遅くなってしまいましたが、第13話です。やっと書けました。
小説の後半にグリグリのメンバーが出てますが、口調がこれで合ってるか分かりません。違うと思う方もいるかもしれませんが、ご了承ください。
では、本編をどうぞ
ショッピングモールで凛と出掛けてた時に、沙綾とりみに会った。
二人と話してる時に、りみのスマホが鳴り、電話に出たりみは驚いた声を出したので、不思議に思った。
りみ「うん。皆に聞いてみるね」
沙綾「りみりん、どうしたの?」
りみはスマホをしまった後に、沙綾が電話の事を聞くとりみは説明してくれた。
りみ「えっと、七ちゃんからの電話だったんだけど、グリグリがお姉ちゃんの誕生日パーティーをするんだって。それでポピパの皆もゲストで出ないかって……」
沙綾「グリグリのライブに!?」
りみ「ライブというより、アットホームなパーティーらしいよ。家族とかクラスメートとかを集めてやるみたい」
沙綾「それでも、グリグリと共演できるの凄いよ……!」
りみ「でも一緒に出るなんて。……やっぱり無理って言おうかな……」
沙綾「そんなに早く決めなくてもいいんじゃない。しっかり悩んで決めようよ」
りみと沙綾の二人での話でポピパがゆり先輩の誕生日パーティーに誘われたらしい。……それでライブの話でどうしようかと話していた。
話は二人で盛り上がってて蚊帳の外だった俺と凛は、しばらくそれを見ているとりみが俺に聞いてきた。
りみ「達人くんは、どうしたい?」
達人「俺は、出てもいいと思う」
りみ「そう?」
達人「だって、お姉さんのゆり先輩の誕生日なんだよね?ゆり先輩も妹のりみから祝ってもらうの凄く喜ぶと思うよ」
りみ「そっか……そうだね。あとの皆は明日聞いてみるね」
達人「うん。……もし出ることになったらでいいんだけど、俺から一つ提案。ゆり先輩のプレゼントは新曲でいいんじゃない?」
りみ「え?」
達人「ゆり先輩に向けた誕生日曲みたいな感じの。まぁ誕生日曲でも他の人も聞いて楽しめる曲みたいな感じ?のを作るとかでもいいと思うけど。……一応プレゼントの候補の一つとして頭の隅にでも置いといて」
りみ「うん。……お姉ちゃんのための曲作るのいいかも……。でも確かに、色んな人がいるからその人達も楽しめたりする曲にしないと、ライブだと盛り上がらないよね」
達人「うん。だと、俺は思うよ」
沙綾「もし出るとして、凛も参加する?」
凛「僕?行かないよ。だって姉ちゃんと出かける約束してるもん」
達人「ロゼリアの練習とかない時は、よく出掛けてるもんな」
凛「うん。あ、姉ちゃんから連絡来た。……達人、帰るわ。今、姉ちゃんバンドの練習終わったみたいで、一緒に帰ることになったから!じゃあ!」
凛はそう言って走って行ってしまった。
沙綾「……凛、本当に燐子先輩の事好きだよね……」
達人「まぁシスコンだからね……。じゃあ俺も帰るから、グリグリのライブ出るかどうか決まったら連絡して」
りみ「うん」
沙綾「分かった。連絡するね」
二人にそう言って、俺は家に帰った。
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~翌日~
学校に着くと、凛に話しかけられた。
凛「達人、昨日の話はどうなった?」
達人「今日、学校で残りのメンバーに聞いてみるって。話がまとまったら、連絡するって言われたから」
凛「そうなんだ」
凛にそう説明して教室に入り、授業の準備を始めた。
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~昼~
「あれ、凛?」
昼になり、凛と一緒に食堂で学食を食べながら凛と話してると、凛の名前を呼ぶ声がしたので声がした方を見てみた。
凛「あ、夏輝」
声をかけてきたのは、夏輝と呼ばれた男子だった。
達人(確か……別のクラスの男子だったはずだけど)
夏輝「となりにいるのは誰?」
凛「同じクラスの友達で、達人だよ」
