ようこそ転生者が無双する教室へ   作:ハァート

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1話でバスの中のやり取りをカットしてしまいましたが
原作と同じ部分(特別試験のルールとか)ってカットするのは有りですか?一応、原作未読勢の為に原作と同じ説明もしますが、カットして良いんじゃない?、と思う人は言って下さい。そういう人たちが結構いたら、特別試験の説明とか省こうと思います。
原作未読勢の方は是非よう実買ってね。面白いよ!


入学

教室に入り、座って先生を待っていると俺が教室に来て数分で星之宮先生がやって来た。美人だ。29とは思えない。

 

「このクラスの担任の星之宮知恵です。気軽に知恵先生って呼んでね〜☆。この学校はクラス替えが無いから皆は3年間ずっと私が担当することになるよ〜。

始業式まで時間があるから、この学校の特殊なルールについての資料を配るよ。」

 

説明のために先生が資料を配り出す。と、ここである事を思い付いた。

 

「先生、配るの手伝います。」

 

そう言って席を立つ。すると、

 

「先生、私も手伝います。」

 

一之瀬がそう言って席を立ち、先生に近づく。

 

「わぁ〜。ありがとね、一之瀬さんと服部君。優しいんだね、2人共」

 

俺と一之瀬は先生から資料をおよそ3分の1ずつ受け取り、皆に配布する。

 

それにしても、少し意外だ。このクラスなら俺が配るのを手伝う、なんて言ったら一之瀬だけじゃなく他の皆まで「自分も手伝います」って言ってワチャメチャになり、結局星之宮先生が「ありがとね、皆。気持ちだけで十分だよ〜」みたいな流れになると思ってた。

 

もしかしてこのクラスがお人好しなのって最初からじゃなくて一之瀬色に染まった、ってことなのか?

 

まぁ、この事は後で考えるか。

 

「じゃあ、説明するね。まず、この学校に通う生徒全員は敷地内の寮での生活を義務付けられていて、在学中は特例を除き外部との連絡が禁じられてるよ。

そして、もう一つ。Sシステムって言うんだけどね—————————」

 

Sシステム。この学校で最も重要な要素。Sシステムってのは、ポイントのことで、ポイントとはこの高校の敷地内だけで使えるお金のことだ。1ポイント=1円。他人に譲渡可。この学校でポイントで買えないものはない。例えばテストの点を買ったり、退学を取り消したりなども出来、使い方次第で無限の可能性を秘めている。

 

「ポイントは毎月1日に自動的に学生証カードに振り込まれことになってるわ。今あなた達には全員に、10万ポイントが支給されているはずだから。この学校は実力で生徒を測るの。この学校に入学できたあなた達にはそれだけの価値と可能性があるってことよ。じゃあ、何か質問ある人〜?」

 

俺はここで手を挙げた。

 

「はい、服部君!」

 

「来月の1日に振り込まれるポイントは10万ポイントですか?」

 

クラスの皆が何言ってんだ、こいつ、話聞いてなかったのか?みたいな目で見てくる。星之宮先生は星之宮先生で「へぇ〜……」みたいな感じで見てくる。

 

「う〜ん…、ごめんねぇ。その質問には答えられないかな」

「そうですか。分かりました」

 

その後何事もなくホームルームが終わり、入学式までに少し時間の余裕が出来る。すると、一之瀬が皆に向かって話しかける。

 

「ねぇ皆!入学式まで時間があるから自己紹介しない?」

 

周りから賛成の声が上がる。流石にこのクラスに須藤の様な集団の輪を乱す奴はいないか。

 

「私、一之瀬帆波です。3年間よろしくね。早く皆と仲良くなりたいから気軽に声を掛けてね。」

 

「私は白波千尋です。——————」

 

 

何人かが自己紹介をして、俺の番が回ってくる。

 

「俺は服部晴秋。趣味は将棋やボードゲームやトランプとか頭を使うゲームかな。3年間仲良くして欲しい」

 

うん、綾小路みたいに失敗してないし、セーフだよな。とか思ってると、一之瀬が質問して来た。かわいい×巨乳。最強だなっ!

 

「服部君さ、さっき星之宮先生に質問してた、あれ。どういう意味なの?」

 

俺は少し思案する。どこまで話していだろうか…

 

「あー、アレね。まだ確証がある訳じゃないんだ。だから、少し調べる時間をくれないか?ちゃんと分かったらその時は伝えるよ」

「もちろんだよ!今は何のことか分かんないけど、何か分かったら、その時は教えてね?」

「おう!」

 

俺はわざとポイントについての情報を誤魔化した。理由は簡単で、大天使一之瀬ならポイントについて知れば、他のクラスに教えてしまうかもしれないからだ。

今ある情報だけでは、A〜Dのクラスがポイントによって上下することや、Aクラスで卒業しないと進学や就職の恩恵を受けられないことは分かる筈がない。つまり、他クラスに情報を教えることのデメリットなんて分からない。

 

そんな状況なら一之瀬が喋ってしまってもおかしくない。だからわざと誤魔化したんだが、なら何でそもそも質問したり、配布物配るの手伝ったりして、目立つような事をしたのか。

 

俺がこのクラスの立ち位置として目指しているのは、一之瀬の参謀だ。一之瀬がこのクラスを纏めるBクラスの心臓なんだとしたら、俺は頭脳になる。それを神崎たちに支えてもらうってのが理想だ。

 

 

 

入学式が終わり、放課後。俺は日用品などを買っていく。料理しようかな。どうしようか。……面倒だし、普通に弁当買うか。

 

ある程度、生活必需品を揃えたところで俺はケヤキモールのスポーツ関係の店に行く。ここで何を買うかって?

 

それはサンドバッグやダンベルだ。この学校は武力メチャクチャ大事だからな。目標としては、1年最後の特別試験で龍園が空手とかを出してきても、切り抜けられるようにしたい。そして一之瀬のチヤホヤされたい。あわよくばキス…いやそれ以上も……!?

 

変な妄想をしながら、サンドバッグを部屋に設置した後、500発くらい殴ってみた。

手の甲が赤くなってしまった。う〜ん、初日だしこんなもんか?今度グローブも買うか。

 

とりあえず、飯を食って風呂に入った後、俺はベットに寝転んで明日の予定を考える。取り敢えず神崎とは接触したいな。欲を言えば、綾小路も。今のあいつ友達いなくて寂しいだろうから、簡単にイケると思う。あっ、その前にやる事あったな…。

 

そんな事を考えていると、いつの間にか寝落ちしてしまっていた。




星之宮先生の口調難しい…。
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