少年はそこで英雄と出会う。   作:やってやる!やぁ~ってやるぜ!

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もうロケ始まったし次から別の感じのタイトルでいいや

「......ひとまずこれで島を1周しましたね。特に危険なところはなさそうで良かったです!それじゃあ今度は島の内側を調べてみましょう!」

 

取り敢えず島を一周したところで大和が言った。危険そうなところは.....なかったか?なんかラフレシア咲いてたり大量のシダ植物が生えてたりしてたぞ!?ここ本当に日本か!?

 

「うん、そうだね麻弥ちゃん!......あれ?みんな見て!向こう側に何か見えるよ!!」

「あれは......小屋でしょうか?中を調べて安全そうなら、あそこを拠点にしましょうか。」

 

丸山が指を指した方向に見えたのは、割と造りのしっかりとした、玄関にランタンもかかっている丸太小屋だった。中に人は......いないな。

 

「中に人間はいないみたいだぞ」

「よーし!じゃあ私が一番!それ~!」

 

すると氷川妹が一気に小屋のほうに駆けていった。

はぁ~......俺らも行くか。

 

 

小屋に入り一通り室内を見渡して千聖が言った。

 

「少し埃っぽいけど特に危険はなさそうね。イスやテーブルがそのままになっているし少し前まで人が住んでいたのかしら?」

「ここならマヤさんの言う通り、拠点にできそうですね!」

 

造りはしっかりしているし木材もカビたりシロアリに食われたりしてるわけじゃない。まあ大丈夫だろ。

 

「ええ、そうですね。 それじゃ皆さん少しここで休憩してこれからのことを決めま...」

「はい!そこまで!」

 

大和がこれからの方針について話していると、急にスタッフさんが割り込んできた。

 

「......え?」

(このままじゃまた先回りされるからな......)

 

とか思ってるんだろうな~という必死の表情である。

 

「ここで皆さんお待ちかねの、第1ミッションです!」

 

 

 

 

 

 

そしてスタッフさんが本当は絶対に第1ではないミッションを発表した。

 

「それでは皆さん、第1ミッションです!」

「えっ!小屋についた途端いきなり!?」

 

まあ、待ってたら大和とかに先越されるかも知んねーからな。

 

「では、ミッション内容を読み上げます。最初のミッションは“自分たちで食べるものを集める”です!」

 

「やけにイキイキしてるわね」

「さっきは大和に言われちまったから、ホッとしてんだろ」

 

「食べ物集め......まるで兵糧攻めみたいですね!」

 

そうそう、兵糧...ん?

 

「イヴちゃん、その例えはちょっと違うと思うわ」

 

こいつはなんだ?補給でも断とうというのだろうか......?

 

「それよりも......やっぱり飲み水以外は自力で頑張らないといけないみたいね」

 

まあ何とかなるだろ。その気になれば腹壊したり死にかけたりするけど有機物はたいてい食える。

 

「ふっふっふ~、みんな安心して!食べ物を集めるなら、私の持ってきた図鑑がきっと役立つよ!」

 

と、丸山が得意げに言うが...なんかこいつが使うといつの間にか海に落ちる気がする......

 

「彩さん中身を見てもいいですか?......おお、これはすごいですね!食べられるものとそうでないものが分かりやすく説明されてます!」

「さすがアヤさんです!」

「よっ、彩ちゃん!ナイスプレー♪」

「えへへ、みんなの役に立ててよかった~!」

 

しかしどうやら図鑑はかなりいいもののようだ。南国フルーツなどのページもあり、ここで取れそうな野草類は一目でわかる。

......ん?

 

「なんだ?こっちのほう見て?」

「えっと...」

 

まるやまがなかまになりたそうにこちらをみている...じゃなくて、本当にどうした?

 

「あっ!わかりました!きっとアヤさんはハチマンさんにも褒めてもらいたいんですよ!!」

「うん......」

 

なんだよ、寂しそうな目でこっち見るなよ!守ってあげたくなるだろ!?

 

「よく頑張ったな(?)みんな助かってるよ」

 

そういうと俺は丸山の頭に手を置いてそっと撫でた。

ん?周りからすごい視線だな......