夏輝「あ、そうなんだ。俺は松原夏輝です」
達人「えっと、柳瀬達人です」
凛が俺の事を教えたので自己紹介をした。
凛「夏輝は、ハロハピのドラムやってる花音先輩の弟なんだ。昨日、姉ちゃんと帰ってる時に、花音先輩と夏輝に会って仲良くなったんだよ。それで達人はポピパのドラムやってる沙綾の幼馴染みなんだ。それで家は商店街に柳瀬雑貨店なんだ」
凛が代わりに俺と夏輝の事を説明をしてくれた。説明が終わる頃に昼を食べ終わったので、教室に戻りながら夏輝と話をした。それで夏輝と話してみると、意外と共通点があって話が盛り上がった。
俺は最近ポピパのメンバーになった事や楽器のメンテナンスが出来る事などを教えた。他にも家のお店の接客だったり組合事務所の手伝いをしている事なども話した。
夏輝もハロハピのメンバーと言っていた。ただ、奥沢美咲って子と一緒にバンドの三バカを押さえたり作詞作曲や会場を探したり、黒服の人と衣装を作ったりとサポートしていると聞いた時は驚いた。
他にも夏輝は演劇部に所属しているらしい。そこで、演劇をする方ではなく裏方をしているとも聞いた。大道具だったり衣装だったりを作ったりしていると教えてくれた。それを聞いて、ハロハピのサポートの内容にも納得した。
教室前でそんな話をしていると、昼休みが終わる予鈴がなったので自分のクラスに戻り次の授業の準備を始めた。
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放課後になり、スマホを見ると沙綾からメッセージが届いてたので内容を見てみた。
見てみると、バースデーライブまでの一週間の間に新曲など出来る事は頑張ってやる。判断はりみだけど、納得で出来なかったらライブに出ないという内容だった。それでりみがサークルのスタジオで曲作りする事になりスタジオに集合という事や、皆はそれをサポートしたりすることも書かれていた。
"達人は一回りみの方を見てあげて"とも書かれていた。
内容を見た俺は、了解と返事をしてからサークルに向かった。
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サークルに着きまりなさんに説明してりみがいるスタジオに入り、中にいるりみに一声掛けた。
達人「りみ、曲はどんな感じ?」
りみ「あ、達人くん。えっとね、詞の方は何とか出来そうなんだ」
達人「そっか。力になれるか分からないけど、悩んだら言って。サポートするから」
りみ「ありがとう、達人くん」
と、りみは俺にお礼を言ってから集中して曲を作り始めた。俺はその様子をスタジオの壁にもたれながら眺めていた。
しばらくしてると、りみはベースを出して作業をしていた。そしてその後すぐに集中してたりみが声を出した。
りみ「ん~……、詞は出来たけど曲が中々出来ない……。達人くん、どうしよう……」
達人「りみ、落ち着いて……。まだ時間はあるからじっくり考えよう。とりあえず休憩しにカフェテリアに行こうよ。結構時間たってるから、甘いもの食べたりして一息しようよ」
りみ「本当だ……。うん、そうだね」
カフェテリアに向かった。
達人「何がいい?奢るよ」
りみ「え!?い、いいよ……!奢って貰うなんて……!」
達人「いいから。りみが一人で頑張って作ってて俺は近くで見てるだけだったから、これぐらいさせてよ」
りみ「じゃあ、お願いするね。ありがとう」
と、お礼を言ったりみから欲しい物を奢って自分の分も買って二人で一息ついた。
そんな日からゆり先輩の誕生日までの間、ポピパの皆がチョココロネを皆で作ってサプライズとして持っていってりみを喜んでもらったりした。他にも基本作るのはりみだが、曲の事で頭がパンクしそうになったりみを俺が出来る範囲でサポートしたりしていった。
そんなこんなでゆり先輩の誕生日の前日になった。
その日は有咲の家で、ポピパの皆が最後の仕上げとして曲の練習をしたりして曲の調整をしてた。そして俺含めポピパの皆、何よりりみが納得する曲になった。
