妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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https://syosetu.org/novel/264658/148.html

この話とシディサイドの話の融合みたいな感じです。


恋愛祭りとおもてなし

sideヨ―メイ

私とシディさんはクリスさんから呼び出されました・・・

 

シディ「ジニ―が出所してくるのか!」

 

クリス「あぁ、もともと情状酌量の余地があったししっかりと刑務所で働いてたし模範囚として刑期が短くなったらしい。」

 

ヨ―メイ「ジニ―さんって?」

 

クリス「あぁ、そうだったな。実は・・・」

 

クリスさんとシディさんの話ではその子は親に病気のふりをさせられて自由に飢えておりネットで殺しの依頼をして親を殺して殺人教唆の罪で捕まっていたらしい・・・

 

クリス「身寄りもないんでうちで暮らさないかってことになったんだけどまずは親睦の一環で外の祭りを楽しんでほしくてな。ほら近々恋愛の神、アフロディーテを奉るものがあるだろ?」

 

シディ「あぁ、最後にランタンを飛ばす景色がとてもきれいだと聞いた。」

 

ヨ―メイ「いや、親を殺してセンシティブな気持ちの人にそんな陽キャ全開なお祭りをチョイスしていいんですか!?」

 

クリス「祭りなんて大体陽キャなものが多いでしょ。それにこれも外になれてもらうために必要なことなの。」

 

ヨ―メイ「だったらなんで私なんですか!?ヒサメさんとかカゲチヨさんとかチョイスあったでしょ!」

 

クリス「知らない人と仲良くなる訓練だよ。お互いにな。」

 

シディ「頑張って楽しませようヨ―メイ!」

 

シディさんはしゃいでますね・・・でもこういうときのシディさんって・・・

 

sideクリス

 

ジニ―「シディさんいないわね・・・」

 

やっぱりか。

 

ヨ―メイ「秒速ではぐれたじゃないですかー!!」

 

クリス「まぁ、俺とヨ―メイなら護衛はばっちりだし存分に楽しもうか。」

 

ヨ―メイ「うぅ・・・あわよくばデートできると思ったのに・・・」

 

煩悩まみれだな相変わらず・・・

 

ジニ―「でも皆さん自由ですね。羨ましいです。」

 

ヨ―メイ「その分カップルも多いですし腹立ちませんか?」

 

ジニ―「うーん・・・私も速くああいう関係になりたいっていうのが本音かな?」

 

クリス「うんうん、鱗も取れて髪も長くなってきたしすぐにでもモテるな。狙ってる人とかいるの?」

 

ジニ―「そうね・・・カゲチヨさんとかシディさんかな。シディさんは保護してくれたとき、カゲチヨさんは収監されてるときにカレコレ屋に誘ってくれましたし・・・」

 

ヨ―メイ「相変わらずモテモテですねあの二人は・・・陽キャ死すべしです。」

 

「不純!死すべしなのだわ!」

 

?なんか神気纏った女がいるけどもしかして・・・

 

ジニ―「あなたは誰なの?」

 

男子「ちょっとそこの二人―!俺達と一緒に回らない?」

 

ヨ―メイ「い、いえ私たちは間に合ってますので・・・」

 

男子「そこのお父さんもいいだろー?恋愛神もこの機会に愛はぐくめって言ってるし。」

 

クリス「うーん・・・自主性は重んじたいけど・・・」

 

男子「っていうか紫髪の方は微妙じゃん。そこの金髪の子だけだな。」

 

男子がヨ―メイをけなした瞬間だった・・・

 

ドガァアア!!

 

男子たち「ギャァアア!」

 

女性「逃げるわよ!」

 

そうして俺たちは落ち着いた場所に来た。

 

クリス「で、本当にお姉さんは何者だ?さっきの奴ら見えてなかったみたいだしその爆弾も突然現れたからただの異宙人じゃないでしょ?」

 

アフロディーテ「ふふふ!よくぞ聞いてくれたのだわ!私の名前はアフロディーテ!この祭りの意義を勘違いした不届きな輩に天誅を下すため降臨したのだわ!」

 

ヨ―メイ「えぇええええ!?」

 

ジニ―「まさか神様を見ることになるなんて・・・」

 

つまりさっきのはこいつの権能か・・・

 

アフロディーテ「この祭りは恋の奇跡に感謝して愛の尊さを確かめるためのもの・・・なのに最近は、お祭りを口実にナンパしにくる男子とか映えるデートでキラキラしたいだけの女子とかインスタントな恋愛する奴ばかり・・・」

 

クリス「でもその分自由恋愛で悲恋も少なくなり、愛が量産されて愛の女神の信仰心的には懐が温かいじゃないですか。最近はどこの神様も零落したり闇落ちしてる中でここまでまっとうなお祭りなないですし。贅沢言いすぎです。」

 

アフロディーテ「そうだけど!!量より質を重視したいのよー!不純なのだわー!!」

 

ジニ―「そもそも神話の貴方だってアレスと浮気したりしてるわよね・・・」

 

まぁそれは神話でがせってこともあるけど・・・

 

ヨ―メイ「分かります・・・自分モテてます、幸せです~ってアピールしないと気が済まないんですよ!」

 

アフロディーテ「あなた・・・話の分かる子のようね!気軽にウーラって呼んでくれて構わないわ!」

 

