イナズマイレブンGORTA 雷門ルート   作:nrnr

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 これ書いてる間に総合評価が1919になってたので初投稿です。
 


パート8 ホーリーロード開幕

 

 またしても部内のギスギスが加速するRTA、はーじまーるよー。

 

 

 

 今回は退部するつもりの神童に発破をかけた所から。

 この場で退部を撤回することはまずありませんが、後は天馬に丸投げしておけば大丈夫です。というわけでホモくんはさっさと教室に戻り、午後の授業に備えましょう。後は放課後まで倍速します。

 

 放課後は普通に部活に向かいます。やっぱり神童はいませんね。

 神童は昼休みの間に既に退部届を提出しています。そしてその後さっさと早退する徹底ぶり。それを知った天馬が神童と話をするために部活後に神童の家に向かうため、ホモくんがやることは特にありません。

 

 神童の好感度を稼ぎたいのであれば天馬に同行する、あるいは部活後に天馬に「キャプテンと一緒にサッカーやろうぜ!」みたいな誘いが来たらそれに応じるのが良いんですが、今のホモくんが行けば神童が反感を抱きかねない、誘いについても好き勝手やったことが影響して来るかどうかは半々……というわけでどちらもやめておきます。神童とサッカーをすれば経験値がそこそこ手に入りますが、それについては狩屋との練習で十分カバーできる範囲です。

 神童が退部届を出したことで南沢以外はかなり暗い雰囲気を出していますが、それをどうこうするのも無しです。普通に練習をして、後は誰とも話さず帰りましょう。

 

 

 ただいまー。からの私服に着替えて練習の流れは同じなのでもう解説はいりませんね。

 おや、荷物があるということは狩屋は既に帰ってきているはずなのに姿が見当たりません。トイレか何か? このまま待つよりは先に練習をしていた方がいいですかね。既にグラウンドにいる可能性もありますし、ここは一人で向かうとしましょう。

 

 ^~↑~^~↓^~……なんか騒がしい部屋がありますね。何かあったんでしょうか。

 確認した方が……いやロスになる恐れも……でもフィフスセクターから何かしら圧力かけられたりしてたら放置した方がロスになりかねないし、少しだけ盗み聞きするくらいならヘーキヘーキ。ちょっとだけ寄り道します。扉は開いていませんが、音は拾えるので問題ありません。

 

「──ならあいつがどうなってもいいんですか!?」

「そうは言っていないわ。宝里くんについては雷門の監督に話をしてあるから問題ないってことよ」

「でも雷門のシードはあいつの知り合いなんでしょ? いくらなんだって一人にしておくのは危なすぎる! わざわざ部活をサボってたのだって、それが原因かもしれないんですよ。だったら今からでも雷門から転校させた方が……!」

 

 わぁい(白目)。これは……狩屋と瞳子がホモくんについて話している感じですね。いつの間にそんなに好感度稼いでたんや。

 ということは今日は狩屋と練習するのは無理そうです。これなら大人しく天馬についていった方が良かったですかねぇ……。

 

「少なくとも、今の時点ではシードの側から宝里くんに危害を加える様子はないわ。それに宝里くん自身も雷門を離れる意思はないもの、今は見守ってあげましょう」

「そんな……晴矢さんも、本当にこれでいいんですか!?」

 

 いや南雲まだおったんかい!

 

「ま、あいつが監督なら大丈夫だと思うぜ。昨日見た感じじゃ、あのシードもそこまで危険じゃなさそうだったしな。本当にやばそうなら宝里の方からそう言うだろ」

「でも、フィフスセクターに目を付けられてる可能性だって……!」

「そうね、その可能性は否定できないわ。……でもそれは、入学前からわかっていたことなの」

「……え?」

 

 ア!

 これはもしや……このまま聞いていればホモくんの過去がわかる感じですかね?