 

「わ~!ハチくん大胆!!」

「アヤさん、お顔が真っ赤です!」

「でも、すごく気持ちよさそうですね......(もっと頑張れば、ジブンも...ってイヤイヤ、何を考えているんですか!)」

「八幡君?右手」

 

?千聖に言われて右手を見る。するとそれは丸山の頭に置かれてゆっくりと動いていた。

......?いやいやいやいや、これはアレだ!蜃気楼だ!なんかバグって見えてるだけだ!!そう思って俺は右手の幻覚を振り払おうとする。恐る恐る左手で右手に触れる。感触がある。

......いや、わかってはいたんだよ。右手から丸山の柔らかい髪の毛の感触がするからさ?でもさ?もう少し...現実から逃げたいじゃん......

 

「八幡くん?いつまで彩ちゃんの頭を触っているつもりかしら?」

「あ、はい......」

 

俺は丸山の頭からそっと手を放した。すると丸山が上目づかいでこちらを見てくる。

 

「ひ、比企谷君?」

「すいませんでした!!!!!!!!!!!!通報だけは勘弁してください!!!!家族に迷惑をかけるわけにはいかないんです!!!!!!!!!!!俺にできることなら何でも!!何でもしますから!!!!!!!!!!」

「ひ、比企谷君!?」

 

そこで俺は有吾さんに教わった108のスキルの中の奥義『土下座』を発動させた。もう恥も外聞もなく頭を床に擦り付ける。

 

「えと......顔上げて?」

 

死刑宣告を待つ被疑者ってこんな気持ちなのかな、と思いながら顔を上げる。

 

「私は別に気にしてないよ?私が褒めてっていったんだし!(そ、それにナデナデきもちよかったし......)」

 

おお、なんと!女神が!女神がここにいた!!これが千聖ならさっき何でもするって言ったのをいいことにどんな無理難題を吹っかけてくるかわからんぞ?

 

「八幡くん?何か言った?」

 

バレテーラ...マジで心読まないでもらっていいですか?

 

「あなたね......薫から聞いたけど香澄ちゃんの頭も撫でたんでしょ?小町ちゃんと同じ感じで撫でちゃうのは分かるけど......彩ちゃんはアイドルでもあるのよ?(何で他の人のことは軽々しく撫でたりスキンシップだってとるのに私たちにはしないのよ!?)」

「はい、以後気を付けます......薫や千聖にも絶対に触りません。」

「え...?そ、そこまでは......」

「俺なんかに触られて......本当は気持ち悪いだろうけど戸山や丸山がめちゃくちゃ優しかったから何とかなってるだけだ。俺はつかまりたくないからな。お前らも俺のこと心配してくれてんだろ?」

「そ、そうね!私たちの立場も危うくなる可能性もあるし、いい判断だと思うわ!(何で人の感情とかを読むのは得意なくせにこういう時だけ鈍感なのよ!!でもこれは素直になれない私も悪いわね......後で薫には謝らないと......)

 

俺なんかに触られて...気持ち悪いよね......

 

「コホン!では、彩さんの持ってきた図鑑を頼りにして食料を取りに行く班を決めましょうか」

 

すると大和がせきばらいをして注目を集める。まあ確かにまずそれを決めないとな。

 

「え~!なんで?みんなで行ったほうが楽しいじゃん!」

「そうだよ!みんなで行ったほうがたくさん食材もとれるし......」

 

まあ、確かに二人の言うことも最もなんだが......

 

「ジブンたちはまだここに来て短いです。この島の地理もはっきりしないままで全員で動けば最悪遭難の可能性があります。」

「ああ、だからどんな時でもこの拠点に戻ってこれるように焚き火とかで目印つけてな。」

 

まあ、基本的に一人の時以外は拠点と採集に分かれるのが基本だからな。黄〇伝〇でだって濱〇さんが海に漁をしに行ってるときは有〇さんが家作ってるからな......

 

「すごいです!お二人ともプロみたいです!!」

「そ、それじゃあメンバー分けはCMの後!!」

 

いやメタいわ!!!!

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