1か月もかかりすいません...
しばらくは本編おいておいて短編ずつ書いていきます
リハビリリハビリ...
「「「ハッピーハロウィン!!!お菓子くれないといたずらしちゃうぞ!」」」
俺の目の前の子供たちはそういうとそろってお菓子を求め始める。今日は10月30日、ハロウィンだ。俺は今町内会のハロウィンイベントのお手伝いをしている。俺はとてもいい人だから地域のイベントにも積極的に参加していく。えらい!えらいぞ俺!ちなみにドラキュラの恰好をしている。ちょっと楽しい。
「はいハッピーハロウィン。みんな並んでねお菓子あげるからね~」
俺はそういうと子供たち一人ひとりにお菓子を渡し始める。子供はお菓子を貰うと素直に「ありがとう!」といってくれる。こういう純粋な心は捨てないでほしい。
「今年も手伝ってくれてありがとうねぇ~」
「いえいえ。別に特別なことはしていないですし大丈夫ですよ。」
近所のおばさんが言ってくれるが本当に何もしていないから遠慮気味に言う。お菓子を準備したのは町内会の会長さんだし、ハロウィンの衣装もおばさんの娘さんが自作したものらしい。俺はただ渡しているだけだ。
「「「ありがとうございました!!!」」」
そういうと子供たちはニコニコとお菓子をもって親と帰っていく。俺のお役目はこれにて終了。お疲れ様、俺
「「「「「トリックオアトリート!」」」」」
家に帰ると当たり前のように入っていたいつものメンバーが玄関で待っていた。しかしいつもと違うところは全員がハロウィンの仮装をしていた。しかも全員の衣装を見たことがある。以前NFOをプレイしたときに着ていた衣装だ。普通に再現度が高い。
「お前らなぜ家に入っているのかはもう聞かないけど、その衣装どうしたんだ?」
「みんなで一緒に作ったんだ!りんりんが提案してくれたの!」
「せっかくのハロウィンなので...創さんを驚かせたくて。」
あこと燐子がそういってくれた。やはり日頃ライブ衣装を作っているだけあってクオリティはとても高い。これにはさすがの俺も驚きだ。
「すごいな...みんなの衣装再現度高いな。」
「当然です。今日のために一か月前から準備していましたので。」
「一か月!?」
なんでこれに一か月も前から準備してるんだ。昔のお前なら無駄とか言って断っていただろうに...
紗夜の成長に少し感動していると...
「創、今日はハロウィンよ。お菓子をくれないならいたずらするわよ。」
「そうだよ~?あたしたち本気だからね?」
と友希那とリサがいう。と言われても...子供たちに渡したお菓子セットはもうないし...
「ちなみに...いたずらってなにされるんですか...?」
残念ながらお菓子は今は手元にない。買いに行くのも正直めんどくさいしいたずらを受ける方が楽な気がする。
「まず創の部屋に隠している○○をすべてさらけ出すわ。そのあとにスマホに入っている○○も出してもらうわ。最後には私たちの目の前で○○○○○○○○」
「おっけーお前ら待ってろすぐにお菓子買ってくるからな!!!」
俺はすぐ近くのコンビニへ走り始めた。友希那!いたずらのレベルが違うだろ!!!
爆速でコンビニに走り大量のお菓子を買って家に帰ってくると5人はそれぞれゆっくりとくつろいていた。
「皆様、大変遅くなり申し訳ございません。こちら献上品でございます。」
「そこまで丁寧に言う!?」
「創さんにとってはそれほど辛いものなのです。今井さん...」
「当たり前だろ!いたずらのレベルが違う!」
俺の人生が終わるレベルだ。勘弁してほしい...
「私は別にどんな創でも大丈夫よ。すべてを受け入れるわ。」
「違う違う、そうじゃない。」
は!焦りすぎてつい聞いたことがあるフレーズを口にしてしまった。
「ねえねえ創さんお菓子食べていい?」
「ん、ああいいぞ。」
俺がそういうとあこは「やったー!」と言いながらポテチの袋を開け始める。しかし勢いよく開けすぎたせいで周りにパンとはじけ飛んだ。焦りながら机にばらまいたポテチを燐子と拾い始める。そんな光景をみて思わずふっと笑みがこぼれた。
「なんか、いいな。こういう光景。」
思わず俺がそう呟くと友希那がゆっくりと横に来て座る。
「そうね...昔の私だったらこんなイベントはしていなかったわ。」
「...まあ、確かにな」
昔の友希那は音楽以外は一切興味がなかった。一時期はそれが原因で喧嘩なども怒ったりしていたが...今ではこのように色々なイベントにも参加してくれる。いい変化だ。
「でもさ、Roseliaのみんながこうやって仲良く入れることが俺は嬉しいよ。」
「私は...創。貴方もいることが大事だと思っているわ。」
「俺?」
「ええ。貴方がいるおかげでみんなが笑って今ここにいるのよ。」
友希那は俺の目を見て微笑みながら言う。綺麗な瞳が俺の顔を刺す。そんな見ないでくれなんか恥ずかしいから
「...まあ、俺がみんなの支えになれてるなら嬉しいけどな。」
「ふふ...やはりあの時、貴方を誘って正解だったわ。」
友希那はそういうと俺の手をやさしく掴む。
「創、これからも支えて頂戴。私たち、Roseliaを。」
「...いわれなくても、支えていくよ。」
恥ずかしくて目を見ては言えなかった。変なところで恥ずかしがっちゃう俺はまだまだ小心者だと思う。
でも友希那も俺のことを信じてくれてるんだ。これからもしっかり支えていきたい。
「あと隠す場所は変えたほうがいいわよ。ワンパターンすぎるわ。」
「人に見つからないようにするために隠してるんだからお前は探すな!」
前言撤回。支える気持ちがほんの少し揺らぎました。あと場所は変えました。
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