この日は有咲の家で泊まる事になっていたので、寝る準備をして俺は布団に入るとすぐに寝てしまった。
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~沙綾視点~
朝の教室で、香澄達に昨日の電話の話を伝えた。
伝えると香澄は、乗り気だった。
香澄「私は出たい!折角の誘いだし、それにグリグリとライブできるんだよ!出るに決まってるよ!」
沙綾「そう言いたいけど……」
私がそう言うと、有咲が香澄に誕生日まで一週間しか無いことを伝えてくれた。それでも香澄は出たいと言っていたけど……。
取り敢えず皆から意見を聞くために話をしてる事を伝えた。
沙綾「まぁ落ち着いて。それで皆から意見を聞こうと思ったんだ。香澄は出るって意見で確定で、……おたえはどう?」
おたえ「私も出てみたい!出たら経験にもなるし」
有咲「おたえは出るほうか。……てか、達人は知ってんの?そのグリグリのバースデーライブの事は」
りみ「うん。電話がきた時に、達人くんもいたから知ってるよ」
有咲「何て言ってた?」
りみ「達人くんは出たい……出てもいいと思うって言ってたよ。それに誕生日プレゼントの提案もしてくれたよ」
有咲「達人も出るに1票か……。で、プレゼントの提案内容は?」
りみ「お姉ちゃんへの誕生日曲を作ったら?って言われた」
有咲「じゃあ新曲を作るってことか?」
沙綾「そういうことだね」
有咲「いやいや!一週間しかないんだぞ!新曲なんて……」
りみ「でも、私も新曲は作りたいよ。達人くんに言われたからだけじゃないよ。折角のお姉ちゃんのバースデーライブだから、私も作りたいって思ったんだ」
有咲「いやそれでもさ……」
りみ「確かにすごく大変なのは分かってる」
有咲とりみの二人はお互いに一歩も引かなかったので、私が間に入って提案をした。
沙綾「じゃあ、こうしようよ。取り敢えず一週間頑張ってみる。それで、私たちが納得出来ないものだったら出ないって事で。……それで、その判断はりみりんにしてもらう事になるかな」
りみ「私?」
沙綾「うん。だってりみりんのお姉さん……ゆり先輩の誕生日パーティーだよ。それに新曲作るのもりみが作るから本人が納得出来てないのに出るのは失礼だから。勿論私達も頑張るしサポートはしっかりするから」
りみ「分かったよ。沙綾ちゃん」
有咲「りみが納得してるんだったら、それでいくか……」
有咲の言葉に香澄が喜び、おたえもやる気な顔になっていた。
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放課後になり、りみがサークルのスタジオで曲作りをする事になった。それを私たちがサポートをする事になったのでその事を達人に連絡した。
そこからゆり先輩の誕生日の前日までサポートをした。
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~前日の夜~
曲を何とか出来て寝ることになったが、私たち有咲の家に泊まる事になったいた。そして、ご飯をご馳走になった後に寝る準備をした。準備が終わると、達人はすぐに寝てしまった。達人は一番端に寝ていてその隣に私がいる。達人は私の方に背中を向けて寝ていた。
りみ「達人くん、お疲れだったのかな……?」
寝てる所を見てると、私の隣にいるりみが話しかけてきた。
沙綾「多分ね。お店の事と組合所の手伝いしながら、りみのサポートもしてたから疲れてたんだろうね」
りみ「後でまたお礼言わなくちゃ」
りみの言葉に答えてると、達人が寝返りをして顔を私達の方に向けた。そのお陰で達人の寝顔を見れた。
沙綾「ふふ…達人の寝顔、可愛いな。昔と変わってなくて良かった」
達人「ん……」
私が達人の頬っぺたを少しつついていると、りみが質問してきた。
りみ「こないだ泊まった時は、寝顔を見なかったの?」
