妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideシディ
今日の配達はこれで終わりだな・・・ん?
フィーア「本音薬ですか・・・これならシディさんの本心も・・・」
カンナ「シディはいつもでオープンだから意味ないって・・・」
ヒサメ「でも飲むのちょっと怖いかも・・・」
シディ「皆何をしてるんだ?」
俺は皆から事情を聴く。
シディ「なるほど、その本音薬とやらが本物かどうか検証して欲しいという依頼か。」
ヒサメ「これを飲むと聞かれたことに全部本音で答えちゃうみたい。」
カゲチヨ「効果は一口一時間だってよ。」
フィーア「だからシディさん飲んでみませんか?」
俺は全くかまわんが・・・
カンナ「だからシディじゃ検証の意味ないって・・・」
ヒサメ「それになんか怖いじゃん。」
カゲチヨ「確かに、本人すら気づいてない深層心理の本音とかも引き出したりして・・・」
皆怖がってるな・・・
シディ「やはり俺が飲もう。」
フィーア「やった!」
カゲチヨ「ジュース感覚かよ・・・」
カゲチヨ「依頼ですっげー美人とデートしてただろ?あの時はケロッとしてたけど本当のところはどうなんだよ?」
フィーア「な、何聞いてるんですか!?」
?
シディ「もちろんだ。俺の心臓はいつも規則正しく動いてるぞ。」
カゲチヨ「そういうことじゃねーよ!」
フィーア「ほっ・・・」
ヒサメ「じゃあ小さいことでもいいからシディの秘密を教えてもらうとか・・・」
シディ「お前たちに秘密なんてないぞ?」
カンナ「やっぱり検証にならない・・・」
す、すまん・・・
ヒサメ「じゃあお腹空いてきたし一回カレコレ屋に戻らない?」
sideフィーア
そうしてカレコレ屋に戻ってきたのですが・・・
ヒサメ「えー!!な、ない・・・!!楽しみにとっておいた新種の異宙豚肉100%ハンバーグ誰か食べた!?」
シディ「ハンバーグ?俺じゃないぞ?」
カンナ「アーシも違うよ?」
フィーア「私もですよ。っていうか新種って・・・衛生状態は大丈夫なんですか?」
カゲチヨ「凄い食べ物だよな・・・」
ヒサメ「・・・・本当に食べてない?」
カゲチヨ「俺のこと疑うのかよ!?」
ヒサメ「だってカンナちゃんはこういうとき舌だしててへっとか言って謝るし、フィーアちゃんだって私のだってわかれば謝るから・・・」
カゲチヨ「いやいや、俺も本当のこと言ってるって。ヒサが寝ぼけてるうちに食べて忘れたんだろ?」
フィーア「まあまあ、しょうがないですね・・・本音薬で聞き出しましょう。」
カゲチヨ・ヒサメ「えぇ!?」
こういうときに使うものですよこれは・・・
フィーア「さっきカゲチヨが言ったとしたら深層心理に食べたことがあるはずですからヒサメちゃんだって検証できるはずです。それで白黒つけましょう。」
カゲチヨ「わ、わかったよ・・・」
ヒサメ「う、うん・・・」
そうして二人は飲んだ後・・・
ヒサメ「食べてない・・・」
カゲチヨ「俺も・・・」
こうして効果は実証されました・・・
ヒサメ「でも食べたかったなぁ・・・お父さんに頼んでまた取り寄せてもらおうかな・・・」
カゲチヨ「ん・・・?ハンバーグってそれか・・・?」
ヒサメ「うん、カレーがソース替わりになってるんだって。」
カゲチヨ「ごめん・・・カレーだと思って食べちまった・・・」
カンナ「なるほど・・・だから本音薬でも食べてないって出たんだね。だって食べたのはハンバーグじゃなくてカレーだと思ってたんだから。」
ヒサメ「・・・はい、吐いて。」
カゲチヨ「マジですか・・・」
ヒサメ「吐け―!!」
シディ「これも本音か・・・恐ろしいな・・・」
やっぱカレコレ屋は本音はあんまり出さない方が良いかもしれませんね・・・
IFカンナが飲んだら・・・
カンナ「二人とも喧嘩は辞めてよぉお・・・」
カゲチヨ「め、メチャクチャ泣き出した・・・」
カンナ「私二人を見るのが好きだったんだよ・・・?いつも楽しそうに話してる二人を見てたらなんだか自然と笑っちゃうんだよ・・・?だからちょっとからかって楽しい雰囲気にしようとしてもアーシどうしたらいいかわからなくてあんなことを・・・」
ヒサメ「そ、そうだったんだ・・・」
カンナ「だからお願い・・・仲直りして・・・」
カゲチヨ「わりぃ、ヒサ・・・」
ヒサメ「うん、私も・・・」
カンナ「羨ましいんだよー!!」炎発射
カゲチヨ・ヒサメ「天邪鬼だった!?」
ifフィーアの場合
フィーア「全く皆本音が激しすぎですよ。私みたいに常日頃から正直であることが大事・・・シディさん好き。」
カゲチヨ「ん?」
フィーア「あれへんですね。聞かれてないのに口走っちゃう・・・・シディさんにモフモフしたい・・・」
ヒサメ「深層心理の本音が激しすぎて垂れ流しになってる!!」
カゲチヨ「お前が一番ため込んでるじゃねーか!!」