ようこそ転生者が無双する教室へ   作:ハァート

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突然だが、今から俺が出す問いに真剣に考えてほしい。
2年生編5巻。満場一致特別試験。課題4の選択肢のひとつ
2学期期末テストにおける『ペナルティの増加』
ペナルティの増加って何?
赤点で退学する以外に何か罰ってあったっけ?プライベートポイントの没収とか?
スケジュール的に2学期期末に学力テストの特別試験する暇ないよね?
何か知ってる人いたら教えてくれると嬉しいです。


少し話を変えるために一度話を消しました。星乃宮先生との会話をほとんど消しました。星乃宮先生をヒロインにするのは俺じゃ無理だ
後、サブタイも変えました


神崎、成長の第一歩目

今日は須藤事件の審議の日。俺は目撃者として職員室に来ていた。

 

「な、なんだってー!?訴えが取り下げられたー?!ど、ど、ど、どういうことですかか??!」

 

なんと驚くことに石崎たちが訴えを取り下げたらしい(すっとぼけ)

 

「そうだよー。私もよく分からないんだよねー。何か知ってる、服部君?」

 

星乃宮先生が俺を疑う様な目で見てくる。

おいおい。俺が何をしたっていうんだ。ちょっと龍園脅して金を貰い、ちょっと石崎達を脅させて訴えを取り下げさせただけじゃないか。ほとんど何もしてないといっても過言じゃない。(すっとぼけ)

 

「いやー、分からないですねー?一体全体どういうことなんだ?」

「ふふ、服部君。嘘が下手だねー。可愛い♡」

 

そう言って俺の頬をツンツンしてくる。やめてくれ!効果抜群だから!

 

とりあえずなんとか星乃宮先生を誤魔化して俺は下校した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮に向かうまでの間に龍園から電話が掛かってきた。

 

 

「もしもし」

『ククク、やってくれたなぁ……服部』

「やってくれたってのは訴えを取り下げた件のことか?言っとくけど、あれ俺じゃないからな」

『嘘つけ。』

「嘘じゃねえよ。確か表向きは堀北ってやつが解決したって一之瀬に聞いたぞ」

『クク、てめえ自身で、表向きは、って言ってるじゃねえか。あの契約、結果を見てみれば随分とお前に都合がいいもんじゃねえか』

「知るか。とにかく今回お前がやられた相手は俺じゃない。堀北でもねえけど。見誤んじゃねえよ」

『フン、勝手に言ってろ。とにかく、服部。お前は俺が直々に潰してやる。』

 

そう言って一方的に龍園は電話を切った。

んー。完全にロックオンされたなぁ…

 

今の会話で俺は黒幕本人ではなく、黒幕を理解している人間、みたいに喋ったつもりだ。

俺でもなく、堀北でもない。見誤るな→綾小路に辿り着け。ってことだ。

まあ、契約のせいで完全に俺だと思ってるみたいだが。

 

これが効力を発揮するのはX探しの時。その時までにこの会話を覚えおいてくれるといいんだけどな。

 

 

 

 

 

 

寮に着いて約10分後。とある2人が俺を訪ねて来た。勿論俺が招待したものだ。

 

「よく来た。一之瀬。それに神崎も」

「お邪魔しまーす!」

「邪魔をする」

 

麦茶でいいか2人に聞き、承諾が返ってきたので、人数分のコップを出し、お茶を入れる。

 

「早速だが、本題に入ろうと思う」

「今回呼んだのにはやはり龍園に関してか?」

「うーん、半分正解ってところかな」

 

俺が2人を呼んだのは須藤事件の振り返りのためだ。実質龍園の事と言って差し支えないだろう。

 

「まず2人は今回起きた須藤と石崎たちの事件の顛末を知ってるか?」

「んー。一応堀北さんから偽の監視カメラを使って訴えを取り下げさせたって聞いてるけど……」

 

言い方的に事後報告されたのか。原作と違って堀北が石崎たちを説き伏せた、と見るべきだろうな。

 

「というか服部はあの事件を気にしていたのか?不干渉を貫いている様に見えたが」

「実際には、かなりあの事件に関わっていたぞ。偽の監視カメラの策を考えたのは俺だし」

「ええーー!?」

「それは本当か、服部?」

 

いや、嘘です。思い付いたのは清隆です。

 

「ガチ。だからこそ、表面上は不干渉を貫いたってわけ」

「なるほど‥‥流石だな」

「まあ、俺が何をしたかはどうでもいいよ。今回呼んだ理由に比べたら大して重要なことじゃないから」

「そうか……俺たちからしたらそれが最重要と言ってもいい気がするんだが…」

「気にしたらダメだよ、神崎君。これが服部君なんだから」

 

は?なんか原作知識を使っただけでヤバいやつ扱いされてない?

よう実はまだまだこれからなんだけど、こいつら大丈夫か?