 

 う~ん……でもここで会話を聞いているくらいだったら日記読んだ方が早いんですよね。客観的に見てどういう状況なのかを把握できるメリットはあれど、わざわざそんなことをしてたらロスになりますし。

 よし、フィフスセクターは特に関係ないとわかったことだし、ここは自主練に行くとしましょう。足音を立てないように慎重に。ここで足音を立てたりしたら多分話に巻き込まれる羽目になります。

 

 それにしても、どうやら狩屋はホモくんとフィフスセクターの因縁を知らなかったようですね。(ここで知ることでどう動きが変わってくるかが)怖い怖い……。

 後は……狩屋の好感度がそこそこ高いなら施設内での立ち回りは問題なさそうです。狩屋の加入後に色々ごたつかないようにするのも、好感度が高いなら言うこと聞いてくれる可能性も高いし、霧野とギスらなくて済むかもしれません。

 まあ、そのためには狩屋加入前に雷門→ホモくんの好感度を何とかしないといけないんですが! そこはチャートにちゃーんと組み込んであるので大丈夫だ、問題ない。

 

 恐らく狩屋が来ないので、今日はシュート練なんかもしてみましょう。一人で練習するならこれが一番効率よく経験値を入手できます。

 必殺技を使う機会はありませんが、それはDFな以上避けられません。狩屋と練習できる状況になかった場合に比べれば十分経験値を稼げているため、ま、多少はね?

 

「宝里、そろそろ練習を切り上げるように。もうすぐ夕飯の時間になるよ」

 

 今日は瞳子ではなく涼野が呼びに来ました。南雲といい、二日連続でいるのは珍しいですね。

 いたなら練習に誘えば良かったか……まあ探し回るのも時間の無駄になりかねないのでいいんですが。南雲と一緒に話し合いに参加していた可能性もありますし。

 

 さて、呼ばれたからには練習を切り上げなければいけません。

 結局狩屋は来ませんでしたが、重りのボーナスもあってレベルアップしました。耐久はそこそこの数値になっているので、今回は器用と精神に振っておきましょう。相変わらず筋力がゴミカスですが、これは第一部の終わりくらいにならないと用がないので後回しで良いです。

 

 夕飯ですが、当然ながら狩屋の視線が痛いですね……これは痛い……。どこか上の空だしホモくんの方やたらと見てくるし、お前もしかして、ホモくんの事が好きなのか?(風評被害)

 何にせよ、このままだと明日以降の自主練に響きかねません。今の内に話をしておくことで後々ロスが発生するのを防いでおきましょう。というわけで。

 

 MSKお前さっきからホモくんのことチラチラ見てただろ。

 

「っは? べ、別にそんなことないっての」

 

 嘘つけ絶対見てたゾ。とぼけちゃってぇ……何か言いたいことあるならさっさと言って、どうぞ。

 

「……言いたいこと、っていうか。サッカー部の件、本当に大丈夫なのか気になっただけだって」

 

 その件なら大丈夫だって安心しろよ~。ホモくんなりに上手く立ち回ってるので(心配はいら)ないです。

 

「いや安心って、無理に決まってるだろそんなの……」

 

 無理なのか……(落胆)。

 

 うーむ、わりと深刻ですね。流石に精神デバフが発生したりはしていなそうですが、あまり心配されて会話が増えるのはRTA的にまず味です。

 とはいえこれを改善するために会話を重ねたら本末転倒、しばらくは様子見とします。何事もなく過ごせていれば杞憂だと判断してくれるはずです。さっきの会話の感じからして瞳子と南雲はホモくん側と見ていいでしょうし、何かあったらそちらに押し付けてしまいましょう。

 

 夕飯が終わったら一応携帯を確認しておきます。天馬からの連絡が知らない内に入っていた場合は返信しておかなければなりません。

 今回は……無さそうです。まあ神童とホモくんは今のところ険悪寄りなので誘う理由はそんなに無いからね。確認も終わったのであとはいつも通りにして就寝です。

 

 

 

 おはようございます。狩屋を起こして朝食を食べたら出発です。

 ちらっと話題に上げたところ、どうやら南雲と涼野は今日で帰るようです。放課後に練習に誘うことは出来なそうですね。では今日はやることがあるので急いで出発……。

 

「……素羽!」

 

 と思ったら狩屋に呼ばれました。何だお前(素)。

 

「何かあったらすぐに言えよ! 絶対に!」

 

 わかったわかったわかったよもう!(半ギレ)

