はい、ゲームのストーリーを軽くおさらいするための【旅路】シリーズです。今回で初代妖怪ウォッチは細かいとこ以外ほぼ履修完了したので、次は2ですかね。では、以下お楽しみください。
あ、注意事項がひとつ。オロチの一人称が
少し話がズレるので飛ばしてもらっても構わない話題です。不要な方は下本文まで行きまっしょい。
本日2022年7月29日で妖怪ウォッチバスターズ『FUTURES!』1周年です。めでたいね。一体どれくらい進んだんだろうか…………38936文字? 全19話? あ、今回合わせたら4万字20話か。少な!
まぁ俺がサボってただけなんですけどね。ちゃんと決まった曜日に定期的に更新とかしてたら見てくれる人も増えたはずなのに、な。
とにかく、ご愛好ありがとうございます。ここまで続けれたのも皆様のおかげ、といえば過言(誰も見てなくてもやり終えたいと思ってるんで)ではありますが、結局見ていただけるのは本っっっ当に嬉しいことこの上ないんでほんと見てください投稿しても最新話に追いつけるのひとりふたりしかいないんでいやブクマしろって言ってるんではなくてでも
お長々と申し訳ございません。以降お楽しみくだされれば幸いです。
これからも更新頑張りますんで。ではまた次に────
妖怪の力を借りて町の悩み事を解決する■■■。その裏では、妖怪が凶暴化する事件が頻発していた。
さくら第一小学校から出てきた謎のサラリーマンが「結界が――」と呟いて歩いており、それから付近の妖怪が凶暴化した事案があった。
それを解決するため、雨の中、“こやぎ郵便”と“こぶた銀行”と“桜町公民館”にある媒体(郵便ポスト、豚の貯金箱を模した置物、石碑)前にいた妖怪を打ち倒した。その妖怪らは結界を消すことにより、人間界と妖魔界の境目をなくし、人間界を妖怪の手中にしようと動いていたのだ。
町にはもうひとつ結界媒体がある、それがさくら第一小学校の石像だ。町を包む、妖怪を凶暴化させる妖気。それはここから出ていた。結界を正常化させようとしたその時、現れた妖怪はミツマタノヅチ。結界の力で封印されていたが、力が弱まった結果出てきてしまったらしい。
それを退けた■■■らだったが、ミツマタノヅチは最後の足掻きを見せた。巨大な火炎放射は、油断していた■■■とウィスパーを返り討つには充分…………しかしそれを止めたのは、龍状のオーラを纏った謎の妖怪。妖力の壁で炎を捌き、何も言うことなく消えていった……。
銭湯の豚、鬼時間、池の主、ナワバリ荒らしの巨人、学校の怪談蜘蛛、危険な医師――――――彼らは多くの障壁を乗り越える。
その道中に、黒幕に近づく事態が起きた。
『全てを見通す“正天寺”の水晶玉』と巷で呼ばれている妖怪、りゅーくん。龍の子である彼の頭に乗せた水晶玉は、知りたいことを目にできると言われており、それは実際に黒幕の目的を見せた。
『まぁこの〜これはついに! 我々の時代が来たんじゃなイカ? 皆さんこのへんで……立ち上がってはイカがかな〜?
まぁこの〜イカんともしがたい人間に我々のイカりを見せてやろうじゃなイカ! いや! 見せんとイカん! ワ〜ハッハッハッ!』
灰を被ったように白い容貌の妖怪たちの前で演説するは、人間界への侵攻を
だがそれを止めるのは、こちらから手を出すのはできない。そんな中で話をしにきたという■■■の友達、
■■■と一緒に妖怪たちの世界へ出かける、という夢。話しながら出したのは、“妖怪エレベーターの鍵”だった。おおもり山のガシャの奥に隠されたエレベーターの先に、妖魔界がある。そのことを知らずに、彼は子供の頃からそれを持っていた。
鍵とウィスパーによって開けられた扉をくぐった先にいたのは、謎の妖怪――オロチだった。彼は「そいつはオレたちの最後の希望」と、マオに目を向ける。先に進ませられないと戦いになり、結果勝利した。そして、先に進むなら真実を知る必要がある、と彼は口を開く。
「かつてこの妖魔界に暮らす者たちはエンマ大王のもとで平和に暮らしていた……。
オレたち妖怪の寿命は人間よりずっと長い。それでも、終わりはやってくる。エンマ大王が亡くなったあと、妖魔界は悪しき野望を持つ妖怪に支配された。それが、魔界議長イカカモネ・ソウカモネとその一派だ……。
亡きエンマ大王は、人間と妖怪が仲良く暮らす世界を望んでいた。■■■……おまえが持っている妖怪ウォッチもそのために生まれたものだ。エンマ大王はオレたち妖怪にその意志をたくして亡くなった。
だというのに……イカカモネは妖魔界の王になり、平和を乱した。そればかりか、アイツらは妖魔界のみならず人間界までも支配しようとしているんだ。
亡きエンマ大王にはひとり息子がいた。しかし、彼の力はまだ目覚めていなかった。彼はオレたち妖怪の希望だった。だから彼の力が目覚めるのを待つ事にしたんだ。
オレたちは彼の記憶を消し、平和な人間界に逃した。
イカカモネの魔の手が伸びないように。
■■■……おまえは他の人間たちと違い、妖怪の存在を受け入れた。そんなおまえなら、
イカカモネを倒してくれ。■■■」
オロチの頼みを心に刻み、マオくんを人間界に上がらせてから歩みを進めていく。
壱、弐、参の門を抜けると、以降の道は真っ白に塗り潰されていた。水晶玉で見た白い妖怪たちもそこにおり、人間に牙を剥く。
かつてエンマ大王が居座っていたのであろう大王の門の向こうにいたのは、やはりイカカモネだった。邪魔させまいと戦闘に入り、全身全霊全力勝負の末に勝利を掴み取った。