愛に遠そうな人間が愛の女神のお眼鏡にかなうとは・・・やはりなにが起こるかわからないな・・・

 

アフロディーテ「さっそく不順恋愛撲滅同盟として活動するわよ!」

 

ヨ―メイ「イエス!マイゴッド!」

 

仕事しろよ・・・

 

クリス「ごめんな・・・せっかく楽しんでもらおうと思ったのに・・・」

 

ジニ―「うふふ・・・いいえ、ヨ―メイさん面白い人ってわかりますし神様もあんなに自由な性格ってわかりましたしやっぱりカゲチヨや貴方に手を伸ばしてもらってよかったと思います。これも仲良くなるための一歩ね。」

 

やれやれ・・・祭りが中止にならない程度にガス抜きさせるか・・・

 

sideヨ―メイ

 

ヨ―メイ「それでどうやって撲滅するんですか?」

 

アフロディーテ「これを使うの・・・」

 

これは黄金のリンゴ?

 

クリス「神話では美しい女神宛てになってたリンゴでアテナやヘラと争って最終的にパリスっていう青年に選んでもらったけどそれが原因で争いが起きたっていうリンゴだな。」

 

ジニ―「流石クリスさん博識ね。」

 

アフロディーテ「さっき使ったのもこれなの。といっても威力はなくて煙幕が出るだけなんだけどね。」

 

これで邪魔できますね・・・

 

男子「いやー、こんな美人さんに出会えるなんてラッキーだな。」

 

女子「この限定スポットを取れば・・・」

 

ドォオオー!

 

男子「げほげほ!!美人さんどこに・・・」

 

女子「何もとれないー!!」

 

あははは!こりゃいいですねー!

 

アフロディーテ「天罰なのだわー!」

 

ジニ―「二人とも楽しそう!」

 

クリス「同類項ってやつか・・・」

 

女子「あの・・・私あなたに振り向いてほしくて変わったの・・・」

 

男子「凄いびっくりしたよ・・・僕でいいなら・・・」

 

・・・純愛ですね。

 

クリス「うんうん、娘たちにもこういう恋愛をしてもらいたいものだ・・・」

 

アフロディーテ「えぇ・・・」

 

クリス「やっとガス抜きできたか・・・」

 

きゃぁああ!

 

sideクリス

 

全く次から次へと・・・

 

女子「そんな・・・なんであなたが。私たち友達のはずじゃ!」

 

友達「えぇそうね・・・私たちは親友だった地味で暗くて気が合ったから。でも好きな人ができてからどんどん輝いていった・・・一人だけ幸せになった裏切り者・・・許せない!」

 

ジニ―「・・・二人ともどうしますか?」

 

クリス「答えは決まってるな。」

 

ヨ―メイ「はぁあ・・・あの人たちのおせっかいが移りましたね。」

 

というわけで爆弾借りるぜ愛の女神!

 

クリス「お前だって祭りで流血沙汰とか色々まずいだろ!神域なら人探しとかできるだろ!」

 

アフロディーテ「そ、それはできるけど・・・誰を探すの?」

 

ヨ―メイ「頼りになるあの人です!」

 

まずは爆弾投入じゃー!

 

ジニ―「了解よ!」

 

俺はジニ―に合図してアフロディーテの爆弾を投げ込む!

 

どおおお!!

 

友人「きゃぁあ!?目が!何も聞こえない!」

 

アフロディーテ「権能フルで込めてるの。流血はなしだけど天罰執行ってね❤」

 

ヨ―メイ「さすがです!だったら眠りなさい!」

 

友人「う・・・まだ・・・」

 

シディ「そこまでだ!」

 

そこにシディさんが地面に寝かせることによって友人は完全に寝かせることができたのだった・・・

 

sideヨ―メイ

ヨ―メイ「シディさん見つかってよかったです・・・」

 

シディ「すまない、夢中で探していたら迷子になってしまった。」

 

ジニ―「何を探してたの?」

 

シディさんが連れてきたのは誰もいないけどランタンが飛ぶ姿が絶景なところだった・・・

 

ヨ―メイ「綺麗・・・!」

 

シディ「祭り嫌いのヨ―メイでも楽しめるところを探そうと思ってな。すぐに戻ろうと思ったが地図を持って行くのを忘れて時間がかかってしまった・・・あのピンク髪の子が来てくれてなかったらどうなってたことやら・・・」

 

クリス「シディ・・・今度から誰かには一言声かけていけよな・・・」

 

ジニ―「あれ?アフロディーテ様いなくなってる・・・」

 

クリス「流石に空気を読んだか・・・」

 

嬉しいな・・・

 

ジニ―「クリスさん、今回の祭りは私を楽しませるのと同時にヨ―メイさんへのご褒美でもあったんじゃないですか?」

 

あ、バレた?

 

クリス「楽しませたかったのは本当だしたまにはヨ―メイもねぎらいたいと思ってな。このときのためにユカやフィーアに任務押し付けて正解だったな。シディが予想以上のおもてなしをしてくれた。」

 

ジニ―「はい。私もあのランタンのように自由に飛び立てる・・・これからもお願いします・・・」

 

こちらこそ・・・俺たちは飛んでいくランタンを見つめるのだった・・・

 

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