前回の続きで、今回はトコナッツパークで遊ぶ達人達の話です。ただ、その描写はほぼ……殆ど無いので、なんだよとか思うかもしれませんが、ご了承ください。申し訳ないです。
文字数は前回よりも大幅に増えて、7000文字と少しです。
では、本編をどうぞ。
~達人視点~
トコナッツパークに着いた。
そこから更衣室で水着に着替えて、中で待ち合わせすることになった。
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純と着替え終わって施設内でしばらく待ってると、皆が来た。
沙綾「達人と純、お待たせ」
純「姉ちゃん、遅いぞー」
沙綾「ごめんごめん」
純が沙綾に文句を言って後に、俺の手を掴んできた。
純「兄ちゃん!早くウォータースライダーに行こう!」
沙南「お兄ちゃん、行こう!」
と、沙南は言いながら純が掴んでない俺の反対の手を掴んできた。
達人「二人とも行く前に、アトラクションのパスとかを……って、引っ張らないで……!」
アトラクションのパスとかの説明をしようとしたけど、二人はそれを聞かずに手を引っ張られてしまった。その為、二人に説明するのは諦めた。
そういう事があったが、ウォータースライダーには乗れた。二人一組で一緒に滑れるみたいなので、純と沙南と交代で一緒に滑った。
沙南は香澄達とも一緒に滑ってたけど、純は恥ずかしがって俺以外とは滑らずにいた。
そんなこんなで、午前中は純と沙南の行動に皆が付き合う形でアトラクションを巡った。
有咲や沙綾、りみがパスを取ってくれたりとしてくれたので、スムーズに施設内のアトラクションを午前中で回れるだけ回れた。
そして気付いたらお昼になっていた。
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~お昼~
昼になったので、皆でフードコートに向かった。
皆には席を取ってもらってて、俺と有咲の二人で買いに行くことになった。
沙綾が俺と行くつもりだったみたいだけど、純と沙南が解放しないでいたから、有咲が代わりに手伝いに一緒に来てくれた。
昼時だから、買いに来たお店に有咲と一緒に列に並んだ。しばらくレジまで時間が掛かりそうだったから、俺は有咲に聞きたいことを聞いた。
達人「そういえば、朝ここに着いた時に有咲疲れた顔してたけど、あれって何で?」
有咲「あ……あぁ~、香澄が抱きついてきたり、おたえの言ってきた事に反応してたから……」
達人「いつものやり取りをしてたからなんだ~」
有咲の答えにすぐに納得した。
有咲「そういう達人は疲れて無いのかよ。朝の移動中も午前中に遊んだ時も、両側から沙綾の弟と妹に挟まれて色々と揉みくちゃにされてたろ」
達人「んー……、全く疲れてないって言えば嘘になると思うけど、それ以上に楽しいって思ってるかな……」
有咲「楽しい……」
達人「うん。だって、純と沙南と出掛けるの中学以来だもん。沙綾とはこの前に海まで行ったけど、それも久しぶりだった。だから疲れよりも楽しいって思ってるんだ……」
有咲「……ふーん。なんかそう思うのいいな。私も楽しいのもあるけど、それ以上に疲れるって気持ちの方が大きいけどな」
有咲の言葉に聞いて、"そっか"と思った。
達人「……あ」
有咲「どうした?」
達人「有咲が珍しく素直だった。さっき、"私も楽しい"って言ってた。あとで皆に有咲が素直だったって教えとこ」
有咲「なっ!恥ずかしいから、それは言うな……!」
達人「冗談冗談。言わないから安心して」
有咲「……本当言うなよ」
疑いの目を向けてくる有咲と、しばらく会話をしながら並んでると、自分達の順番になった。なので、皆の分の昼を買った俺と有咲は、皆が取ってくれてる席に向かった。
席に近づいて沙綾達が見えた時に、一人の大学生ぐらいの男の人が沙綾達……特に沙綾に迫るような感じ……ナンパをしてる感じで話してるのが見えた。しかも、純と沙南の二人が、沙綾達と男性陣の間に手を広げて守るように立っていた。