 返事をしたら会話が長引くのを避けるためにもすぐに出発します。余計な会話が発生してしまったので、駆け足で登校しましょう。

 

 昨日の天馬とのあれそれを受け、今日の朝からは神童が復帰します。

 ホモくんはあずかり知らぬことですが、昨日の部活後に天馬が神童の家を訪ねた際、天馬のアツゥイ語りかけによって最後に一度だけ必殺技の【フォルテシモ】を打つことになり、後から呼ばれた信助も共にサッカーするということがあったりしました。そしてそこでのプレー、天馬の【そよかぜステップ】習得、駆け付けた円堂監督の言葉もあって退部を撤回する……ざっくり言ってしまうとこんな感じのイベントです。

 ……ちなみに、下手に追い詰めすぎるとマジで退部してしまうパターンもあります(2敗)。もちろんそんなことになったら再走です。くれぐれも神童のメンタルを悪化させないように。

 

 

 はい到着。朝早いこともあってまだ他の生徒の姿はほとんどありません。

 この日ですが、お目当ての神童が早くに登校するため、朝練の開始時刻よりもかなり前に来ている必要があります。今回は……お、ちょうど校門を通っていきましたね。まだ話しかけず、こっそり後を追いましょう。

 何故そんなことをする必要があるのかというと、答えは簡単。

 

「やめたんじゃなかったんだ」

 

 この通り、剣城が神童にちょっかいをかけに来るからです。

 

 剣城としては、昨日の出来事によってフィフスセクターに反抗する意思を持った神童が復帰するのは望ましくありません。というわけで、次の勝敗指示を伝えることで先に反抗の芽を潰してしまうつもりなんですね。

 ホモくん達雷門イレブンは円堂監督の判断によって知らされていませんが、ホーリーロード地区予選の第一回戦は2-0で雷門が負けることが決まっています。いくら神童がある程度吹っ切れたとはいえ、他の部員の将来もかかっている以上は流石に躊躇ってしまい、この後の練習に身が入らなくなってしまう始末。少しでも経験値を多く獲得しておきたい走者としては、妨害しない理由がありません。

 

「今から朝練? ご苦労なこった」

「お前も出ろ。部員なんだぞ」

 

 ……今です! 剣城が神童の元に歩み寄った瞬間を狙い、剣城目掛けて突進します!

 

「次の──ぐぅっ!?」

「は……宝里!?」

 

 はいドーン! ヨシ! 見事剣城を押し倒し、会話キャンセル成功です。

 倒れ伏した状態の剣城に馬乗りになった状態ではありますが、ここで剣城に口を開かせるとうっかり勝敗指示を伝えられかねないため、そのままの勢いでまくし立てましょう。

 

 おはよう剣城! ようやく朝練に出る気になった? いいよ! 来いよ!

 折角なら朝練始まる前に【デスソード】打ってくれると(経験値的に)嬉しい……嬉しい……。そうと決まればほらいくどー。

 

「待て、まだ話は終わぐふっ!」

 

 では、後はさっさと部室に向かいます。口を塞ぐのは中々に至難の業なので、襟をひっつかんで喉元が締まるようにすることで話しづらくすると良いです。

 

 それじゃあ神童先輩、また後で~。

 

「あ、ああ……」

 

 好感度のためにもそれとなく庇ってあげたことをアピールしたいため、ウインクを飛ばしておきましょう。

 

 さて、神童からある程度離れたら物陰に向かい、すぐに剣城を離してあげます。あまりこのまま引きずると好感度がガンガン下がっていくのでご注意を。現時点で既に(青筋が)ヒクヒクしてる……!

 神童の元へ戻ろうとしたら止める必要がありますが、こうまですれば戻ることはまずありません。ホモくんへ文句を言うくらいです。とはいえ大人しく文句を聞くのもロスになるので、こちらで会話の主導権を握ってしまいましょう。

 

 ねねねね~、結局勝敗指示ってどんな感じ? さっき伝えようとしたのそれだよね?

 せっかくだしホモくんにも教えてくれよぉ! オナシャス! センセンシャル!

 

「どんな風の吹き回しだ」

 

 何となく……?