 

「ゴッホン!本題に入るぞ。お前らを呼んだ理由は『考えようの会』を開くためだ!」

「「考えようの会?」」

「ああ。…そうだな。口で説明するよりいきなりやらせた方が分かりやすい気がする。てことで、まずは俺がテーマを出そう!」

 

「始めのテーマは『もし俺たちのクラスで暴力事件が起こっていたらどうするか?』だ。考えてくれ。勿論、偽の監視カメラを使うって方法はなし。難しかったら具合的な方法じゃなくて方針だけでもいいよ」

「なるほどねぇ。言いたいことは分かったよ!でもさ、偽の監視カメラ以上の最適解ってあるの?」

「『考えようの会』だぞ?それを今から考えるんだ。」

「確かにそうだね!む〜」

 

唸りながら、考え出す一之瀬。超可愛い。

 

「神崎は何かある?」

「そうだな……。予めボイスレコーダーを持っておく、というのはやはり無しか?」

「うーん。今回に関しては無しかな。そういう風に反省から学ぶ、ってのも大事だけどね」

「そうか。となると………」

 

そう言って神崎も考え込む。少し考える時間をやるか。そう考えながら、俺ももう一度何か上策がないか考える。勿論、発案者として何通りかこの事件に有用な策を考えた。だが、まだ俺が思いつかないだけで何かあるかも知れない。

 

数分経ったが、中々有効な考えは出なかった。

そもそも、だ。2人はDクラスの為に何度も色んな方法を探っていただろう。たった数分で上手い策が浮かぶ筈もないか。

 

「よし!あんまり進んでないみたいだし、俺が一つ浮かんである策を発表する!」

「お願いします!服部先生!」

 

俺に可愛く頼んでくる一之瀬。可愛いはまさよし。間違えた。可愛いはせいぎ。

 

「俺がまず考えたのは、偽の目撃者を作ることだ」

「それは……バレた時のリスクが高すぎるんじゃないか?」

「フフン。甘いなー、神崎。目撃者は学校に報告するもの。そんな先入観に囚われるのは悪手だぜ?」

「?どういうことだ?」

「まず、そうだな。目撃者は男で気が弱そうな奴がいい。うちのクラスだと浜口とかが最適だな」

 

浜口哲也。うちのクラスの中では学力は普通だけど、そこそこ頭がよくて機転が効く奴だ。

 

男で眼鏡掛けててひ弱そうに見える、という絶対条件を満たしている上に+aで会話の対応力も高い。ベストマッチだ。

 

「偽の目撃者には石崎達を呼び出してもらうんだ。場所は人目につきづらく、人が隠れたりしていても、バレにくい場所がいいかな。そこで石崎達を脅すんだ。『僕はあの場にいました。見ましたよ。あの時〜〜〜って言ってましたよね』ていう風にな。」

 

会話の内容は当事者(今回でいう須藤)から聞けばいい。勿論、須藤が正確に覚えているとは思えないが、ある程度合っていればそれでいい。審議前日ぐらいに実行すれば石崎達も正確な会話内容は覚えてないだろうしな。

 

「なるほどねぇ〜。つまり、服部君は偽の監視カメラ作戦と同じで、相手に訴えを取り下げさせる、ってこと?」

「そんなに上手くいくか?いくら石崎達でも途中で気付くだろう」

 

偽の監視カメラと偽の目撃者の違いは説得力の有無だ。『監視カメラは物証として学校側が持ってる。だから学校側も数日の余地を与えた』『たまたまその場にいた目撃者と本人たちが見逃した監視カメラ』etc…

 

「神崎の言う通り。脅す目的は訴えを取り下げさせることじゃない。目的は石崎たちに殴られることかな。目撃者は気の弱そうな奴にするって言っただろ?オドオドしてる奴から急に脅されてイキったり煽ってくる。調子乗んな!って殴る可能性は高いと思う」

 

偽の目撃者が男なのも同じ理由。石崎も女より男の方が殴るのに抵抗感ないだろうし。呼び出す場所が人目に付きづらい場所なのも殴るのに抵抗を無くす為。

そして隠れられる場所があるのは証拠を撮るためだ。

 

「そうして石崎が殴った場面を撮影して石崎を改めて脅すもよし、学校に提出して石崎達の心証を落とし、石崎達を加害者に仕立てあげるのもよし、って感じだ」

「「……………」」

「?どうした?有効な策だと思えなかったか?」

 

石崎の頭の悪さを考えればそこそこ上手くいきそうだと思ったんだが。やっぱり希望的観測か?

 

「いや、上手く行く可能性は低くないと思う。ただ……」

「ただ?」

「ちょっと、ね?邪道だなぁ…と思いまして。えっと……にゃはは〜」

「う〜ん。まあ、気持ちはわかるけど。少なくとも神崎にはこれくらいの思考は軽く出来るようになってもらわないと困るよ」

 

ぶっちゃけ俺1人だと原作乖離にどこまで対応できるか分からんからね。

 

「てことで、神崎に頼みがあるんだけどさ、邪道な思考をいつも考えておくようにしてくれない?」

「邪道、か。それは龍園みたいな考え方をして、龍園みたいな戦い方をしろ、ということか?」

 

見た感じ神崎の今の質問は純粋な疑問っぽい。思ったよりそういうのに抵抗なさそうだね。いいね!