それを見た俺と有咲は急ぎ足で皆の所へ向かって、声をかけた。
達人「あの~、なにか用ですか?」
大学生B「あ?」
沙綾「た、達人~……」
沙南「あ、お兄ちゃん!この人、お姉ちゃんの手を掴んだりしてくるの!やめてって言ってもやめてくれないし!」
純「沙南の言う通りなんだよ!姉ちゃん達が嫌がってるのにやめないんだよ!」
俺が声をかけると、純と沙南がそう言ってきたので、大学生の人と沙綾達の間に立った。
達人「……すみません。そういう……ナンパみたいのやめて欲しいんですけど」
大学生B「お前、誰だよ……。こいつの何?」
と、沙綾の事を指差しながら言った言いぐさに、少しイラっとした俺は反射的に答えていた。
達人「俺の"彼女"。……で、この子達は彼女の妹と弟。他の皆は友達で、今は夏休みだから皆で遊びに来てたんです」
と、俺がそう言った。その後も色々と話をしていると、別の大学生がやってきた。
大学生A「ここに居たのか……。つーか、お前またナンパしてのかよ。それはやめろって何回も言ってんだろ。とりあえず、皆が集まって昼飯食ってる所にさっさと戻ってろ」
大学生B「え、いや、ちょっと」
大学生A「いいから、グチグチ言ってないでさっさと戻れ……!」
もう一人の大学生が来たと思ったらナンパしてた人の背中を押して、ここから居なくさせてくれた……。
大学生A「わりーな、迷惑かけて……。あいつのせいで仲間同士でも迷惑は掛かってるんだけどな。あのバカ反省しないし……」
達人「あ、いや、まぁ……」
大学生A「まぁ、最低でも君たちの方には行かせないようにはするから」
その人はそう言って去っていった。大学生がいなくなってから、沙綾達に大丈夫か聞こうと皆の方を見てみたら、沙綾は顔を赤くしていた。
達人「さ、沙綾?顔、赤いけど……」
有咲「達人、ちょっと来い」
と、有咲に言われ腕を引っ張られ、少し離れた場所に連れてこられた。
有咲「達人、あのナンパ男に言ったこと覚えてねーの?」
達人「……あの人に言った事……?」
有咲「"俺の彼女"って」
達人「……あ」
有咲に言われた俺は恥ずかしくなった。
有咲「無意識に言ったって事……か?」
達人「多分……そう」
有咲「マジか……。多分というか、確実に沙綾は意識してると思うぞ。幼馴染みにそう言われたら」
達人「……だよね。まぁ、沙綾の事は幼馴染みとしても一人の女子としても好きだから、付き合いたいって気持ちはあるけど……」
有咲「……スゲー、素直だな。……まぁ、達人が沙綾の事を好きなのは、前から予想できてたけど……」
達人「え、マジ……?」
有咲「マジ。お祭りの時から今日まで接してて、二人の事を見てたら分かるって。……じゃ、皆の所に戻ってお昼を食べよう」
有咲が言った事に俺は驚いてしまったが、お昼を食べるために皆の所に向かっていったので、慌てて皆の所に俺も向かった。
お昼の時から午後遊んでる間は、お互いに意識してしまって会話が少なくなってしまった。
その状態が続いて、夕方になってしまった。
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~夕方~
夕方になった時に、純と沙南は遊び疲れてしまったのか寝てしまいそうな感じだったので、夜のイベントは見ずに帰ることになった。
そして今は、俺は着替え終わった後に完全に寝てしまった純を背中に背負って荷物を持ちながら、トコナッツパークの入り口の所で沙綾達が出てくるのを待っていた。
しばらく待ってると皆がやってきた。
香澄「おまたせー!」
有咲「あんま、でかい声出すなよ。沙南ちゃんが寝てんだから!」
沙綾「有咲もね~」
出てきた皆を見ると、沙南も寝てるみたいで沙綾におんぶされていた。その時に、目が合ったがすぐに逸らしてしまった。