 

「……2-0で雷門の負けだ。サッカーを続けたいなら、今度こそ従うんだな」

 

 おっ、そうだな。

 それはそうと、【デスソード】! 【デスソード】! またホモくんの【キャンディレイン】の錆にしてやるよぉ!

 

「付き合う義理がない」

 

 狂うぅ^~~~!

 やる気がないなら引きずっていっても仕方ありません。神童と後から来た天馬が先に部室に向かったのを確認して剣城と別れ、ホモくんも部室で着替えましょう。

 

 剣城と神童の会話をカットしたため、神童が勝敗指示の件で落ち込むことはなく、練習にも集中して取り組んでくれます。勝敗指示のことを知ってしまうとここで気もそぞろになったり、あるいは最悪の場合精神デバフが発生してしまうこともあります。だから何が何でも阻止しておく必要があったんですね。

 どうせこのあと勝敗指示について知ることにはなりますが、一日でも多く真面目に練習をしてくれればそれだけ取得経験値が増えるため、RTA的にうま味です。好感度の方で問題がないのであれば、出来る限り神童と剣城の接触は妨害しておくようにしましょう。

 

 さて、今日の朝練ですが、当然ながら剣城は来ていません。そしてやっぱり基礎練の相方は南沢です。何故なのか。

 神童の様子は……大丈夫そうですね。少し三国と話した際に何か言いよどむシーンがありましたが、あれは三国たちがまだフィフスセクターに従うつもりなことが影響しているだけなので気にしなくても大丈夫です。練習の方には集中してくれるため、ホモくんはホモくんで経験値がしっかり貰えるように頑張りましょう。

 

 では、朝練も終わったのでまた放課後までは倍速します。

 

 

 放課後ですが、ホーリーロードが近づいてきたこともあり、練習に移る前にミーティングがあります。ユニフォームに着替えてもすぐにグラウンドには行かず、部室で待機しましょう。

 座る場所は基本的に学年ごとです。普通に座るとなれば信助の隣になりますが、ここはあえて一番後ろにぽつんと一人で座っている剣城の隣を陣取ります。

 

「…………おい」

 

 睨まれましたが無視だ無視! いつも通り飴を舐めてスルーの体勢です。

 本来なら剣城の隣なんて悪手もいいところですが、こうして剣城に対して反感を抱いていないアピールをすることで少しでもフィフスセクターからの接触の可能性を減らしておきたいところ。あとは今までの諸々で好感度がガンガン減っているはずなのでそこのカバーもしておきたいですね。

 まあ、好感度のカバーとは言いましたが、特に何か話をしたりする必要はありません。システム上、こういうのは隣の席に座ったという事実があるだけでも僅かながら好感度が増えるため、後は無言でミーティングが始まるのを待ちましょう。

 

 部員が全員揃ってしばらくした所で円堂監督もやってきました。ミーティング開始です。

 

「ホーリーロード、初戦の組み合わせが決まった。雷門は天河原中と対戦する」

 

 天河原中については二・三年から聞くことができます。何でも、実力はちゃんとあるのにわざわざラフプレーを仕掛けてくるんだとか。クソわよ!

 そしてフォーメーションですが、部員の人数も人数なので栄都学園の時とほとんど変わりません。信助がまたしてもベンチ行きになってしまっていますが、実力の面からしたら妥当だからね、しょうがないね。やる気の面では最初から信助を出した方がいいんですが、三年を下げて一年を入れるとなると上級生からの反発が必至なので……。

 

「ベンチかぁ……」

「大丈夫、きっとまた栄都学園の時みたいに出してもらえるよ」

「うん、そうだね!」

 

 信助一人がベンチになってしまう件については、天馬の方でフォローを入れてくれるので問題ありません。

 

 天河原中の対策については、ここで円堂の話を聞いていれば十分立てられます。中盤の守備が固いとのことなので、それを踏まえた試合運びにすれば大丈夫です。

 とは言ったものの、実際の試合では序盤ということもあってそこまで固いという印象は受けません。推奨レベルにさえ達していればよほど下手でもない限り勝つことは難しくないと思われます。というかホモくんはゴール前待機のDFなので作戦とか大して関係ないんですよね。

 

