沙綾と達人が付き合うまでの話(完結)   作:春はる

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前回の続きです。

前回より文字数が約1000文字少なかったり、少し雑な部分があると思いますが、読んでくれたら幸いです。

では、本編をどうぞ。



第17話

 

ポピパの皆と海に遊びに来て、お昼食べてる時にロゼリアの人達と会った。

 

おたえ「ハル先輩だー。久しぶりー」

 

ハル「花園さん、久しぶり」

 

おたえは、そのハル先輩という人と話を始めた。その途中で友希那先輩が話に入り三人で会話していた。

 

達人「あの……リサさん。おたえと友希那先輩の二人と話をしているあのハル先輩って誰ですか?」

と、俺とリサさんに聞いてみると、リサさんは少し意外そうな顔をしてから教えてくれた。

 

リサ「えっと、ロゼリアをサポートしてくれる6人目のメンバーなんだ。達人、凛から聞いてないの?」

 

達人「はい。凛から、ロゼリアにマネージャー……サポートメンバーがいることは聞いてないですよ」

 

リサ「なんか意外。凛なら教えてそうなのに……。燐子、その辺知ってる?」

 

燐子「いえ……、凛くんが教えてない…理由とかは……分からない……ですね」

 

達人「それだったら、あとで凛本人に聞いてみます。けど、凛と一緒にロゼリアのライブを見に行った時に見たことないし、会ったこともないんですけど……」

 

リサ「あぁ、ハルはサークルのバイトしてるだけど、あの時のハルは、スタッフとしてライブの片付けをしてたんだよ。先に燐子と凛と達人が先に帰ったから、会ってないんだと思うよ」

 

達人「へぇ~」

 

沙綾「ライブハウスの裏方をしてるんだったら、私達も見たことがあるのも、あながち間違いじゃなかったんだ……」

 

達人「そうみたいだね」

 

沙綾の言葉に、俺もポピパの皆も納得した。そうしてると、おたえと話をしてたハル先輩が自己紹介してきた。

 

ハル「和奏ハルです。今、サークルで裏方メインでバイトしてます。一応、サークルの前にも、スペースでもバイトしてました」

 

自己紹介された後に、自分達も自己紹介をした。

 

おたえ「私がスペースでバイトを始めた時に、ハル先輩にお世話になったんだ。ハル先輩が教育係で、仕事のやり方教えてくれたんだよ」

 

りみ「そうなんだ。だから、おたえちゃんは知ってたんだね」

 

おたえ「うん。そうだよ」

 

有咲(名字が和奏……。昔、ミュージックスクールで歌が凄く上手かった、和奏レイの家族か親戚なのか?……確かめてーけど、ただ名字が一緒なだけで関係ない人だったら、私の勘違い事になるから、恥ずかしい思いをするだけだし……)

 

達人「有咲、黙ったままだけど、どうしたの?」

 

有咲「い、いや、何でもない」

 

お互いに自己紹介をした後、有咲が百面相みたいに顔の表情がコロコロ変わってたから、声をかけると"何でもない"と言われた。

 

本人がそう言ってきたから気にせず、皆の会話に混ざった。

 

そうしてると、リサさんから皆でご飯を食べながら話をしようと提案されて食べることになった。

 

りみは、ハルさんに質問したいことがあると言って、二人で話をし始めた。その二人以外の皆でご飯を食べ始めた。

 

香澄「そういえば、ご飯を買いにいった海の家に、ライブをするって書いてあった」

 

達人「そうなの?」

 

沙綾「うん、書いてあったよ。……でもチラシに近日やるって書いてあったから、今日は出来ないよ」

 

香澄「えぇ~……」

 

達人「まぁ、ここじゃ無理でもどこかのライブハウスでも、ライブしようよ」

 

香澄「うん。そうするー」

 

ちょっと元気をなくした香澄を横目に見ながら、俺は電話をかけた。

 

俺が電話をかけた相手は、凛だ。ハル先輩の事を教えてくれなかった事を聞くためだ。

 

達人「あ、凛。今大丈夫?」

 

凛『うん。大丈夫だけど、どうしたの?』

 

達人「今日、ポピパの皆と海に来たんだ。それで……『達人』……ん?」

 

凛『達人って、海苦手って言ってなかったっけ?』

 

達人「あぁ……、そうだから海に入ってないよ」

 

凛『あ、そうなんだ。……今はお昼だけど、午前中は何してたの?』

 

達人「荷物をおいた所で、荷物番しながら羊毛フェルトを作ったりして過ごしてたよ」

 

凛『あ、そうなんだ……』

 

達人「……ってそんな事よりも、凛に聞きたい事があるんだ……!」

 

