ハァハァハァ……
ゴール版を一番で駆け抜けた。しかしまだ、私の理想にはまだほど遠くまだ私の脚はまだ先へ行ける。
さっそく部屋に戻ってレースを見返しより研究を重ねなければ、そう思い、学園のトラックをあとにしようとした私の周りには既に多くの人間が群がっていた。
「きみなら今すぐにG1もとれる」
「ぜひ、うちのチームに君なら世代の一番だ」
皆、私を褒めちぎり如何に担当になるか口上手に甘い言葉を吐くが、その中に私の目指すウマ娘のその先、速さの先を目指す人間などいない。皆一様にG1がどうのレースがどうのと興味のない事ばかり口にする。そんな中私の視界に珍妙なモノが映り込んだ。
「そ、そのごめんなさい。トレーナーさんが何を言ってるのかわたし、わからなくって」
そう言いながら女の子は走り去ってしまった。
真新しトレーナーバッチを身に着けた新人トレーナーは落胆している。
彼は、ウマ娘と一緒に走れるときっと楽しいに違いないと考えトレーナーを目指し遂にトレーナーに成れたもの未だ一人もスカウトに成功していない。
模擬レースが行われる度にスカウトを行ってきたが、その大きな体が邪魔をしデビュー前、入学時から有力視されているようなウマ娘に近づこうにもほかのトレーナーが邪魔になり近付けず、彼本来の優しい心のせいで割って入ることもできず、カウトの列に並ぶのだがなぜかほかのトレーナーは彼を無視しして彼の前に割り込んでいくことも少なくない。めげずにしばらく勧誘を続けているが徐々にデビュー前の学生も少なくなってきた。
初心を思い出し、模擬レースの着に関係なく、一緒に楽しく走れそうな娘に声をかけるも馬鹿にしているのかや冗談として受け止められたり、果てには無視されることもしばしばあった。やはり自分はトレーナーには向いてないのかもしれない。そんなことを考えていた矢先、一人のウマ娘が彼に声をかけてきた。
「やあ、どうしてモルmッ(モゴ)」
慌てて彼はウマ娘の口をふさぐ。この娘はなんてことを口走ろうとしてるのだ。自分がモルカーであるのは秘中の秘。トレーナーバッチも身に着け人間に擬態して混じっているのがばれてしまう。ばれていないと思っているのは彼だけだがこれはまた別の話。
「プイプイプイっ!!!」
トレーナーバッチをめいいいっぱい見せつけトレーナーであることを彼女に主張する。
「おや……ふむ……なるほど、モルm……トレーナー君だったのだね」
アグネスタキオンはこのモルカーはどうゆうわけかトレーナーでありモルカーとは呼ばれたくない。もしくは隠したいをこと察した。
「君は色々と興味深いけれど、このレース私がぶっちぎりで一番だったはずだ。なのに君はビリだった彼女に声をかけていたのに私には声をかけなかったんだい?」
どういう訳かはわからないが彼女の目には僅かな嫉妬と困惑の色が見られた。彼女ほど速く走るウマ娘は常に一番だったに違いない。だからきっと自分以外が注目を受けているのに慣れないなのだろう。
「プイプイ、プイップイプイ!!!」
めいいっぱい身振り手振りを交えつつ、彼女が一番レースを楽しそうに走っていたからだというのを伝えようとする。
少し考えるような素振りを見せ
「なるほど、なるほど。言ってることは今一つわからないが、私よりも彼女の方に君は何かを見出したということだね。ふむ。ウマ娘とも人とも違う君からの新しい視点があれば私の研究はもっと先のステージに届くかもしれない。トレーナー君。君は私のトレーナーに成る気はないかい?」
「プイッ!」
元気よく
返事をする。
アグネスタキオンとモルモット君の明日はどっちだ!!!
途中でえたりました。書きたいところまで書けませんでした。誰か続き書いて……