沙綾「うん。しっかり見てなかったからね」
りみ「そうなんだね」
りみと話ながら、私は達人の寝顔を写真を撮って寝ることにした。りみと三人で話をしてた香澄達に"おやすみ"と言って布団に入った。
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~当日~
そしてバースデーパーティー当日。朝にりみが鰐部先輩に参加する事を電話で伝えて、会場に向かった。
ステージ横でグリグリのライブを見て出番まで待っていた。出番に近くなってきた時に香澄が"頑張ろー"と言ったので、私達も"おー!"と言ってステージに出た。
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~達人視点~
~ライブ終了後~
ライブを見た後に一足先に楽屋に戻った俺は、皆が戻って来るまで待っていた。演奏前に皆で"頑張ろうー、おー"と言って香澄達はステージに向かっていった。
ポピパは、いつも見ていた楽しそうに演奏をやっていた。グリグリのメンバーや、見に来ていた人達も笑顔だったから成功したって思った。という事を演奏が終わった後に、楽屋に戻って皆が戻って来るまでの間考えていた。
そうしていると楽屋の扉が開き、ポピパとグリグリのメンバーが戻ってきた。
俺が皆に声をかけようとした時に、リィ先輩が楽屋に置いていたぬいぐるみのデペコを、俺の方に向けながら声をかけてきた。
リィ「達人ー、デペコの腕の部分がほつれちゃったから直してー」
達人「あ、ほんとですね」
リィ「だから直しくれると助かる」
達人「了解です。今週中には直しときますよ」
リィ先輩と話し終わりデペコを預かると、ひなこ先輩がテンション高めで横から突進するスピードで近付いてきた。
ひなこ「手芸の達人くーん。イエーイ」
突進してきたひなこ先輩を避けて文句を言った。
達人「突進してこないでくださいよ。ひなこ先輩……」
ひなこ「その方が面白そうじゃーん」
達人「面白くないです。逆にひなこ先輩のテンションめんどくさいです。それに毎回突進してこないでくださいよ」
ひなこ「え~、達人くん男の子だし、突進しても大丈夫だと思ってるからね!」
達人「うるさいです、黙っててください。ひなこ先輩」
ひなこ「リィ、達人くんが毒はいてくるよ~」
リィ「あんまり達人に迷惑かけるな……!」
ひなこ「わぁ~」
ひなこ先輩はリィ先輩に引っ張られ楽屋の隅に連れていかれた。その様子を見てため息をついてると、鰐部先輩に話しかけられた。
鰐部「達人くんは大変ね。ひなこに会う度に突進されるの」
達人「だからあまり関わりたくはないですけど」
鰐部「まぁ、そう言いながらも相手してる達人くんは優しいと思うけどね。……ねぇねぇ、沙綾ちゃんとは付き合ったの?」
達人「え、いきなり何聞いてくるんですか?(お店の常連客と同じことを聞いてきた……)」
俺がひなこ先輩の愚痴を言って、それに答えてた鰐部先輩が沙綾の事を聞いてきた。
鰐部「沙綾ちゃんと夏希ちゃんから聞いたけど、仲直り出来たんでしょ。それで今は前みたいに過ごせてるって聞いたの」
達人「それが何で付き合うって事になるんですか?」
鰐部「いやだって幼馴染みといったら恋愛の物語の題材になるじゃない。しかも二人とも小さい頃から良く一緒に過ごしてたって言ってたからもしかしたらって思ってね」
達人「……付き合ってないですよ。けど付き合いたいです」
鰐部「お!という事は……」
達人「沙綾の事が好きですよ」
鰐部「そっか……、じゃあ告白しないの?」
達人「一応……夏休みの間に夏祭りがありますよね。俺、その夏祭りで沙綾を誘って告白したいな……って思ってますけど……。まぁ、多分夏祭りにはポピパの皆と行くことになりそうだけど」
鰐部「ちゃんと考えてるんだね」
達人「それは勿論。だって沙綾と付き合えたら嬉しいから……」
鰐部「そっか。応援してるね」
鰐部先輩と話してると沙綾がやってきた。鰐部先輩はりみ達の方に行ってしまった。