 さて、そんなこんなで作戦会議が進んでいきますが……勿論剣城にとっては面白くない状況です。なにせ、勝敗指示が出ているにも関わらず無視しているわけですからね。

 というわけでここらへんでそろそろ言及してくることでしょう。

 

「はっ、無駄な話し合いばかりしてご苦労なことだ。なぁ、宝里?」

「何だと?」

 

 巻 き 込 む の や め て 。

 クォレハ……さっき勝敗指示聞いちゃったせいですかね。好感度ガバを誘発するのはやめてくれよ……(絶望)。

 

「教えてやれよ、今回の勝敗指示」

「ど、どういうこと?」

「……宝里、知っているのか」

 

 ヒィン……流石に神童に言及されたとなれば答えないわけにもいきません。というかここでホモくんが粘ったところで剣城が言うだけなので、少しでもミーティングを早く終わらせて練習の時間を長くするためにもあっさりゲロった方が賢明です。

 

 2-0で雷門の負けでーす。悲しいなぁ。ところでこの間の栄都戦もだったけど、フィフスセクター、もしかして片方0点の試合が好きだったりする?

 

「なっ……!?」

「俺達は前回の準優勝チームなのに、おかしいだろ!」

 

 あーあ。ものの見事に雷門イレブンが落ち込みムードになりました。あまつさえ栄都学園で指示に逆らったせいだと倉間達にあからさまに責められる始末。先輩方が生意気になって……(反抗心の芽生え)。

 おまけに円堂監督は勝敗指示を伝える必要が無かったと切り捨て、勝ちに行くと宣言します。正しいことを言ってはいるんですが、この空気でそういうことを宣言されると部内の空気があーもうめちゃくちゃだよ。

 

 こうなったら後は円堂監督に反感を抱いた部員が次々と部室を退出していくだけです。会話に巻き込まれるだけロスになるので、寝たふりをしてやり過ごすことにします。ぐぅ。

 ……終わった? 終わったかな? 剣城もいなくなったみたいだし、じゃあ起きてそろそろ練習に……って神童残ってるじゃん!?

 

「お前でも驚いたりするんだな」

 

 えぇ……ホモくんを一体なんだと思ってるんだ(困惑)。

 

「聞きたいことがあるんだ。朝の一件、お前が剣城から勝敗指示を聞いたのはあの時なんじゃないのか?」

 

 おっ、そうだな。

 

「……そうか。お前に負担をかけるようなことをして悪かった」

 

 大丈夫っすよバッチェスルーしてましたよ。

 というか、ホモくんが今更勝敗指示を聞いたくらいでどうこうなるわけないんだよなぁ。

 

「相変わらず、よくわからない奴だな」

 

 というか、ホモくん的には神童先輩が残ってることが驚きなんですがそれは。

 

「自分でやったことのケリは自分でつけないといけない……お前がそう言ったんだろう」

 

 あっ、それかぁ!

 

 試走の時に一番反応が良かった言葉を選んだとはいえ元々の好感度が低いこともあって期待してなかったんですが、なんだかんだで響いてたみたいですね。これは嬉しい誤算ですよ。

 流石に完全に吹っ切れるには至らないものの、ここで残ってくれるということは今後の練習に問題なく参加してくれるということでもあります。これは経験値が沢山もらえてうま味です。

 ……それに伴い好感度イベントの発生率は上がりますが、まあそれはそれ。どうせ神童は第三部ラストまでスタメンを張るので発生させない方が難しいと思えばそこまでロスでもないです。

 

 あまり会話ばかりしていると練習時間が削られるため、キリのいいところで切り上げて練習に向かいましょう。

 四人ということであまり経験値効率の良い練習はできませんが、円堂監督の指示に従っておけばそれなりに稼げます。また、今日の練習からは天馬が【そよかぜステップ】を、神童が【フォルテシモ】をそれぞれ使うようになるため、熟練度稼ぎもできてうん、おいしい! 特に【フォルテシモ】を使ってくれれば【キャンディレイン】の熟練度を稼げるので非常にありがたいですね。

 

 ですが、忘れてはいけません。【フォルテシモ】は林属性、そして神童も林属性で属性一致。片やホモくんは風属性で属性不利!