皆が集まったので、皆で歩き始めた。
俺と沙綾は少し離れて歩いていたが、しばらくしてりみが話し掛けてきた。おたえもりみの隣にいた。
りみ「純くんも寝ちゃったんだね」
達人「うん。着替えが終わってすぐぐらいに寝ちゃったよ。沙南の方も?」
りみの言葉に答えながら、沙南の事を聞きつつ沙綾の方を横目で見てみた。有咲と香澄の二人と話をしていたのが見えたので、すぐに視線をりみとおたえに戻した。
おたえ「そうだよ。沙綾が声をかけても全く反応なかったよ」
りみ「沙綾ちゃん、"しょうがないな~"って言っておんぶしてたんだよ」
達人「そっか……」
しばらくりみとおたえと話をしながら歩いてると、香澄が声をあげた。
香澄「ねぇ!今度の夏休みの終わりぐらいに、夏祭りやるみたいだから、次は夏祭りに行こうよ」
と、香澄が夏祭りの提案をしてきた。
それに提案した香澄はもちろん、香澄と話をしてた有咲と沙綾も行くことにしたみたいで、話を聞いたおたえもりみも行くと伝えていた。
香澄「達人くんはどう?」
達人「俺も行くよ」
香澄に聞かれた俺はそう答えた。
達人(元々、沙綾を誘って行くつもりだったし……)
と思いながら、皆の会話に耳を傾けながら帰り道を歩いていた。
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そして、途中で皆と別れた後は、お互いに無言のままで沙綾と二人で家まで帰っていた。そして、商店街が見えてきた。
商店街が見えてきた時に、沙綾が口を開いた。
沙綾「達人、今日は色々ありがとね……」
達人「……俺も純と沙南と遊べて楽しかったから」
沙綾「純達のもあるけど、それ以上に昼の時だよ。助けてくれてありがとう……」
達人「……うん」
沙綾「……それで、あの時にあの大学生に言った言葉って……「家に着いたよ」……あ……」
達人「家に着いたから、その話は夏祭りの時でいい?」
沙綾「……うん、分かった」
沙綾との会話でお昼での出来事を沙綾に聞かれた時に、家に着いたと伝え、話を途中で切り上げた。
切り上げた理由は、このまま話をしたら告白しそうだったから……。夏祭りにしたいって気持ちがあった俺は、告白しないように話を無理矢理切り上げてしまった。
俺は沙綾ん家に入って、純を千紘さんにお願いして急ぎ足で家に帰った。
母「達人、おかえりー」
と、家に帰った時に母にそう言われたので、"ただいま~……"と伝え、自分の部屋に直行した。
部屋に入った俺はベッドにダイブした。
達人(無理矢理、話を切り上げたの悪かった……かも……)
と、ベッドにダイブした俺はそう思っていたが、睡魔に襲われ、いつの間にか寝てしまっていた。
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そして日が経ち、夏祭り当日になった。
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~沙綾視点~
純が私に遅いと言った後に、純が達人の手を掴んだ。それを見た沙南も、もう片方の手を掴み二人で達人を引いて、ウォータースライダーへと向かってしまった。
達人がパスを取ることとか説明をしようとしてたけど、出来ずに向かってしまった。
その様子を見て苦笑いしてしまったけど、皆とアトラクションを回った。
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~昼~
お昼になり、フードコートに向かった。お昼時だから混んでたけど、すぐに皆が座れる席を見つけられたから良かった。ご飯は達人と有咲の二人が取りに行ってくれた。私が行きたかったけど、純達に捕まって行けそうになかったから、有咲にお願いした。
二人が戻ってくる間、皆と話してる時だった。
大学生B「お……君たち、暇~?暇ならあっちに知り合いいるから一緒にそっちで遊ばない?」