凛に電話をかけた時に俺の話になり、話し終わると、すぐに凛に聞きたいことがあると伝えた。

 

凛『聞きたいこと?』

 

達人「とりあえず、ポピパの皆と海に来てて、お昼を食べるってなった時に、ロゼリアの人達と会ったんだ」

 

凛『うん、それで?』

 

達人「ロゼリアと一緒にいる男子で一個年上の先輩、和奏ハルさんに会ったんだ。ロゼリアのサポートをしてるって言ってたけど、凛からも話を聞いてないから何で言ってなかったのかな~……って思って、電話したんだ」

 

凛『……あぁ~、そんな人居たね』

 

達人「覚えてないの?」

 

凛『あんまり……』

 

達人「……なんで?」

 

凛『……多分、姉ちゃんと付き合うために近づいた人じゃなかったから、どうでもいいかなって……。だから、あんまり覚えてなかったんだと思う』

 

達人「……そっか。ありがとう」

 

凛の言葉に、そう返事をしてから電話を切った。電話を切ると燐子先輩が話しかけてきた。

 

燐子「あの、達人くん……。さっきの電話、相手は凛くん…ですか?」

 

達人「あ、はい。ハル先輩の事で聞いてました」

 

燐子「何て、言ってましたか?」

 

達人「えっと、凛にハル先輩の事を聞いたら、色々言ってましたけど、結論から言うとハル先輩の事はあんまり覚えてないって言ってました」

 

燐子「……お、覚えてないって……言ってたんですか?」

 

達人「は、はい。そう言ってましたけど……」

 

燐子「家に帰ったら……、凛くんに色々聞かなくちゃ……」

 

燐子先輩に凛との会話の事を教えると、見たことがない少し不気味な笑顔をしながら呟いた。

 

達人「あんまり凛の事を、怒らないであげてくださいね……」

 

燐子「ふふ……、分かってます…よ」

と、燐子先輩は返事をしてから、残りのお昼ごはんを食べ始めた。

 

達人(……燐子先輩、怒ると怖い人タイプって感じだ……)

と思いながら、お昼を過ごした。

 

 

 

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お昼を食べ終わった後、少しのんびりして過ごした。すると、浜辺でバレーをして遊ぶ話になった。

 

俺とハル先輩、有咲と燐子先輩は審判兼観客の立ち位置で、コートの外で遊んでるのを見ていた。

 

ビーチバレーをするからとロゼリアの皆も水着になろうと話になり、皆は水着になった。でも何故か氷川先輩だけは、水着にならず服のままビーチバレーをやっていた。

 

 

しばらく服を着たままやっていたが、全然ボールを取れなかった氷川先輩はハル先輩と話をした後に、水着に着替えてからまた参加し始めた。

 

 

途中で、俺やハル先輩も参加したりと楽しんだ。

 

 

そうして過ごしてると、お昼を買った海の家の店員さんからライブをお願いされた。その海の家でやるライブ自体はまだ先だが、宣伝もかねてやってほしいと頼まれた。

 

 

その話を聞いて、お昼の時にライブ出来ないから少し落ち込んでた香澄が喜んでた。

 

達人「でもドラムはないけど、何の曲やるの?」

と、俺が曲の話をすると、皆で曲を決め始めた。少し話してからスタンバイを始めた。それを俺は横で見ていた。

 

そして、ライブが始まった。

 

 

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"八月のif"を歌って観客が盛り上がった。曲が終わったすぐにハル先輩が声をかけてきた。

 

ハル「達人、戻るから皆によろしく言っといて。あと、曲も良かったって事と。友希那も口角上がってたって事もね」

 

友希那「ハル。余計な事は言わなくてもいいわよ」

 

ハル「はいはい。……じゃあ戻るわ」

 

達人「あ、はい。分かりました」

 

ロゼリアはもう戻ると言ってきたので、"分かりました"と返事をした。

 

 

ロゼリアの皆がいなくなってから、ポピパの皆が俺の所に集まってきた。

 

香澄「あれ?友希那先輩達は?」

 

達人「もう合宿で使ってる場所に戻っていったよ。曲、良かったって言ってたよ」

 

香澄「ほんと!?」

 

達人「うん。それに友希那先輩が曲を聞いてた時に、口角上がってたってハル先輩が言ってた」

 

沙綾「そうなんだ。友希那先輩がそうなるって事は、いい演奏が出来たって事だね」

 

皆にロゼリアメンバーの事を言うと皆は喜んでいた。その様子をしばらく見た後は、帰る支度をしようと提案した。

 

 

 

そこから帰る支度をして、帰路に着いた。

 

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