沙綾「達人、鰐部先輩と何を話してたの?」
沙綾は鰐部先輩と俺が話してた事を聞いてきたが、
達人「秘密……」
沙綾「え~、秘密にしないでよ。気になるじゃん」
達人「流石にこれだけは言えないもん……」
ゆり「沙綾ちゃん、達人くんがそう言ってるんだから、分かってあげようよ。……そういえば、りみから今日の新曲は達人くんにも少し手伝ってもらったって聞いたけど本当?」
達人「一応プレゼントの提案に曲の事を言ったし、曲作りとか皆で色々サポートするって言ったので。でも、りみが一人で頑張って作って、香澄達が最後の仕上げしたのを見るぐらいしかできなかったですよ」
ゆり「そんな事ないってりみは言ってたよ。ポピパの皆もだけど達人くんにも助けられたって、りみ感謝してたよ」
達人「そっか……」
感謝されたのを内心喜びながら、鰐部先輩達と話をしていた香澄達が来て、香澄達とも話をしていた。しばらくしてると解散となったので、ポピパの皆と帰ることになった。
帰る最中に、グリグリに褒められた事に喜んでいた香澄に有咲がツッコミをしたりと、わちゃわちゃしながら楽しく帰った。
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~沙綾視点~
演奏が終わり私達ポピパとグリグリが楽屋に入った。達人は先に戻ってたみたいで椅子に座って待っていた。
楽屋に入ると、リィ先輩が達人に話しかけて、ぬいぐるみを渡していた。そこにひなこ先輩が突っ込みリィ先輩がひなこ先輩を楽屋の隅まで引っ張っていた。
ゆり「りみと皆ありがとう」
その様子を見ているとゆり先輩がお礼を言ってきた。曲の事や演奏の事の感想を言ってくれた。りみりんは泣いてしまいゆり先輩が"笑顔笑顔"と言っていた。
りみ「でも皆がサポートしてくれて、それに達人くんが適度に声をかけてくれたから一週間で曲が出来たんだ」
ゆり「じゃあ達人くんにもお礼言っとかないとね。沙綾ちゃんも行く?」
と、ゆり先輩に聞かれたので"行く"と答えて、達人の所に行くことにした。
達人の方を見ると、鰐部先輩と話していた。
沙綾(少し顔が赤いような気がする……)
と、気になりつつゆり先輩と達人の方に向かった。鰐部先輩は私たちが来ると香澄達の方に向かって行った。それを横目に見ながら、達人に鰐部先輩と何を話してたか聞いてみた。
沙綾「達人、鰐部先輩と何を話してたの?」
達人「秘密……」
私が聞くと、秘密と言われてしまった。中学のは別にして、達人が秘密にするのって基本的にないから、凄く気になってしまった。
沙綾「え~、秘密にしないで教えてよ。気になるじゃん」
達人「流石にこれだけは言えないもん……」
ゆり「沙綾ちゃん、達人くんがそう言ってるんだから、分かってあげようよ」
と、ゆり先輩に言われてしまったので大人しく聞き出すのを諦めた。そのあとゆり先輩はりみりんの曲作りの事を話し始めた。
ゆり「……そういえば、りみから今日の新曲は達人くんにも少し手伝ってもらったって聞いたけど本当?」
達人「一応プレゼントの提案に曲の事を言ったし、曲作りとか皆で色々サポートするって言ったので。でも、りみが一人で頑張って作って、香澄達が最後の仕上げしたのを見るぐらいしかできなかったですよ」
ゆり「そんな事ないってりみは言ってたよ。ポピパの皆もだけど達人くんにも助けられたって、りみ感謝してたよ」
達人「そっか……」
"そっか"と呟く達人は、嬉しそうな顔をしていた。多分りみりんの力になれたのが嬉しいんだと思う。
そんな様子の達人を見ながら香澄達や先輩と話をした。
しばらくして解散となったので、皆と楽しく話ながら帰ることになった。
今回は、イベントストーリーを強引に1話にまとめてしまいました。その為、読みにくかったり強引すぎたかもしれません。申し訳ありません。オリキャラも登場させました。
次回は、1話か2話ぐらい話を挟んで夏休み編の話を書こうと思います。