話し掛けてきた大学生がきた。いかにもナンパ男という感じだった。
しかも一人だけってよく漫画とかで出てくるの展開って数人のような気がするけど……。とりあえず断らないと、と思い答えた。
沙綾「私達、これからお昼ですし暇じゃないです」
大学生B「え~、こっちで皆と食べようぜ」
と、いきなり私の手を掴んで引っ張ってきた
沙綾「っ!あの、やめてください」
沙南「お姉ちゃんから手を離して!」
私が手を掴まれた時に沙南がそう言っていた。
香澄「ちょっと!さーやにそんなことをしないで!」
その後に香澄や純達が入って来たが、何故か執拗に私の手を放さずにナンパをしてきた。
"どうしよう"と思っていると、達人の声がした。
達人「あの~、なにか用ですか?」
沙綾「た、達人~……」
と、達人が来たことに安心した私は、達人の名前を呟いていた。
沙南「あ、お兄ちゃん!この人、お姉ちゃんの手を掴んだりしてくるの!やめてって言ってもやめてくれないし!」
純「沙南の言う通りなんだよ!姉ちゃん達が嫌がってるのにやめないんだよ!」
純と沙南の説明を聞いた達人が間に入ってくれたお陰で、手を掴まれてたのが放された。
有咲「沙綾、大丈夫か……!?」
沙綾「ちょっと強く掴まれたけど、なんともないから大丈夫だよ」
有咲「それなら良かったけど」
りみ「本当に大丈夫?」
沙綾「ホントに大丈夫だよ」
手を放された後は有咲達が心配してくれたので、大丈夫な事を伝えた。その後に達人の方を見てみた。
大学生B「お前、誰だよ……。こいつの何?」
達人「俺の"彼女"」
沙綾「……え?」
達人の言葉に驚いてしまった。
りみ「わ……」
香澄・おたえ「ストレートに言った……」
有咲(まさかここで言うとは……)
他の皆も驚いていた。純と沙南は偶然にも聞こえてなかったみたいで、香澄達の様子に?になっていた。
沙綾(か、彼女なんて……。お店の常連客の皆とかモカとかから達人の事とかで色々言われて恥ずかしかったけど……。本人の口から直接言われると比べ物にならないぐらい恥ずかしい……)
そんな風に思ってると、いつの間にか話が終わってたのか、達人が私の方を見てきた。顔が赤いことを聞いてきた時に、有咲が達人と少し離れた所で話をしていた。
その有咲の行動に助かったと思った。あのまま達人とは話が出来そうになかったから……。そんな事を思ってると、りみりんが声をかけてきた。
りみ「沙綾ちゃん……、さっきの達人くんの」
沙綾「す、ストップ……!言わないで。余計に恥ずかしくなっちゃうから。ただでさえ、達人からハッキリと言われて恥ずかしいから……」
りみ「あ、そっか。そうだよね」
沙綾「香澄もおたえもりみりんも、今日は……じゃなくてしばらくの間は、さっきの話はしないで……!お願い」
私がそう言うと、三人は頷いてくれた。話していると落ち着いたので一安心していると、有咲と達人が戻ってきた。けど、達人が私の顔を見た後に微かに顔を赤くして横に逸らした。
沙綾(……達人がそんな反応したら、私まで意識しちゃうじゃん。折角落ち着いたのに……)
達人の反応のせいに、落ち着いた私も意識してしまった。結局、午後は私と達人は意識しすぎて話すことが出来なかった。
有咲にもりみりん達と同じように、しばらくお昼の出来事は話題に出さないでとお願いしといた。
そして、夕方になった。
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~夕方~
~更衣室~
更衣室で着替え終わり荷物をまとめていると、沙南が船を漕いでいた。
沙綾「沙南、ここで寝たら駄目だよ」
沙南「んー……」
私は声をかけたが、沙南はそんな反応しかしなかった。
沙綾「もうしょうがないな……。おんぶして帰るしかするしかないか……」
私は沙南をおんぶして、荷物を持った。するとりみりんが声をかけてきた。
りみ「沙綾ちゃん、荷物持つよ」