 当然ながら、いくらステータスを上げていてもそこそこの割合で突破されます。重りで減りやすくなっているのもあるため、GPにはくれぐれも気をつけておきましょう、でないと狩屋との特訓ができなくなってしまいます。

 

 終わり! GPの減少は問題ない範囲で収まったため、狩屋と練習するためにも急いで帰りましょう。

 ちなみに、今日の放課後に河川敷に行くと、先輩方の態度を受けて落ち込んでいる天馬と遭遇したり、買い物帰りの三国と出会って夕飯をご馳走してもらえるイベントが発生します。が、これはRTAなので当然キャンセルだ。上級生の好感度は基本的に天馬に丸投げするのが良いってそれ一。

 

 よし、今日は狩屋が部屋にいてくれました。南雲達は予定通り帰ったようなので、二人で自主練となります。

 で、昨日から様子おかしいけど大丈夫?

 

「俺はね。何かあるならお前の方だろ」

 

 ぐうの音も出ない!

 ま、まあマサキが心配するような事は何もないし、ヘーキヘーキ、ヘーキだから!

 

 気になる狩屋のメンタルですが、少なくとも練習に支障はないので放置で良さそうです。この時点で狩屋がメンタルを揺さぶられるようなことは特に何も無いため、悪化の心配はまずありません。

 何かあるとしたらプレイヤー側でわざわざ揺さぶりをかけた場合ですが、RTAである以上そんなことがあるわけないよなぁ?

 

 後の夕飯から就寝までの流れは変わりません。瞳子からも特に何か言われたりもしないため、昨日の話し合いについては多分完全スルーで大丈夫でしょう。

 

 

 ここから数日間、ホーリーロード開幕式までは特にイベントが発生したりというのはありません。好感度イベントはまた別ですが、今のホモくんならその心配もほとんどないでしょう。

 練習についても一年と神童、あと時々三国以外は来なくて代わり映えしないため、開幕式までは倍速にします。

 

 

 はい、倍速終了。開幕式当日です。

 開幕式が行われるスタジアムまではバスで向かうことになります。席順はこの間と変わりません。話すこともないため、飴を舐めて万が一にも話の矛先が飛んでこないようにします。

 

 今日このスタジアムで行われるのは開幕式のみなため、試合に備えたりする必要はありません。呼ばれたら入場して、後はお偉いさん方の話や開幕宣言を聞くだけです。

 ……なんというか、行進が軍隊もかくやの状態ですね。これ本当にサッカーの大会の開幕式?

 

 そしてこの時、先輩方の会話に耳をすませていると、フィフスセクターの勝敗指示に従う気マンマンの会話が聞こえてきます。

 当然ですが、ここで会話に混ざって更に好感度を下げるようなガバは起こさないように。天馬たちに小声で話しかけられたら返事するくらいにしておきましょう。

 

 

 では、いよいよホーリーロード開幕式も終わって地区予選が始まりを告げたところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* * *

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局、あいつは何日経っても自分について何か説明することも弁解することもなかった。

 

 聞いても何も語られない。いつまでも蚊帳の外。

 そんなのはもううんざりだ。事情を知った以上、今までのようにはいられない。

 

 それなら。

 

「瞳子さん、一つお願いをしてもいいですか」

「……何かしら」

「もし……もし、あいつが次にフィフスセクターの勝敗指示に逆らうようなことがあったら。その時は、俺を────」

 

 

 なら、俺は。

 俺にできることを、やりたいことをする。それだけだ。

 




 
・ホモくん

 再びの(そこそこ)いい子ちゃんムーブ。本人からしてみたら一貫した態度のつもりである。
 神童については見極め中。


・狩屋

 中々にホモくんへの好感度が高い。
 フィフスセクターに目を付けられている状態のホモくんを一人にするのが不安。そのやり口をある程度知っているなら当然の反応だが、RTA的にどう転ぶかわからないのはんにゃぴ……。


・神童

 ホモくんへの好感度が少し上昇したため、心配する様子を見せてくれた他、練習にも参加してくれるように。
 ただし完全に吹っ切れたわけではないため、まだ色々と思い悩む模様。
 
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