たネイバーをひらりとかわして......」
『おおぉぉぉぉ!!!!!!!!!』
「何でこんなことに。」
「悪いが諦めろ、三雲。」
あの後、モールモッドを倒して、三雲には逃げ遅れた遊真のことを助けたふりをして校庭に出てもらった。そうしないと辻褄が合わなくなるからな。
え、俺?こっそり行ったら初めからいたかのように偽装できたよ。 ......っと
「嵐山隊、現着しました!」
ボーダーの登場だ。
「弟たちを助けてくれて本当にありがとう!三雲君!」
嵐山という人の弟がいたみたいで感謝されてるな。三雲の奴。
やはり隊律違反よりも人命か?
「それでもあなたは隊律違反をした。これは紛れもない事実よ。」
どうやらそうでもないみたいだな。こいつはさっきから三雲を責めている。まあ確かに組織を回すためにはルールというものが必要不可欠だ。だが今人命救助した三雲を責めるのは少しお門違いな気がするがな。
有吾さんからの受け売りだが、ルールというものは社会を回すためにあるのであって、いざという時に自分を助けて貰えるものではない。それを理解しておくこと、それが大切だと思う。確かに三雲の行動はルールを乱す行動であることには間違いない。
だがこのような特異な状況において、求められるのは臨機応変な対応だと思うんだかな。しかもこいつを見ている限り三雲が褒められたことに嫉妬しているようにも感じる。
三雲が隊律違反をしたのと同じく嵐山隊が間に合わなかったことも紛れもない事実なんだがな。
見た感じこいつプライド高そうだし、たぶん三雲が褒められたのが気に食わなかったんだろ。
ワールドトリガーを100倍楽しむ講座
「このコーナーではワールドトリガーに関するいろいろことを教えて行くぞ。」
「ふむ、 じゃあ 兄さんの誕生日は8月8日好きな飲み物はマックスコーヒー 嫌いな食べ物はトマト......」
「待て待て空閑、違う!読者のみなさんが知りたいのは ボーダーのこととかネイバーのこととかトリオン体のこととかだろ⁉」
「ふむ、日本じゃそうなのか。」
「じゃあ今日は比企谷さんのトリガーについて解説して行くぞ」
「兄さんのトリガーか。」
「とは言え僕も詳しいことは何も知らないんだ、空閑、いったいどうゆうトリガーなのか教えてくれないか」
「分かった、兄さんのトリガーは、主に隠密からの奇襲それで裏をかいて部隊の壊滅を狙うために作られた、兄さん専用のトリガーだ」
「おお、すごいな。」
「いくつか能力があってだな。でもこれのせいでトリオン消費が多すぎる」
「そうなのか?」
『そうだ。そして、ハチマンのトリガー”
「ああ、レプリカの言う通り、本当に奇襲向けのトリガーだな。あと戦闘に関しては3つ能力があってな、 そのひとつが“拒絶”、シールドの形、強度、位置は指定できる。あと、遠隔操作もできるな。」
「おお!ほかの2つは何なんだ?」
「ほかの2つはな......」
「遊真、時間だ」
「あ、兄さん。オサム、悪いなここまでだ」
「ああ、って空閑!おまえが余計なこと言わなければ足りてたんじゃないのか?」
「いい感じにオチがついたな」
「漫才コーナーじゃない!情報コーナーだ!」
「ほう、日本ではそういうのか」
「兄さん、何飲んでるんだ?」
「マックスコーヒーだ、飲むか?」
「うん、って甘いなコレ⁉」
「次回、木虎藍①にトリガー、