沙綾「あ、本当?これだけ持っててくれる?」
りみ「うん」
りみに荷物を少し持って貰ってから、皆でトコナッツパークの入り口に向かった。入り口に着くと達人がもう待っていて、純も寝てるみたいで沙南と同じようにおんぶされていた。
その時に、達人と目が合ったが逸らされてしまった。……が、皆が揃ったので帰る事になり歩き始めた。
達人はりみとおたえと話をしていたから、私は香澄と有咲と話をしながら歩いていた。
香澄「今日は楽しかったよね~。ウォータースライダーはスピードが思ったより速かった」
有咲「私はあれにはもう乗りたくね~……。来年の夏とかに、また行った時は流れるプールとかでのんびりしたい……」
香澄「えぇ~」
私は香澄達としばらくトコナッツパークで回った感想を言い合う感じで話をした。すると、話の途中で香澄は次にどこに遊びに行くかと話題を振ってきた。
香澄がする話題の切り替えに、有咲はいつも通りに突っ込みを入れるのを見てから、私は夏祭りを提案した。
提案をして話が纏まるまでの流れが早かった。最終的に皆で行くという事になった。
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夏祭りの話をした後は、途中で皆と別れて今は達人と無言のまま商店街近くまで帰ってきた。
午後から、特にこれといった話をしてなかったから、何か話をしたいと思った私は思いきって声をかけた。
沙綾「達人、今日は色々ありがとね……」
私の口から出たのはお礼だった。
達人「……俺も純と沙南と遊べて楽しかったから」
沙綾「純達のもあるけど、それ以上に昼の時だよ。助けてくれてありがとう……」
達人「……うん」
沙綾「……それで、あの時にあの大学生に言った言葉って……「家に着いたよ」……あ……」
達人「家に着いたから、その話は夏祭りの時でいい?」
沙綾「……うん、分かった」
お礼を言った後、お昼の事を聞こうとした時に達人に遮られてしまった。そして達人は純をお母さんに預けて、そのまま家まで帰ってしまった。
玄関の所で、達人が出ていった玄関の扉を見続けていた。すると、いつの間にか純をソファーで寝かせて玄関に戻ってきたお母さんから、声を掛けられた。
千紘「沙綾、達人くんはどうしたの?」
沙綾「……分からない」
千紘「そう。……それで今日はどうだったの?楽しめた?」
沙綾「うん、楽しかったよ。けど……」
千紘「けど?」
沙綾「いや、何でもない」
お母さんにお昼の事を言いそうになったが、言ったらいじられる未来しか見えなかったから、言わないようにした。
沙綾「部屋にいるから、ご飯出来たら呼んで」
と、お母さんに伝えて2階に上がった。沙南を部屋に寝かせてから自室に向かい、ベッドの上でクッションを抱いて体育座りするみたいに座った。
沙綾(達人は、何で話を切り上げたんだろう……。それに夏祭りで話すって何?)
私はそんなことをしばらく考えていた。
沙綾(お昼での"彼女"、それを夏祭りに話す……。ま、まさか告白……!?いやいや、流石にそんな分かりやすい事はないよね……)
と考えたが、クッションに顔を押し付けながら"でも……"と思った。
沙綾(もしそうなら、嬉しいな……)
千紘「沙綾ー、ご飯出来たわよー」
沙綾「分かったー」
と返事をした私は、考えてた事を頭の片隅に追いやって、リビングに向かったのだった。
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そして、夏祭り当日になった。
今回は、昼での話がメインになってしまったので、遊ぶ描写は掛けませんでした。申し訳ございません。
次回は、達人と沙綾の二人とポピパの皆で、夏祭りに行く話です。バンドリのストーリー・「鼓動重なる花火大会」を題材した夏祭りの話を書いて投稿予定です。
ただ、投稿が遅くなると思いますので待って貰えたら幸いです。