なりきり板より愛を込めて~逆憑依されたので頑張って生きようと思います~ 作:アークフィア
「そういうわけで、一応のメンバーを選んだ結果がこのリストね」
「ええ、お疲れ様。……
「へいへーい。……一応聞いとくけど、カグラのソシャゲみたいな服装を着せられたりはしないよね?」*1
「バレーでも水上バイクでも忍者でもないから、安心して働いてきなさいな」*2
「……冷静に考えたら、瞬時に三つもヤバイ奴の例が出てくるのっておかしくない?」
「そもそもそれ以外にもおかしいのはいっぱいあるわよ、ソシャゲなんてヤバくてなんぼ、みたいなのばっかりでしょ?」*3
呆れたようなゆかりんの言葉に、思わず確かにと頷いてしまう私であった。
……まぁうん、生き恥ウェディングだの泡の服だの*4、ニュアンスだけ聞くとエロゲーに出てきそうなのに実際は一般ゲー出身、みたいな服装が多数存在するのがソシャゲ。
そりゃまぁ、パッと思い付くだけで『アウトでしょ!』ってなるものも多くなろうというものか。……リンゴと検索サイトは仕事しろ、仕事。*5
まぁ、そんな愚痴のような愚痴じゃないような、微妙な話は置いとくとして。
こっちの最終選考メンバーは六人で、内訳は私・キリトちゃん・アスナさん・Xちゃん・桃香さん・パイセンとなる。
……正直、パイセンに関しては置いていきたかったのだが、放置した結果会場に突撃されても困る……という観点から、それならば最初から目の届く位置に配置しておこう、と判断した結果なのであった。
ドクターウェストには悪いが、彼が茅場の姿で一息吐くのは諦めて貰うことにしよう。
で、今回の仕事は、互助会の方にも話が行っているとのことで。向こうからも何人か、現地に人を出すとのこと。
……なのだけれど、アスナさんって本来向こう所属の人なのに、こっちのメンバーとしてカウントしてるのはわりとアレなのでは?……みたいな疑問が、湧いてこないでもない私なのであった。
「まぁ、向こうにはそういうのに向いてる子も多いみたいだから、高々一人くらいこっち扱いになってても問題ないんじゃない?実際、今のところアスナちゃんとシャナちゃんは、互いの組織に相互乗り入れみたいになってるらしいし」
「あー……そういえばアスナさんは最近ずっとこっちに居るし、逆にシャナも向こうに入り浸りっぱなしだったっけ……」
そんな疑問は、ゆかりんからのツッコミによりあっさり氷解したわけなのだが。
……確かに、アスナさんは相方であるキリトちゃんがこっち所属なのをいいことに、ずっとなりきり郷に入り浸っているし。
反対に、うちのシャナちゃんはモモンガさんが気になるとかで、ずっと互助会をうろうろしているらしい。……二人とも戦力的には上位陣に入ることもあり、止める人も居ないためにこうなったとかなんとか。
まぁそんなわけなので、半ばこっちの子みたいになってるアスナさんのことなので、向こうも『え?そっちから出るでしょ?』みたいに思っていてもおかしくはない、という話になるのだった。
……なお、今回の仕事に関しては、向こう扱いでシャナちゃんが出てくることはないだろうと思われる。主に
ともかく、アスナさん以外にもイベントの補助をできる人が多く在籍している互助会なので、こっちの心配は無用というのも頷ける話なのでしたとさ。
「……具体的挙げるなら、きらりんとか?」
「あー、アイドルだものねぇ。そりゃ、イベントごととか楽勝そうよねぇ」
その筆頭となるのが、我らがアイドル・諸星のきらりなのであった。
彼女はそもそもの職業がアイドルであり、お客さんへの対応力は普通の人のそれより遥かに高い。
また、キャラクターイメージ的につい失念してしまいそうになるが、その背丈・プロポーションは普通にモデルとして最高峰のモノだと言える。*7
そんな人が客の相手をするのだから、もう百人力というか千人力というか、とにかくそんな感じは間違いあるまい。きらりんは可愛い以外の属性も強いぞ!
あと不埒なお手付き野郎には
「……ええと、結局きらりんちゃんが拳法家っぽい動きができるの、『諸星のきらり』なんて呼び方があるせい……ってことでいいのよね?」
「そうそう、南斗組に混ぜても見劣りしない身長、って部分もあるだろうけど」
──なお、女だと思って舐めてると、即座に壁ハメされるはめになるので注意が必要である。*9
メンバー決めたからと言って、仕事がすぐに始まるというわけでもない。
先方の都合というものがあるため、今回は仕事までの時間を鍛練用の時間として有効活用することにし、それから私たちは実践方式でコンパニオン業務をこなしていくのだった。
「……それがなんでうちでの研修、ということになるんだい?」
「大別すればコンパニオンも接客業みたいなもんだから?」
「規模と方向性が違うだろうに……」
で、私たちが実践方式を試すに辺り、訓練先として選んだのがラットハウスだった、というわけで。
……いやほら、私って交遊関係広いように見えて、こういう時に頼み込める先だとそこまで多くないというか?
まぁそんなわけで、選抜メンバー六人でラットハウスを切り盛りしてみることと相成ったわけなのである。
「……面倒臭いわね、こんなもん適当でいいでしょ」
「わぁバカやめろやめろ!!君は真面目にやれば普通にできる方の人間だろうが!?」*10
「うるさいわね、そもそもこんな苦いものを好んで飲む方が悪いのよ」
「それをコーヒーショップで言うのは、即座に戦争になっても仕方がないぞ君!?」
「はいキリト君、あーん♡」
「いやあのアスナ?俺達まだ仕事中……」
「大丈夫大丈夫、お客さんの相手はちゃんと私の分身がやってるから」
「ここぞとばかりに頼光要素をフル活用してる……」*11
「……うーんうーん、どうにも嫌な予感が」
「派生作品が多いと、色んな経験がフラッシュバックするのが問題ですよね……ええと、今回だとカニファンの記憶、ってことになるのかな?」
「私と喫茶店って相性良くないと思うんですよね。いえまぁ、私はアルトリア・ペンドラゴンとはなんの関係もない『謎のヒロインX』なのですがっ」*12
「せ、せせせせんぱいのウェイトレス姿……ふぅ」
「マシュが倒れた!」
「この人でなしぃ!」
「……いや、これ私のせいかな?!」
なお、結果はお察しください。
……色々と大丈夫かなこれ!?
バトートゥーデッサイダデステニー イックッヨーニョワアアアキィーン テーレッテーキラリウジョーハピハピビームニョワー
FATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニハピハピスルニィ ウィーンキラリィ (パーフェクト)