さくら第一小学校で待つマオくんにその旨を伝えるが、「なんだか、嫌な予感がするんだ。まだ何も終わってない、これから始まるって予感が」と。
その時に、巨大な妖気が町を包んだ。結界の事件よりも更に濃く大きい妖気が満ちていた。“ナワバリ荒らしの巨人”の際に顔を合わせたキュウビいわく、奴の手下が町の結界を壊したと言う。
それにより、再度ミツマタノヅチが復活することになった。結界の完全崩壊と妖気の充満により前とは比にならない強さとなっていたが、これに勝利。
しかしそれで終わらず、妖魔界の奥で眠っていた妖怪が人間界を目指し、蘇ったイカカモネが一帯の妖気を狙っているらしい。どうやら、ここらはそれ程の妖気を持ったパワースポットのようだと言う。
ウィスパーは、苦肉の策を提示した。
「……残された手段はひとつしかありません。妖怪エレベーターを閉じましょう!」
「おやおや、思い切った決断だね。本当にいいのかい?」
「そんなことをしたら、オレたちみんな人間界にはいられなくなってしまうんだぞ」
「どういうこと……?」
■■■の問いに、ウィスパーは答える。
「妖怪エレベーターはふたつの世界をつなぐ扉のようなものなのです。そこを閉じれば、ふたつの世界のつながりは完全になくなります。現在、人間界で暮らしている妖怪たちも妖魔界に封じ込められる事になるでしょう。
迷ってるヒマはありませんよ■■■くん。こうしている間にも、妖怪たちは人間界にあふれ出して来ています。人間たちは、まだ気づいていませんがそれも時間の問題です。
いいですか、■■■くん。この町全体に結界を張り直すのです。
もともとあった物よりも、はるかに強力な結界を。
さくらニュータウンに桜を咲かせるのです!」
ウィスパーは妖怪花さかパウダーと言う粉を取り出した。これにより木に桜を咲かせ、新たな結界とする。漏れ出た妖怪たちの足止めはオロチとキュウビに任せ、凶暴化した白い妖怪を倒しながら順調に
結界によって押し出された邪悪な妖気は、おおもり山に向かって逃げていく。それを追うと、そこにはイカカモネが立っていた。
「結界が再生したか……だが、もはや私を止めることはできん。この地に流れる妖気を我が物とし私は妖魔界と人間界の頂点に立つのだ! こんな結界など、イカにも無意味だ!
イカーッカッカッカ! 私の真の力を見せてやろうじゃなイカ!
妖怪が人間などの味方をするのはイカがなものかと。いイカ? 私に協力すれば人間界を手にする事も可能なのだぞ」
「そのようなものに興味はありません。
「そうニャ。エミちゃんの暮らすこの町をおびやかす訳にはいかないニャン。エミちゃんや■■■の生活はオレっちが守るニャ!!」
「そ、そうズラよぉ……。悪いことしたらダメだズラ……!」
「飼い慣らされ、妖怪の誇りを忘れるのはイカがなものかと。もはや話すことはなにもない。人間界はこの私のものとなるのだ。全世界の支配者となる私の力を、その身をもって思い知るがいい! 覚悟はいイカ!!!」
第二形態となったイカカモネとの戦闘となり、激闘の末、辛くも勝利を手にした。
「イカん……なぜこの私が……! こんな結末は、イカんじゃないかと……。お前たちのように、人間と馴れ合い誇りを失った者たちに、なぜ私が……」
「妖怪の誇りってなんなんでしょうねえ?
「オレっちだって後悔してないニャン!」
「おらもズラ!」
「エンマ様はよく言っていましたよ。この世に最も必要なのは支配などではなく、友情なのだと。思い知ったでしょう。これが
「う、ぐわあああああああ!!!」
御神木の前から始まった不思議な物語は、御神木の前の戦いでようやく終わりを迎えた。だが――――――
「いいえ、まだ終わっていません。
イカカモネがいなくなっても妖魔界はいまだ混乱しているはずです。その混乱の影響で、悪い妖怪たちが人間界に来ようとするはずです。それを防ぐためには、妖怪エレベーターを閉じるしかないのです。
■■■くん。出会いには別れがつきもの。ここで出会った時から、
さあ、妖怪執事ウィスパー。最後の仕事です……! うぃす!!」
ウィスパーは妖怪エレベーターの目の前で念じ始める。
「むむむむむむ……はっ!」
紫の煙とともに、一枚の御札が現れた。
「この封印で、妖怪エレベーターが使えなくなるはずです。閉じろ……妖怪エレベーター!」
御札を扉に貼り付けると、文字が多重帯状に円となって浮かび上がり、少しずつ、周りにいた妖怪たちが光に包まれていった。そして、消えていく。
「執事の役目は、これで終わりです。
ですが、悲しむことはありません」
「バイバイニャー……」
「きっと、またどこかで会えますよ」
光は妖怪ウォッチにも現れ、天に登るように消え去った。
「……これでお別れですね。
ばいなら…………」
※ ※ ※
またいつもの毎日がはじまった……ごくふつうの…………
■■■は後ろに目を向ける。そこには誰もいない。また、前を歩く。もう一度、誰もいない後ろを向く。するとその道の横には、先にひとだまが点いた尻尾があった。
そこに駆ける、走る。
「……ニャハハ」
ジバニャンが、■■■に笑い掛けた。
また、いつもの毎日がはじまった。妖怪たちのいる、ごくふつうの毎日だ。
「なぜ妖怪たちが帰ってこれたのか。“ムゲン地獄”と呼ばれている場所が関係するらしいけど。また出会えたんだから別にいいや」
物語は、まだまだ続く。
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