鳳えむの部屋にて。
絵名、えむ、穂波、雨の、
4人で、イラストや絵を描いていた。
絵名が、3人に教える様だが…
穂波は、必死で喰らいついて、焦っている様だ。
「絵名さん!子ども達に、絵やイラストを、
教える為にも、どんな、イラストや絵を、
描いたらいいですか?」
「なるほどね、じゃあ、
まずは…うーん、みんなで、
果物を描いてみようか、
オレンジとか、バナナとか、
マンゴーとか、キウイとか!」
「はい!」
穂波は果物を描いてみた!
(うん、トレースは、しっかり出来ているみたい)
と、絵名は感じた。
(穂波ちゃんは、自由に描いても、
お題があったりしても、
慌てて緊張しやすいかもね。それに比べて)
えむは、ニコニコしながら、描いていた。
「ニコニコ、いっぱい~!」
と、歌いながら、楽しみながら、描いていた。
「できた~!絵名さん見てください!」
と、えむはイラストを完成させた。
えむの描いたイラストは、
色とりどりの、果物のイラストだった。
「どれどれ?これは…フルーツがいっぱいだね。
それに…フェニーくんも!?」
「わぁ、可愛いね。
果物に囲まれながら、楽しそう!」
「うんっ!フェニーくんだよ!
普段は、フェニックスワンダーランドを、
お散歩しているんだ!」
「フェニックスワンダーランド?」
「あ、雨くん!
フェニックスワンダーランドはね、
とっても、楽しい場所だから、
今度、一緒に行こ!」
「う、うん…」
「絵名さん!あたしの絵、
子ども達が、ニコニコしそうですか!?」
「このイラストなら、大丈夫だと思う」
「やった~!ありがとうございます!」
と、えむが大喜び。
「でも、描くだけじゃなくて、
教えないといけないから、上手にできるかな…?」
「あ、そっか。
えむちゃんは、そっちも、知りたいのか…
小さい子が相手なら、思いっきり褒める事かな?」
「褒める?」
「そう。まずは、褒めることから。
良いところや、頑張っている部分を、
積極的に褒めるの。それから、直すべきところを、
優しくアドバイスしてくれたらいいと思うな」
「優しくアドバイス…
あのっ!あたし、誰かにアドバイスをするのが、
苦手で、どうしたら、上手に出来ますかっ!?」
「んーそうだね。じゃあ、練習してみよっか。
私が絵を描いてみるから、アドバイスしてみてくれる?」
「はーい!」
「絵名さん、姉さんみたいですね…」
「雨くん?」
「僕には、雪という、姉さんがいて…」
「へぇ~じゃあ、姉弟か…
私にはね、彰人っていう、生意気な弟がいるけどね」
「私にも弟がいます」
「穂波ちゃんにも?
じゃあ、三人共、姉と弟みたいな感じか…
なんか、いいかも?」
「あたしには、お兄ちゃんとお姉ちゃんがいます!」
「じゃあ、みんな、兄弟がいるんだね」
4人の距離が縮まった!
「絵名さん!なぞるの出来ました!」
「うん!トレースは、よく出来ているね」
「はい!わたしが、こんな風に描けるなんて、
絵名さんのおかげです!感動しました!」
「ふふ、良かったね。
これだけ出来るなら、次は見本を見ながら、
描いて真似することも出来そう!頑張ろ!」
「はいっ!」
(一時は、どうなるかと思ったけど、なんとかなりそう)
と、絵名は思った。