 

 

「うーん。龍園みたいな考え方ってのは合ってるんだけどさ。別に邪道な思考を身につけて出来るのは龍園みたいな戦い方だけじゃなくて、龍園の戦い方を予想して対策する、みたいなことも出来るよね」

「なるほど。自分自身が邪道を使うんじゃなく、相手に使わせないように立ち回る、ということか」

「そういうこと」

 

要するに龍園キラーだな。嵌ったら最高に面白いだろう。

 

「そう。だから早速邪道を考えてみてほしい。また、何かテーマを出すから。………よし、逆に龍園視点に立ってみてくれ。『暴力事件でDクラスへの被害を大きくさせるにはどうしたらいい?』」

 

それを聞いて、また神崎が考え始めた。

 

「あ、一之瀬はDクラス視点の方で何かいい策がないか引き続き考えて」

「分かった!任せて!服部君より凄いこと考えてみせるから!」

 

そう言ってバーンと胸を張って答える。もう既に凄いことになってる(ナニがとは言わない)

 

 

 

 

 

数分経って2人共何か考えたみたいだ。

 

「服部君の案を利用したんだけどね。偽の目撃者との会話でボイスレコーダーを使うってのはどうかな?」

「んー?相手がボロ出すのを期待するってこと?」

「フフン。甘いねー、服部君。偽の目撃者に脅されたら石崎君達はまずなんて言うと思う?」

「うーん。『嘘つけ』とか『調子乗んな』とか『龍園さんに電話しよう』とか?」

「どれも可能性は高そうだね。……でもさ、そのセリフのどれもが『被害者側のセリフ』ではないよね?」

「ッ!なるほどな…。そうやって被害者側として見たら明らかにおかしいセリフを録音し、審議の時にまとめて責め立てるって訳か」

「そーゆーこと!」

 

ピースピースしながら一之瀬が肯定する。可愛い。

被害者側らしくないセリフって言ったら『まずい』とか『須藤に聞いたんだろ!』とかか。充分言いそうだな。

 

まあ、それでも穴はいくつかあるけど、本番じゃないしそこまで考え出したらキリがないしな。

 

「とりあえず、現時点では合格ってことで」

「やったー!」

 

一之瀬が嬉しそうにはしゃいで、飛び跳ねる。それに応じてたわわがプルンプルン揺れる。素晴らしい。

 

「盛り上がっている所悪いが、俺も考えてみたぞ」

「おっ!いいぞ、聞かせてくれ」

「と言っても具体的に思い浮かんだわけじゃない。方針が立ったって所だ。審議までの数日で小さいことでいいから須藤が100%悪いような別の事件を作り上げるってのはどうだ?」

 

ほぉ……。なかなか面白いこと考えたな。

 

「なるほど。具体的な方法は思い付いてないんだな?」

「ああ。とりあえず思い付いてみたことを言った感じだ。すまん」

「別に全然いいよ。面白いじゃん。‥‥そうだな。須藤にわざとぶつかって言葉では謝ってるくせに須藤のことを睨めつける、とかどうだ?録音すれば、音声的には理不尽にイチャモンつける須藤の出来上がりだ」

「「うわぁ……」」

「なんで、引くんだよ!?」

 

神崎side

 

今日は服部と一之瀬と『考えようの会』というものを行った。内容は、これからのクラス争いに向けて思考力を鍛えようというモノ。

中間テスト後の打ち上げの時と違って真剣にクラスのことを考えて議論するのは楽しかった。

勿論、クラスの皆で仲良く楽しくやるのも嫌いという訳ではないが。

 

そしてこの会で、服部に邪道な思考を常にして、相手が使ってくる正攻法とは言えないような戦いに対応出来るようにする、という提案をされた。

 

一之瀬みたいにクラスをまとめ上げることも得意じゃなく、服部みたいにクラスポイントの仕組みに気がついたり、過去問を思いつくなどの裏技でクラスに貢献したりもできない俺に何か出来ることはないか、と考えていたため、この提案を拒否する道はなかった。

 

俺はまだまだ実力が足りないかもしれない。

それでもこの学校を通して成長していき、いずれ服部の隣に立てるほどの実力を身につけ、あいつのことを支えたいと思う。




原作見る限りBクラス、特別試験の後にまともな反省会してなさそう。2年生編4.5巻みたいに傷の舐め合いだけしてそう。

一之瀬、神崎の強化ルート入りました〜!
一之瀬は原作よりも何倍も考えるリーダーに。
神崎はいずれ服部君の相棒として大活躍を期待していてください!


後、今回みたいな回ってもっと沢山説明入れた方がいいですか?
読みやすくした方がいいかな、と思っていろいろ端折ったりしたんですが。

服部君のラブコメルート

  • ①ハーレム(皆と付き合ってる)
  • ②ハーレム(誰とも付き合ってない)
  • ③誰か1人を選ぶ
  • ④ ①のR-18
  • ⑤ ②のR-18
  • ⑥ ③のR-18
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