仕事でわやくちゃしてて遅れました…
一日一回、感謝の投稿!
日付が変わってないからセーフ!
…相変わらず不定期掲載で申し訳ありません…。
そして、いつも誤字訂正をしてくださってありがとうございます!
この場を借りてお礼申し上げます。
追記
前話の後半部分を改稿しました。後出しになって大変申し訳ないです。そちらを見ないと違和感があるかと思いますので先にご覧ください。
苦い思いが残った最終試験だったが、新たな目標も出来た。キルアを連れ戻す、という事だ。今はハンターについての講習会だ。イルミはいけしゃあしゃあと残ってる。
その中でキルアの件でレオリオとクラピカと一緒にゴネたが通らなかった。残念だ。まぁ仕方ない。やはり彼の意志を確認せねばならない。彼にも修行をつけると言った手前もあるし、私自身も彼を追い詰めた責任がある。あれは今思うとやり過ぎた。私が口出しすべきでは無かったのだ。…だが、我慢が出来なかった。私は家族というものにこだわりすぎるのかもしれない。もっといい方法があったかもしれないが後の祭りだ。とにかく、用事が済んだら彼の家に行こう。
と、思っていたら、目を覚まして事情を聞いたゴンがやって来て、イルミの腕を掴んで責め立てた。いいぞ! もっとやれ! だが、イルミがなんかしようとしたら即念弾を撃つ準備だけはしておく。
イルミの腕が締め上げられ、骨が砕ける音がし始める。イルミも流石にオーラで圧をかけ、漸くゴンは手を離した。…撃たなくて済んだか。アレは完全に折れてるな。ざまぁ。そしてゴンさん、流石です。
講習後、皆はハンターライセンスについて話したり、連絡先を交換したりしていた。私もポックルさんやボドロさん、ハンゾーさんと連絡先を交換した。…ポックルさんには後で変な虫の調査はするなとそれとなくメールしておこう。
私はまだハンターライセンスを
ここから楽しい2連戦が待っている。楽しみでもあり、不安でもある。だが、やると決めた以上やり通さねばならない。特にヒソカが不安だが、何とかしよう。
ゴン達は、やはりキルアを取り戻す為にゾルディック家に向かうようだ。イルミに聞いていた。私は後から近づいて、用事があって2、3日遅れるが、必ず行くと伝えて彼等と別れた。
さて…やるか。
「待たせたかな?」
「とってもね❤︎」
「場所は決めたかな?」
「ここから北へ40キロの地点に広大な無人地帯がある…走ってボクについてきてよ♣︎」
「いいだろう。立ち会う者はいるかい?」
「そんなヤボな事はしないよぉ♦︎ とことんヤリたいからね♠︎」
「なるほど。じゃあ私の
◆
ヒソカは本当にウキウキ気分で、スキップでもしてるかの様に街中を走っていて、街の住民から避けられていた。私も似たような目で見られたが、同類と思われるのは心外だ。ちょっとあいつから離れて走ろ。
…離れて走ってもあんまり視線は変わらなかった。…何てこった。街は徐々に規模が小さくなり、田舎っぽくなり、遂には人や建物が無くなった。そして、そこから更に10キロ程進むと、荒寥たる岩石地帯が広がっていた。
「さぁ、着いたよ♣︎ 闘ろう❤︎」
「待て待て、話が先だ…闘る前に私の用事を聞いてからにしろ」
「しょうがないなぁ…で、何だい♦︎」
「
「……何でキミが知ってるのかなぁ? 不思議だねぇ♣︎」
「それは秘密。ただ、伝手があって情報戦は得意な方でね…。団長とはただ〝取り引き〟をしたいのさ。これが中々つかまらなくてね」
「ふーん…まぁいいケド♦︎ それが約束だもんね♣︎ でもキミ、この後それが出来るかなぁ?」
「出来るさ。それが私の〝希望〟なんだからな。私が勝ったらその情報を教えて貰う。そして、幾つか条件を飲んで貰おう」
「それはそれは…大変活きのいいことで…! じゃあそれでいいよ♦︎ ただしヌルい事してボクを失望させるなよ♣︎」
「その事については謝らねばならないな…。私は君を萎えさせるかもしれん」
「…どういう事だい?」
「私は
「……上等♣︎」
私は久しぶりに《纏》から抑えた《練》に移行する。これでも割と抑えてはいるが、大体顕在オーラで10000ぐらいは出している。
「…やっぱりね♣︎ ボクの考えは間違って無かったわけだ♦︎ じゃあ行くよ❤︎」
ヒソカは周囲の岩石にオーラゴムを複数貼り付け、私に飛ばしてきた。なるほど、直接は触れない様にしてきたか。まずは避ける! 岩石の雨あられを避け、彼に近づいたら、彼はゴムを離して地面を蹴り上げた! 凄い威力で地面が削れ、更に岩が飛び交うが、私も側面に大きく躱して更に接近する。
そこをヒソカは待っていたようで、手からオーラを飛ばし、私にくっつけようとするが、甘い! 直前で全て躱して懐に潜り込み、〝浸透勁〟を打ち込もうとした時、背後から岩石が迫ってきた。先程飛ばしたオーラか! 仕方なく躱すと、ヒソカもそれを避けながら、足から《隠》で隠したオーラを伸ばしてきて私にくっつけた。
やるね。ヒソカは足を振り上げ、ゴムの反動で私を上空に飛ばして、先程の岩石をこれまた手の反動でこちらに向かわせた。
空中にいる私。凄い勢いで迫り来る岩石。なるほど、普通ならここで詰みだな。だが、まだまだ。私は迫り来る岩石を「全て」粉砕した。
粉砕し終える直前にヒソカは足を振り下ろして私を地面に叩きつけようとしたが、私は衝撃と共に足から着地した。
「う〜ん、いいね♣︎ これでも駄目か♦︎」
「
「そうみたいだねぇ♠︎ じゃ、やり方を変えるしかないか❤︎」
彼から禍々しいオーラが噴き出す。…かなりの量だ。やはり彼は人類最高峰を凌駕しているな。しかもこれはテンションによって上下している。これだけの強さを誇れば対人での闘いに拘りたくなるのもわかる気はする。並び立つ者が殆ど居ないだろうからな。
そして…彼は一撃を狙ってるな。触れたらアウトと理解して、相打ちで一撃必殺するつもりだ。彼の感情がビリビリ来る。
…いいね。彼がどうやって「それ」を狙うか楽しみだ。恐らく狙うは顔面か首筋! 打撃も効果が薄いと知っているだろうから来るのは刺突か、斬撃だ。
これは怪物共と闘う時には得られない高揚かもしれない。ヒソカの気持ちが何となくわかってしまった。…〝人間〟とはやはり度し難い。
さぁ…来い。
一瞬の静寂の後、ヒソカが凄まじい勢いで地面を蹴って接近する! ストレートに来たか!? いや、絶対変化する! そう思って身構えると、オーラを周囲に飛ばし始めた! 周囲の大小の岩石にくっつけてる。そのまま接近し、5メートルまで近づいた時に能力を発動! ヒソカに向かって多数の岩石が迫り、そして「くっついた」。無茶をする…! しかし理にかなっている! 岩の鎧か! では攻撃して来る箇所に撃ち込む! と構え、彼のオーラのこもった手刀が近づいたのに合わせて私も手から〝浸透勁〟を撃ち込もうとして、まさに当たる瞬間に彼が
外された…! 次の瞬間再び反動で近づき、岩石ごと体当たりしてくる。舐めるな! と私は彼の身体に脱力パンチをお見舞いし、岩の鎧ごと吹っ飛ばした。岩の鎧は粉々に砕け、周辺に散らばる。ヒソカは後方に吹っ飛びながら告げる。
「
辺りを見ると、私に向かって岩が飛んでくる。先程の鎧か! 丁寧に《隠》で見えなくしていた。くっついている以上、避けられないと思って砕いたが、砕く側からオーラが纏わりつき、身動きが取りづらくなる。これが狙いか! そして、先程の足からくっつけたゴムを発動させ、私に再び接近する。今でも酷いダメージのはずなのに、全くその気配を見せず、むしろオーラを増大させてくる。
「チェックメイト♣︎」
彼は今度こそ私に向かって来る…流石だ。やはり彼は天才だ。あの一瞬の攻防でいくつ罠をはった? 私は戦闘センスでは絶対に敵わないだろう。
だが…
《練》!! そして、オーラを「物質化」!!! 擬似尻尾を複数作る!
「!!!!」
ヒソカも能力を解除して踏みとどまろうとするが、遅い!
ドスドスドスッ!
驚く事に、彼は〝あの状態〟から幾つか弾いた! …流石だ。だが、幾つかは貰ったな。使ったのは超強力な麻痺毒! チェックメイトだ。
「まいったね…まだ
「……よく流暢に喋れるものだ。〝それ〟は相当強力な奴なんだけどな。…卑怯とは言うまいね?」
「まさか…〝今回〟はボクの負けさ 認めるよ♦︎ でも、
「違わない…。だから、君の基準で言えば、一旦お預け、と言うところだな。だが、団長の居場所ぐらいは教えてもらいたいな」
「…8月30日正午、ヨークシン。そこで〝ヒマな奴〟の招集がかかってる 多分団長も来るよ♦︎ ボクも中々捕まえられないからね そこがチャンスさ♣︎」
「…なるほどな。『オークション』か。詳しい場所は?」
「それは自分で探しなよ、と言いたい所だけど、ヨークシンのスラム街から抜けた廃虚の一角さ♣︎ そこにアジトがある…サービスだよ❤︎」
「…ありがとう。助かった。お礼と言ってはなんだが、『この続き』はいつでもやろう。私も都合がつく限り出来るだけ応えよう。その代わり、私の縁者に手を出したらその話は無しだ」
「嬉しいなぁ…いつでも付き合ってくれるなんてサイコーだね! ボクももうちょっと遊べるようにしなきゃなぁ…♠︎」
「そういうわけで、ヒソカ、〝また〟な」
「キミって結構お人好しだね❤︎」
「………その〝毒〟は常人なら心臓麻痺あたりで死んでるぐらいの奴で、鍛えてても1ヶ月は動けない筈だが、君なら3日ぐらいで復活出来るだろう。ま、頑張れ」
そう告げて私は立ち去った。去り際に
「ツンデレ、かな♠︎」
とか聞こえたけど無視した。
ヒソカさんとの闘いは楽しいけど難しい…!